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昨夜、名古屋から帰宅しましたが、那須塩原駅を降りたら零下3度で、寒さに驚きました。名古屋も結構寒く感じましたが、絶対的な寒さでは那須とは比べようがありません。さて、今日は何となく続けている描くという行為に着いてです。今の私は、描くというよりは、文章としての表現が中心になっているのですが、過去にはいろいろな方法で表現していたのです。幼少期は、音楽が表現の主体になっていました。最初はヴァイオリンで、次はピアノで。でも、自分自身の表現とは自覚していませんから、前世記憶とつながった方法でもあったかも知れません。幼稚園の頃からは、音楽と並行して絵を描くことも加わりました。これも変なもので、最初は教わったわけでもなく抽象的な変な絵を描いていました。しかし、父の友人の画家は、その絵の方が面白いと評価していました。小学生になると、具象的な絵に転換し、素人受けするようになりましたが、面白くない絵になりました。絵と入れ替わりに、言葉による表現に目覚めました。当時の友人の一人が非常に個性的な絵を描く特技を持っており、私は凄くいい絵だと評価していたのですが、教師も家族も気味が悪い絵を描く変な子だと、私が彼と付き合うことを反対したほどだったのです。私は、それでも彼と付き合いつつ、彼が描く絵に対する物語を語り、それをまた彼が描くという漫画家と原作者のような関係を小学校を卒業するまで続けました。彼は好人物であったと私は信じているのですが、高校以降他人に理解されず、問題を起こして行方不明になってしまいました。高校になると、勉強の方が大事になってきたのですが、ちょこちょこと出来事を日記風に綴ることを始めました。大学に入ると、日記風記録が増えていきました。一頃連載していた大学当時の恋愛小説は、この時の日記が原作です。大学卒業から、就職、結婚まで1年半だったのですが、この頃も大学の延長で日記風に綴っていました。何故か、結婚後は、事実ではない小説も交じってくるようになりましたが、当時はまだ前世記憶シリーズはありませんでした。1995年、選ばれて35日間6か国を巡る海外研修の旅に出ました。その時、不思議な経験が続き、帰国後、パリを舞台にした恋愛小説を書くことになりました。これも、一頃ブログに連載していましたので、興味がある方はお探しください。ところがこの小説、前世記憶が絡んできます。特に、レムリアの前世記憶については、この小説を書いていた時に主人公の前世記憶とつながる形で浮かび上がってきました。同時に、妻も同じ記憶を持っていることがわかってきました。この点でも、レムリアの前世記憶が、前世記憶シリーズの原点になっています。そして、元々の霊感とも結びついて表現の幅も広がっていくことになりました。何時まで続くのかわかりませんが、自分で描いているというよりは、記憶をそのまま表現していたり、誰かの呼びかけを反映しているような形で綴っています。以前に触れましたが、私の著述、全ての登場人物の人格を抱え込んでいく方法で描いています。ですから、ブログが予告なく途切れた時は、個々の人格と自分の人格の統制がうまく取れなくなった時だと考えてください。
Jan 29, 2011
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今日の名古屋は概ね晴れていましたが、夕方歩いていて息が白くなる寒さでした。さて、生命の永続性は、遠大なる命題です。ただ、これも不思議なもので、原始的な宗教下では、輪廻転生による生命の永続性は当然のことと信じられていたようで、キリスト教についても、否定しだしたのは中世以降のことと思われます。まあ、それでもキリスト教会から聖人に列せられ、あるいは幻視者に認定された神父や修道女の多くが、輪廻転生は存在することを認めていますから、否定したこと自体がおかしいのですが。現在、輪廻転生を信じているかについては、国、宗教によって大きな差がありますが、その中では日本はむしろ特異な存在と言えます。日本人は、宗教的に見ると、無神論者ではなく多神教信者なのです。日本人の信仰のベースになっているのは、アニミズム的神道思想で、全てのものに神が宿るとの思想は、大変柔軟に他の宗教をも受け入れます。大体、日本人の宗教観は、冠婚葬祭との結びつきが深く、結婚式は神道が多数派ですが、クリスチャンでもないのに教会で挙げることも多く、子供が生まれればお宮参りも当然、死んだら葬式は仏教が多数派なんて国、他にはありません。日本人、信仰しているのは宗教だけではないのです。科学信仰とも言うべきものもありますから、話がややこしくなるのです。日本人で輪廻転生を信じない理由は、霊魂の存在が科学で証明されていないからと、自分が体験していないかであり、結局は、科学信仰によるものなのです。科学では最先端を行ってそうなアメリカでは、国民の半数以上が神が世界を創造したと信じているのとは大きな違いがあります。そもそも、世界のほとんどの民族では、神の存在イコール自分の存在のアイデンティティーであり、自分自身の存在に対するアイデンティティーを神あるいは宗教に求めない日本人は、特異な存在なのです。私自身は、自らの経験を大変科学的に検証して、霊魂が存在し輪廻転生していると考えるべきとの結果に達したわけで、科学信仰も捨ててはいないわけです。前世があったと考えなくては、特定の人物の視点による過去に実際にあったことの記憶を持っていることはおかしいし、3歳の時に楽にヴァイオリンが弾けたり、今も陰陽道や密教の供養法を操ったりできることの説明もつきません。まあ、話せばめちゃくちゃ長くなりますから、更に詳しく知りたい人は、ブログの前世記憶の書庫をご覧ください。なお、私、宗教は否定しませんが、他人と自分を傷つける行為は否定します。
