全7件 (7件中 1-7件目)
1
一日何時間も、何日も連続して本棚の前でひたすら読書に励んでいたプチー。何を読んでいたかというと、何年も前に従兄弟のお下がりでもらった読み聞かせのための本でした。この本は前巻と後巻二冊セットになっていて、毎日一話ずつ読めるように、と366話のお話が収録されています。一年間毎日読み聞かせするための本です。一日分のお話は、とても短いもので、ほんの5分ほどで読めてしまいそうな量です。ですが、是非読み聞かせを日課に、と願うお母さんが気軽に読めるように、とあらゆるジャンルのお話が集めてあります。グリム童話、イソップ物語、日本の昔話、怪談、伝統行事の話、と節操無いくらいに多岐にわたっています。この本をもらった時、ありがたく頂戴しておきましたが、内心「読み聞かせを、なんだと思ってるの? 母親が選びに選んだ良書を、心をこめて沢山よんであげるのが、読み聞かせでしょ! こんな便利な本があるなんて。」と、かなり偏見を持ちつつ本を開きました。開いてみて更にびっくり。一つ一つのお話は、手短に仕上げるため、表現力、想像力、などへの配慮がまるで無いように感じました。その上、口裂け女など、低俗な(その時はそう思った)幼い子供達への配慮に欠ける話まで載っていて、「なんて本なの!」と憤慨したものです。サリーは一話たりともプチーに読んではやらず、部屋の隅の本棚の一番下の段にひっそり入れられたままになっていました。あれから数年。この夏休み後半、あいた時間はほぼいつも、というくらい本棚の前で読書をしていたプチーが毎日毎日熱心にこの本を読んでいることは知っていました。もう小学二年生だし、自分の関心のあるものを、どんどん読んでいくことも必要だろうと思い、声をかけずにいました。決して[良質]の本では無いことを承知の上で、プチーが楽しいならそれでいい、と見逃していました。何日かして、プチーの言動にちょっと変化が現れました。例えば、翌日海に行くから、ちょっと早起きしないといけない、という前日の晩プチーがベッドに座って神妙な顔をしています。「早く寝ないと、明日早く起きられないよ。」と声をかけますと「早く起きられるおまじない、してるの!」と言います。なんだそれ?翌日、海へ向かう車の中で、プチーが「昔話のことなら、なんでもきいてね。」なんて言います。・・・・どうしたの?急に・・・?試しに、花咲かじいさん、こぶとりじいさん、など思いつくままに昔話の題名をあげてみましたら、見事に全てお話を知っている様子です。ですが、実は、お恥ずかしいことに、これらの名作を、サリー自身がプチーに読んでやったことは一度もありませんでした。サリーは読み聞かせが大好きで、赤ちゃんの頃から、日に何時間も本を読んでやってはいましたが、全て英語の本でした。日本語の本などほとんど読んでやったことはありません。そのうえ、伝統行事の話までしだしたプチーが気持ち悪くて「なんでそんなこと知ってんの?」と思わずたずねましたら、全てこの二冊の読み聞かせ本に載っていたのだそうです。更に、自分やサリーの誕生日の日の話はどういうお話だったか、など、詳しく覚えていて本当に驚きました。366話をほんの数日で全て読破したそうです。語彙なんて増えませんし、表現も豊かにはなりませんでしたが、ちょっとした雑学博士になりました。サリーの聞いたことのない、おまじないやら、怪談やら、やたら知ってます!面白いなぁ。こういうのは、男の子が虫の名前や車の名前に詳しいのと同じような感じかしら。この[能力]というのか、パワーというのか、これを他のことにも使って欲しい!とかなり切実に感じたのでした・・・。ちなみに、この本を全て読み終わり、プチーの読書ブームはあっさり去っていったようです。現在彼女はアイロンビーズに燃えています・・・。
2007.08.23
コメント(10)
