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今日は時計の電池が切れたので銀座のデパート6Fへ行きました。待っている間、時計屋さんの前のメガネ屋さんへ。世界中の眼鏡が並んでいて、また歴史的な眼鏡も展示していて、とても面白かったです。垢ぬけていた店内はすばらしいです。私の掛けているメガネをみて、○●○のブランドはこちらです・・・と言った目利きのありそうな方はすごいと思いました。デパートを出て、有楽町のほうへ行くと、旅行代理店の方が、この寒いなか、ちらしを配っていました。駆け出しのような方で一生懸命な感じがして応援したくなりました。まん丸の眼鏡と旅行代理店・・・この2つでシューベルトのことを思い出しました。ちらしを配っていた旅行代理店は、ブレンデルの最後のザルツブルク音楽祭のコンサートのチケットをというものを私のために探してきてくれたところ、まん丸のシューベルトのメガネの展示を見たあの日のことを思い出しながら界隈を散歩していました。2008年8月3日(自分なりに考えたシューベルト三昧の一日)午前中 ウィーン市立公園でシューベルト像のあたりを散歩そのあと、シューベルト生まれた家へ。(シューベルトのメガネ)午後、シューベルトの晩年の家へ。夕方、ウィーンからザルツブルクへ移動。夜、ザルツブルク音楽祭 ブレンデルのコンサート。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200808100001/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200808100002/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200808110000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200808040000/ こんな日もあったなあと。頭のなかではこんな音楽がまわっていました。なんだか気分よかったのか明るい感じになりました。シューベルト 交響曲第9番 ザ・グレート 第3楽章 (メスト指揮ウィーンフィル)http://www.youtube.com/watch?v=uXHz7ehydE0&feature=relatedhttp://www.youtube.com/watch?v=Tb1h6VYosrwザ・グレート 第4楽章 (ムーティ指揮ウィーンフィル)http://www.youtube.com/watch?v=_MijjOoFAMc&feature=related ●きょうは月曜日なので、ピアノのおけいこの日。シューベルト=リストの曲やっています。発表会まであと2カ月弱。がんばります。週末シューベルトのハンガリー風メロディ弾くことになったのであわせて練習していました。リストとシューベルトは出す音そのものがぜんぜんちがうものになりそうで試行錯誤の最中。レッジェーロで軽くかわいくリストは弾きたいし、シューベルトは冬の雪の日のように渋い音にしたいですし、ちょうどいい取り合わせになったかもしれません。
January 31, 2011
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深夜にサッカーの試合を見ていたので、昼ごろまで夢の中だったかもしれません。すこしだけピアノの練習をして、出かけることにしました。大手町から千代田線で北千住のすこし先にある松戸というところで降りました。感覚的に遠いように思っていたのですが、うとうとしているうちにあっという間に着きました。駅の東口から、イトーヨーカドーを抜けたところに聖徳大学というがあり、そこで室内楽コンサートがあったので聴きました。音楽学部があるのですね。ホール付近のモニュメント、迫力あっていいです。 聖徳大学音楽学部室内楽特別演奏会 (聖徳大学1号館 香順メディアホール)ベートーヴェン ピアノと管弦楽のための五重奏曲 変ホ長調 作品16ブラームス ヴァイオリンソナタ ト長調 作品78イベール 2つの変奏モーツァルト クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 このコンサートは1月7日に旧奏楽堂で聴いたコンサートのお礼からいただいた案内、気分転換にもなりました。知らない世界はいくらでもありそうな感じです。ピアノ以外にフルートやクラリネットのアンサンブルが聴けてうれしかったです。http://www.melos-wien.com/oto/?p=54●遅れていったのでベートーヴェンは聴けなかったので、家で雰囲気だけでも。BGM:ベートーヴェン ピアノと管弦楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16 第3楽章http://www.youtube.com/watch?v=XvcmbET3eusOp.14がピアノソナタ9番、10番、Op.15がピアノ協奏曲1番・・・初期のこのあたりの明るい作風はとても好きです。BGM: モーツァルト クラリネット五重奏曲 K.581 第3楽章http://www.youtube.com/watch?v=OHZ8wxgbfTEこの曲ひさしぶりに通して聴きました。しばらく聴いていなかった踊りたくなるようなこの楽章、思い出して聴いています。男性のクラリネット奏者と女性4人の弦楽合奏、なんだか幸せそうでいいなあというのもありましたが、暖かい音がいっぱいのアンサンブルを生演奏で聴けてよかったです。 ●今日いただいたちらしから、興味をもったもの。東京・春・音楽祭-東京のオペラの森2011-http://www.tokyo-harusai.com/http://www.tokyo-harusai.com/program/page_723.html東京春祭マラソン・コンサートvol.1ウィーン、わが夢の街 ~マーラーが生きた世紀末ウィーンちらしの説明にも興味もちました。音楽では、ブラームス、ブルックナー、マーラー、R.シュトラウスが活躍していた時代、フロイトの精神分析文学ではホフマン・スタール、建築ではオットー・ワーグナー、美術ではクリムトを中心としたウィーン分離派が誕生。音楽ではシェーンベルクをはじめ新ウィーン楽派が誕生。第一次世界大戦で終焉を迎えることになる・・・と記載もあり、それは数日前見たカンディンスキー展で書かれていたことと同じ。1914年でいろいろな流れが切れてしまったのだということをあらためて認識。後期ロマン派から新ウィーン楽派までの流れは、こういうところで楽しみたいです。
January 30, 2011
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銀座線の三越前の改札を出ると、最近新しくできたCOREDO室町の地下の本屋さんが目につくようになりました。タロー書房というのですが、その前は三井本館のあたりにあったのが、地下に移ってきたようです。 http://mi-mo.jp/pc/store.php?iid=0013&tid=00000269 ここの本の置き方は、空間も広いし、見やすいので、どんどん中に入り込みたくなります。またかかっているBGMが、渋すぎて、もうたまりませんでした。ふつうこんな音楽本屋さんにはかからないでしょう・・・・とおもうのですが、これが案外フィットするのです。重厚な音楽が静かにかかっているのって、アカデミックな感じがしていいですね。思わず長居してしまいました。音楽もしっかり聴いてしまいましたし、雑誌の立ち読みもたくさんしてしまいました。本屋さんのBGM1ブラームス ピアノ協奏曲第2番 第2楽章http://www.youtube.com/watch?v=wWKTkByq2eE&feature=related●http://www.taroshobou.com/タロー書房のロゴは岡本太郎氏のもの、新しい店舗の空間は、九州新幹線「つばめ」の水戸岡鋭治氏のデザイン、、精神の散歩道・・・というこの書店のキャッチフレーズなんだか楽しめる場所がまた見つかってうれしい。今日もまた、こんなBGMでした。本屋さんのBGM2展覧会の絵 ムソルグスキー(ラヴェル)http://www.youtube.com/watch?v=r7Uz3qGsu5Q ブックカバーも、書店の紙袋もこんなカラー、 自分の好みにあいます。 ●週末の読書も楽しめそうです。月曜日に、別の書店で講演会も聴いたスマサラーナ長老の著、「怒らないこと 2」静かに読んでみたくなりました。ぱらぱらと立ち読みしていたら、「上善は水の如し」・・・とありましたが、新潟のお酒のことだけではなく、水のように謙虚であれ・・という老子のことばだったのですね。興味深いことがたくさん書いてありそうなので、これ読んでみることにしました。HANAKO FOR MEN という日本の旅の本、それから北の国の案内の本そのうち旅しますので。旅しないでもイメージしたいので綺麗な写真を眺めることにしました。