Jan 26, 2011
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今日の名古屋は、天気は良かったのですが、妙に寒い一日でした。昨日、今日と仕事帰りにまた散歩してみました。昨日は、仕事先から熱田神宮までバスに乗ってみました。隣のおっちゃんたちが、市長選の話をしていたのですが、笑えました。「税金払いたくないやっちゃ、前の市長にいれるわな。税金払いたいやつは、別の候補にいれるわなあ。でも、税金払わんと、何もしてくれへんわ。民主党と同じやないか。」おう、ようわかってらっしゃる。以前なら、地方公務員は、安い給料ながら楽な仕事というイメージがあったのですが、近年仕事の割には高い給料とみなされるようになってきたため、心の貧しい人たちのひがみ根性から、前名古屋市長や、失職した九州の変人市長みたいな人を支持する人も出るのでしょう。まあ、名古屋の前市長の方が議会と話をするだけましですが、そもそも、今時潤沢な財政状況の地方自治体なんてありえないのですから、減税を強行すれば、行政サービスの低下に直結します。そうなると、金のある人々は、自分たちで何とかしますが、貧しい人たちの方が、行政サービス低下の影響を深刻に受けます。つまりは、弱者切り捨てにつながることを、有権者はもっと知るべきです。脱線しましたが、熱田神宮に着いて、夕やみ迫る中、またお参りしました。すると、また出たのです。出たと言っても、お化けではなく、またも立ったままずっとお祈りしている女性です。前回は闇の中でしたから不気味でしたが、今回は、賽銭箱周辺がライトアップされていたため、丸見えで、物好きの若い女性にしか見えませんでした。それでも、もし前回と同じ女性だったら、やはり不気味です。私、霊感があって供養もできますから余計なお節介で神様の代弁をさせていただきます。「他力本願のお参りしとる暇あったら、自分ができることもっとやらんかい。」さっさとお参りを終え、神宮前からは徒歩で、金山経由で伏見のホテルまでウォーキング約1時間で、一日終了。で、今日はと言うと、東海通から地下鉄に乗り、上前津で降り、大須観音商店街へ。万松寺にお参りした後、何やら人だかりがしているスーパーがあったので入ってみました。すると、人だかりがしているだけあって衝撃的安さ。思わず250円弁当を買ってしまいました。商店街を進んでいくと、有名なブランド安売り店?「コメ兵」発見。私、欧米での経験から、ブランドものはそれなりの階級の者が待ってこそ輝くものだと考えていますから好きではありませんが、見て歩くだけでも楽しいものがあります。その後、大須観音にお参りしました。すっかり暗くなっていたこともあり、お参りする人はまばらでしたが、観音様だからか、何故か女性ばかり、しかも日本人ではない人もいて、なかなか国際色豊かでした。そして、ここの参拝者は、皆さっさとお参りしてじっとたたずんでいる人は皆無で、一安心。大須からは、昨日と同じ経路で伏見のホテルまでウォーキング。昨日よりは大分距離は少なく、30分ぐらいでホテルに着きました。ホテルに着いてから、250円弁当をチンして食べたのですが、チキンカツ弁当ながら、チキンカツが超大盛りで、満腹になりました。これはお勧めです。さて、明日はどこを歩こうか。いや、それ以前に仕事の心配をしなくては。
Jan 25, 2011
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今仕事で名古屋に来ています。流石に那須ほどは寒くはないのですが、それでも結構寒くて驚きました。さて、21日に高血圧が副腎の異常の可能性があるとのことで、CT検査を受けました。最近、手術だけでなく検査にも承諾書にサインが必要になっているようです。造影剤の危険性やら何やら説明してくれるのは有難いのですが、世の中100%はありえないし、少々おかしくなっても、それは運だと思っていますから、何でもやってくれと私はむしろ楽しんでいました。それから、何でもかんでも大きな病院との風潮も疑問です。私は、入院していた関係で最初は病院で受診していたのですが、病院の予約しても待ち時間3時間診療3分に嫌気がさして近所の個人医院に変えたのです。待ち時間はほとんどありませんし、何かあれば今回の検査のようにちゃんと大病院を紹介してくれますし、紹介状を持っていけば直接受診するよりも待ち時間も少なくて済みますし、いいことづくめです。先日栃木県知事も、地域の中核病院の救急外来を受診した患者の9割は救急診療の必要がなく、本当に救急診療が必要な重症患者の診療に支障が出ているので、近所の個人医院で通常診療を受けるべきであること、救急診療の必要性の疑いがある場合も、休日当番医がいるので、そちらを優先してもらいたいこと、むやみに救急車を呼ばないようにしてもらいたいこと等を、ラジオで呼びかけていました。実際、これからディズニーランドに連れて行きたいからと、朝救急診療で子供の風邪薬を要求するアホな親がいましたから、呆れます。我が家、救急で受診したのは、長男が風呂場で転んで額を大きく切った時と、妻の不正大量出血、母の脳梗塞、私が屋根から落ちて肋骨5本折った時の4例だけで、それも全て私が運転して病院に連れて行きました。自分の骨折の時も運転していったのですが、受診した病院の方が、当方では対応できないと救急車を呼んで転送してくれました。普段から健康に心がけていれば、大抵の症状は、自宅で安静にさせているだけで事足りるものです。脱線しましたが、紹介で地域の中核病院でのCT検査を受けたのですが、放射線外科の医師と楽しくお話をしながらで、造影剤を静脈に注入すると、説明通り体が発熱し、特に掌と背骨に沿って背中からお尻までわっと発熱しましたから、喜んでいると、看護士さん、半ば呆れながらも、皆あなたのように楽しんで検査を受けてくれるとありがたいのですが、とこぼしていました。