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加藤一「橋の下の借家」修子と二郎が結婚して、初めて住んだのが橋の下の借家だった。住んで1年もしないうちに、たびたび橋からの身投げ自殺があり遺体に慣れてしまったほど。そんなある日、修子の幼馴染の和一が尋ねてくる。二郎とは初対面だったが、お互いに気持ちよく酒を飲んだ。二郎は寝てしまったが、和一は泊まることを遠慮してナナハンで帰って行った・・・・しばらくすると、ドンドンと戸が叩かれ、再び和一が現れた。『修ちゃん、ごめんよ』と言うと、ナナハンを乗って帰って行ったが・・・・不思議とバイクの音がしなかった。次の日、駐在がやってきて和一が行方不明になっていることを告げた。そして、橋の下から和一と思われる胴体が見つかったが、首が見つからない。その日から和一が暗い部屋に毎晩、出て来るようになった。『修ちゃん、ごめんよ』しだいに、昼夜問わずに修子の前に現れるようになって『修ちゃん、ごめんよ』というと消える。修子は、首が見つかれば出てこなくなると思い、警察が何度も捜した場所へ行った。こんな場所にあるわけない、と思いながら草を掻き分けると、和一がいた。綺麗な顔で、まるで生きているようだ。すぐさま、駐在に知らせに走った。戻ってみると、首は綺麗ではなかった。首が見つかり、葬儀が済むと和一は出なくなったが・・・・夫の二郎が毎晩、うなされるようになった。「ゆるしてくれー、ゆるしてくれー」 誰に許しを請うているのかはわからずじまいだった。
2012.04.30
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「いたずらをした」大学生の小林と高校生のカオリは家庭教師と生徒という隠れ蓑で付き合っていた。しかも、高校生の彼女を既に食っていた。しかし、貧乏学生の小林にホテルに入る金などないことからもっぱら二人はお外でいたすことが多かった。しばらくは、森林公園の駐車場の車中でいたしていたがそれに代わる場所を探していた。それを見つけたのはカオリだった。『センセ、いい場所見つけたよ』それは稲荷神社だった。木に囲まれ、宮司も不在なことから昼間でも使える。さっそく、神社へ足を踏み入れ、お社の中で日が傾くまで楽しんだ。『もう、そろそ帰らないといけない時間だろう』二人は下着を身に着けたり、洋服のしわを延ばしたりした。送っていくと言う小林の申し出を断り、カオリは帰っていった。次の日からカオリは無意識のうちに下半身を露出させて手で弄ぶようになった。小林がたまたま通った公園で、カオリが下半身を露出させているのを発見して無理やり引っ張ってきた。『ねえ、神社でしよ?』 カオリは指の動きを止めない。その時、小林の携帯電話がなった。母親からだった。『いますぐ、山本の伯母さんのところへ行け。彼女も一緒にな』タクシーを拾って、山本の伯母さんの家に着くなり、一喝された。『あなたたち、もういったい何をやっているの!』いきなり怒鳴られ、事情を飲み込めないでいると・・・・『お稲荷さんでエッチなこと、してたでしょ? わかるのよ、バカやってると』伯母はカオリの背中を数珠でさすりながら、小林を睨みつけた。カオリに狐が憑いてしまったということらしい。神社でアオカンはタブーなんだとか。
2012.04.29
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「背中を流してくれる幽霊」投稿者のお父様の体験。その日も酒を飲んで、深夜の帰宅途中のこと。鼻歌交じりに自転車のペダルをこいでいると、風もないのに突然、横からタックルを受けたように横倒しになった。しょうがねーなー と思いながら、自転車を立て、また走り出した。すると、また横からのタックルを受け、横に倒れた。その時、ふいに思い出したのが、自殺したお父様の友人の顔。『やめてくれんか。静かに家へ返してくれ』友人の名前を暗闇に叫んだ。すると、何事もなく、家まで帰れたのでした。そのまま、風呂に入った。石鹸をつけて体を洗っていると、誰かが背中を洗ってくれている。後ろを見ても誰もいないが・・・・『もう、いいかげんにしてくれよ』と言うと、いなくなったとのこと。ちなみに、このお父様、お寺の息子で小さい時から霊を見ているツワモノ。
