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ところがある晩、ウォーレンは激しい腹の痛みのために、「世界年鑑」や王冠のことが考えられなくなった。医者が往診に来て帰っていったが、気になったため再度往診に来て、ウォーレンを入院させた。ウォーレンは夜中に虫垂炎の手術を受けた。
あやうく手遅れになるところだった。ウォーレンは重体でカトリック系の病院に数週間入院していた。だが、看護師のシスターたちに世話をされるうちに、病院は心安らぐ別天地だと思うようになった。快復しはじめると、別の楽しみが訪れた。
ウォーレンのことをよく理解しているイーディス叔母さんが、おもちゃの指紋採集セットをくれた。ウォーレンはそれの使い道を心得ていた。シスターひとりひとりに、自分の病室に寄ってもらい、指にインクをつけて指紋を採った。
家に帰ると、ちゃんと整理してとっておいた。どうせ遊びだろうと家族は思っていた。シスターの指紋なんか、だれが必要とするのか? だが、シスターのだれかがいずれ犯罪を犯すかもしれないというのが、ウォーレンの理屈だった。
その場合、ほかならぬウォーレン・バフェットだけが、下手人の身許を突き止める手がかりを握っている。

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