January 28, 2011
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丸の内の三菱一号館美術館、 http://mimt.jp/index.html水・木・金曜日は20時まで開いていて、早く帰れる日でもゆっくり見れてうれしいです。ちょっと気にしていた美術展へ。銀座1丁目から有楽町を横切り東京国際フォーラムを突き抜けた先にあります。寒かったなか、ちょっといい散歩道。「カンディンスキーと青騎士展」 http://mimt.jp/aokishi/第1章 ファーランクスの時代 旅の時代http://mimt.jp/aokishi/exhibition/01.html第2章 ムルナウの発見 芸術的総合に向かってhttp://mimt.jp/aokishi/exhibition/02.html第3章 抽象絵画の誕生 青騎士展開催へhttp://mimt.jp/aokishi/exhibition/03.html美しい抽象画というイメージがありますが、今回は1910年代の革新的な絵ができてくるまでの時代の展示。ミュンヘン・レンバッハ美術館所蔵の絵画の数々。抽象画がたくさんという先入観で入りましたが、ミュンヘン郊外のきれいな風景画、華やかな色遣いに癒されした。音声ガイドを聴きながら回りましたが、まさに音楽と融合した絵画があり、これにはびっくりでした。当時活躍していたシェーンベルク(オーストリアの作曲家)のコンサートで聴いた音楽を聴いて、描いた絵が今回メインのひとつになっている<印象III <コンサート>という作品。ちょうど100年前の1911年のこと。音声ガイドのBGMを聴き、コンサートという絵画の前にいて、ぜいたくな時間を過ごしました。シェーンベルク 3つのピアノ曲 Op.11-3 Beegthttp://www.youtube.com/watch?v=8vHNcNrojDM&NR=1カンディンスキー <印象 III (コンサート)>http://mimt.jp/aokishi/exhibition/03.html当時としては音楽も絵画も相当異端児だったでしょうが、その後、カンディンスキーとシェーンベルクが親交を深めたという説明もあり、また興味が深まりました。●ミュンヘンのレンバッハ美術館、15年ほど前に1度行ったことがありますが、その立ち寄った数日後に聴いたコンサートがシューベルトとシェーンベルクという日があったので、またそういうことも静かに思い出したいと思っています。ミュンヘン レンバッハハウス美術館 (現在改装工事中)http://www.lenbachhaus.de/cms/index.php?id=9http://www.lenbachhaus.de/cms/index.php?id=8●そういえば。今日はモーツァルトの誕生日。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200808110001/またミュンヘンから特急に乗って、ザルツブルクで降りてコンサート聴きに行ける日を楽しみにしよう。
January 27, 2011
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Wの悲劇という学生時代に観た映画、BS2でやっていました。http://www.bs11.jp/movie/621/この映画、1984年に上映されたもの。薬師丸ひろ子20歳のときの作品。同年代なのでなんだかタイムスリップしたみたいに見入ってしまいました。若い・・・。27年前という時間を偉大に感じてしまいました。最後に世良正則が拍手するシーン。ああいう人になりたいとおもいました。●当時、早朝4:40に起きてクラブ活動に出かけていて、昨日のブログに書いたコンビニバイトが少しあって、土曜日日曜日の競馬場開催のときは、お馬さんが逃げないようにロープ持っているアルバイトもしていました。クラシック音楽はたまに聴くくらいでしたが、この映画で使われた音楽、サティのジムノぺティは、ここで知ってCDとか楽譜探しました。ヴェルディのレクイエムとフォーレのレクイエムを2つとも使っている映画だということ、改めて観て気づきました。Verdi Requiem Dies,iraehttp://www.youtube.com/watch?v=ZDFFHaz9GsYFaure Reuiem Sancutus http://www.youtube.com/watch?v=qFAx5Squ5DE&feature=relatedともに長い曲のなかで、もっともポピュラーなところ、曲のタイトルは同じなのに、なぜにこんなにと、感じてしまいます。 ●1984は、1Q84という小説もあったことで、やっぱり気になる年、ジャパンアズNo.1という本も当時書店に並んでいました。勢いもあったし面白い時代でもあったと思います。1ドル200円くらいだったし、ヨーロッパへはアラスカのアンカレジで乗り換えないと行けないし、テレフォンカードをもって公衆電話に並んでいたし、夏にエアコンの効いていない電車は少しはあったし、サントリーホールのような立派なコンサートホールはなかったし、駅には切符切りのおじさんがいっぱいいたし、男女雇用機会均等法なんてのもまだなかったし、週休二日になっていないところは結構あったし、レコードかコンパクトディスクかどっちにしようかという時代だったし。その頃を思えばと・・・いまは快適なことがいっぱいあるとなんだか思ってしまいました。ものすごく年下の方が書き込みに来てくださったのもあって思いつきで比べてみました。
January 26, 2011
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自宅の一番近くのコンビニがam/pmからファミリーマートに変わりました。タクシーで家に帰るとき、「次の信号の左にあるam/pmの前で・・・」と言っていたのが、もう言えなくなるのはなんとなくさびしいです。今度いうとき、すべってしまいそうです。なんとなくさびしいと言っていたampmも品ぞろえには不満があり、信号を渡ったところにあるセブンイレブンへいつも買い物へ行き、ampmでは、たまに買うスポーツ新聞と、例のタクシーで降りたときの帰りの買い物くらいになっていましたが・・・。年末にampmの店じまいをしたあとの4週間後の新装オープン。自分の行動パターンと動線がどのように変わるのか、ちょっと楽しみです。●学生時代といっても昭和のおわりごろですが、京都にはじめてできたコンビニを自分がはいっていたゼミに全面まかされて4か月経営してみたものの、採算ラインというのがいかに厳しいか思い知らされた経験あります。そんなこともあり、長く気にしていることのひとつでもあったりします。バスマジックリンはセブンイレブンになくファミマにあった・・・というのが去年経験したひとつのこと。意外とこういうことは記憶に残ります。同じようであっても細かくみると置いてあるものは微妙に違ったり、好みの飲み物hがあっちにはあって、こっちにはなかったり。