2012.04.27
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山岸和彦「トンネルの中で霊を轢いてしまった私」静岡県のトンネル内であった男性の体験。深夜の3時ころ、友人を乗せた車でトンネルに進入すると人が歩いているのが見えた。白い着物を着て、あろうことかトンネル内を横切った。よく見ると、頭に三角巾を付けている・・・・『これはヤバイものを見てしまった』と思った瞬間に、白い着物の人がクルリと向きを変えこちらに向かって来た。彼は思いっきりアクセルを踏み込んで、1秒でも早くその場を通り過ぎようとした。フロントガラスから数十センチのところまで来た時に白い着物の人と目があってしまった・・・・・・女性だった。次の日から、毎晩、金縛りと得たいの知れない『重み』に悩まされる。家族に相談しても『飲みすぎだから』の1言で片付けられる始末。数日後、毎年恒例の菩提寺の草むしりに参加した。そこで、住職に呼び止められて・・・『最近、体の具合はどう?』金縛りと重みがしんどいが、当たり障りのない返事をした。『じゃあ、はっきり言おう。最近、トンネルとか暗い場所で女の霊を見ただろう。実は、さっきから君の隣にいるんだ』彼はビビリまくり、住職に全てを打ち明け、車も見せた。『この車で霊を轢いちゃったんだな。それで怒って憑いてきた』さっそく、車ともども供養してもらい、金縛りもなくなったとのこと。
2012.04.26
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新倉イワオ「霊界からの使者」夏休み、小学5年生の女の子が母の実家に預けられていた。父親の浮気が原因で離婚問題になっていたのだ。お盆になって、おばあさんと墓参りに行った。お迎えするのは、ご先祖さまとおじいさんと叔母さん。墓参りから帰ると、女の子は一人、川へ遊びに行った。綺麗な花を取ろうとしたら、川に落ちて流された・・・しかし、すぐに誰かに体をつかまれ、気がつくと岸に上げられていた。冷たいけど、やわらかい手に助けてもらったとおばあさんに告げた。ある夜、仏間に入ると白いワンピースを着た髪の長い女性がおばあさんを見ている。女性は、女の子に顔を向けると消えた・・・・そして、おばあさんの様子が変なことに気づいた・・・・熱を出していたのだ。女の子は、食事の支度から掃除、洗濯まで頑張った。翌日の夜、疲れ果てて眠った女の子だったが、言い争う両親の夢で目覚めた。すると、自分の手を優しく撫でてくれる髪の長い女性が隣に座っていた。昨日、仏間で見た女性・・・・『どうして、そんなに悲しいの?』『ママがかわいそう。パパが家を出て行くの』女の子は、女性から3人で仲良く暮らせるようになると聞き安心して眠りについた。その頃、父親は若い女とホテルにいたが、突如の停電。フロントへ電話をすると、電話に出た相手は死んだはずの義理の妹だった。驚いて受話器を置くと、今度は浮気相手の女の後ろから憤怒の形相で現れた。浮気相手の女は失神したが、義理の妹の霊は凄まじいばかりの形相で迫ってくる。『改心しないなら、一生祟ってやる!』父親は土下座して謝った上、妻の実家に向かった。明朝、迎えに来た母親に飛びつく女の子。その後ろから父親もやって来た。『このとおりだ』父親はその場に土下座すると『すまん。もう家を出るなんて言わない。あの女とも別れた。だから、もう1度やり直してくれ』母親は、この時『この人、本当に心を入れ替えたのかも』と思ったとのこと。
2012.04.24
