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平谷美樹「葬儀屋さんの話 ドア」ある方が葬儀屋に就職して間もない頃に、誰もいない事務所の自動ドアが開くのを目撃して不思議に思う・・・。それから数ヶ月経つと、それがどういうことか解りかけてきたある日先輩といっしょに、誰もいない自動ドアが開くを目撃した。先輩曰く『葬儀が入るよ』・・・『やっぱり』
2012.05.31
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平谷美樹こちらも100話あります。第二話も、あえて一気に読まずに数日かけて読んだためか何も起こりませんでした。「怒られたはなし」前作『百物語』を作っていたときの担当編集者が体験した話。編集者が校正をチェックしていて問題点が出たので連絡を取った。しかし、自宅が不在だったので急ぎだったことから携帯電話に電話をした。電話をすると留守電になったのでメッセージを吹き込もうと用意したとき 『うるせぇ!馬鹿ッ!』・・・・携帯電話の持ち主のいたずらではないのは言うまでもありません。
2012.05.30
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平谷美樹1冊で100話あります。100話を数日に渡って読んだためか、私自身に不思議なことは起こりませんでした。「鋏女」角川春樹事務所は出るとのこと。髪の長い女が首をしめてきたり、裁ち鋏で滅多刺しにされる。刺されると傷は無いが激痛が走るということ。
2012.05.29
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平山夢明「泥酔」ある証券マンの体験。仕事のストレスから毎日の仕事の後に飲むのが日課になっていた。ある日の深夜、自宅マンションまでタクシーで帰り着くと、急に気持ちが悪くなり体を支えるのがやっとの状態になってしまった。やっとのことで自宅のドア前まで来たが、鍵を差し込んでもドアは開かず呼び鈴を鳴らしても妻は出てこない。深夜であるので、隣近所に気を使いながら声を出して妻を呼んだ。しばらくすると、隣のドアが開いた。隣近所の付き合いがないのでわからないが、1,2度顔を合わせたことのある隣の奥さんのようだった。『夜分にすみません』と詫びると、部屋の中に入るように言われた。有無も言わさぬ強引さで玄関に入れられると、背中を押すようにと奥の部屋へ追いやられていった。奥の部屋には祭壇があり、黒い男と僧侶が居り、読経の真っ最中であった。そして、遺影には自分の姿があった。焼香となり、自分の番になった。しかし、焼香をすると自分が死ぬという気がして、ただ正座をしていた。すると、奥さんが裁ちバサミを背中に当て、上下に動かす。黒い男が顔を覗き込み、読経の声が一段と大きくなった。呼吸が荒くなり、気が遠くなって気を失った・・・・気がつくと病院のベッドの上だった。看護士の話によると、自宅マンション入り口で倒れているとことを発見され一時は心肺停止状態だったと。十日ほどの検査で、自宅に戻された。隣は引っ越していた。『あなたが入院した日の翌日に、お隣の旦那さんが亡くなって・・・・あなたの財布が部屋に落ちていたと、お隣の奥さんが届けてくれたのだけどどういうことかしら。詳しく訊けなかったのだけど』財布には、あの日のタクシーの領収書が入っていた。
2012.05.28
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平山夢明「銭湯」彼女の実家は銭湯を営んでいた。5月には菖蒲を湯船に入れることもあるだろうが、その銭湯では年中を通して菖蒲を入れている湯船があった。祖父に理由を尋ねると『魔よけ』との答えが返ってきた。ある日のこと、営業時間も残り少なくなった時間帯に父母ともに不在となり彼女が番台に座ることになった。ふと見ると、お客が誰もいないのに湯船に浸かる頭のようなものが見えた。それは数が増え、最後には1つの大きな海坊主へと変化していった。・・・『魔よけの菖蒲を入れるのを忘れていたんです』
2012.05.27
