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プロのつぶやき1022「2019/10/01~・送料改定のお知らせ」開店以来「ホームこーひー」を大切にしてきましたので…お客様の暮らしの中でさかもとこーひーを気軽に楽しんでもらえるよう…送料のご負担が出来るだけ少なくなるように、店内での作業性生産性の向上に努めてきました。が、2017/10/01からのヤマトさんの宅配料金見直しでさかもとこーひーにも予想を超える大きな値上げになり、送料を上げさせて頂きました。そして、2019年4月に再度のヤマトさんの宅配料金値上げがありまして・・・その分はさかもとこーひーで負担してきましたが・・・今回の消費税10%が送料にかかり、負担がさらに大きくなりますので・・・大変に残念なことですが、以下のような送料の見直しになりました。ご負担おかけしますが、よろしくご了承ください。*改訂後(送料は消費税込み)(2019/10/01~)-代金引換手数料・無料は5,000円以上なります。-本州(豆代)・3,000円未満(650円)・3,000円以上3500円未満(450円)・3,500円以上5000円未満(250円)・5,000円以上7000円未満(150円)・7,000円以上送料無料-北海道、四国、九州(豆代)(本州の送料+200円)・3,000円未満(850円)・3,000円以上3,500円未満(650円)・3,500円以上5,000円未満(450円)・5,000円以上7000円未満(350円)・7,000円以上(200円)-沖縄県(豆代)(本州の送料+400円)・3,000円未満(1,050円)・3,000円以上3,500円未満(850円)・3,500円以上5,000円未満(650円)・5,000円以上7000円未満(550円)・7,000円以上(400円)・・・今やインフラとなった宅配便が維持出来なくなったということでの配送料金の見直しだということだそうです。毎日、集荷のドライバーさんと会っていますので…現場のドライバーさんの大変さはメディアで報じられる以上のものがあることを知っています。宅配便によって…日常の暮らしが便利になっていますし…さかもとこーひーの商いも支えられています。2017年10月の見積りは予想を越えるもので…かなり困ったことでしたが…さらに2019年4月に値上がりして、2019年10月の消費税10%により宅配便送料にも10%の消費税になり、さかもとこーひーにとって大きな負担になります…お客様にも大きなご負担をおかけすることになりました。さかもとこーひー開店以来、宅配便の送料はお客様とさかもとこーひーで割り勘の精神できましたが・・・これからも、同じようにしていきます。よろしくご理解をお願いします。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2019.09.29
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【ブラジル・カルモ ナチュラル】秋から冬に向けて・・・ブラジルをナチュラル式の心地よい口当たりと甘さが魅力的な「ブラジル・カルモ ナチュラル」をお届けします。5月からお届けしてきた「ブラジル・ペドラレドンダ」はパルプトナチュラル式といって・・・水流の中で実をむいてから乾燥して・・・華やかさ爽やかな甘さが素晴らしいこーひーでした。「ブラジル・カルモ ナチュラル」はブラジル伝統的なナチュラル式で・・・収穫した実をそのまま乾燥します。ナチュラル式の特徴は・・・まろやか豊かな口当たりや甘さの余韻です・・・クリーミーさ、ミルクチョコレート感、アーモンド、甘さ、オレンジなニュアンスが魅力的です。ナチュラル式は水流を使った選別が出来ないので・・・完熟実の選別収穫から乾燥しながらの選別をきちんとしないとクリーンな味わいにはなりません。スペシャルティコーヒーになって約20年・・・ブラジルのナチュラル式はクリーンさにハンデがあって最初はパルプトナチュラル式がメインでしたが・・・その後ナチュラル式の選別のレベルアップが進み・・・クリーンでナチュラル式の口当たりや甘さの魅力が楽しめるようになりました。飲みやすくやさしい口当たりや味わい・・・まろやかさや甘さ・・・さらにアーモンドやオレンジの感じが爽やかさもひきたてています・・・お楽しみください。・・・ブラジルは世界最大のコーヒー生産国ですが、同国の近年の経済発展はめざましいものがあり、消費国としても大きなシェアを占めるようになってきております。しかしながらその経済的基盤に支えられ、機械化を推進した安定的なコーヒー生産が行われております。ブラジルの国土は広く、地域、気候、土壌特性、品種、処理方法等がもたらす様々な風味個性を持った素晴らしいコーヒーが毎年登場しています。 カルモデミナス地域は2000年中盤より、COEなどを通じ、高品質コーヒーの産地として注目されてきました。 フンケイラ一族は150年以上にわたり、コーヒー産業に従事し、カルモ農園では60年以上コーヒー生産を行ってきました。 