全4件 (4件中 1-4件目)
1

2月に入ってからと言うもの、忙しさにかまけて、すっかりブログの方もご無沙汰してしまいました。これからまた、ぼちぼちと再開していきますので、よろしくお願いします!ところで、先日大阪で起きた「撮り鉄」による列車停止問題は、同じ鉄道ファンとして、悲しくまた憤りを感じる出来事でした。こうした行為が、列車の乗客に迷惑をかけてしまうことはもちろん、不要な警備体制を強いてしまったり、また鉄道ファン全体のイメージダウンになってしまうのは、本当に残念に思います。私自身、マナーを守っているつもりですが、これを教訓により一層気をつけたいと思います。さて、例年この時期には大きなダイヤ改正があるのですが、それにあわせて歴史ある貴重な列車の運行が廃止されることが多いです。最近では、昨年のこの時期に、東海道から消え去ったブルートレインの記憶が蘇りますね。今年もいくつかそうした運行廃止が予定されていますが、そのうちのひとつが、この2月末をもって東海道新幹線から引退する「500系のぞみ」です。今週は、たまたま上京していたのですが、有楽町で用事があって駅のホームへ下りたところ、ちょうど偶然にも、その「500系のぞみ」が、駅の脇を通過して行くところでした。500系新幹線のぞみ(有楽町駅) posted by (C)Naoこれが見納めと、慌ててカメラを取り出した頃には、すでに列車は通り過ぎていましたが、何とかわずかながら、収めることが出来ました。そこで今日は、以前撮り溜めてあった写真などを見ながら、「500系のぞみ」とのお別れを惜しみたいと思います。500系と言えば、あの流線型のスタイルの良さから、新幹線の中では一番人気があっただけに、東海道新幹線から見られなくなるのは、とても残念ですね。500系新幹線のぞみ(有楽町付近) posted by (C)Naoその500系は、現在山陽新幹線で「ひかり・こだま」クラスのお勤めに着いているようですが、仮にも完成当時は、世界最速を誇った車両が、10年で「ひかり・こだま」に格下げとは、時代の流れとは言えなんとも皮肉なものですね。500系新幹線(有楽町) posted by (C)Nao明日の最終日は、東海道エリアからは見納めとなってしまう、あのスタイリッシュなフォルムを一目見ようと出かける鉄道ファンも、かなり多いのではないでしょうか。私も何時になるかわかりませんが、山陽新幹線で活躍しているうちに、またこの500系車両を、見に行きたいなと思います。500系新幹線(有楽町)2 posted by (C)Naoこれまで、夢を与えてくれてありがとう。そして本当にご苦労様でした。500系新幹線のぞみ(浜松町付近) posted by (C)Naoにほんブログ村
Feb 27, 2010
コメント(12)

先日仲間うちで、南信州・駒ヶ根高原にある早太郎温泉に、一晩泊まりで行ってきました。駒ヶ根高原は、中央アルプス駒ケ岳の麓にあって、ここからバスとロープウェーを使えば、わずか一時間ほどで、3000m級の駒ケ岳のすぐそばまで、一気に登ることが出来ます。夏でも涼しいと言う「しらび平」のロープウェー駅を出ると、そこは氷河が作った「千畳敷カール」が広がり、夏は高山植物が咲き乱れて、それは見事なんだそうです。さて、この日は夕方仕事を終えてから、マイカーを飛ばして、宿泊先のホテルに到着。とりあえず部屋で一休みしてから、早速仲間との夕食・宴会となりました。料理は山や川の食材を使ったもので、見た目も綺麗でおいしく頂きました。早太郎温泉1 posted by (C)Naoお楽しみの温泉ですが、ここは天然温泉なので、24時間いつでもOK。と言うわけで、夜はもちろん、翌朝も起きると早速お風呂へでかけました。前夜から、辺りはうっすら雪化粧していたので、雪の降り積もった露天風呂が、なんとも言えず風情がありましたね。