俺は病気だ、死ぬかもしれない、なんて顔で検査を受けていては、よくなるものもよくならないと思うのですが、如何でしょう。それで結果なのですが、CT検査のフィルムを受け取って、また近所の個人医院に戻って説明を受けたのですが、副腎には全く異常がなかったのですが、思わぬものが映っていました。それは、結構大きな結石で、腎臓の真ん中に位置していました。医師は、「大きすぎるので尿管には出ませんから、かえって安心ですね。」とのこと。しかし、今までの経験から言うと、何かの拍子に結石が腎臓内を傷つけると、血尿が出たり、腰痛症状を呈するもので、このところ時々腰痛がしたのは、恐らくこの結石が原因だと思います。以前ならば切らなくては取り出せなかったところですが、近年衝撃波で粉々に破砕する方法も普及してきましたから、何かあればそれで治療することになりそうです。血圧の方も、徐々に落ち着いてきたようですし、自分の症状を楽しむ余裕がある分、まだまだ大丈夫でしょう。何事も、楽しまなければ損です。今日の画像は、メジロと争って器のカルピスを飲むようになったヒヨドリです。
Jan 24, 2011
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何日かお休みしましたが、那須はまだ雪が残っています。今私は3台のノートパソコンを使っているのですが、自宅のメインコンピューターになっているデルのインスパイロンが、トラブルこそ余りないのですが、ダブルコアのAMDトゥリオン64にメモリー2ギガ搭載にもかかわらず、OSがヴィスタのためか、ウィンドウズXPのネットブックよりも起動は遅いし、使い勝手は今一つなので、最新のコアi5搭載のインスパイロンN5010を買って、今のデルを息子に譲ることにしました。最新のパソコン、ウィンドウズ7の64ビットのためか、コアi5のためか、並行して作業をさせても、今までのパソコンよりもずっと速い。しかも、以前のインスパイロンよりも、オフィス付きで7万少々と5万も安い。とまあいいことずくめでよかったのですが、以前、今持ち歩いて愛用しているレノボのイデアパッドをアップグレードした経験がありますから、旧インスパイロンも、ウィンドウズ7にアップグレードしてみることにしました。今回も、アルティメットへのアップグレード用のソフトが、オークションで安く手に入ったので、取り掛かったのですが、イデアパッドと違って、最初でつまづきました。アップグレードアドバイザーのDVDを入れてみたら、いっぱいソフトが入っていたため、Cドライブに空きが少なく、アップグレードの要件を満たしていませんと出たわけです。それで、一生懸命削除して要件の約13ギガまで空き容量を増やしたにもかかわらず、まだできませんとの変な結果。折角削りまくったので、アドバイザーを無視してウィンドウズ7のDVDを挿入してみたら、意外にすんなりアップグレードできました。ヴィスタの時よりも明らかに起動も終了も速くなったので、めでたしめでたし。しかも、デルのインスパイロン、工場出荷時のイメージとやらを、バックアップのEドライブに保存してあるようなのですが、ふつう削除できないはずのもののようなのですが、何故か削除できてしまったためか、ヴィスタが完全に消滅しており、Cドライブの空きが、アップグレード前よりも増えて18ギガになるという不可解な結果にもなりました。そうかと思えば、意外な落とし穴がありました。ソフトを削りまくった時、ネットストレージの優れもの、ドロップボックスを削ったところ、なんとドロップボックスの内容も全て削除されてしまったのです。業務用の文書も全てドロップボックスに入っていましたから、一瞬青くなりました。これ、元に戻すことは可能なのですが、何千個もの文書があったため、大変面倒くさい。幸い、内容はすべて外付けハードディスクに保存したあったため、それをもう一度ドロップボックスに書き込むことで、一件落着。でも、2台のウィンドウズ7パソコンに更新が何百件と一挙に入ってきたり、新しいパソコンにメールソフトや無線LANを設定したり、いろいろあって、1日仕事になりました。しかし、この面でもコアi5の凄さがわかりました。ヴィスタの時にも、一回工場出荷時に戻したことがあったのですが、元に戻すのに3日かかったところを、新しいインスパイロンでは、それこそあっという間に更新できてしまったのです。なんとかと畳は新しいほうがいいといいますが、パソコンも、ハードもソフトも新しいほうがいいということでしょう。皮肉なことに、ヴィスタよりは古いウィンドウズXPの方が起動は速かったのですが、7は、それよりも明らかに速く、終了も速いからイライラせずに済みます。これだけでも、新しいパソコンにする価値はあるかもしれません。今日の画像は、庭に来たメジロです。2羽で仲良く飲んでいるものは、なんとカルピスなのです。
Jan 22, 2011
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雪が続きましたが、今日は暖かな一日でした。しかし、何故か朝起きると調子が悪かったのです。こんな時は、血圧がとんでもなく高くなっているもので、起きたばかりで170/120というところなのです。でも、起きて10分ぐらい体を温めていると、調子が出てきて逆に血圧が下がって、何とかなっています。とりあえずは、明後日CT検査です。何かわかるのかわからないのか、まあ、薬も倍にしたら少しは効いてきたようですから、それなりに何とかなるのでしょう。とにかく、突然高血圧になったのが不思議で、原因は一昨年の怪我しか思い当たりませんから、できる限り原因を探っていきたいと思います。家でのんびり猫と和んでいるのが、一番の薬かもしれません。画像は、猫タワーの猫つぐらに窮屈に2匹で入っているミカンとミトラです。