現在のオーナーは5代目のトゥーリオ氏です。カルモ農園は、肥沃な土壌、気候そして水源に恵まれた地域に位置します。 農園面積220ha、標高950-1,200m、品種はムンドノーボ種、カツカイ種が植えられております。 収穫時期は5-7月となっております。 生産処理方式はパルプド&ナチュラル、ナチュラルです。 本ロットはナチュラル方式で生産処理され、品種はアカイア種、標高は1150mの区画のマイクロロットです。 乾燥工程は、パティオと天候不順の場合は機械乾燥を行います。 乾燥後、パーチメントは木製のサイロで休息させます。 カルモ農園では、生産者の教育、設備の導入を進め、高品質コーヒーの追求を行っています。 環境に配慮した活動として、農園の植林プロジェクトを2003年より導入、新しい樹木の苗木5000本を2.5haに植林しました。 この活動はトゥーリオ氏の息子さんと奥様によって進めています。農園労働者の生活環境改善に努めています。学校、病院、住居など、生産者が高品質コーヒー生産に従事できるよう生活環境を整えております。・・・
2019.09.27
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【モカ・イルガチェフェ(ハマ)】さかもとこーひーの人気モカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です・・・ひと口目から漂う魅力的な、フローラル、レモン、紅茶、チェリー、オレンジ、スパイシー、スイートジンジャー・・・完全に冷めるとブルゴーニュの赤ワインのようなときめき感・・・まさにエレガントで、モカの魅力を研ぎ澄ませ凝縮させたようで・・・ますます魅力的になっていくモカ・イルガチェフェ(ハマ)を実感しました。以前、このモカ・イルガチェフェ(ハマ)のイクスポーターの方の話しを聞きました…特に印象的だったのは、完熟実の収穫の話しで…小規模農家から豆を集める際、完熟実を如何に集めるかにエネルギーを使い…通常の倍の価格で買い取っているとのこと…完熟実だけを選別して収穫するのは手間がかかるために買い取り価格を高くしているそうです。なかでも優秀な小規模農家にはプラスαを払っているそうです。そんな完熟実が見事に選別収穫された「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の魅力は…きれいな味わい、気品のある香り、余韻の柔らかく上品な甘さ…余韻の魅力の素晴らしさが素晴らしいです。さかもとこーひーはじめてのお客様からは・・・モカって酸っぱいですよね?とか聞かれることがありますが・・・この「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」は見事に完熟した実を選別しているので・・・きれいな味わい、素晴らしい香りと余韻が抜きん出ていて酸っぱいモカとは別物です。さかもとこーひーのモカと言えばここ数年「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」になっています。エチオピアのイルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア限定の素晴らしいイルガチェフェです、お楽しみください。品 種: エチオピア系統品種 栽培地: イルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア 標 高: 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。 収穫時期: 11月下旬より1月頃まで 農 園: イルガチェフの小規模農家 グレード:G1アラビカ種発祥の地であるエチオピアの南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生しているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています。有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています。エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです。フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有しております。ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値のあるものであるからです。 イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です。更には1,600m以上、高いところでは、2,200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差、生産性は低いですが、中米のティピカ種同様に若葉がブロンズで、横に枝が大きく伸びる古いタイプの品種、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます。小規模農家によって収穫された赤い実は、水洗工場(ウオッシング・ステーション)搬入前に選別され、熟度の良いものがタンクに投入されます。赤い実はマッキノン製のディスク式パルパーで皮むきされ、水流によってパーチメントはP1、P2、P3に比重で分類されます。(P1が重く、最上級。)パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36時間の醗酵処理、水路での水洗、約半日のソーキング(ヌメリの除去が充分であればパスすることも)、そしてパーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。天日乾燥中に不良なパーチメントは手選別され、更に精製されます。 パーチメントを休ませたのち、首都アディスアベバの脱殻工場(ドライミル)にパーチメントが搬入され、不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て精製され、生豆は麻袋に充填され、輸出されます。 現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません。イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります。これが品質安定しない原因です。ハマはコチャレ地区に位置し、周辺には小規模農家が存在する緑の山々がそびえたっています。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。またパーチメント以降の精製過程にも注意を払い、生豆選別については通常の二倍の行い、欠点豆の少ない仕上がりとなっております。それが今回のロットの甘く、コクのある風味に現れております。ハマに紅茶のような爽やかな風味と自然な甘味が感じられます。
2019.09.26
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【Futari】山下達郎のコンサートに行くとブレンドが出来ることが多いんです・・・最近では「ターナー」「デイドリーム」とか・・・先日、NHKホール2階3列目・・・ツアー折り返しでバンドは成熟し、達郎の声の調子が良くて、NHKホールの2階席前方はとっても音が良くて、ソロもアンサンブルもご機嫌なんですが・・・難波さんの耽美的なピアノからはじまり、達郎の豊かな歌声が絡むと・・・ブレンドのイメージが浮かんで・・・そこに宮里君のサックスが入ると・・・曲「Futari」が終わるまでに使う豆まで見えてきてしまいました(笑)こちらも「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにして・・・その滑らか豊かな香りと味わいを生かして・・・華やか爽やかな魅力をイメージしました。最初に決まったのは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」と「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」のエルインヘルト農園の品種違いです。難波さんのピアノ聴いてイエローナンスだなと・・・あと何をブレンドするかいくつか選んでカッピングしました。こちらは・・・シャルロットオポワールのような繊細華やかなお菓子や少し高級なチョコレートをイメージしつつ・・・なめらかさ、まろやかさ、華やかさ・・・フローラル、オレンジ、甘さ、ハーブのような明るく爽やかなイメージです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「ボリビア・アルベルト」・・・「ボリビア・アルベルト」がバランス良く、いい仕事してくれました。難波さんのピアノがいつも刺激になるようです・・・その美しい音色とリズム、歌や他の楽器とのアンサンブル、ハーモニーがブレンドを浮かび上がらせます。「つるべ糸」と「Futari」・・・スタッフさんは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」ベースが同じだから似たようなものかと思ったらしいですが・・・2つを比べると・・・「違う!!」と・・・当たり前なのに、目を丸くしてました(笑)
2019.09.25
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【つるべ糸】「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドが浮かびました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。
2019.09.24