日頃はあまり行けないのですが、こうしてのんびり温泉に漬かるのは、やっぱりいいものですね。早太郎温泉2 posted by (C)Nao朝は、お決まりのバイキングの朝食でした。和洋のおかずに、フルーツ・デザートなどなど、あれもこれもとつい欲張ってしまい、朝からすっかり食べすぎてしまいました(笑)。食後は、ホテルの外へ出てちょっと散策。昨夜降った雪は、あたり一面をすっかり銀世界に変えていました。雪の大田切川 posted by (C)Nao近くを流れる大田切川にかかる橋の上からは、雪を抱いた中央アルプス駒ケ岳や宝剣岳の凛々しい山々が望めます。大田切川と中央アルプス posted by (C)Naoズームアップしてみると、深い雪の中に佇む千畳敷のロープウェーの駅が、わずかに判別できました。今頃はきっと、数メートルもある雪に下に埋もれているんでしょうね。宝剣岳 posted by (C)Naoそれからホテルで解散となり、私は近くの名刹光前寺へお参りしていくことにしました。光前寺への途中にあるこの歴史的な建物は、旧赤穂村役場の建物。レトロな雰囲気が素敵ですが、現在は歴史資料館となっているようです。旧赤穂役場庁舎 posted by (C)Naoそのお隣には、旧家の建物を保存した「旧竹村家住宅」。かやぶきの屋根や水車小屋など、よく保存されていて、昔を偲ぶことが出来ます。旧竹村家住宅 posted by (C)Naoそこから車を走らせると、ほどなく目的の光前寺に到着です。今年はちょうど「開創1150年」と言うことで、記念のイベントなども予定されているようでした。光前寺1 posted by (C)Naoここ光前寺は、天台宗の別格本山(特別寺)で、平安時代の貞観2年(西暦860年)に、本聖上人によって開かれました。本聖上人は、延暦寺で修行した後、この駒ケ岳の麓で修行中に、夢の中で仏様のお告げにより、大田切川の黒川の瀑の中から、不動明王の尊像を授かり、この地に寺を開いたのだそう。光前寺2 posted by (C)Nao以来1150年の間に、幾多の火災等に逢いますが、戦国時代には武田家や羽柴家の保護を受け、また江戸時代になると、徳川家の庇護の下、60石の寺領と10万石の大名格を与えられるなど、隆盛を極めました。樹齢数百年にも及ぶ巨木に囲まれた広大な境内には、本堂をはじめ十数棟の堂塔を備える、長野県下屈指の大寺です。光前寺3 posted by (C)Nao光前寺には、「霊犬早太郎」の伝説が語り継がれており、境内の三重塔の傍には、早太郎の像や墓もあります。光前寺4 posted by (C)Nao早太郎は、その昔光前寺に住んでいたと言われている山犬で、遠州(静岡県)の村人達を救った霊犬として、今も厚く信仰されているそうです。早太郎の伝説に興味のある方は、こちらからどうぞ。光前寺5 posted by (C)Nao身の引き締まるような、荘厳な光前寺の本堂で、家族の健康や娘の受験合格を祈願すると、光前寺を後に、駒ヶ根高原でお土産を買って帰ることにしました。こちらは、駒ヶ根高原にある駒が池。白く凍った湖の向こうには、遠く南アルプスの山並みが見えました。駒ヶ根高原 posted by (C)Naoそのすぐ先にある「こまくさの湯」は、日帰りの温泉施設。お泊まりの方でなくても、気軽に温泉が楽しめると言うのは嬉しいですね。こまくさの湯 posted by (C)Naoお土産を買うなら、「駒ヶ根ファームス」がいいと言うので、そちらに寄ってみました。ここは、おみやげショップのほか、朝どり野菜を販売している農産物直売所や、地ビールの「南信州ビール」を味わえるレストラン「味わい工房」などがあります。駒ヶ根ファームズ posted by (C)Nao駒ヶ根のご当地グルメと言えば、ソースカツどんですね。ショップには、そのソ-スカツどんの特製ソースなども売っていました。ソースカツ丼 posted by (C)Naoこちらの「すずらん牛乳」は、とっても濃厚で、一度飲んだら病みつきなります。併設されている「すずらんハウス」では、いろんな乳製品を販売しています。すずらん牛乳2 posted by (C)Nao私も500mlの牛乳と、飲むヨーグルトを家へのお土産に買って帰ることにしました。家に帰ると早速みんなで頂きましたが、飲むヨーグルトの方も、濃厚でミルキーな味わいで、あっという間に売切れてしまいました(笑)。