夏休み、ということで立ててみた、この夏の学習計画。最初のうちは順調にこなしていたつもりでしたが、家を泊まりであけだした八月初旬からもう、取り返しがつかないくらいボロボロになってしまいました。夏休み、学校のお友達とはほとんど遊ばないのですが、普段あまりマメに会えないおじいちゃん、おばあちゃん、従兄弟達との時間をできるだけとることが習慣になっていて、泊りがけで出かけていきます。おかげで、せっかく卵からかえったばかりのかわいいメダカの赤ちゃんはほぼ全滅ですし(家で留守番させていました)楽器の練習だってできません。(ついでに庭の鉢植えは、ものの見事に全て枯れてます・・・)宿題も、公文のプリントも、問題集も、楽器も、小動物も、とにかく一切持って(連れて)いかないことにしています。特に深い意味はありませんが、日常とは違う日々を過ごせたら、という思いと出先にまで[日課]を持っていってこれみよがしに広げるのがどうも嫌で結局いつも何も持たずに行きます。おかげで、計画総崩れ・・・。問題集なんて全然進んでいませんし、帰宅後、必死で色々片付けるサリーにほったらかされたプチーは、ず~っと買ってもらった図鑑を読んでいます。夏休みも残りわずか。最後なんとか、ビシッと計画どおり進めて[終わりよければ全て良し]で、夏休みを締めくくりたいと思っています♪計画って、立てるのは簡単なのに、続けるのって本当にむずかしいわぁ、とあらためて感じたのでした・・・。
2007.08.20
コメント(8)
帰省中、あまりにも暇だったためプチーと一緒にテレビをみました。その時たまたまやっていた番組が[NHK高校講座]というもの。[化学]と[数学]をみました。面白かった!(リンクからホームページへいくと動画で番組そのものをみることができます)特に数学は、番組のサブタイトルの[ピタゴラスの定理]を見た途端これは、サリーにでもわかりっこないわ、と思いましたが、番組をみるととてもよく理解でき、印象にも残りました。大中小の三枚のピザがあり、大を一枚もらうのと、中と小の二枚をもらうのとどちらが本当は得なのか、というところで、ピタゴラスの定理を使います。算数が得意だったり勘のいい人であれば、これだけ聞いただけですぐにピンとくるのでしょうが、サリーからしてみましたら、あの番組は「お~、なるほど~」と感動に値する内容でした☆学校の先生がこんな風に教えてくれたらなぁ。最近の教科書は工夫されているようですから、楽しみながら数学に親しめるようになっているのでしょうけれど、サリーの時代は、こんなアプローチ無かったような気がします。番組では、最近プチーが使い始めた三角定規が出てきたり、直角三角形という言葉も出てきたり、その上進行役のうちの一人はハーフの男の子。このハーフの男の子、日本語が上手だ、なんて言いながら、プチーも楽しみながらみることができました。高校数学だって、ちょっと工夫すればこんなに面白くなるのね☆なんだか、算数を始めて、楽しい、と感じた瞬間でした。
2007.08.14
コメント(8)
大阪南港ATCでおこなわれている[夏休みさわれる図鑑大冒険]へ行きました。特に期待はしていませんでしたが、あらゆるものをコンパクトに集めてあるようでしたのでプチーには楽しめるかも、と思い、連れて行きました。会場には、宇宙関係、古代関係、水中の生き物、昆虫、哺乳類、夜行性の動物、とにかく何から何まで揃っていました。かなり大きな模型で、太陽系の惑星の大きさを比較できるコーナーでは土星の大きさを体感できました。普段は見かけないカブトガニを触ることもできました。リスとのふれあいコーナーでは、リスがウヨウヨ!サンダルをかじりに来たりしてかわいかった!ですが、水槽の中のヤドカリやなまこを触ることに関しては、かなり抵抗がありました。わざわざ、どうして、こんなところで、こんなものを触っているのかと、心が寒くなるのです・・・。海へ行けば簡単に見つかるものを水槽の中で触ることに違和感を覚えるサリーと違いプチーはもちろん大喜び。触りまくって楽しんでいました♪グアムのなまこは触りたがらなかったプチーが、水槽のなかのなまこは、なぜか楽しんで触っています☆極めつけは[化石堀り]体験。あれのどこが化石堀りなの!?あれは、宝探しです☆砂の中に埋めてあるものを探しだすことを[化石堀り]とは言いません!それから、ザリガニ釣り!あんな、箱の中に入れてあるザリガニをたやすく釣っても、釣った気がしません。釣堀くらい広かったら、それなりに楽しいかもしれませんが、お風呂の浴槽より小さいような容器に糸をたらして釣るなんて。結局、自分は、こういうイベントを素直に楽しめない方なんだ、と再確認しました。楽しそうに見てまわり、何枚も写真を撮っている、若いお母さん達を見ていると自分が大層こまっしゃくれた[理屈っぽい、年いったお母さん]に思えました☆一番の目的であった両生類・はちゅう類の図鑑を購入し会場をあとにしました。近所の本屋さんでは、この本の中味を見ることができずにいましたが、さすがに会場では中味を見ることができました。