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プロのつぶやき1021「つるべ糸、Futari、モカ・イルガチェフェ(ハマ)、ブラジル・カルモ ナチュラル」千葉は台風の被害から回復してきていますが・・・内房外房他大災害となった地域はまだまだ見通しがつかないようです。さかもとこーひーの常連さんが何人もいますので心配です。さかもとこーひーは本店のネット回線が復旧しましたので・・・通常の営業になっています・・・あとは自宅の修理ですが、これは地元の工務店の順番待ちです。あと・・・10月からの消費税ですが・・・コーヒー豆紅茶緑茶は8%のままです・・・カフェプレスやペーパー等は10%になります。それと、ヤマトさんからの宅急便が10%になるのと、実は春に値上げされていて、その分店で負担してきましたが、消費税分アップと春の値上げ分の負担が大きく、10月から送料(税込)を上げさせて頂きます。来週詳しくお知らせいたします。そんなこんなで・・・9月後半になって朝晩秋を感じる爽やかな季節になってきました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を飲んでいて・・・秋になったら「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにしたブレンドを作ろうと思っていたんですが・・・2つできました。そのグアテマラ・エルインヘルト・ブルボンをベースにしたブレンド「つるべ糸」と「Futari」・・・ベースは同じでもキャラは別物の2つです・・・そして新豆になった「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」・・・秋向けにまろやかな甘さが魅力的な「ブラジル・カルモ ナチュラル」の4種類をご紹介いたします。秋のお菓子と一緒にお楽しみください。【つるべ糸】「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにした・・・秋向け、栗・チョコレート・ナッツをイメージしたブレンドです・・・季節柄おいもにも合いますね。年に何回かプロ向けのカッピングワークショップをクローズドでしているんですが・・・最近はテーマを決めたブレンドのワークショップの要望があって・・・前回のリクエストが秋向けと栗でした。その時は、秋をイメージしていくつかのパターンでブレンドして・・・各自のブレンドをカッピングして、そのブレンドのイメージや価格を聞き、即修正する、そんな繰り返しでした。で、「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」を発売して・・・その魅力を生かした秋向けで、栗・チョコレート・ナッツにぴったりなブレンドが浮かびました。「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」の上質さ、豊かな味わい、なめらかさまろやかさ、フローラル感、フルーツ感、余韻の心地よさ・・・をベースにして・・・栗やおいも、チョコレート、ナッツ系のお菓子をひきたて、こーひーもひきたつ・・・なめらか、まろやか、味わい深く・・・フローラル、赤ワイン、スパイシーな感じです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「エチオピア・モカナチュラル」「マンデリン・タノバタック」・・・出来上がってプレスで淹れてスタッフさんと一緒に飲んだら・・・Kさん「う~~ん、高級な味」・・・さすがさかもとこーひーのスタッフさんは味わいで高級感を感じるようです(笑)仕上げに、名前を考えなきゃと・・・秋と言えば・・・秋の日はつるべおとし・・・そうだ矢野顕子さんが小坂忠さんの1975年の名作アルバム「ほうろう」に「つるべ糸」書いてたと思い出して決めました。この時は鈴木晶子でしたね・・・秋のつるべおとしの残照を美しく切り取ったあっこちゃんデビュー前20歳の時の曲です。2000円/250gパック(税抜き)【Futari】山下達郎のコンサートに行くとブレンドが出来ることが多いんです・・・最近では「ターナー」「デイドリーム」とか・・・先日、NHKホール2階3列目・・・ツアー折り返しでバンドは成熟し、達郎の声の調子が良くて、NHKホールの2階席前方はとっても音が良くて、ソロもアンサンブルもご機嫌なんですが・・・難波さんの耽美的なピアノからはじまり、達郎の豊かな歌声が絡むと・・・ブレンドのイメージが浮かんで・・・そこに宮里君のサックスが入ると・・・曲「Futari」が終わるまでに使う豆まで見えてきてしまいました(笑)こちらも「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」をベースにして・・・その滑らか豊かな香りと味わいを生かして・・・華やか爽やかな魅力をイメージしました。最初に決まったのは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」と「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」のエルインヘルト農園の品種違いです。