かみかくし日記

稽古のびび。

こちらの日記をあまり更新しなくなった理由の一つに、写真がアップロードできなくなっているというのがあって、時間がないので写真だけ貼り付けていきたかったんですけどね。リューノスヶや、初めての稽古のことなんかをね。夜は、稽古を少し早めに終わって、マツイさんのご紹介の役者さんに会いました。そう、まだ出演者が揃っていないのです。役の入れ替えなんかもありまして。人を集めるというのは本当に苦労です。言い方は悪いですが、「手を汚す」ことでもあるような。自分の知り合いや友人の時間を2ヶ月近く注いでもらうのだし、ノルマがあればお金も絡む。芝居全部に満足とは必ずしもいかないわけで、微妙な感じが残ったりもする。出演に至らなくても、アタマを下げてまわったり、断られて恥ずかしかったり、もっとへんな断り方をされて傷ついたり。何をやっているのかを他人に判断されるわけですからね。わたしとツレは、友人・知人・過去の出演者にすべて当たりました。もう手の内はすっからかんです。ギクシャクしたり失ったものもたくさんあります。そんなときに出演者の協力に支えていただくのですが、「ああ、なんとか出演者を探さなきゃ」と一緒に思ってもらえるのが本当に嬉しいです。今日お会いした役者さんも、知り合いの知り合いと共演したことのある・・くらいの、すごく頑張ってたどってたどっていった方だったのでした。かくいうわたしも、昨夜、全く面識のない、ただ知り合いの舞台で数回お見かけしたことのある役者さんに、出演以来のメールをしました。その舞台の方にはご迷惑をかけたことがあるので、仲介を頼めなかったので直接押し掛けるように。いづれ遡って書くつもりですが、最近ある人から自分の演技の不自由さについて質問されて、その原因を毎日たくさん考えていたんですね。自分のこれからにも関わることなので。その一つの答えに、こういうふうに芝居を立ち上げることの弊害があったような気がします。話は変わりますが、ここ数週間ずっと感じていたのですが、わたし何を食べても味がしないのです。ビールを飲んでもビールの味がしないし、家系のラーメンですら味がしません。最初は「今日のみそ汁薄かったかしら？」「今日の体調良くないのかしら？」くらいに思っていたのですが、そう思いついてみると匂いは食べる前にするのですが、味は感じられない。匂いで想像できる味がしない。芝居の前に、声が出なくなったり、耳が聞こえなくなったり（内側のですが）、夫に至っては歯が抜けたり、両足痛風なんてこともありましたが、まさか今回味覚に来るとは。食いしん坊としてはつらいところです。治るモノだといいなあと思っています。