中味を見て納得した上で購入できましたし色々なものに触る体験とともに購入した一冊ですので他の本より多少思い入れのある一冊になるかもしれません☆図鑑を見て、普段使わないような語彙ばかり増やすプチー・・・。普段の会話に使えるような語彙も豊富にしてやりたいのに、なんだか変な生物学的な言葉ばかり覚え始めました。このお陰か、つい最近まで忍者になりたいと言っていましたのが、昨日は「科学者になりたい」(多分生物学方面)と言い出しました。やっと、まともな、ちょっとかっこいい夢を語りだしました☆科学者なら、他の人に目を丸くされずにすみますわ♪ちょっとうれしい反面、忍者も実は捨てがたい。微妙な親心。[お気楽ママ先生と自宅学習]トップページへ
2007.08.09
コメント(8)
図形好きなプチーのために購入しておいた図形の問題集をこの夏休み、一日一ページずつ進めています。この問題集は、図形(平面)に親しむための問題集で、対象学年は特に決まっていません。とても、今の時点で最後まではできそうにありませんが、ちょうど40ページ目くらいから難しくなり始めるので、そこまでを、この夏休みに、一ページずつ進めていこう、と思っています。(全92ぺージ)最初、まず、ものさしを使うことに慣れ親しむ、というようなことから始まるのですがこれが大層楽しかったようです。ものさしを使い、地道に点を結びつづけると、自分ひとりでは到底えがけないような図形をえがくことができます。花火のようなものだったり、まるでコンピューターで作図したのか、と思えるような図形が完成した時には、大人でも感激です♪(サリーも一つ、やらせてもらいました☆)そこから少しずつ、平行、とか、垂直、とかいう[お勉強要素]へとつながっていきます。直角に見える角度も、分度器を使ってはかってみると実は直角ではなかったり向かい合う角が同じ角度だと発見したり、あらゆる角度を測ってはいちいち驚いたり納得したりしています。手元がまだまだ不安定で、きちんとあわせたはずのものさしが、ずれてしまいます。あっちをあわすと、こっちがずれた、の繰り返しでなかなかうまくいかなかったりそれなりに[試練]があり、必死の時もあります。ですが、どうやら、こういうことが好きなようで、根気よく続けています。明日から、二枚の三角定規を使い、垂直な直線や、平行な直線をかくのですがうまくいくかしら。図形が好きだから、図形をさせてやりたい、と思っていますが、角度がでてくると結局計算もしなくてはいけなくなりますから、やっぱり計算力がなにもかもの基本になるのかしら、とあらためて感じました。ひたすら線を引き続ける根気はあるのに、計算問題をひたすら解きつづける根気の無いプチー。計算もできた方が、得だ、と何とか本人に気付かせたいものです・・・。[お気楽ママ先生と自宅学習]トップページへ
2007.08.06
コメント(6)
今月28日の皆既月食は、時間帯が早いので、是非自分の目で見てみよう、と楽しみにしています。地元のプラネタリウムの観望会に参加したかったのですが、あいにくその日は用事があり観望会の受付に間に合いません。色々うんちくを聞きながら他の人達と一緒に見たかったのですが、仕方ありません。残念ですが、自宅でプチーと、ひっそり月を眺めようと思います。お月様ですから、肉眼でもばっちり見ることができます。天体望遠鏡、なんてしゃれたものは持っていませんので、肉眼と双眼鏡を使う予定です。厚木市子ども科学館のホームページの[月食のページ]ではとてもくわしく月食のことが説明されていて、8月28日にどんな風に月が見えるのか、シミュレーションした映像まで見ることができます。これを参考に、何時ごろにどのような形の月がのぼるのかをだいたい予測した上でプチーと一緒に自宅の窓からのぞいてみる予定です。月食の仕組みなどは既に説明してありますので、あとは当日を待つばかり。完全に地球の陰になっている状態でも、ぼんやり赤く月が見えるそうです。ぼんやり赤く見える月、なんて、なんとも不気味そうで、今から楽しみにしています♪どうぞ、お天気がよくなりますように。うまく見えるといいなぁ。[お気楽ママ先生と自宅学習]トップページへ
2007.08.03
コメント(4)