難波さんのピアノ聴いてイエローナンスだなと・・・あと何をブレンドするかいくつか選んでカッピングしました。こちらは・・・シャルロットオポワールのような繊細華やかなお菓子や少し高級なチョコレートをイメージしつつ・・・なめらかさ、まろやかさ、華やかさ・・・フローラル、オレンジ、甘さ、ハーブのような明るく爽やかなイメージです。使ったのは・・・「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」「グアテマラ・エルインヘルト・イエローナンス」「ボリビア・アルベルト」・・・「ボリビア・アルベルト」がバランス良く、いい仕事してくれました。難波さんのピアノがいつも刺激になるようです・・・その美しい音色とリズム、歌や他の楽器とのアンサンブル、ハーモニーがブレンドを浮かび上がらせます。「つるべ糸」と「Futari」・・・スタッフさんは「グアテマラ・エルインヘルト・ブルボン」ベースが同じだから似たようなものかと思ったらしいですが・・・2つを比べると・・・「違う!!」と・・・当たり前なのに、目を丸くしてました(笑)2000円/250gパック(税抜き)【モカ・イルガチェフェ(ハマ)】さかもとこーひーの人気モカ・・・「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です・・・ひと口目から漂う魅力的な、フローラル、レモン、紅茶、チェリー、オレンジ、スパイシー、スイートジンジャー・・・完全に冷めるとブルゴーニュの赤ワインのようなときめき感・・・まさにエレガントで、モカの魅力を研ぎ澄ませ凝縮させたようで・・・ますます魅力的になっていくモカ・イルガチェフェ(ハマ)を実感しました。以前、このモカ・イルガチェフェ(ハマ)のイクスポーターの方の話しを聞きました…特に印象的だったのは、完熟実の収穫の話しで…小規模農家から豆を集める際、完熟実を如何に集めるかにエネルギーを使い…通常の倍の価格で買い取っているとのこと…完熟実だけを選別して収穫するのは手間がかかるために買い取り価格を高くしているそうです。なかでも優秀な小規模農家にはプラスαを払っているそうです。そんな完熟実が見事に選別収穫された「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」の魅力は…きれいな味わい、気品のある香り、余韻の柔らかく上品な甘さ…余韻の魅力の素晴らしさが素晴らしいです。さかもとこーひーはじめてのお客様からは・・・モカって酸っぱいですよね?とか聞かれることがありますが・・・この「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」は見事に完熟した実を選別しているので・・・きれいな味わい、素晴らしい香りと余韻が抜きん出ていて酸っぱいモカとは別物です。さかもとこーひーのモカと言えばここ数年「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」になっています。エチオピアのイルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア限定の素晴らしいイルガチェフェです、お楽しみください。品 種: エチオピア系統品種 栽培地: イルガチェフ地域 コチャレ地区 ハマ エリア 標 高: 1,600m以上、2,000m付近の小規模農家も存在。 収穫時期: 11月下旬より1月頃まで 農 園: イルガチェフの小規模農家 グレード:G1アラビカ種発祥の地であるエチオピアの南西部ジマ地方には、現在でも多種の品種が自生しているといわれ、貴重な遺伝資源の宝庫となっています。有名なゲイシャ種もこのジマ地方が由来といわれています。エチオピアのコーヒーの中で、風味上最も特徴的なものは、イルガチェフそしてシダモのコーヒーです。フローラル、紅茶、レモン、エレガント、ジンジャー、シナモン等多様な風味を有しております。ゲイシャが話題になったのも、エチオピア系コーヒーの風味がスペシャルティコーヒー産業における価値のあるものであるからです。 イルガチェフとは、現地の言葉で「湿地とその草」を意味します。その言葉の通り、この地域は水源に恵まれ、良質の水洗式コーヒーの生産に適した場所です。更には1,600m以上、高いところでは、2,200mにもなる栽培地の標高、なだらかな景観、昼夜の寒暖差、生産性は低いですが、中米のティピカ種同様に若葉がブロンズで、横に枝が大きく伸びる古いタイプの品種、有機質肥料(コーヒー由来の廃棄物、家畜の糞尿など)、肥沃な土壌など、コーヒー栽培に適した土地ということができます。小規模農家によって収穫された赤い実は、水洗工場(ウオッシング・ステーション)搬入前に選別され、熟度の良いものがタンクに投入されます。赤い実はマッキノン製のディスク式パルパーで皮むきされ、水流によってパーチメントはP1、P2、P3に比重で分類されます。(P1が重く、最上級。)