Jan 18, 2011
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今日も那須は雪でした。土日と夜雪が積もり、昨日、今日と朝から雪かきをしました。2日続けて雪かきをしたのは、十数年ぶりです。しかし、幸運だったのは、昨日だけでなく、今日も振り替え休日で仕事が休みだったことです。通勤する日は、雪が積もると朝5時から雪かきをして、出勤するのですが、昨日は8時、今日は7時までゆっくりできました。今回の雪、サラサラで雪かきも楽だったのですが、つまりはそれだけ低温だったということで、昨夜は19時の時点で気温マイナス4度でしたから、今朝はマイナス8度はいっていたでしょう。昨日今日、通勤がなかったことも幸運でしたが、それ以上に幸運だったのは、土日月3日続いた東北新幹線のトラブルを避けられたことです。これ、土日は休日だろうと言われそうですが、私土日の出張も多く、今年も元旦から出張しているのですから、3日連続でひっからなかったのは、幸運としかいいようがありません。でも、東北新幹線のトラブルは大変少ないので、3日連続起こったことの方が珍しく、17年新幹線で通勤していますが、記憶にありません。不思議なもので、普段の通勤でも、那須塩原から東京に通っていても、交通機関のトラブルの影響を受けたことは稀です。そう言えば、17年前の今日も、東北新幹線で通勤していたのですが、朝7時3分那須塩原始発の新幹線に乗り込んだ時点で、車内アナウンスで「今朝関西地方で大きな地震が起きた模様で、東海道新幹線が不通となっていますから、お急ぎでない方は、関西方面への移動はお控えください。」との一報を受けました。東京で新幹線を降り、新橋まで山の手か京浜東北に乗って、それから麻布台の事務所まで歩くのが日課なのですが、その年、海外研修が予定されていたため、FEN(米軍関係者向け英語のラジオ放送)を聞いて歩いていました。すると、そのニュースの一報は、関西で大きな地震があり、死者5名とのものでした。しかし、事務所についてテレビをつけると、神戸近辺で家屋の倒壊と火災が発生しているニュースが生々しく放映されていました。不思議なのは、当時の村山首相、大震災を知ったのは私よりも遅い10時過ぎ、現地に駆け付けたのは救助犬よりも遅かったため、「犬より遅い、村山首相。」と叩かれました。しかし、私は、村山首相本人よりも、緊急事態なのにそれを伝えなかった側近の責任だと思います。脱線しましたが、関西大震災よりも、もっと危なかったのは同じ17年前の平成5年に起きた地下鉄サリン事件です。私の正式な通勤経路は、東京からは、丸の内線霞が関乗り換え日比谷線神谷町まで地下鉄利用なのですが、当日地下鉄がサリンで大変なことになっているとき、私はたまたま地下鉄を使わずに地上を歩いていたのです。それで、神谷町駅にさしかかった時、駅の入り口をブルーシートで被い、救急車が10台ぐらいわっと来たところでした。神谷町駅でも、確か3人ほど死んでいますから、これまた大変幸運だったと言えます。何となく気乗りのしない時は、通勤経路を変えてみたり、思い切って休んでみるのも一法です。那須塩原、今もまだ雪が降っています。明日の朝また積もっていたら、急ぎの仕事もありませんから無理せず休むことも選択肢の一つでしょう。画像は、雪の我が家です。
Jan 17, 2011
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昨日は、千葉の義姉のお店まで往復してきたのですが、またも猫を預かりました。幸い、大変おとなしくて人懐っこい黒猫で、福島の妻の実家の甥が欲しいというので預かったのですが、場合によっては我が家で引き受けることになるかもしれません。いずれにしても、この子も飼われていて捨てられたようです。生き物、飼うからには、最後まで責任を持って買ってほしいものです。さて、猫はよかったのですが、帰りの高速、佐野から雪になり、まあ、この程度なら大丈夫と思っていると、鹿沼を過ぎたら路面も白くなってきて、宇都宮から西那須野塩原間は、先月25日の福井県内並みの暴風雪でした。流石に、プリウスとは安定性が違い、ゆっくり走っている分には不安はなかったのですが、一つ気になることがありました。それは何かというと、高速道路の管理です。以前の経験から言えば、高速道路、余程の大雪の時以外は路面に雪が積もってしまう前には除雪車が出動していたものですが、今回、岩槻、西那須野塩原間の下り車線を走行している間一度も見かけませんでした。その辺の対応、高速千円以降悪くなったように思われてなりません。まして、無料化なんて言い出したら、どうなることやら、怖くて走れない高速になりそうで心配です。それでなくとも、道路交通法を知らない、走行車線に車がいないのに追い越し車線を占有し、追いつかれても頑として譲らないアホも激増したように思います。たとえ走行車線に車がいても、追い越し車線を走行する車は、追いつかれたらゆずる義務がありますし、海外では追いついたら先を争うように避けてくれますし、追い越し車線で追突されたら、追突された方が悪いのです。高速よりも、一般道の方も、道路関係の予算削減のあおりで除雪車の手配がつかなくなっているという事実もあります。これ、ガソリン税暫定税率で充当されていた道路予算とも関係はあるのです。確かに以前は予算消化のための道路工事がよくありましたが、管理費用もねん出されていたわけで、命にかかわる大切な予算まで仕分けしてもらってはこまるのです。今日の画像は、ウサギ小屋に隔離された預かり猫です。耳が、彼女の気分を物語っています。
Jan 16, 2011