わがままで気まぐれな自分でも、決して気分だけ動いていないようです。● ご参考・・・このURLをみて、いろいろ気を使っているのがわかります。http://family.ampm.jp/ 日経ビジネス 2010/1/18 1年前の時評コラムhttp://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100115/205359/ファミマは店舗数7601店舗で業界第3位、一方am/pmは1119店舗で第6位。2012年2月までの2年間に600店舗の改装を行い、営業赤字の店舗は閉鎖する。・・・ということは、家の近くのお店はそれなりに利益は出ていたということに気付きます。週間ダイヤモンド 2009/11/24http://diamond.jp/articles/-/1876都内でシェアナンバー1になる表があります。 セブンイレブン 1646 ファミマ+ampm 1143+565=17081番になることは2番よりいいと思います。http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0911/14/news006.htmlコンビニは3強時代と解説あり。東洋経済 2011/1/18http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/a561d1e1a0e2de7da3d7901e2061d0a7/am/pmとファミマのレジ回りの違いの絵が特徴的。アジャイルメディア・ネットワークhttp://netafull.net/business/033142.htmlこれまでのいきさつをネットで整理していてわかりやすいです。●BGM: ベートーヴェン ピアノソナタOp.27-2 「月光」 (ピアノ:アルフレッド・ブレンデル)第1楽章http://www.youtube.com/watch?v=cULm31jqDXE第2楽章http://www.youtube.com/watch?v=wsoaVSQe0jc&NR=1第3楽章http://www.youtube.com/watch?v=2kbo7aBga64&NR=1どういうわけか、月光ソナタが聴きたくなりました。この古い録音の演奏は新鮮。1楽章がはじまる前の、この長いイタリア語はいったいなあに??Si deve suonare tuttto questo pezzo delicatissimamente e senza sordinosempre pp e senza sordinoと、まじめに月の曲を見てみると、前途多難な・・・・。apの店長さんは1楽章の気分で月を見ながら静かに運命を受け入れて、2楽章のように楽しくお店を運営できればいいと・・・・お店の名前お変更した。。。なんだかそんなことまで考えてしまいました。
January 25, 2011
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2週間ほど前、旅じたくのために本屋さんへ行った時に偶然みた講演会は、何かのきっかけになればと思って、先週申し込みました。丸の内のOAZOにある書店にて「生きる勉強」 サマナサーラ長老と香山リカ http://www.samgha.co.jp/products/shinkan/s_044.htmlの出版記念を兼ねたもので、2人の対談形式の内容でした。「今の瞬間を生きている」ということばにたいへん説得力自我というものはあるわけがないと説く長老に香山さんがいろいろな角度から話を展開していく感じでした。仏教は科学だと言い切り、医療となんとか融合できないものかと模索する香山さんのおはなしはゆっくりと考えないと理解できないこともありますが、今の時代の問題提起としても新たな境地に入っているように思えます。素直で率直なものの言い方や書き方をされるので共感持っています。サインいただけたのは、フィルターを通さないところでお話聴けたのはうれしいことでした。●いろいろ影響を受けているひとりだとおもっています。しがみつかない生き方 (幻冬舎)http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=300516文章は写経のように書くのがいい (ミシマ社)http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-903908-12-0.htmlこの内容はブログを書くにあたってのお手本になっています。香山リカ ココロの万華鏡 (毎日新聞)http://mainichi.jp/life/health/kokoro/1月18日 香山リカのココロの万華鏡:試験本番の緊張 /東京 1月11日 香山リカのココロの万華鏡:互いを許し合う /東京 12月21日 香山リカのココロの万華鏡:適切な薬処方とは /東京 12月14日 香山リカのココロの万華鏡:人に悩みはつきもの /東京 12月7日 香山リカのココロの万華鏡:もう年末モード? /東京 ときどき読みにいっています。BGM: アルベニス タンゴ (pf:アリシア・デ・ラローチャ)http://www.youtube.com/watch?v=48cxWKzis7U&feature=fvst
January 24, 2011
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「紀尾井ホールの「尾」は尾張に関係があるのですか?」2年前にも別の方に似たようなことを聴かれました。紀尾井という地名は、紀州徳川家中屋敷、尾張徳川家中屋敷、彦根井伊家中屋敷に由来しており、各家の文字を一文字ずつとっています。紀州徳川家が、今の赤坂プリンスホテルのあたり。尾張徳川家が、今の上智大学のあたり。彦根井伊家が、今のホテルニューオータニのあたり。紀尾井ホールは、新日本製鉄創立20周年事業として建設されたコンサートホール。1995年4月オープン。年に1回ほどさせていただいている、目の不自由な方おコンサート会場に案内して一緒に音楽を楽しむというボランティア。初台のオペラシティと四ツ谷の紀尾井ホールと1年おきに催しています。かかわりだして、10年ほど経ったように思います。最初は、緊張して、相手の方が固まってしまったりということもありましたが、最近では何気ない会話も楽しめるようになり、普通にすることが一番だということに気付いたりもしています。今日ご案内している方は、四ツ谷駅には別の用事でよく来られるとのことですが、ひとつ出口がちがうと、まったくわからないとのこと。目から得る情報はそれだけ多いということかと思い知りました。●川畠成道ニューイヤーコンサート (紀尾井ホール) (ピアノ:ダニエル・ベン・ピエナール)W.A.モーツァルト ヴァイオリンソナタ 第40番 変ロ長調 K.454J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリン パルティータ第2番「シャコンヌ」**ジョナサン・カッツ編曲 ヴィヴァルディ四季より「夏」ジャズ・タンゴetc編G.ガーシュイン 歌劇「ポーギーとベス」より、 サマータイム、女は気まぐれ、そんなことはどうでもいいさA.ピアソラ エスクアロI.アルベニス タンゴP.サラサーテ バスク奇想曲(アンコール)タイスの瞑想曲モンティ チャルダッシュグノー アヴェマリア 毎回テーマを持ち、コンサートをつづけることはすばらしいと感じました。メジャーな小品だけでなく、バッハや古典のいわゆるクラシックの曲も紹介したいという意思が強い感じがして、そういうところは大変共感します。自分自身が風邪気味だったこともありますが、アルベニスのタンゴという曲、静かに流れていく音がとても印象にのこりました。このコンサートは、盲導犬もくるし、白杖をついた方も多く来場されますが、特別変わった風にもみえなくなったし、ごくごく普通の催しにも思えるようになりました。そういう意味では、メセナという活動そのものも進化していっているのでしょう。10年紀尾井やオペラシティに1月末の土曜日に出かけることになって、そう感じています。日本点字図書館http://www.nittento.or.jp/uneasiness/index.html紀尾井ホールhttp://www.kioi-hall.or.jp/川畠成道ホームページhttp://www.kawabatanarimichi.jp/index.html BGM: モンティ チャルダッシュ (vn:川畠成道)http://www.youtube.com/watch?v=Kbp5_OB1Ur0&feature=related(過去の同じイベントのアーカイブ)http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201001300001/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200901310000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200701270000/