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平山夢明「ゴミ」ゴミ収集を業務としている、ある方は今の日本人は病んでいるという・・・ある日のゴミ収集の日。ゴミ収集車を運転していると、後ろのコンテナから人の話し声がしている。事故かと思い、コンテナを覗いてみるが人の気配はない。気のせいかと思い、再び運転していると、今度は数人のはっきり話す声が聞こえてきた。間違いなく事故だ、と思いコンテナを開けた。しかし、今度も人の気配はない・・・。すると、一人の作業員がへんな袋があったのを思い出した。その袋を取り出してみると、中には遺影と位牌があった。その袋を運転席に入れると話し声がやんだ。仕事が終わってから近くのお寺に事情を話して持ち込むと、住職は人心の荒んだことを嘆いていたという。『今は要らなくなったら猫でも犬でも捨てる。子供は捨てる、親も捨てる。捨てて良いものと悪いものの区別も付かない。みんな頭が狂っているんだ。狂っているから自分が狂っていることに気がつかない・・・』
2012.05.26
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平山夢明「イタズラ電話」ある女性が深夜のイタズラ電話に困っていた。『オレ、オレ、オレ』のイタズラ電話に切れた女性が言った。『あんた、卑怯ね。隠れて電話してくるなんて!!』『そうでもないよ』と言い終わらぬうちに、彼女の部屋の窓ガラスに男が貼り付いた・・・
2012.05.25
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平山夢明新作3話と「超」怖い話A~Mのベスト44話「穴ふたつ」ある2歳差の姉妹の話。姉は勉強が出来て、スポーツ万能。それに比べて、妹は勉強もスポーツも並以下。両親はことごとく二人を比較して、妹を腐らせた。また、中学校では教師に比較されて、またまた妹を腐らせた。そんな中、体育祭が行われることになり、姉は対抗リレーで花形選手。妹はと言えば、騎馬戦の『馬』。ある日、妹は玄関で姉のお気に入りの運動靴を見た。彼女は、その運動靴を持つと、近くのお地蔵様のところまで持って行きお地蔵様の頭を靴で撫でながら『ねえちゃんがリレーでビリになりますように』と念じ、これを運動会の前日まで続けたと言う。運動会当日、姉は2位でバトンを受けたが、1人抜いてトップに躍り出た。誰もが1位のままゴールすると思われた瞬間、何かに躓いて、顔から転倒。『やったー!』妹が喜びの声を上げた途端、口の中に小石のような物が入ってきた。彼女の顔を見た誰もが悲鳴を上げた。なんと、彼女の犬歯から犬歯の上下の前歯がごっそりと抜け落ちていたのだ。痛みは無かったと言う・・・・医者は原因不明とのこと。妹は今も差し歯である。
2012.05.24
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平山夢明「お遍路」学生時代に四国八十八ヶ所をお遍路して一人歩いた女性の体験。旅路は順調に進んだが、高知に入ってから変なことが起き始めた。その日、宿に着くと自分宛の電話がかかって来たという・・・何か起きたのかと自宅に電話をするが、家族は誰もかけていないという。若い女で、電話の時に彼女の名前を確かに告げたとのこと。次の宿でも同じ・・・彼女は事前に宿を家族に知らせていなかったため、彼女の行動を知る者は誰もいないはずなのに、先回りするよに電話がかかってくる。そんなこんなでお遍路も終わりに近づいた頃に、着いた宿に電話がかかってきた。『もしもし』『おねえちゃんでしょ?』『どちら様でしょう?』相手は、彼女の苗字と彼女の住所で名乗った。彼女はひとりっ子だったので『私、妹いませんけど』<なら、おまえが死ねば良かったな>突然、野太い男の声になった。自宅に帰り、ことの顛末を両親に話したが思い当たることはないという。
2012.05.23
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平山夢明「峠の出来事」ある土曜日の深夜、高校3年生の男女のカップルが車でドライブに出かけた。車は山を登り始め、とあるカーブへ差し掛かったところ、急ブレーキで止まった。彼がドアを開け、外に飛び出した。『はねちゃったよ。急に飛び出して来るんだもん』作業着の男だった。救急車を呼ぶより、病院まで運んだ方が早いと判断した彼らは男を後部座席へ寝かせた。車を発進させると猛スピードで走る。途中、彼が大声で叫ぶと、すごい衝撃と大きな音が響いた。今度は若い女だった。かすかに動いたので生きていると思い、迷わず後部座席へ運んだ。車に戻ると病院目指してぶっ飛ばした。山を下ると救急病院が見えてきた。彼は夜間救急搬送口に車を横付けすると、急いで入り口ドアを叩きだした。『こら~』 警備員が飛んできた。『あ、あ、大変なんです。ぼく、ぼく、はねてしまいました』警備員が後部座席を覗き込むと『まただ・・・』その様子に、彼と彼女も車の後部座席を覗いた・・・・そこには、大きな木の枝がふたつ乗っていただけだった。