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寒い日が続きます。民主党政権、いよいよ空中分解しそうで、実は期待しています。というのも、今までの政治がいかにも悪かったかのように国民の不安をあおって、結局余計悪くしているに過ぎないやり方が気に食わないからです。大体、私を含め今の50代以上の日本人、結婚するのも子育てするのも、将来の不安なんて考えずに進んできたものです。将来の不安があるから、手当てを出してやろう、それなら子育てしてくれるだろうなんて考え自体が間違っていると思います。外国と比べた際の日本人の美徳の一つは、社会福祉に頼らずに進んできたことです。その分、税負担も軽かったわけで、それも将来に対する不安を軽減する効果もあったのです。今の状態で社会福祉のみを推進したら、税負担で逆に若者の不安をあおる結果にしかならないと思います。人気取りにやったことなのか、野党時代の民主党の反対によるガソリン税暫定税率一時廃止で、公共事業が一時ストップし、まず建設業者に深刻な影響を与えました。その後政権を取ってからの「コンクリートから人へ」なんてとんでもない考えで、日本が誇る建設産業を否定し、ガソリン税の時に借金して運転資金を賄った建設業者の多くが倒産の憂き目にあいました。そして、建設業に従事していた多くの人の職を奪ったわけで、特に地方の景気の悪化を招きました。その辺の図式を民主党を支持した国民は理解していたのでしょうか。菅総理の雇用優先は、正しいことだと思いますが、鳩山政権が支離滅裂に行ったことのしりぬぐいは到底しきれないと考えるべきでしょう。金もないのに大風呂敷を広げた結果どうなったか、国民も理解したものと思います。私は、54歳ですが、既に子供たちも育ちあがり、二人だけの生活になっています。これは、とにかくできることはやってみようと進んできた結果なのです。23歳で結婚し、24歳から28歳で3人の子供をもうけ、30歳で家を建て、仕事も一生懸命してきた結果なのです。妻とも話しましたが、将来の不安なんて考えていたら何もできなかったと思います。確かに若い頃の苦労はありましたが、それも喜びであり、その結果が今の夫婦の、そこそこ余裕があって、幸せで安定した生活につながっているのです。それに対して今の若い世代、結婚もしない、子育てもしないは、単にそれが不安であり、怖いからではないでしょうか。男女の別なく、仕事に逃げるのはある意味現実逃避です。今は仕事、なんて考えていたら、何時まで経っても家庭は持てず、仕事も中途半端になることを知るべきです。仕事も頑張り、家庭も持ってやろうと考えないと、結局人生豊かにはできなくなるものなのです。この面でも、将来に対する不安をあおっておいて、子ども手当を支給するから子育てしてもらおうなんて民主党政権の考えは、本末転倒なのです。とにかく、できることは全てやってやろう、年金なんかに頼らない生活を目指してやろうという意気込みを若い世代に持ってもらうことの方が大切なのです。そのために必要なものは、むしろ、無駄遣いです。公務員も減らしてはいけません。過剰な優遇はなくすべきですが、民間では採算の問題でできないことを請け負うのが公務員なのですから、弱者救済の面からも、減らしてはいけないのです。また、天下りも、公務員の配置転換と考えるべきもので、むやみに天下りを制限した結果、公務員の新規採用が減り、他の産業にも影響し、新卒者の内定率低下に直結しているのですから、民主党政権不況と言っても過言ではないと思います。他にもいっぱいおかしなことをやっていますが、それは別の機会にしましょう。
Jan 14, 2011
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昨日、今日と、零下5℃のめちゃくちゃ寒い那須です。昨日は、20日分のつけを一気に片付けるべく、東京の事務所で仕事の一日だったのですが、高血圧、重症の値に入ってきたため、今日は休んで病院に行きました。何故か、病院で測った方が、家よりも低い数値なのが皮肉ですが、塩分取り過ぎが問題とか言われても、大阪出身のためか、減塩食といわれるぐらい元々薄塩で、食生活には問題がなさそうだし、一昨年の事故後突然高くなっているので、原因は肋骨5本折れた事故ぐらいしか考えられないと再度聞主張してみました。すると、確かに副腎の腫瘍が原因で突然高くなることもあるとかで、大きな病院でCT検査を受けることになってしまいました。とりあえず、錠剤の大きさが倍になったのですが、来週金曜日には精密検査に別の病院で受診することになりました。腫瘍なら手術が必要かもとかで、少々大事になってきたような高血圧です。画像は、猫タワーでくつろぐニャチです。彼女、我が家の猫たちでは最重量級なので、そのうちこの猫用ハンモック?穴が開きそうです。
Jan 12, 2011
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3連休最終日、昨日は血圧が高いな程度だったのですが、昨夜は、頭痛から始まって、発熱、発汗、下痢、嘔吐の4連続、めちゃくちゃ寒い中ですから、汗かいて布団から出ると、あっという間に体が冷却されるわけで、体が冷え切るとまた頭痛がし、まともに眠れぬ一夜を明かしました。よく似た症状、霊障の時にも出るのですが、そのような際は、猫が注目しますし、夜の友、愛猫ミトラは、私の隣で呑気にぐっすり眠っていましたから、今回は、純粋に体調不良でしょう。幸い、今日一日半分眠って過ごして割と元気になりましたが、血圧も上は160を超えたままですし、いろいろな原因がまざってのことのようです。酒もたばこもやらず、食事も健康的であって、体力的にも結構優れていても、54歳ともなると、そろそろガタがきても不思議はないのでしょう。今日の画像は、ストーブの前でぐっすり眠るミトラです。
Jan 10, 2011