January 22, 2011
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たまたま本屋さんで見つけた、「ひとりでは生きられないのも芸のうち」http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163696904の文庫本が出たばかりみたいで、(2011年1月10日第1刷)神戸女学院大学の教授をしているエッセイを、気軽に観ています。著者の内田樹(うちだたつる)さんは、http://blog.tatsuru.com/「日本辺境論」という本で名前を知ったのですが、こちらのエッセイはもっと軽いテーマ。自分で調べることより女子大生に勝手に調べてもらったことを書いてあるようでした。JJとCanCamの女性雑誌のコンセプトを書かれているところがありました。JJ=本命の男性にとことん愛されることCanCam=万人にちょっとずつ愛されること 2007年のデータですが、CanCam62万部、JJ51万部で、CanCamが独り勝ちとのこと。玉の輿戦略にのるJJより、めちゃモテ戦略にのるCanCamに分があると論じている模様。このエッセイ、ここから憲法9条へとび、日本じたいも、みんなにちょっとずつ愛される「CanCamな日本」・・・が21世紀の国際社会に生き抜く戦略だということを述べています。なんだか可笑しくなってきました。●あわててすべてのページを読むこともないけど、何だか楽しくなってきました。神戸女学院大学って、こどものころピアノ習っていた先生がここのピアノ科だったので、そのこともまた思い出してしまいました。いまだにピアノ弾いていますと年賀状に書いていたら、喜んでくださっているので、これからもそうしようと思っています。BGM:モーツァルトピアノ協奏曲第25番第3楽章 (ピアノ;内田光子)http://www.youtube.com/watch?v=f3ximlweDpU名前だけあわせてみましたが、気分はC-Dur の明るい気分です。
January 20, 2011
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子供たちにランドセルを背負わせたいのが伊達直人 子供たちに借金を背負わせたいのが菅直人必殺技を決めるのが伊達直人「俺に決めさせるな」が菅直人虎のマスクで顔を隠すのが伊達直人虎の威を借るのが菅直人フェアプレーで戦うのが伊達直人スタンドプレーで目立とうとするのが菅直人施設にランドセルを贈るのが伊達直人中国にランド・セールするのが菅直人贈与するのが伊達直人増税するのが菅直人リングで虎をかぶるのが伊達直人選挙で猫をかぶるのが菅直人仮面をかぶって戦うのが伊達直人仮免で国を動かすのが菅直人マスクを外すと一般の人が伊達直人マスクを外すと欲望の人が菅直人明るい春をもたらすのが伊達直人春の見通しが立たないのが菅直人●http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/政治家のところでも、いろいろ情報収集されているようで、そこから引用しました。あまりにもインパクトが強かったので。いろんな意味でセンスの問われるものですが、御上手な方多いです。 ちょっと複雑な気分ですが、明るい春になり、春の見通しがたつようにしたいものです。 BGM:タイガーマスクの番組のおわりにながれていた歌 http://www.youtube.com/watch?v=5-TIjY-9qzU&NR=1♪強ければそれでいいんだ、力さえあればいいんだ・・・ひねくれて星をにらんだ 僕なのさ さいきん、よく知っているテーマソングはよく流れますが、そっちのほうではない、番組の終わりのこの暗い曲を思い出してしまいました・・・。名曲だとおもっています。
January 19, 2011
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火曜日の夜10時、家にいればNHKのドラマを観ることが多く、去年の秋からはセカンドバージンにはっとさせられました。仕事で疲れているときに、マーケティング関係の番組は意識して避けていたかもしれません。今日は、頭の中が変則勤務の名残りなのか、テレビ東京のガイアの夜明けをなにげなく観ていました。かつてのヒット商品をもう一度夢見て取り組んでおられる姿、すばらしいものを感じました。広告宣伝費を出せずに、5年もCMを打っていなくて、すっかり忘れられた存在になりつつある、クリープという商品。「クリープのないコーヒーなんて」というのは子供の頃、だれでも知っているCMのコピーでした。CMプランナーがスーパーマーケットにいって商品の取材おしたところ、本当に隅に追いやられていていました。、その日、1本も売れなかったそうです。そんななかの商品を見て、CMを考える。電通のCMプランナー、相当考え込んでいました。クリープのプがかわいいといい、クラシックの音楽で口ずさみながらクリープを入れたコーヒーをおいしく飲むシーンを考える。バッハのメヌエットの替え歌のようなものができて、いよいよCMロケ。100人がかり6時間かけて15秒のCMをつくる。CMに起用された女優さんは菅野美穂さんでした。この番組の見せ方もうまかったのでしょうけど、とても感動してしまいました。♪彼がコーヒーで、私がクリープ、だったらいいな、あの笑顔ひとり占め(バッハのメヌエットがBGM)まだまだこの国は捨てたものではないと、つくづく思いました。ガイアの夜明けhttp://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/クリープhttp://www.creap.jp/クリープのCMhttp://www.youtube.com/watch?v=OBmEuqkzDVg♪彼がコーヒーで、私がクリープ、だったらいいな、あの笑顔ひとり占めhttp://www.youtube.com/watch?v=klBwWqguYsE&NR=1 (15秒)http://www.youtube.com/watch?v=F4t74x3uZmg&NR=1 (30秒)森永乳業クリープ CMメイキング 菅野美穂 (2分54秒)http://www.youtube.com/watch?v=ZHb-R9NoU_Y&NR=1●クリープはコーヒーに入れるだけでなく、調味料としても使えるといろいろレシピのキャンペーンもやっていました。クリープのレシピhttp://www.morinagamilk.co.jp/learn_enjoy/recipe/search.php?i=1
January 18, 2011
