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2024.03.23
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カテゴリ: 報徳
国立国会図書館に「現代語訳 安居院義道」を納本する

国立国会図書館「納本のお願い」
日本国内で頒布を目的として発行された出版物は、原則として、すべて納本の対象となります。
国立国会図書館に納本いただくと、その書誌データが「全国書誌」として国立国会図書館サーチで検索できるようになります。また、図書館資料として広く利用されるとともに、国民共有の文化的資産として永く保存され、日本国民の知的活動の記録として後世に継承されます。
納本制度の趣旨をご理解いただき、関係者のみなさまのご協力をお願いいたします

令和6年3月吉日

 国立国会図書館 収集書誌部 国内資料課 様

 春暖の候、ご清祥にお過ごしのことと存じます。「二宮尊徳の会」です。
 「現代語訳 鷲山恭平著『報徳開拓者 安居院義道』」を出版したので納本致します。
本書は、鷲山恭平著『報徳開拓者 安居院義道』を現代語訳するとともに、また新たに発掘した史料を収録し、コラム欄で安居院庄七に関連する研究・話題を取り上げました。
原本の鷲山恭平著『報徳開拓者 安居院義道』は、大日本報徳社の鷲山恭平氏が82歳の時、昭和28年12月25日に発行した安居院義道(庄七)に関する伝記です。今から70年前の著作物で、安居院庄七研究にとって非常に大切な名著ですが、旧漢字、旧仮名遣いで、文体も現代人には読むのが難しくなっています。曽孫にあたる大日本報徳社鷲山社長から「読みやすくしてください」とご依頼があり、共同編集者と共に『現代語 安居院義道』を発行しました。出版した本は安居院義道の功績を世に広めるため大学図書館、公共図書館及び秦野市、遠州町市の小中学校に教育委員会を通じて寄贈します。
 昨年9月に鷲山社長や共同編集者と共に秦野視察を実施しました。その過程で「相州北秦大住郡横曽根村仮趣法」などの安居院庄七の報徳仕法に関する新たな資料を発見し、本書に原文と現代語訳を収録することができました。また「資料編」において安居院庄七の農書(「万作徳用鏡」等)についても、原文と現代語訳を収録致しました。
 『現代語 安居院義道』編集に当って、東京大学戸石先生の「安居院庄七の報徳運動と参詣講」https://www.jkri.or.jp/PDF/2020/sogo_80toishi.pdfの論文に啓発されるところが大きく、本書は安居院庄七の前半生の大山御師・庄七に着目するものとなっています。戸石先生には書評を頂戴し、あとがきに収録させていただきました。
 裏表紙「若き大山御師・庄七の像」という森町・O氏のイラストは本書で注目する庄七の前半生を象徴するものです。松田町在住のK氏に寄せて頂いた巻末の貴重な史料「相州御領分絵図」の上に、若き大山御師・庄七が相模国足柄上郡・足柄下郡の大山講を廻るの途上で「二宮先生の高名」を知る姿を想像してもらえればと存じます。

 50歳を過ぎて報徳を学び、自家の穀物商で元値売りを実践し、近隣の横曽根村に報徳仕法を指導し「 ためし試みてその印あらわさんより、二人に教え、二人より一村に教え、一村より郡国へ伝え、諸国用うとなれば、国益の第一と知るべし 」(万作徳用鏡)との志を抱いて、遠州において報徳社を数多く創設し、 報徳の普及に「骨の髄まで尽した」 安居院先生の生涯は現代の超高齢化社会においても、「よきお手本」となるものと考えます。

 国立国会図書館に収蔵していただき、遠州一円に報徳の教義を伝え、報徳社を続々と設立させた安居院庄七の偉大な功績を長くそして広く知って頂ければと存じます。

二宮尊徳の会





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最終更新日  2024.03.23 05:53:20


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