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久々の3連休、寒さのせいか疲れのせいか少し不調です。今日も、那須は晴れていたものの山は雪で寒く、図書館に出かけた以外は、家で雑用の一日だったのですが、朝一番の血圧は、上が160下が115、立派な高血圧の数値です。でも、脈の方は71ですから、決して速くはなさそうですが。とにかくこの高血圧、どう考えても一昨年の骨折と関連していると思うのですが、医師の方は関連がわかりませんの一点張り、しかも薬の効果も疑問なのです。確かに一頃は130/90ぐらいで安定していたのですが、1年ぐらい薬を服用してみて、飲んでも飲まなくてもほとんど同じであることを発見し、しばらくやめてみたところ、3か月を超えたあたりからまた上昇してきました。そこでもう一度薬を飲んでみたら、頭痛と吐き気がするようになりました。何度か試してみたのですが同様なので、体質が変わったのか、薬があわなくなったとしか言えないようです。それで、別の医者に行って違う薬を処方してもらったのですが、今度の薬は、副作用はないものの最初から効き目がない。どうなっているのやら、不思議だなあと思っている毎日ですが、今日は175/115と今までの最高記録を更新(脈は変わらず70前後なのですが。)しましたから、連休明けの12日ぐらいにはもう一度病院に行ってみるしかなさそうです。大体我が家、大阪出身の私の影響で以前から減塩食なみの塩分しかとっていませんし、少々太目の70キロ台とはいっても、それほどメタボでもありませんから、原因も一昨年9月の肋骨5本骨折しか思い当たらない。それに、高血圧だからといって、それほど不調でもありません。電車の乗り換えで、12月28日には大宮駅でダッシュして上越新幹線から東北新幹線乗り換え30秒をやりましたし、走っても6リットルの肺活量のおかげか、大して息切れするわけでもありませんから、特に何かが変わった気はしないのです。それなのに、治療しなくてはならないものなのか、戸惑っている毎日です。画像は、ストーブの前でくつろぐ夏目とアシメです。柄も似ていますが、親子のように仲良くしています。
Jan 9, 2011
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ようやく我が家に戻ってのんびり3連休を迎えていますが、昨日は20日ぶりに事務所に出たら、仕事満載、しかも、誰かが私のパソコンを操作した後、シャットダウンをいい加減にしたらしく、電池は切れてるし、電源入れてもフリーズしたままだし、しばらく動きませんでした。午後から会議で浅草に出かけたもので、昼休みなし(ここ10年ばかり、昼休みを丸々休んだ覚えがない。)で仕事したものの、課題のいくつかは11日に回すことになりました。さて、誕生日に、自分にプレゼントを買ってみました。それは何かと言うと、クラシックのCD計24枚です。それでも、オークションで安く手に入れたため、送料込10300円でした。ちなみに、どんなCDだったかと言うと、アルトゥール・ルービンシュタインの10枚組、ウラディミール・ホロヴィッツの10枚組に、ヤッシャ・ハイフェッツの3枚組と、マウリツィオ・ポリーニのベートーベンソナタ集1枚でしたから、ポリーニ以外は往年の名手たちです。50年前にヴァイオリンを弾いていた頃と、同じく35年前ぐらいまでピアノを弾いていた頃の思い出のレコードが、ちゃんとCDになっているのですから、世の中便利なものです。しかし、名手ハイフェッツには複雑な思いがあります。我が母、大変音感がよく、祖母に至っては、どんな曲でも一回聞いたら琴で弾くことができましたから、モーツアルトと同じようなことができたのです。それで母は、3歳の私が弾いているのと世界最高の名手ハイフェッツの演奏を比べ、あんな風に弾きなさいと命じ、私が渋ったりさぼったりすると、殴る蹴るの結構ひどい目にあいました。それでも、音楽自体は好きだったのですが、家庭の事情が許さず、ヴァイオリンもピアノも、ずっと続けることはできませんでした。それでも、3人の子供たちがピアノを習っていた頃は、十分教えることができましたが、3人とも中学生でやめると、私も全く弾かなくなってしまいました。それが、もう一度聞いてみたくなったのは、昨年母も亡くなり、全てを許し、感謝する心境となったことともつながっているのかもしれません。今回買ったCD、古いものは1928年、多くは1950年台の録音ながら、十分聞ける音質であり、何と言っても最高の名演集ですから、ウォークマンにダウンロードしてじっくり楽しむことにします。
Jan 8, 2011
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昨日鳥栖での仕事を無事終え、博多泊午後の飛行機で、のんびり帰宅しました。今朝は、お気に入りのフローラルイン西中洲の朝食を楽しんだ後、福岡空港発までの3時間を利用し、雪のちらつく中でしたが、福岡市美術館で開催されていたシャガール展を見てきました。今回の展覧会、カンディンスキー等のロシアの画家たちも紹介されていたのですが、早逝してしまった愛妻ベラが、彼のミューズとなっていた美女であったことは有名ですが、ロシア・アバンギャルドの女流画家として有名なナターリヤ・ゴンチャローワも、絵は男性的に思えたのですが、意外な美女で驚きました。しかし、シャガールの絵、よくよく見ると、いろいろな象徴が書き込まれていますし、情念がこもっていて結構恐ろしいものに感じました。ベラとの新婚当初に描かれた二人の絵についても、幸せなはずなのに、妻ベラの表情に将来を暗示するかのような暗さがあって怖い絵でした。福岡市美術館での開催は10日までなので、九州地区のシャガールファンは、是非見てください。シャガールの絵の中で、私が一番怖いと思った絵は、栃木の宇都宮美術館にあります。「青い恋人たち」という題名で、しあわせそうな二人が描かれていますが、そこに描かれた愛妻ベラは死人なのです。死人を生き返らせようという情念も感じられる恐ろしい絵です。機会があれば、是非ご覧ください。昨日は更新をさぼりましたが、私の54歳の誕生日でした。1人寂しく迎えました(娘二人からは祝福?のメールが届いたが。)が、既に私なりにやるべきことはやりつくしたように考えていますから、後は余生の感覚です。画像は、雲の芸術です。羽田着陸前には、見事なブロッケン現象(雲に映った飛行機の影の周りを丸い虹が取り囲む現象)が見られたのですが、残念ながら電子機器の電源をお切りくださいになっていましたので、写真は撮れませんでした。