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15年ほど使っていた電子レンジがついに壊れてしまい、ようやく買い換える決心をしました。クッキーを焼くわけでもないので、自分が使う機能があればと思うと、相場は案外はっきりしていていました。これで、東京一人暮らし初代からのものは電話とテレビのみとなりました。それからあまりにも寒いのでルームブーツのようなスリッパを探しました。セールで少し安くなっていました。http://store.shopping.yahoo.co.jp/keyuca/59192-d.htmlhttp://www.keyuca.com/一日に必ず外出する用事はこれだけにして、少しはピアノの練習をしたり、読みかけていた本を読んだりして部屋にいました。●「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。 その苦労は、その日だけで十分である。」(新約聖書 マタイによる福音書 6より)「過去を追うな。 未来を願うな。 過去はすでに捨てられた。 未来はまだやって来ない。 だから現在のことがらを、 現在においてよく観察し、 揺らぐことなく動ずることなく、 よく見極めて実践すべし。 ただ今日なすべきことを熱心になせ。 誰か明日の死のあることを知らん。」( 釈迦 一夜賢者経 )ひろさちや(宗教評論家) 「狂い」のすすめ という新書ですが、「遊び」の哲学と結論づけた本は、少し気分を楽にさせました。playとworkのこと、ワークは、ある目的を達成するために努力して行う仕事や労働とのことですが、ピアノ弾くときは、ワークにならないようにプレイできるようにしたいです。●「今日できることを明日に延ばすな。」(アメリカの政治家 ベンジャミン・フランクリンのことば) は、イエスに楯ついているのではと指摘があり、深いものを感じました。「明日できることは今日するな。他人ができる仕事は自分がするな」(ローマ時代のことわざ) ということをすすめているようです。できるかぎりそうしたいものです。 BGM:エルガー チェロ協奏曲 第1楽章 (チェロ:ジャクリーヌ・デュ・プレ 指揮:ダニエル・バレンボイム)http://www.youtube.com/watch?v=L5C99JyP2nsきのうの夕方、新宿1丁目の小劇場で観た「無伴奏」という劇団イボンヌさんの劇でテーマになったチェロの曲。http://www.ivonnu-tokyo.com/index.html過去に生きる男と未来を見続けた女のお話、たいへん響きました。みんな一生懸命毎日過ごしていることを強く感じました。劇団イボンヌ ブログアーカイブhttp://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201008140000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201003140001/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200907160000/
January 16, 2011
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丸ノ内線本郷三丁目から春日通りを歩いて数分、真砂坂上(まさごさかうえ)のあたりにある輸入楽譜屋さんへ行きました。(ネットで真砂坂上付近、昭和42年ごろと現在の比較の写真の比較ありました。)http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/fan/todenworld/konjyaku/masagosakaue.html アカデミアミュージックhttps://www.academia-music.com/たくさんの輸入楽譜の前で、ピアノの楽譜に囲まれて幸せな時間すごしました。声をかけていただいてありがとうございました。シューベルトのハンガリー風メロディのピアノピースを見つけ、表紙の風景画がおしゃれだったので持って帰ることにしました。この曲はベーレンライター版は楽興の時と一緒になっていて、ヘンレ版では、小品集のなかに入っているので、また楽譜増えましたが、ピースになっていることがうれしかったです。シューマンの楽譜の前であれこれと雑談できてよかったです。楽譜はいくらでもあるので、いろいろ話が膨らんだ感じがします。クララ・ヴィークの写真のきれいな楽譜を買うことにしました。●近くのFIREHOUSEで、ハンバーガーランチ。http://www.firehouse.co.jp/http://www.firehouse.co.jp/the_burger.htmlモッツァレラマッシュルームバーガーとチョコレートシェークハイカロリーなお昼となりました。 ●本郷三丁目から水道橋経由で白山通りを歩き神保町へ。そこそこの距離があり、お散歩ルートとして面白かったです。古賀書店 大正時代創業の音楽専門古書店。http://jimbou.info/town/ab/ab0059.htmlhttp://www.jimbocho.com/S30689.htmlめずらしい楽譜、掘り出し物の楽譜、所狭しと専門書もあり、立ち読みするだけでも楽しいところでした。書店は普段ひとりで立ち寄るのですが、それぞれ興味のあるものを見ながら、お話できたのは何よりでした。めずらしいオペラの合唱とピアノ伴奏のピースがあったので、持って帰りました。300円だったのは運がよかったと思います。ヴェルディ 歌劇 「ナブッコ」より「行け我が想いよ、金色の翼に乗って」http://www.youtube.com/watch?v=Kq-DtBogqfQ&feature=fvsthttp://www.youtube.com/watch?v=bEL_Fzk41OUイタリア第2の国歌と言われるこの曲は好きで、ヴェルディ没後100年だった10年前に旅して聴いたオペラのメロディを楽譜を眺めて遊んでみることにします。 楽譜屋さんツアーに声を掛けてくださいまして、遊んでくださいまして本当にありがとうございました。
January 15, 2011
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夜遅くに、会社からほどなく離れたラーメン屋さんへ。寒い中15分ほど歩いて行きました。 何気にカウンターに座ったのですが、そこに木の板に次のようなものが書かれてありました。 一日幸せでいたいなら、床屋にいけ 一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え 一ヶ月幸せでいたいなら、結婚しろ 一年幸せでいたいなら、家を買え 一生幸せでいたいなら、正直でいることだ 日本人の価値観だけではなさそうとおもって調べてみたところ、イギリスのことわざ。ラーメン屋さんに行くことはちょっとした思いつきで、いつもとまったく反対方向へ歩いて行ったのに、誰かがこれを見なさいと導いてくれたのかもと思ってしまいました。このあいだ実家で話していた時、50日置きに髪を切りに行けばいいとベテランの美容師さんが言っていたということ思い出しました。奥深いお話は、実感すること多いですが、最後の行のようになりたいものだと、寒い帰り道につくづくそう感じました。 なぜか、こんな音楽があたまに浮かびました。ベートーヴェン ピアノソナタ第11番 Op.22 第3楽章 (pf:ブレンデル) http://www.youtube.com/watch?v=PMAkX0cyDF0&feature=related8年前のいまごろ、よく弾いていました。こういう気分でいたいものです。 ●(上記の諺・・・ネットでみたらこういう英訳もありました)Let him that would be happy for a day, go to the barber; for a week, marry a wife; for a month, buy him a new horse; for a year, build him a new house; for all his lifetime, be an honest man.