2012.05.22
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平山夢明日記をそのまま本にしたという感じ。筆者がいかに異常と巡り合っているかが浮き彫りになっている。何時、死んでもおかしくないオーラの持ち主でありながら、御祓いを受けずになんとか生きている・・・・それにしても、変な人が周囲にたくさんいるわいるわ・・・・
2012.05.21
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平山夢明「レレレ」友人と待ち合わせをしていると、すごい美人が目の前を通っていった。待ち合わせの友人も目撃。しかし、何か変・・・・変な理由は足にあった。『レレレのおねえさん・・・・』レレレのおじさんが走るアニメみたいに足が4本あった。友人は足しか見ていなかったとのこと。
2012.05.20
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平山夢明「入っている」深夜、トイレに入っていると、ドアノブをガチャガチャと乱暴に回された。『入っているよ!!』思わず怒鳴りつけたところで、独り暮らしであることに思い当たる。
2012.05.19
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平山夢明「衣」実家のおじいさんの手伝いで、海へ漁に出たときのこと。漁の合間の休憩中に海に潜って遊んでいた。すると、海の奥から幅50センチくらいのトイレットペーパーみたいな物がヒラヒラと漂っていた。好奇心から、どこまであるんだろうと潜ってみても先は見えなかった。船に上がると、おじいさんにその話をした。『つるつるの手触りだった』すると、おじいさんの顔色が変わった。『けえるぞ』漁の途中だったが慌しく帰り支度を始めた。理由を聞くと、おまえが触ったのは『乙姫の衣』で、乙姫は衣に触られるのを大変に嫌がるので大時化になるとのこと。はたして、夕方には風が強くなり、暗くなる頃には大時化となった。
2012.05.18
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平山夢明「箸」中国に仕事で滞在している際に胸の病にかかった。胸の痛みは重くなるばかりだが、原因がわからない。そんなとき、福建から中国人の友人がたずねてきた。その友人は、傍からも重い病気とわかる様子を見ると・・・・使用人を全員解雇させた上で、同じ中国人として恥ずかしいと謝罪した。実は、その箸は人骨で出来ており、呪う相手に使わせれば1年足らずで殺せると言う・・使用人全員が人骨の箸とともに送り込まれた共犯者だった。
2012.05.17
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平山夢明「おぶわれて・・・」彼女は幼い頃、喘息だった。時には重篤な場面も迎えたとのこと。彼女の父は、3歳の時に事故死した。ある時、呼吸が楽になる時があった。そして天井が間近にあると思ったら、近くにいた男におぶわれていた。しばらく後、彼女が『帰りたい』と言うと『帰らなくても・・良い』『いやだ、帰る』・・・・・・大声で呼ばれる声で目覚める・・・彼女の心臓が二度止まった直後のことだった。彼女をおぶっていた男の話を母にした。母は即座に立ち上がり、仏壇から位牌を壁に叩きつけた。『勝手に死んで、娘まで連れて行くのか!』・・・・彼女は現在、2児の母になっている。
2012.05.16
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平山夢明「おりん」中学3年生の時、クラスでいじめがあり、一人の女の子が自殺した。いじめがあったのではないか?という声もあったが教師がうやむやにしてしまった。女の子の通夜の時、中学校の生徒は焼香せずに「おりん」をチーンと鳴らして手を合わせるように指示された。彼女をいじめていた一人がおりんを叩くと、チーンと鳴らずに『うえ~ん』と泣くような音がした。慌てた彼女は人混みに逃げて行った・・・次に、いじめのリーダーだった女の子がおりんを叩くと音が出ない・・・慌てた彼女が何回もおりんを叩くと、『ゲ~』という悲鳴のような音がしておりんが割れた。母親が、ものすごい形相で彼女を睨みつけた。『ごめんなさい』と叫ぶと、その場にしゃがみ込んだ。結局すべて明るみに出て、いじめを行った生徒の推薦は破棄となった。通夜の前日、母親は夢枕に立った娘から『おりんを使って』との啓示を受けたらしい。
2012.05.15
