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雲 黒斎 著 サンマーク出版
著者の名前を読んで、まさか!?と思ったそう‥ うん こくさい さんである
続けて読むには、ちぃ~とばかり問題がある
何故こんな名前に?
それはP60に 「ハンドルネームの秘密」 として載っている
茶目っ気タップリの著者であるが、プロローグの冒頭には
こう書かれていた 2004年4月某日。
その日、僕は生まれて初めて心療内科の門を叩きました。
そして、エピローグには、こんな箇所があった
自分勝手に思い描いた劣等感と被害妄想は、日に日におおきくなり、
いつしか僕は 「いい子」 を演じるようになりました。
いい子でいれば、きっと嫌わないでいてくれる。
いい子でいれば、きっと認めてもらえる‥‥。
そして、思いっきり甘えたいという本当の気持ちをぐっと抑えて、
聞き分けのいい子を演じていたのです。
日々繰り返してきた演技が定着し、自分が演じていることすら
忘れてしまったころには、少々屈折した人格になっていました。
自分の中に生まれる衝動と、まわりの目を気にする自分との
折り合いがつかなくなり、「表の顔」 と 「裏の顔」 が
混在するようになっていたのです。
‥‥‥‥‥
まるでジキルとハイドのような生活を送る中で、
素の自分がどんな人間であるのかを、すっかり見失ってしまいました。
彼は徐々に自分の記憶が消えていく‥ という状況に陥っていたのだがそれでもなお放置しつづけていていたという
「あなたの精神状態は本当におかしい。
お願いですから、病院に行ってください」 という妻の声すら
無視しつづけていた彼だったのだが‥
ある時、妻からの写メールが届いたという
そこに映し出されていた画像は
真っ青なラインを堂々と浮かび上がらせた、妊娠検査薬
「こんな俺に、子供が、できた‥‥?」
彼はハッとして、見失ってしまった自分を取り戻すために
ようやく、心療内科の門を叩いたのだった
あの世の仕組みや、この世の仕組みを非常に分かりやすく、書かれている本である
過去、現在、未来のことも、時間という平面で捉えるのではなく立体的な次元で捉えるようにと、図解して説明してくれている
P218~
読んで字のごとくだよ。 「過去」 は 「過ぎ去った」 ということだ。 だから、もうない。 「未来」 は 「未だ来ない」 ということだ。
だから、まだない。
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