Jan 6, 2011
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今日の鳥栖は、ほぼ1日雨でしたが、仕事はまずまずでした。昨夜はからずも見てしまった「アマルフィ」でいろいろなことを思い出しました。まずお断りしておきますが、日本人が常識だと思っていることは、決して世界の常識ではないのです。例えば、独裁政権の政治が悪いかといえば、決してそうではない面もあるのです。ピノチェト政権下のチリに行っていた人に話を聞いたことがありますが、今のチリよりもむしろ治安がよい住みやすい国だったのではないかと言います。イラクにしても、大学の先輩がフセイン政権下のバグダッドに赴任していたことがあったのですが、我々のイメージとは逆で、当時の独裁体制は、国際テロ組織の侵入も許さないものでしたし、現在よりもはるかに安全で治安のよい国であったことは事実です。現在の軍事政権下のミャンマーも、実際に行った人に言わせると、タイやカンボジアよりも治安はよく、デモの現場に行ったりしなければ、旅行者には安全で優しい国であるとのことでした。サウジアラビアやカタール、ドバイ等の中東諸国も、王族の独裁政権です。私自身の経験から言いますと、ドバイは、日本並みの治安を誇る国であり、観光客には大変優しい国です。しかし、その裏では労働者のほとんどは外国人に頼っており、その外国人社会には、人身売買で連れてこられた女性が慰安婦として働かされているような闇の面もあるのです。世界一幸福と言われる北欧諸国は、労働者世代には50%を超える税金を課しています。そうして社会保障は充実され、老人と子供には優しい国であっても、若者や成年世代には税金が高いだけの国としか映らないわけです。実際、北欧で国際的に活躍している人たちに話を聞くと、「どこが幸福な国だ、税金のために働いているのが実態で、若者は税率の低い国に逃げ出し、老人しか残っていない活気のない国だ。」と自虐的でした。中に入ってみないとわからない面も多いわけで、アメリカのように自分の価値観を世界的に押し付けていくことには疑問があるわけです。日本は、宗教的には大変寛容で、物事を公平に見る素地を持っている国です。ですから、世界一ともいえる治安の良さ等、自分たちの恵まれている点を自覚し、日本に生まれたことが如何に幸運で幸福であるのかを自覚して欲しいと思います。
Jan 4, 2011
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今日の鳥栖は、曇一時雨、仕事は無事終わりました。しかし、テレビで「アマルフィ」を見てまず腹が立ちました。私は4年間国際関係を担当したのですが、海外は、特にイタリアは、安全な国ではありません。目の前でスリにあった人を見たこともありますし、マフィアによる誘拐は、日常茶飯事であり、テロに対しても誘拐に対しても、警察は人質の生命よりも犯人検挙を優先します。軍備増強による平和確保と同じく、それが、結局は誘拐に対する抑止力につながっているわけです。ですから、海外に子供を連れて行って、目を離すなど、非常識としかいいようがないのです。日本人、海外ではいいカモなのですから尚更です。逆に言えば、子供を連れて行って本当に安全な国など、まずないと思った方がよい、何もなくて済んだのは、単なる幸運だったと言うべきかもしれないのです。日本人、もっと日本の常識世界の非常識であることは知るべきです。さて、今日は格闘技編の続きで、剣術についてです。最初に断っておきますが、私、剣術はおろか、剣道もやったことはなく、竹刀を握ったことすらありません。それが何故剣術の話なのか、私にも理解不能のできごとがあったのです。実は私、竹刀は握ったことはありませんが、真剣は何度も握ったことがありますし、幕府の首切り役人が最も斬れる日本刀の一つに選んだ備前長船元重の短刀を所有しています。日本刀を握った時、実は日本刀からのメッセージのようなものを受け取ったのです。不思議な話ですが、それは、私を握るなら、今の剣道のような握り方を、構えをしてくれるなというものだったのです。それではどんなメッセージだったかというと、構えは腰をむしろ引いて、がっちり柄を握って切っ先を突き出すように構えろというものだったのです。そして、人を殺すなら、斬るのではなく突き刺せというものだったのです。しかも、その方法は、自分から突き刺すよりも、相手を刀のある場所に導いて、結果的に突き刺すように持って行けとのものだったのです。これ、自分で日本刀を握ってみた感触としては、逆に合理的に思います。日本刀、決して軽くはありません。余程怪力の巨人でなくては、竹刀のように振り回せるものではないのです。ですから、日本刀の魂が、私に自分の使い方を教えてくれたのだろうと思うことにしました。ちなみに、もし日本刀を振り回そうとするなら、薩摩示現流の構えが正しいように思いますが、あれって、肘から振り回す方式ですから、一撃で相手を斬れなければその分隙ができますから、一撃必殺、外せば自分の命はないという恐ろしい剣術です。