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平山夢明「友達」情報処理部門でセキュリティを担当する彼女には中学校からの友達がいるという・・・コックリさんがもとで、一人ぼっちになってしまった彼女が友達にしたのが、他ならぬコックリさん。さびしくなると、10円玉で「オジュウ」と名づけたコックリさんを呼び出していたという。今は、パソコンの壁紙とマウスポインターで手軽に友達と会えるんだとか。
2012.05.14
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中岡俊哉「国道299号線『正丸トンネル』の恐怖」 埼玉県入間郡・秩父郡埼玉県の飯能から秩父に向かう正丸峠の正丸トンネルは、昔から怪談話の多い場所として有名。この日は、体験者の運転手と助手の二人が大型トラックで機械の部品を運ぶことになり正丸トンネルを抜けて東京方面へと向かっていた。正丸トンネルを抜けると間もなく『ヒーッ ヒーッ』という物が擦れるような、人の悲鳴のような音がしだした。二人はパーキングエリアへ車を駐車させると、点検することにした。助手が懐中電灯で車の下を照らして、中を覗こうとした・・・突然、懐中電灯を持った手を冷たいものに捕まれた。必死の思いで振りほどくと、運転手に事情を説明した。『そんなバカな・・・』と思いながら、運転手が車の下を覗くと、車で轢き殺したような胸が潰れて頭蓋骨が崩れた男の姿があった。『たいへんだ~』すぐに、会社へ連絡を取り、事故係りと警察官がやってきた。しかし、車の下を調べてみても死体も血痕も見あたらない。事故係りは、二人を怒鳴りつけると警察官に謝り続けた。二人が沈んでいると、古参の運転手がそっと言った。『あまり気にするな。俺も正丸トンネルで事故死した霊を目撃したが、それが原因で会社を辞めた奴が5人もいるぞ』
2012.05.13
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平山夢明「じいさんエレベーター」深夜、ちょっと飲みすぎて帰宅した女性の体験。彼女が住んでいるマンションのエレベーターは、上昇下降するスピードもドアの開閉スピードも飛びぬけて遅い。その夜も、這うように上昇する『じいさんエレベーター』にため息が出る。ふと、エレベーター内に手をダラリと下げた影を見つけた。それは確かに彼女の足に繋がっていたが、手を振ろうが影は動かない。『え?』と思ったら、彼女は全く動けなくなってしまった。すると、エレベーターが勝手に止まり、ドアが開いた・・・・そこには、ボロボロのワンピースを纏い、針金のような細い腕をダラリと下げた後ろ向きの髪の長い女が立っていた。彼女の足が引かれる・・・・と女は急に廊下の端まで滑るように移動を始めた。その途端に彼女の体が動くようになり、『じいさんエレベーター』の『閉』ボタンを必死に押し続けた。すると、今度は女が廊下の端から戻ってきた。『はやく、はやく・・・』もはや、彼女は女の姿を見られなくなっていた。何かがドアに当たる『バン!!』という音と同時に『じいさんエレベーター』は上昇した。
2012.05.13
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平山夢明「ボール神」某有名サッカーチームのサッカー場の管理をしている父の仕事場に遊びに行った時のこと。グランドに小屋が建てられいて、有名選手が次々と出てきた。何をやっているのだろうと思い、誰も居なくなった小屋を見にいった。そこには、ピラミッド型に組まれたボールと選手直筆のお札のような物があった。それを父に言うと・・・・『まいったなー、見られちゃ効果がないんだよ・・・』・・・実は、毎日蹴られるボールへの感謝と供養。そして < 力を貸してください > という意味で、大事な試合の前には必ず行う儀式なんだが、他人に見られると効果がなくなると言われている。
2012.05.12
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平山夢明「猫の目」ある日、飼い猫と遊んでいると、突然、飼い猫がピタリと動きを止め彼女の顔をマジマジと覗き込んで来た。『うん?、どうした?』飼い猫の顔を見た。瞳を見ると、自分が映っていた・・・・その後ろに、首が折れ曲がった男がいた。
2012.05.09