Feb 13, 2010
コメント(6)

香港に住んでいた頃、仕事やプライベートで、よく広州へ出かけました。香港から広州へは、直通列車で2時間弱と、ちょうど手頃な列車の旅が楽しめます。そんな広州の見どころのひとつに、街を流れる中国第三の大河「珠江」を、船で巡る旅「珠江ナイトクルーズ」があります。そこで今回は、その「珠江ナイトクルーズ」と、素敵な広州の夜景をご紹介したいと思います。さて、その珠江ナイトクルーズに乗船出来る場所は、西堤、天宇、大沙頭などいくつかありますが、この日は人民大橋のすぐそばにある「西堤フェリーターミナル」から乗船です。珠江ナイトクルーズ1 posted by (C)Naoこの付近には、租界時代の西洋風の街並みが残る「沙面」があり、とても素敵な雰囲気です。そのご紹介は、また次に譲りますが、この西堤フェリーターミナルの周りにも、趣のある建物が多いですね。珠江ナイトクルーズ3 posted by (C)Naoその中の一部、手前が「塔影楼会館」、奥はかつての広州税関の建物です。夜はライトアップされていて、とてもお洒落ですね。珠江ナイトクルーズ4 posted by (C)Nao早速チケットを買って乗船しましょう。クルーズ船の料金は、船の大きさやグレード、食事の有無などで違いますが、40元くらいから高いものでも100元くらいです。船の屋上甲板に出ると、まわりの夜景がぐるっと迫って来るようでした。珠江ナイトクルーズ2 posted by (C)Nao船はフェリーターミナルを出発すると、上流の人民大橋をくぐって沙面付近まで行きます。そしてUターンして、再び人民大橋を過ぎると、そのまま下流に向かって進みます。沙面付近では、岸辺の歩道がライトアップされていて、とても綺麗でした。珠江ナイトクルーズ6 posted by (C)Naoところで、珠江ナイトクルーズの見どころは、その河にかかるいくつかの大きな橋でしょう。そうした橋の中で、まず最初にお目見えするのが、この「解放橋」です。珠江ナイトクルーズ7 posted by (C)Nao解放橋を過ぎると、そのすぐ先にあるのが、この「海珠大橋」。どちらも、色鮮やかなイルミネーションが施されていて、素晴らしいですね。珠江ナイトクルーズ12 posted by (C)Nao珠江の両岸には、ライトアップされたホテルや高層マンションが立ち並んでいて、ときおりサーチライトの明かりが空を照らします。こうしてみると、改めて広州が人口1千万人以上の大都会であることを実感しますね。珠江ナイトクルーズ8 posted by (C)Nao船はさらに下流へ進み、江湾大橋を過ぎると、その先にあるのは、鳥が羽を広げたような斜張橋の海印大橋です。どれも個性的な橋ばかり、イルミネーションも、日本のものより凝ってますよね。珠江ナイトクルーズ9 posted by (C)Naoクルーズ船は、その先の二沙島付近で再びUターンして、珠江を戻っていきます。このたあたりの両岸のイルミネーションは、青や緑などさまざまで、とてもカラフルです。珠江ナイトクルーズ10 posted by (C)Naoすれ違うナイトクルーズ船は、どれもイルミネーションでドレスアップされていて、夜の川面はとても賑やかです。甲板での夜景鑑賞に疲れたら、クルーズ船の中でちょっと休憩。食事やドリンクも楽しめます。珠江ナイトクルーズ5 posted by (C)Nao途中に見えるこちらは、天宇フェリーターミナル。