能登の手染め日記

今年最後の出張は、大阪梅田の阪神百貨店

今年の始めに仕事のテーマとしては、「能登の草木染めを知ってもらう」という課題があった。見てもらう、知ってもらうが始まりだから。３月の東京・原宿展から始まり、あちこち出かけたり作品や資料を提出したりで全国向けの通販に２回採用となった。そして、最後の12月は12日から大阪梅田の阪神百貨店で今年の締めくくり。出張といえば聞こえは良いのだろうか？しかし、１週間のビジネスホテル連泊は結構厳しいものがある。この立場、誰しも口にするのが売れないときの一日のつらいこと。そんな思いも胸にしまいこんで、年末に家を空けるための準備に追われている日々。草木染めの手絞りと手描きの帯などを展示する。どちらも模様はオリジナルなのは当然のこと。草木染めの絞りはマニアックともいえるかも（^^；他のマネではない草木染めを目指した結果、染め方も絞りの技法もオリジナルで完成することが出来た。色の彩度と絞り技法によって、本当に草木染め？と疑われたりもした（笑化学染料も植物の液も、夫々の良さがあるので使い分ければよいこと。虚偽の内容を出すことは恥でしょう（^^枯葉の模様は紬の帯。コチラは化学染料を使った技法で友禅とロウケツと素描きの混合技法。どんな技法を使おうと、自分が表現したい世界を的確に染められれば良いこと。枯葉の模様は、着物の世界では『吹き寄せ』という。初雪も淡く舞って能登の平野部も初冬の嵐に吹きさらされている。家の前の坂道にも葉が舞って、コチラは『吹き寄せ』というイメージではなく、枯れ葉落ち葉の汚い『吹き溜まり』になっている(--;もう一息。能登の草木染めの絞りの魅力を広めることが、今のテーマだ。そして、来年は、もっと染めの魅力を深めていく方向が見えてきた♪能登の独自の染め、まだ始まったばかり。▼能登の手の日々 カテゴリー ●全て ●日々 ●街中ギャラリー ●染色 ●能登、そして、この町 ●絵・美術について ●ＣＧ ●食べもの ▼能登の手の作品集 （写真・ＣＧ） ▼リンク ●ようこそＮｏｔｏＮｏｔｅ オリジナルのデザイン・あつらえの着物。染色・草木染めの専門ページです。 ▼お気に入り ブログ・その他 ●Water-Colour 　ひろろdecさん ●紅の水絵日記 　M-Crimsonさん ●ＭｏＭｏ太郎日記 　ＭｏＭｏ太郎009さん ●Kleine Erfrischung 　kamoppieさん ●考え事ほか 　vissel-篤胤さん ●地元力向上委員会 　hanami73さん ●今日の空 　つるまる５さん ●Que sera sera 　五右衛門0563さん ●染工房えむ 　koubou-mさん ●バンブーおじさん奮闘記 　幸達さん ●てんてん日記 　もえぎさん染色の専門サイト★能登の手へのメール