これは、日本刀から教わったのではなく、日本刀のメッセージを受け取った後、鹿児島の鹿児島県歴史資料センター「黎明館」で、示現流の演武のビデオを見て理解したことです。それから、日本刀に限らず、剣も刀も刃同士で切り結んだらまず刃こぼれします。そのために相手の刀を受ける際は、刃ではなく棟で受け流すのです。その方法については、レムリアの前世の物語で触れていますが、当時の私、剣術というよりも相手の剣撃の受け流し術の名人だったようです。息子が高校生の時、少し剣道をやったことがありました。試しに息子と木刀で立ち会って、もう一つ思い出したことがありました。彼は超一流の剣術者であり、かつ修行の名のもとに無差別に人を殺していく殺人者だったことを。彼自身は覚えていませんでしたが、彼の太刀筋には、すさまじい殺気がこもっていたのです。思わず私は、木刀をからめて彼を引き寄せ、日本刀に教えられた方法で彼を刺し殺す真似をしてしまいました。前世で殺人者になってしまった彼を、私の息子であり、最高の弟子であり、最高の剣術家でもあった彼を、そうやって殺したように。前世記憶は、便利だと思う人もいるでしょう。しかし、知識と同時に伝わるのは、人間の悲しみであり、苦しみでもあるのです。私が、現世でこの剣術を実際に使うことのないように祈っています。
Jan 3, 2011
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昨夜は雪が降って心配されましたが、今日の鳥栖は概ね晴天、雪もきれいに融け、仕事も無事終えることができました。さて、今日は不思議な前世記憶の一端です。格闘技と断りましたが、最初はひたすら防御に対してその記憶を発揮しました。何かといえば、母のDVへの対抗策だったのです。当然意図したわけではないのですが、毎晩のように殴る蹴るの目にあいながらも、うまく頭や顔は防御していました。そして、他の部分に対しても、うまく力を入れたり抜いたりして、微妙に力を受け流していたのです。そのためと、元々超人的に丈夫な肉体を持っていたことがあいまって、いくら殴られても蹴られても、怪我もしなければ、痣一つできなかったわけです。唯一の例外が、臨死体験になった縁側からの転落事件ですが、数メートル落下して岩に頭をぶつけて後頭部の切り傷一つで済むはずがないのですから、奇跡だったとしておきましょう。幼稚園に進学してからは、その力の別の使い方を覚えました。打撃が加わることがわかった瞬間、力ではなく一種の気を流して体を強化する方法です。これ、幼稚園の悪ガキにいじめられて、巨大な木製ブロックをぶつけられた時と、自動車に轢かれた時に役立ちました。どちらも、全くの無傷で済んだのですから、端から見ていたら奇跡だったでしょう。大学の時も、葵祭のアルバイトで、早乙女役の少女を馬に乗せて引く役をしたのですが、水干直垂姿に素足にわらじの服装でした。ところが、私が担当した馬が神経質で一番危ない馬で、沿道の大観衆に最初暴れ、乗っている少女が怖がったのです。馬は、乗っている人間が落ち着かないと落ち着いてくれないものですから、彼女を落ち着かせつつ、馬もなだめて、一見無事故に済ませました。しかし、実態は京都御苑をスタートし、下賀茂神社経由上賀茂神社到着までに、二度ほど素足を踏まれていたのです。相手は鉄の靴(蹄鉄)をはいていたわけですが、不思議に傷一つつきませんでしたから、これも一種の強化法が働いたのでしょう。しかし、半ば無意識にできていたことなので、今同じことをやれと言われてもできるかどうかはわかりません。画像は、昨日九州に来る途中上空から見た東海地方の雪景色です。
Jan 2, 2011
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皆さまあけましておめでとうございます。私は、昨年もいろいろありましたが、今年は皆さまにもよき一年となることを祈っております。とまあ、無事新年を迎えることができたのはよかったのですが、金沢からなのか大阪からなのか、また何か背負ってきたらしく、娘が言うには、夜中何者かが歩き回っていたとのことでした。そしてまあ私自身、一昨日から断続的にしゃっくりが止まらなくなり、昨夜に至っては年越し2時間しゃっくりになりました。今日も、朝食後から2時間続いて1時間休み、また1時間続いてお休みと、今は何とか落ち着いています。この2日間の経験では、寒い那須に帰ってきて体が冷えたから出たのかなと思っていたのですが、今日は昨日から背中にホッカイロを貼ってみたのですが、今日は暖かい機内でもなかなか止まりませんでしたから、そうとも言えなくなったので、逆にホテルで冷やしてみたら、今のところは出ていません。数年前にも3日間しゃっくりが続いたことがありまして、その時はろくに眠れないわけで、流石に妻が心配して健康相談ダイヤルに電話したら、お酢の一気飲みでもしてみたらと言われ、やってみたら不思議にそれで治ったのです。今回も妻が電話してみたら、続くのと断続的なのとは違うとのことで、頭痛や吐き気がしたら、脳の問題が疑われるとのことで、結構大事になってきました。今回の仕事が終わっても続いているようなら、病院行になるかも知れません。さて、仕事の方は、今佐賀県の鳥栖に来ているのですが、東京は晴れて暖かだったのですが、離陸したら山梨から先はずっと銀世界、博多は大雨だったのですが、何と今外は雪、積雪3センチぐらいで、九州自動車道も不通になっています。明日の仕事が無事できればよいのですが。今日の画像は、昨日の大晦日、那須の雪の中で我が家でなったキウイをつついているツグミです。
Jan 1, 2011
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