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2006/06/08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
7日夜、杉山清貴の「アコースティクソロコンサート」に行ってきた。

是非皆様にお勧めしたい。

なにしろ、一人で、ギター1本の弾き語り。
これぞ、究極のローコストツアー。
ギター1本、体一つで日本中を回る。

半年前くらいに行った浜田省吾のコンサートは、7000人くらい入る会場が3日間満員になり、機材は大型トラック10数台という途方もない規模であったが、それと比べるとなんとも身軽だ。

20年前には、杉山清貴とオメガトライブで一世を風靡し、ヒット曲を連発。
相当な勢いであったが、正直なところ、「今は昔」という感じがして残念ではある。


普段は椅子なんかなしで、総立ちのライブハウスらしいが、なにしろ客の年齢層と客数の兼ね合いもあり、椅子席。
観客数は約150くらい。
客層は30代後半から40代。
女性が7割以上。
浜田省吾のコンサートよりは平均年齢は5歳くらい若いような感じだ。
浜省は53歳で、杉山清貴が47歳であるから、ほぼその年齢の違いなのだろう。

私が杉山清貴の大ファンかというとそうでもない。
このコンサートも、うちの奥様から
「杉山清貴(我が家では「清ちゃん」と呼ぶが)のコンサートがあるらしいんじゃけど、行く?」
と言われ、
「ほんじゃ、行ってみるか」


ただ、オメガトライブを解散したあとも、あの透明感のある歌声とさわやかな雰囲気が好きで、レンタルDCを借りてたまに聞いてはいた。
特に夏にはぴったりだ。
しかし、いつアルバムを出して、いつシングルを出したか、
今聞いているアルバムが一体いつリリースされたものかさえ知らない。
その程度のファンである。


なんと、1枚100円。
おそらく「コーナー」がなくなって処分されたものなのだろう。
ちょっと悲しい気分にもなったが、掘り出し物だ。
思わず、5枚買った。


かつては夏といえば、チューブという声もあったが、どうも私には暑苦しい。
チューブのファンの方には申し訳ないが、「日本の夏」という感じで、汗ばんでねっとりとした印象だ。

その点、杉山清貴の曲はさわやかで、「ハワイ」な感じ。
ま、これは私の個人的な意見だからあまり気にしないでほしい。

アロハシャツに短パン。サンダル履きにサングラスで登場するものだと思っていた私の想像は見事に裏切られた。
なにしろ、動く杉山清貴を見るのは20年ぶりである。
私の印象はスリムで若々しい20代の彼なのだが、目の前に登場したのは47歳のおじさんであった。

サングラスはしていない。
ジーンズにスポーツシューズ。
普通のシャツで特に海をイメージできる恰好でもない。

顔も少し丸くなり、シャープな印象はない。
ま、おじさんという感じだ。

でも、それが私にとっては好感が持てた。
不要な気負いとかプライドとかをいい意味で脱ぎ捨てた自然体。
語り口にも気どりがなく、楽しい。

それでいて声の透明感と力強さは昔のままだ。

アコースティックということもあり、総立ちで大騒ぎといった盛り上がりはないが、曲と話をじっくりきけてとても充実した時間だった。

いやー、ほんとによかった。
本来、それほどのファンではなかったのだが、もっともっと応援したい気持ちになったコンサートである。





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Last updated  2006/06/08 10:19:59 PM
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