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「当て逃げ犯を探す赤い軽自動車の亡霊」投稿者の家族で旅行へ行った時のこと。父親が運転する車に乗り込んで、高速道路を走行中に・・・・『なんだ、あの車、やけに飛ばしているな』バックミラーを見ながらの父親の独り言に、後部座席の二人が後ろを見た。一台の赤い軽自動車が何度も追い越しをかけながら、グングン近付いてくる。そして、追いつくとスピードを緩めて併走しはじめた。車の窓からは若い女が血を滴らせた目でこちらを覗き込むように見ながら何事か、叫んでいる。それは頭の中に直接響くに声で・・・『こいつじゃない、こいつじゃない』赤い軽自動車は、再度スピードを上げると前の車を追いかけて行った。落ち着きのなくなった父親は最も近いサービスエリアに入り、警備員に目にした光景を話した。『また、出ましたか・・・・』赤い軽自動車は、数年前に白い車にあおられてハンドル操作を誤って事故死した女性3人が乗っていた車で、今も捕まっていない犯人を捜しているとのこと。
2012.05.09
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平山夢明「心霊さん、いらっしゃい!」高浜君が所属する大学の自主制作映画サークルでドキュメンタリー映画を作ることになった。始めはどうなることかと思っていたが、いろいろな廃墟や曰くつきの場所事故多発地帯等を撮影しているうちに、作品になってきた。その日は、有る程度出来上がった段階の映像をチェックするために高浜君の部屋に4人が集まった。酒盛りしながら映像を見ていたが、昼間のバイトの疲れから眠ってしまった。目が覚めると、外は明るくなり始めていた。ふと見ると、テレビの前の座椅子に髪の長い女性が座っている。手と足を前に伸ばして座っている・・・『どうも見たことがない女性だなあ~、誰の彼女かなあ~』外していた眼鏡をかけ、後頭部と思われる場所を凝視していると・・・・目があった。体は前を向き、首だけ異様な角度に曲げている。『生きている人間ではない』鼻から下が抉られたようになかった・・・・そこで高浜君は気絶した。『おい、起きろよ』仲間の2人に起こされた。昨夜はビデオテープが絡んでしまい、分解する工具を取りに帰ったとのこと。早速、ビデオテープを引き出そうとすると・・・・そこには、女性の髪の毛と思われる長い毛が大量に詰まっていた。ビデオデッキごと、お寺へ供養に出したそう。
2012.05.08
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平山夢明「相談」相良さんは会社の後輩から、相談に乗って欲しいと訪問を受けた。その後輩は何かと問題のある娘だった。『まあ、問題行動は全て男女関係。その娘、ちょっと見がかわいいから男がコロっと騙されちゃうのよ。そんでもって、彼女のいる男を奪っておいて、影でガッツポーズしている噂だったわ』後輩が来てドアを開けて、すぐ異変に気づいた。後輩の後ろに、ブレた画像のような女が相良さんを睨みつけていた。今まで幽霊なんて見たことなかったが、ひと目で生きている人間じゃないとわかった。見ていると、ブレた画像の女はクローゼットの中へ入って消えた・・・『あ~、なんだか急に楽になったので、もう帰ります』後輩が急に元気になって、帰るという。相良さんは、急いでクローゼットを開けるとブレた女がしがみ付いたブランド物の服を袋に詰め込み・・・・『お古で悪いけど、良かったら使って』『先輩・・・・』『元気出せって』それから間もなく後輩は病気療養のため退社した。狂ったのだとの噂があった。
2012.05.07
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平山夢明「負の遺産」産まれる時に2度も心肺停止した彼女の妊娠から出産に関わる話。自分の先祖が犯した『負の遺産』のために子が死産難産となることが常の家系。その恨みを母から聞きながら妊娠した。出産までの間、悪い気配を感じると『ごめんなさい、ごめんなさい』と謝り続けた。ある晩、悪い気配にお腹を蹴られ、激痛に耐えながら眠ってしまった。朝、慌てた夫が彼女を揺り起こした。枕は血で染まっていた。彼女の耳の1部が千切れていた・・・。それを聞いた母は『これで、お腹の子はもう大丈夫。あんたも耳全部を持って行かれたわけではないので良かったね』と大喜びであった。彼女は無事、女の子を出産した。
2012.05.06