January 15, 2011
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東京ー新大阪間は、これまで何度も往復しているので、特に目新しいものもなく、退屈してしまいそうなのですが、なんとか快適に暮らそうと工夫することはそれなりに考えます。新大阪で19:00発東京行きの、のぞみは、博多から来ます。新大阪で19:07発東京行きの、のぞみは、新大阪始発です。人の入れ替えが多い19時発に乗るより、まっさらの始発に乗ると、自由席でも結構快適です。 名古屋でようやく乗車率が70%くらいで、平日木曜日の夜はこの程度の混み具合と、今日は学習しました。たった7分ちがいでも、ゆっくりとすることを選ぶことになり、正解だったようです。1月3日なら、とてもそんなわけにはいきませんが、今日は1月13日、10日遅くなるとそんなものなのでしょう。新幹線では、新書を読むか、雑誌をいくつか買い込んで読むか、だいたい決めています。夜の場合、景色も見ることがないので、乗る前に買うものは買っている感じです。そんななか、買った雑誌のなかで、AERA’11.1.17号、コラム、姜尚中 愛の作法 第173話新幹線はわたしの「隠れ家」ですという見出しを見て、3時間前後の過ごし方を書かれていて、ちょっと笑ってしまいました。価値観はとても似たようなものがありました。グリーン車に乗るというのがありましたが、書かれている意味はとてもよくわかりましたので。●最近は乗らないですが、グリーン車に乗ったときのこと、「塀の中の・・・」という小説書いた方が前に乗っていて、偶然ですが、少しお話したことあります。スポーツ観戦が好きなので、ちょっと盛り上がりました。有馬記念の馬券の買い方で目の付けどころがおもしろいといわれたこと、ライスボールで母校がいい試合をしたこと、いまだに覚えています。このときもちょうど1月初めのころでした。私は海外赴任直前だったので意気揚々としていたかもしれません。そんなころから、16年も経ったのかと、関西弁しかしゃべれなかったのに、すっかり変わってしまったことも含めて。意気揚々どころか淡々としすぎている最近の自分も含めて。そのとき、「偉い人よりいい人になりたい」とメッセージを下さいましたが、名刺交換した手前、年始の挨拶だけはいまだに続いていて、いつも海外旅行の絵ハガキをいただき、刺激を受けるにいたっています。マカオの写真は何かのヒントになるかもしれません。●WEDGE1月号、新幹線のなかで読むこと多いです。「日本経済は大阪の二の舞か」という大きな見出し。出身地がこういう書かれ方をされると少し哀しいです。本社が大阪から東京へ移転した歴史がいろいろと・・・。かくいう私も、平成7年を最後に、大阪は帰省するところとなり、拠点は東京なのだから、結局は、そういう流れに乗っているのかもしれません。 ●東京駅に着くと、駅ナカに、中央線のホーム付近、22時前というのに、まだにぎわっていました。新大阪の本屋さんより、はるかにあかぬけしている感じがするのは、気の性ではありませんが・・・、せっかくなので、自分と同じ誕生日の村上龍氏のエッセイを買って帰りました。「逃げる中高年、要望のない若者たち」自分は逃げているのでしょうか、そう思わないようにせめて日々向き合えるようになりたいです。●松山から東京行きの切符、、予讃・本四備讃・山陽・東海道経由と書いてあるものは記念にとっておこうと思います。
January 13, 2011
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坊っちゃん列車はマッチ箱のような小さな乗り物ですが松山城、道後温泉のあいだ楽しみました。 道後温泉には朝入るといいと地元紙に書かれているので入りました。 毎日入りに来ているプロばかりで観光客はゼロに近い状態、柔軟体操している老人もいました。 坊っちゃん泳ぐべからずと風呂場に書かれていました。 道後温泉三階に坊っちゃんの間があり、明治中期に夏目漱石が松山滞在の年表、モデルになった先生方との集合写真、ひとり独占してずっと見ていました。 たった一年の滞在でたった一つの小説で、改めて恐るべしと感じずにはいられませんでした。 ● 則天去私 坊っちゃんの間に飾られていた 夏目漱石の最晩年(大正五年)のことば 小さな私を去って自然にゆだねて生きること。 自身に言い聞かせたくなりました。
January 12, 2011
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松山にある、坂の上の雲ミュージアムでは、ゆっくり坂をのぼりながら多くの展示を見ました。 そのなかでモールス信号での展示。 実際に音を出すことができ、――・――という感じで、当時だったらハイテクだったものを使ってみました。 手間はかかりますがこれでやりとり感動ものです。 雰囲気だけでも味わっていただけたら幸いです。
January 11, 2011
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今日は朝方、ウィーンでのニューイヤーコンサートの再放送があり、昨日のオフ会とだぶらせていました。美しく青きドナウ、楽譜もらったので、なかでの数個のワルツを改めて確認しました。 午後は渋谷松涛にあるピアノサロンで公開レッスンを聴講。 シューマン飛翔、ブラームス118‐2など弾いたことあるのもあったので客観的になれてよかったです。バッハ平均律一巻13番は曲そのものもきれいでよかったです。 そんなわけでいろいろ音楽が浮かびます。 ● これから3日間、お正月休みの代わりの休暇となり旅に出ることにしました。 なんだか周回遅れのランナーのような気分ですが。 いろいろ考えたあげく、22時に東京駅9番ホームからサンライズ瀬戸に乗りました。 かつて夏休み3連休にこの寝台特急チケット争奪戦に参加したことありますが、周回遅れの休暇のメリットはさすがにあり、余裕でした。 熱海2323 静岡 019 名古屋、京都、大阪を素通りし、 姫路 526 岡山 627 高松 727 こんな感じで西へ西へと進みます。 行き先は高松ではなくみかんの美味しいところで坂の上の雲を見に行ければと深く考えずにいます。 熱いと評判の坊っちゃんの風呂に入れば目が覚めるかもしれません。 いまは湘南のあたり、もうすぐ熱海。 冬の静かな夜、 明日のことは明日ゆっくり考えます。
January 10, 2011
