みきまるの優待バリュー株日誌

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Jun 21, 2019
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト89位







 投資哲学を作り上げる (フィリップ・フィッシャー著、パンローリング社)










 の第6弾です。









 今日は、 第3章 哲学は成長する から。




















 市場の下落を予測出来たら、持ち続けるのか売るのか?



 以前にも増して現在のわが国の株式投資の大半を形成している人たちの動きを見ると、投資家はある銘柄でそこそこの利益を得て、株価が下落する恐れがあるような場合には売り抜けて、その利益を確定させるべきだという考え方が大勢の様に思われる。



  だが、私の見方は少し違う。ある特定の会社の株式が目先天井を付けているかその近くにあるように思われても、そして近い将来に大きく下落することが見込まれたとしても、その会社の長期的な将来を見てまだ魅力を残していると判断できた場合には、私はその会社の株を売らない。



  株価が数年以内に現時点の水準と比べてかなり高い所で天井を付けると予想した場合には、私は持ち続けるほうが好ましいと思う。





 短期的な値動きの予想をするためには、景気全体の今後の水準について経済的に予測することが最初である。しかし、景気循環の変化を予想する予想屋の記録を見ると、全体的には散々な結果である。



 この理由から、いかに一生懸命スキルを磨いたとしても、短期的な株価の動きを60%以上の確率で正しく予想することは困難なのだと思う。




 90%の確率で正しい環境にいるときに、正しい確率がせいぜい60%しかない要因のためにポジションを解消してしまうということは理解し難い。




 さらに長期投資で大きな利益を取ろうとしている人にとって、勝率だけが唯一考えるべきことではない。もし経営がうまくいっていて資金繰りも十分な会社に投資しているのであれば、最悪のベアマーケットが来たとしても価値がまったくなくなってしまうことはない。



 したがって、リスク・リワード比を考えると、長期投資は割に合うのである。












 この章で、フィリップ・フィッシャーは、マーケットタイミングを計る投資法がうまくいかない理由と、長期投資が割に合う理由を鮮やかに説明してくれています。数十年以上前の著作でありながら、今の市場にもそのまま当てはまる金言です。







 まさに天才。





 それがフィリップ・フィッシャーなんですね。(続く)





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Last updated  Jun 21, 2019 03:01:08 PM
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