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神沼三平太「放置自転車」湘南の海の近くに住んでいた時の男性の体験。その一軒屋は、海の近くではあったが、駅から遠かった。元々は祖父母の家だったが、二人が亡くなると男性が管理人兼住人となった。ある夜、酒に酔った勢いで、駅で見慣れた放置自転車の1台を拝借してきた。次の朝に、元の場所へ返せばいいだろうとの考えであった。もう1週間以上前から同じ場所に放置された自転車で、黒いペンキが塗られていた。翌朝、自転車を昨晩あった場所に置き、改札へと向かった。その夜、帰宅してみると、今朝返したはずの自転車が敷地内に置いてある。不思議に思ったで、次の日には別の駅の有料駐輪場へ置いて来た。しかし、帰宅してみると、またも自転車は自宅に戻っている。恐ろしくなった彼は、自転車を橋の欄干から川の中へ捨てた。けれど、またも自転車は戻って来た。これは悪戯や嫌がらせの類ではなく、ヤバイものだと感じたが、対策がわからない。そこへ弟から電話が来た。『最近、何かに追われていることってある?』『なんでお前がそれを知っているんだ?』『実は、毎晩、兄貴が黒い犬に追われる夢を見るんだ。そして、最後は犬に食われて兄貴が死ぬ』弟から、お祓いには塩か酒を使うという話を聞き、酒を使って清めることにした。自転車をバラバラに分解して、酒で清めて1日置いた・・・元の自転車に戻らないことを確認して、半分だけ燃えないゴミとして出した。1日待って、自転車が戻って来ないことを確認して、もう半分をゴミに出した。黒い自転車が戻ってくることはなかった。
2012.04.23
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「軍人の償い」重い病気で入院中の祖父を看病していた人の体験。医者は、祖父の命があと数日で消えることを宣告していた。その夜、祖父の隣の簡易ベッドで寝ていると・・・・『カリカリ、カリカリ』と音がする。音の出所を探してみても何も見えない。すると、危篤だったはずの祖父が目を開け、しっかりした口調で話し出した。時は太平洋戦争の最中、エリート将校だった祖父は間違った考えから部下の多くに食料も与えずに飢えや病気で見殺しにしたとのこと。その罪を部下たちによって、今裁かれようとしていると言うと布団をめくった。そこには、無数のガリガリに痩せた小さな兵隊が祖父の体に群がっていた。どの兵隊もカリカリと音を立てて、祖父の体を食い荒らしていた。祖父は絶叫を上げると危篤状態に戻り、数日後に息を引き取った。
2012.04.22
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たまたま、ここを通りかかった霊とのこと
2012.04.11
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2005年にリメイクして放映された映画『妖怪大戦争』の 出演者の写真で妖怪を紹介している妖怪図鑑 中央左の頭の青い『油すまし』は竹中直人 その左の『ぬらりひょん』は今は亡き、忌野清志郎 その左の全身赤の『猩猩』は近藤正臣』が演じてます。
2012.04.07
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平山夢明 新作3話と「超」怖い話A~Mのベスト44話「穴ふたつ」ある2歳差の姉妹の話。姉は勉強が出来て、スポーツ万能。それに比べて、妹は勉強もスポーツも並以下。両親はことごとく二人を比較して、妹を腐らせた。また、中学校では教師に比較されて、またまた妹を腐らせた。そんな中、体育祭が行われることになり、姉は対抗リレーで花形選手。妹はと言えば、騎馬戦の『馬』。ある日、妹は玄関で姉のお気に入りの運動靴を見た。彼女は、その運動靴を持つと、近くのお地蔵様のところまで持って行きお地蔵様の頭を靴で撫でながら『ねえちゃんがリレーでビリになりますように』と念じ、これを運動会の前日まで続けたと言う。運動会当日、姉は2位でバトンを受けたが、1人抜いてトップに躍り出た。誰もが1位のままゴールすると思われた瞬間、何かに躓いて、顔から転倒。『やったー!』妹が喜びの声を上げた途端、口の中に小石のような物が入ってきた。彼女の顔を見た誰もが悲鳴を上げた。なんと、彼女の犬歯から犬歯の上下の前歯がごっそりと抜け落ちていたのだ。痛みは無かったと言う・・・・医者は原因不明とのこと。妹は今も差し歯である。
2012.04.01
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