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今年は第10回記念とのことでした。2004・2009・2010・2011と参加するのは4回目、府中の森ウィーンホールでということになると7年ぶりにこちらのベーゼンドルファーのピアノを弾きました。10:30にはじまり、20:00までおなかいっぱいになるまで音楽を堪能しました。こだわりのあるテーマのなか、ピアノにもいつもこだわっておられることにも主催の方には尊敬してしまいます。ホールを借りることが簡単でないことも、タイムテーブル通り進むのが簡単でないことも、簡単にしてしまうのは、人の輪と強い信念。そういうことも感じました。シューマンイヤーのつづきをまだ10日ほどやっている感じで、たくさん演奏聴きました。シンフォニックエチュードを聴きたいという強い信念のもと、早起きできたのは何よりでした。自分の順番は、4部という15:20くらいから始まる部、シューマンの幻想小曲集から2曲弾きましたが、そのあとが、クライスレリアーナから3曲、幻想曲1楽章、シューマンの声楽曲とつづき、クライスレリアーナ弾く人に前座がんばりますと弾く前に笑いながら告げて緊張をほぐしていました。12月20日過ぎからの年末年始にかけては、いろいろあってまったくピアノに触っていない状態、5日にピアノコンサートに行ったことでようやく10分、15分と触る気力がでて、7日にピアノコンサートに行ったことで、また弾く気力がでて、8日にそこそこ練習したものの、立っているのがやっとの状態の体調の悪さから、朝方は出かけるのが怖くなったりもしました。いっぺんに20人くらい年始の挨拶ができることはありがたいことで、こちらから声をかけるまでもなく、手を振ってもらったり、自分の顔を覚えてくださっている方がいると、とてもうれしくなりました。体調がよくないこともありますが、頭がまわっていないこともあって、幻想的な世界に入ることには向いている日だったのかもしれません。また夕方の時間に夕べにが弾けることはうれしかったです。夕べにの一音目の音から、ぱっとシューマンワールドの世界の音になればと思って弾くことにしました。どこかメロディで細かいことはいろいろあっても響きの良すぎるホールでピアノが弾けることに感謝しようと思いました。気まぐれは、リズムを正確に刻むのではなく、ウインナワルツのように、ところどころちょっとじらした感じにしたり、遊んでみること、和音がぽーんと浮いた感じの音になって遠くまで響かせること、気まぐれな演奏で間違いだらけだったけど、そんな意識をしました。4部の演奏がおわって、いろいろな方が声をかけてくださったことは励みになりました。音の響きを感じられるホールで多くの方と一緒に楽しめるのは何よりです。●ピアノ以外にも、多くの演目があり、年々バラエティに富む感じがします。ブラームスのピアノ三重奏があったり、オペレッタがあったり、長い時間でしたが、飽きることなく、楽しめました。最後の部は恒例のヨハンシュトラウス三昧で、たくさんの演奏たのしみました。ウィーンの風をたくさん感じながら、青きドナウやラデツキー行進曲をドラムやホルン付きで、音楽をみんなで楽しみました。またつぎの10年にむかって、会も発展することでしょうし、すこしずつでも自分自身のなかでも輪が広がっていけばと感じています。ウィーンホールを出たときの夜景です。
January 9, 2011
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お正月にいただいた年賀メールのなかで、ご案内をいただき、夕方遅く、上野公園を歩くことにしました。この界隈1日置きに来ていますが、今日は駅から10分ほど行ったところ。村田千佳ピアノ・室内楽リサイタル (旧東京音楽学校奏楽堂)(ピアノ;村田千佳、ヴァイオリン:瀧村依里)ハイドン ピアノ・ソナタホ短調 作品XVI-34ヤサント・ジャダン ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 作品4-3セルゲイ・リャプノフ レスギンカ(パラキレフのスタイルで)ベートーヴェン ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番 ニ長調 作品12-1ブラームス ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番 ト長調 作品78 「雨の歌」ハイドン研究所というところに留学されていたので、楽しみにしていました。旧奏楽堂は18:30はじまりなので、少し遅れてしまってハイドンソナタ聴けなかったのは残念でした。そのあと、18世紀後半のフランスの作曲家ジャダン、19世紀後半から20世紀前半のロシア人作曲家リャブノフの、作品を演奏され、楽しみました。瀧村さんは2008年第77回日本音楽コンクール1位の方だそうです。2つのヴァイオリンソナタのアカデミックな場所で聴かせていただいて、外がとても寒かったからか、とても心が温まりました。ドイツの方は、寒く長い冬をこういう音楽を聴きながらきっと過ごしているのだろうと、赤いじゅうたんのあるホールの階段を降りながら感じました。また聴きたいです。ホールを出て、旧東京音楽学校奏楽堂の風景。空気が澄んでいるせいか、ブラームスの頭になっているなか、とてもきれいに見えました。●いろいろご案内いただけるのも、いままであちこち出歩いたからだと、そのときそのときのご縁に感謝したいです。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201005120000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201004170000/http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200905160000/
January 8, 2011
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魚のない海木のない山真心のなり男恥のない女日経新聞1面の左はしにある記事 17世紀初頭のジェノバ共和国の資源も産業も乏しい街のたとえ、疲れている時にはちょうどよかったかもしれません。●時間はなくても、無理やり休暇を取る、木のない山と同じだとおもいましたが、真心のない男にはなりたくないともおもいました。おいしい魚が食べたくなりました。木のある山にのぼりたくなりました。一瞬だけ実家に戻って、ひとりであてもなく電車に乗るのも船に乗るのもいいかも。あした本屋さんに行って、ちょっと考えてみよう。 BGM:ショスタコーヴィッチ ジャズ組曲第2番http://www.youtube.com/watch?v=ZYhZVqODYsIBS2で、笑いの大学という映画をやっています。この映画のエンディングのこの曲、映画館で、ちょっとあまりにもさまになりすぎていて感動したことあります。ショスタコがこんな曲を書いているのはこの映画をみてはじめて知りました。
January 6, 2011
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昨年も同じ日に同じようにコンサートを聴いていたように思います。それは決して自分だけではなく、複数の多くの人がそうだったかもしれません。藤井一興ニューイヤー・ピアノリサイタル (東京文化会館小ホール)http://www.t-bunka.jp/calendar/calview.html?ym=20111&d=5&m=smallhttp://park18.wakwak.com/~kazuokifujii/ ドビュッシー 前奏曲集第1巻1.デルフィの舞姫たち 2.帆 3.野を渡る風 4.音と香りは夕べの大気の中に漂う5.アナカプリの丘 6.雪の上の足跡 7.西風の見たもの 8.亜麻色の髪の乙女9.さえぎられたセレナード 10.沈める寺 11.パックの踊り 12.ミンストレルブーレーズ ノタシオンメシアン 鳥のカタログ第1巻より「コウライウグイス」ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ早川和子 ?