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平山夢明「水で死ぬ」野宮さんという女性が大学時代の友人から聞いた話。『私は水で死ぬの』と言っていた。その原因は、小学生時代に3人で1人の少女をいじめぬいた・・・最後には、あろうことか、亡くなった彼女の父の墓にいたずら書きをした。そこで白目を剥いた彼女が3人へ向かい『あまえは鉄で死ね』『おまえは火で死ね』『おまえは水で死ね』小学校を卒業すると、いじめられた少女は転居して行った。いじめた3人は地元中学へ進学したが、高校へいく頃には付き合いがなくなっていた。高校2年になって、鉄で死ねと言われた女の子がスクーターを運転中にダンプに轢かれ即死。残った2人は、電話で話しながら『どうしよう』と繰り返していた。そして、2年後、火で死ねと言われた女性が自宅でゴミを燃やしている最中にガスライターが爆発。近くにあった灯油へ引火して焼死。そして、大学に進学して野宮さんへ告白すると、まもなく彼女は亡くなった。不安を紛らすために飲んだ大量のアルコールが原因で、肝硬変で亡くなったのだとか。勁文社の「超」怖い話全11巻の話を抜粋したものと新作10話です。
2012.05.05
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平山夢明「レントゲン」自分の時間が取れずに、結婚もできないと悩んでいた医師。ある日、その悩みを先輩医師にすると意外な解決策があった。それは、レントゲン写真でその患者の生死がわかるというものだった。勁文社の新「超」怖い話3~Q(9)の話を抜粋したものです。
2012.05.04
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平山夢明「火葬場にて」ある兄弟が火葬場で通夜をした。深夜、トイレに向かうと自動ドアが開閉する音が響く。翌朝、係員にその話をすると、自動ドアの電源は切っていたので開くはずがないと。ようく見てみると、館内側のガラスに手の跡がビッシリと付いていた。勁文社の新「超」怖い話5~7の話を抜粋したものです。
2012.05.03
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加藤一「ならばよし」ある夫婦が新居へ越したばかりのこと。ベッドの代わりに、キャンプ用のエアーマットを敷いていた。そのマットに二人でゴロンと横になった時に子供の頃の話になった。『ねーねー、私ね、小さい頃、お化けが見える子だったんだよ』『へえー、そうなんだ。この部屋に居そうかい?』『う~ん、ちょっとわからないな』すると夫が悪戯っぽく、天井へ向かって言った。『おい!もし、ここに幽霊がいるなら今すぐ出て行け!』軽いジョークのつもりで言ったのだが、部屋中の灯りが一斉に消えた。夫は色を失ったが、妻の前で怯えた姿は見せられないと思ったのか・・・『よ、よし。じゃあ、邪魔しないと約束するなら、居てもいい』すると、部屋中の灯りが点灯した。この部屋で3年ほど暮らしたらしいが、いろいろなことがあったとのこと。『邪魔しない約束』はあまり守られなかったと。
2012.05.02
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平山夢明「ヴァンパイヤ」ある日本人男性がアメリカ旅行をしていた時のこと。ひょんなことで知り合いになったアメリカ人の男性に、機会があったら自宅に寄るように言われたことを思い出し、その友人宅へ行った。すると、友人の妹に『祖父はヴァンパイヤだから近づいてはダメ』と警告される。危険を察知して、友人宅には泊まらず自分の車の中で寝た。深夜、目を覚ますと、外に祖父がいる・・・・車で逃げた。逃げる時、祖父をカメラで何枚か撮った。しかし、現像した写真には祖父の姿はなかった。勁文社の新「超」怖い話1~3の中から抜粋したもの。
2012.05.02
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加藤一「喋る」自分の彼氏とアレをいたしていると、彼氏の一物が浮気を喋ると言う・・・。彼氏の一物を口にしていると・・・・"ケイコの方が上手だったな" とか "ヨウコは裏まで舐めてくれた" とか・・・"昨日はケイコと3回した" 彼氏の声ではない声が話し出すのだとか。腹が立ってきたので、舐めるのを止めて『あんた、昨日、何してた?』と彼氏に言うと『パチンコ、遊んでた』とか言い訳をしている間も彼氏のアレは喋る・・・"ケイコとした。口に1回、後ろで1回、中に1回・・・・"『そうやって嘘つかれると、すごくムカつくんだよね。ケイコって女とやったでしょ。口に1回、後ろに1回、しかも中にまで出してさ』彼氏は顔面蒼白・・・前の彼氏の時も同じだったが、ただ体だけの関係の男の一物は喋らないとのこと。
2012.05.01
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