夏休みの課題として読書感想文を書かせてみることにしました。提出は自由なのですが、こんな機会でもないと、原稿用紙に仰々しく文章を書くことなどないですから、張り切ってチャレンジしました。ですが、思いっきり苦戦しています。まず、字数。800字から1200字です。原稿用紙三枚くらい、どうってことないと思っていましたが、プチーにとって、この長さはどうやら、かなり長いようです。サリー自身は、文章を短くまとめる方が苦手で、逆にだらだら長く書くのはそう苦でも無いのですが、プチーにとって、沢山の文章を書く、ということは予想していた以上に大変でした。夏休みに入って早々に購入したあまがえる先生ミドリ池きゅうしゅつ大さくせん。サリーがネットで散々色々検索し、結局これに決めました。届いてみてまず、驚きました。絵本だったからです。小学生の読書感想文の本、というともっと[賢そうな]本を想像していましたが絵本だった、ということでまず、拍子抜けしました。なぁんだぁ、なんて、ちょっとガッカリすらしましたが、プチーは思った通り大喜びしてくれ、何度も何度も読んでいました。そんなに面白いなら、とサリーも自ら本を開いてみて、びっくり♪絵がとても細かくて、昆虫の図鑑のような楽しみ方のできる絵本でした。図鑑のような要素があるからこそ、プチーにも楽しめていた、とわかりました。プチーは、圧倒的に、物語よりも図鑑の方が好きなのです。図や写真がある方が好きだ、と言うだけかもしれませんが、物語より知識を深める方が好きな子のように思います。細かく描きこまれた絵は決して芸術的ではありませんが、味があります。芸術性に欠けるかわりに、とても現実的です。虫の体、あまがえる先生の乗り物などいちいちとにかく細かく描かれています。プチーがその本を何度も何度も読み終わった時、一番印象に残った場面をきいてみました。実は読書感想文を書くにあたり、インターネットで色々調べ読書感想文の書き方を研究したのです☆[こうすれば書ける読書感想文]というサイトを参考にこの手順どおりやってみよう、と決めたのでした。そのまず第一歩が[印象に残った場面を考える]ことでした。そこから一歩一歩進み、だいたいの流れをまず作り、紙にまとめました。その紙を見ながら、原稿用紙を使って下書きをしました。どの程度の字数になるのかさっぱり見当がつきませんでしたから、とりあえず原稿用紙に書かせてみると一枚半しかいきません・・・・・。結構沢山書いたつもりでも、たったの一枚半では全く字数が足りません。話の筋作りに一日(もちろん一日中ではありません)、下書きに一日、と今まで合計二日かけています。またもう一日かけて、下書きを二倍に膨らませないといけません。結構大変です・・・・。普段いかに文章を書かせていないか、ということかもしれません。なんだか、もう、面倒になってきてしまって、やめてしまいたいのですがプチーの手前、それもできません。とりあえず、仕上げて、学校へ提出したいと思っています。読書感想文関連の本は沢山でていますが、どれも手にしたことはありません。青少年読書感想文全国コンクールのホームページで、数は少ないですが入賞作品を読むことができます。(沢山読みたい場合は入賞作品を集めた本もあります。)これを読み、ほぉ~、と関心してから、我が子の感想文に着手しました☆ちなみに、最近、必ず書けるあなうめ読書感想文なんて本があります。・・・・・・あなうめ?うめるだけでいいの?ちなみにこの本は楽天ブックスでは売り切れです!沢山売れてるのね、きっと。あなうめ本を買ってまで感想文を書かないといけない、ということは、きっと全国の多くの小学校で、読書感想文が[必ず提出しないといけない宿題]なんだろうと思います。プチーの学校の宿題は本当に少なくて、読書感想文も、自由研究も、なにもかも別にするならしてもいいけれど、したくないならしなくてもいい、宿題です。もちろん、張り切って両方提出するつもりの我が家でございます☆ちなみに一年の時は、最低限しか宿題の提出をしませんでした。プチーが一人っ子だということを何度も指摘され、手をかけすぎないよう注意を受けていましたので、提出する気がしませんでした。提出したら逆によくないのではないか、とさえ感じ、一切何もしませんでした。今年は、なんだか、丁度いいぬるま湯の年ですので、宿題も別に深く考えず提出できます♪なんとか、読書感想文をしあげなくっちゃ!(算数と国語の宿題はもう仕上げました~♪少ないのであっという間でした♪)[お気楽ママ先生と自宅学習]トップページへ
2007.08.01
コメント(6)
全7件 (7件中 1-7件目)
1