(はつ) ピアノ ~ソロのための~ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌドビュッシー 「映像第1集」より 水に映る影ドビュッシー 喜びの島(アンコール)ラヴェル 水の戯れドビュッシー 月の光●錯覚の美学 ~響きのうらに見える蜃気楼~ プログラムに書いてあった、このサブタイトル、気に入ってしまいました。現代曲をはさんで、ドビュッシー、ピアノのコンサートで美学と書かれているプログラムは、そうそうお目にかかれませんが、サブタイトルのひとことは、言い得て妙でした。音色の広がりや別空間に連れて行ってくださるのはいつものこと、すこしでもよく似た音でピアノ弾きたいものと、これもいつものように思って聴いていました。 アナカプリ丘でいったん舞台にさがってそのあとの雪の上の足跡、冬の季節だからか、雪の音、足跡の音がとても耳に残っています。ミンストレル、リズミカルで魔法がかった音がとくに耳に残っています。現代曲、私にはあまりわかりませんが、ドビュッシーとはまた違った奏法、少しトークもまじえて、世界初演に近いことをしてこられたエピソードも交えてエンターテイナーぶりを。繊細な音にパワーがあふれた濃い演奏でした。そのあとに聴いたおだやかなラヴェルとドビュッシーの音が、また印象的でした。 ● ここ10日間で3回も来た東京文化会館、なんだかこの近くに住みたくなりました。12/31に、ベートーヴェン交響曲聴いた日、ここのホールに今日のコンサート大きくポスターがあったこと覚えています。1/3に、新世界を聴きにこのホールに来たとき、今日のチケット買いました。(そうでなければ、当日券はなかったみたいなので、たぶん入れませんでした)運がよかったと思っています。●未来形のことも。休憩時間に、12月にキャンセルつづきだった次回のピアノレッスンがいつなのかわかりました。面白い展開にモチベーションが少しあがりました。3月のピアノの発表会まであと2カ月少しという現実に立ちかえりました。今日のコンサートのピアニストからたくさん影響をうけて、ピアノを弾き方を、長いこと教わっているので、今年は週末からでも練習しようとおもっています。たくさんの音のイメージできてよかったです。月の光、亜麻色、弾いたことある曲は、いろいろ思い出しました。今年はリストイヤーなので、イメージ変えますが・・・。 響きのうらに見える蜃気楼を自分なりに探したいです。
January 5, 2011
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年末年始の不規則な仕事も3日の午前中で、ようやく一段落。箱根駅伝を見届けて、そのまま朝まで夢のなかでもよかったのですが、少し仮眠をとったあと、どこかでコンサートを聴こうと思いました。ぶらあぼ1月号によると、今日は関東圏では11か所でのコンサートがあるとのこと、3日前に行ったばかりの東京文化会館へ再度。大晦日やら徹夜明けやらで、なんだか思い入れ深い場所になりそうです。●東京文化会館「響の森」vol.29ニューイヤーコンサート指揮:大友直人チェロ:横坂源管弦楽:東京都交響楽団http://www.tmso.or.jp/http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/index.php?id=3422プログラム:J.シュトラウス2世 ワルツ「春の声」 作品410A.ドヴォルジャーク チェロ協奏曲 ロ短調 作品104**A.ドヴォルジャーク 交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 作品95(アンコール)J.シュトラウス ピチカート・ポルカお正月らしいJ.シュトラウスの音楽の後は、渋いボヘミア音楽との組み合わせ。チェリストの若く純真な演奏はとても惹きつけられました。新年を迎えての新世界、曲のタイトルの響きもいいせいか、気分も引き締まってちょうどいい感じがして、楽しめませした。久しぶりにこの曲聴いたタイミングもよかったです。都響の演奏、お正月からすばらしいものにめぐりあった感じで、伸びやかな印象もちました。横坂源(チェリスト)http://yokosaka-gen.com/http://www.kajimotomusic.com/artists/index.php?submenu_exp=10&main_content_exp=124ミュンヘン国際音楽コンクール2010 チェロ部門 2位http://www.br-online.de/br-klassik/ard-musikwettbewerb/teilnehmer-cello-2010-ID1277986369006.xmlドヴォルザーク交響曲9番「新世界」第3楽章、この楽章好きなので、youtubeでも聴いています。 http://www.youtube.com/watch?v=Cp0-FVuLtOk&feature=related●午前中に朝食を食べてから、何も口にいれていなかったので、上野界隈を散策。東京牛丼というものから牛力丼白、http://www.gyunochikara.jp/index.shtml麻布茶房から、おしるこ、http://www.atre.co.jp/shop/index.php?sid=425&scd=7疲れているのか、最後は甘いものにはしってしまいました。
January 3, 2011
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。正月3が日は、帰省することが普通なのですが、東京に居続けるのは11年ぶりとなりました。天気にも恵まれ、せっかくなので初詣にと、明治神宮へ行きました。1時間ほど参拝には時間かかりますが、いつものことと思って、参道を歩きました。2年ぶりに、吉も凶もないおみくじ、大御心をひきました。 大御心昭憲皇太后御歌慎独人しれず 思ふこころの よしあしも照し分くらむ天地のかみ誰にもわからないであろうと、心の中でひそかに思うことでも、天地の神々は、ちゃんと其の善悪をば、ご存じであるにちがいありません。(昔から独を慎むと言葉があるように、他人が見ていようといまいが、悪いことをしてはなりません。神々様は、すべてを見通していらっしゃいます)●吉も凶もありませんが、本質をついたものをよく引くことになると、ほかのブログとかでも指摘あります。なにかのときに思いだし、気をつけていきたいと思っております。明治神宮http://www.meijijingu.or.jp/index.html大御心http://www.meijijingu.or.jp/sanpai/7.html●明治神宮にいたころ、あたまのなかでは、昨日のベートーヴェン7番がまだあたまのなかにぐるぐるまわっている状態、テンションが高めになっているのはいいのかもしれません。●頭の中の音楽を少しちがうものになるよう、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート、さっきからテレビで観ています。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201011180000/1か月半ほど前に、サントリーホールですぐ目の前で見たメストという指揮者がテレビにあらわれて、ちょっとうれしくなりました。BGM: ヨハン・シュトラウスII世 美しき青きドナウ今年はいい一年になればと思います。多くの方々もそうなればと思っています。
January 1, 2011
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