ここからも乗船できますが、建物自体もとても綺麗ですね。珠江ナイトクルーズ11 posted by (C)Naoやがて、再び乗船したフェリーターミナルへ。約1時間半ほどの短い船旅ですが、広州の旅の中でも、とくに印象に残るものでした。皆さんは、いかがでしたか?珠江ナイトクルーズ14 posted by (C)Naoもし、広州にお泊りになる機会があれば、一度この珠江ナイトクルーズに乗船してみてはいかがでしょうか?昼間の広州とは、また一味違った素敵な景色を楽しめると思いますよ。珠江ナイトクルーズ13 posted by (C)Naoにほんブログ村
Feb 6, 2010
コメント(8)

早いもので、暦はもう2月ですね。娘の大学受験もいよいよ本格化してきて、なんだか忙しない毎日です。そんな中、最初の私大受験に付き添って、二日ほど上京しておりました。予約してあったホテルへ向かう途中、湯島天神へ寄って合格祈願です。湯島天満宮1 posted by (C)Nao昨年のちょうど今頃も、次女の高校受験のお願いに、ここへ来ていた事を思い出しました。湯島天満宮2 posted by (C)Nao湯島天神(湯島天満宮)は、ご存知のように学問の神様、菅原道真公を祭った神社。湯島天満宮3 posted by (C)Naoその湯島様に、最近すっかりお世話になっている我が家ですが、昨年何とか無事合格できたので、そのお礼も兼ねて、今年もお願いして来た次第です。湯島天満宮4 posted by (C)Naoこの日は日曜日と言うこともあって、湯島天神は大勢の人でにぎわっていました。もうじき梅祭りも始まるようで、受験生の家族連れ以外にも、大勢の人が花見に訪れていましたね。湯島天満宮5 posted by (C)Nao梅の見頃は2月中旬頃でしょうか?甘酒も振舞われていました。湯島天満宮6 posted by (C)Naoさて今回は、東武本線(伊勢崎線・日光線)沿線に宿を取ったのですが、この路線はこれまで私にとって、あまりご縁のなかった路線なんです。この路線は東武鉄道の主要幹線で、浅草を起点に日光や鬼怒川温泉など北関東の有名観光地などを結んでいます。特急列車も走っているので、そうした列車との出会いも密かに楽しみにしていたのです(笑)。東武特急100系スペーシア(業平橋にて) posted by (C)Nao試験も無事終了し、長女は次の受験までの間、しばらく都内の姉夫婦の家に泊めてもらうことにして、私はその一泊だけで帰宅の途に着きました。これも身内が住んでいるおかげですが、この時期には受験料だけでなく、ホテル代もバカにならないですよね。試験当日、その日の朝の天気予報は、本州の南岸を低気圧が通過すると言うことで、関東甲信地方も、午後からこの冬初の本格的な雪が降るというものでした。予報どおり、昼頃から雨が降り始めたのを見て、私の脳裏を掠めたのは、雪に弱い中央線のことでした。これは早く帰らないと家までたどり着けないかも。。と言うわけで、予定を繰り上げて、夕方4時の「スーパーあずさ」に、ギリギリ飛び乗ることが出来ました。スーパーあずさ posted by (C)Naoそして2時間後、信州の駅に降り立つと、そこは予想通りの雪でした。その後、若干のアクシデントはあったものの、無事に家に到着しようやくひと安心。115系(信濃色) posted by (C)Naoそして、翌日のローカルニュースを見てみてびっくり仰天。私の乗った列車の後、夕方5時半に新宿を出発した「あずさ27号」は、途中の高尾~甲府間での積雪による架線故障で、なんと翌朝4時に松本到着だったそうです。なんと7時間以上も遅れ、乗客はみなさんぐったりのようでした。まさに予想的中、もし一本遅かったらと思うとゾッとします。にほんブログ村
Feb 2, 2010
コメント(6)
全4件 (4件中 1-4件目)
1