パーチメントは醗酵槽に導かれ、そこで約36時間の醗酵処理、水路での水洗、約半日のソーキング(ヌメリの除去が充分であればパスすることも)、そしてパーチメントの水を切り、アフリカンベッドで天日乾燥します。天日乾燥中に不良なパーチメントは手選別され、更に精製されます。 パーチメントを休ませたのち、首都アディスアベバの脱殻工場(ドライミル)にパーチメントが搬入され、不純物除去、脱殻、比重選別、ハンドピックを経て精製され、生豆は麻袋に充填され、輸出されます。 現在エチオピアでは、国営などの農園(比較的大きい)、農協など一部の例外を除いては、ECXと呼ばれる取引所にコーヒーを納めなければなりません。イルガチェフの場合、ECXに搬入されたロットは、地区やグレードにより分類されますが、基本的にはロットが混ざることになります。これが品質安定しない原因です。ハマはコチャレ地区に位置し、周辺には小規模農家が存在する緑の山々がそびえたっています。赤い実を搬入する生産者に割増しの賃金を払い、より品質の高いコーヒーの生産に取り組んで頂いております。またパーチメント以降の精製過程にも注意を払い、生豆選別については通常の二倍の行い、欠点豆の少ない仕上がりとなっております。それが今回のロットの甘く、コクのある風味に現れております。ハマに紅茶のような爽やかな風味と自然な甘味が感じられます。2000円/250gパック(税抜き)【ブラジル・カルモ ナチュラル】秋から冬に向けて・・・ブラジルをナチュラル式の心地よい口当たりと甘さが魅力的な「ブラジル・カルモ ナチュラル」をお届けします。5月からお届けしてきた「ブラジル・ペドラレドンダ」はパルプトナチュラル式といって・・・水流の中で実をむいてから乾燥して・・・華やかさ爽やかな甘さが素晴らしいこーひーでした。「ブラジル・カルモ ナチュラル」はブラジル伝統的なナチュラル式で・・・収穫した実をそのまま乾燥します。ナチュラル式の特徴は・・・まろやか豊かな口当たりや甘さの余韻です・・・クリーミーさ、ミルクチョコレート感、アーモンド、甘さ、オレンジなニュアンスが魅力的です。ナチュラル式は水流を使った選別が出来ないので・・・完熟実の選別収穫から乾燥しながらの選別をきちんとしないとクリーンな味わいにはなりません。スペシャルティコーヒーになって約20年・・・ブラジルのナチュラル式はクリーンさにハンデがあって最初はパルプトナチュラル式がメインでしたが・・・その後ナチュラル式の選別のレベルアップが進み・・・クリーンでナチュラル式の口当たりや甘さの魅力が楽しめるようになりました。飲みやすくやさしい口当たりや味わい・・・まろやかさや甘さ・・・さらにアーモンドやオレンジの感じが爽やかさもひきたてています・・・お楽しみください。・・・ブラジルは世界最大のコーヒー生産国ですが、同国の近年の経済発展はめざましいものがあり、消費国としても大きなシェアを占めるようになってきております。しかしながらその経済的基盤に支えられ、機械化を推進した安定的なコーヒー生産が行われております。ブラジルの国土は広く、地域、気候、土壌特性、品種、処理方法等がもたらす様々な風味個性を持った素晴らしいコーヒーが毎年登場しています。 カルモデミナス地域は2000年中盤より、COEなどを通じ、高品質コーヒーの産地として注目されてきました。 フンケイラ一族は150年以上にわたり、コーヒー産業に従事し、カルモ農園では60年以上コーヒー生産を行ってきました。 現在のオーナーは5代目のトゥーリオ氏です。カルモ農園は、肥沃な土壌、気候そして水源に恵まれた地域に位置します。 農園面積220ha、標高950-1,200m、品種はムンドノーボ種、カツカイ種が植えられております。 収穫時期は5-7月となっております。 生産処理方式はパルプド&ナチュラル、ナチュラルです。 本ロットはナチュラル方式で生産処理され、品種はアカイア種、標高は1150mの区画のマイクロロットです。 乾燥工程は、パティオと天候不順の場合は機械乾燥を行います。 乾燥後、パーチメントは木製のサイロで休息させます。 カルモ農園では、生産者の教育、設備の導入を進め、高品質コーヒーの追求を行っています。 環境に配慮した活動として、農園の植林プロジェクトを2003年より導入、新しい樹木の苗木5000本を2.5haに植林しました。 この活動はトゥーリオ氏の息子さんと奥様によって進めています。農園労働者の生活環境改善に努めています。学校、病院、住居など、生産者が高品質コーヒー生産に従事できるよう生活環境を整えております。・・・1500円/250gパック(税抜き)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2019.09.22
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プロのつぶやき1020「さかもとこーひーのブレンド26年を振り返る」千葉で生まれてはじめての暴風の台風でした・・・今まで千葉は大きな災害が少なかったので、私もまわりの人も油断していました。夜中の57.5キロという風は怖かったです。自宅の50年になる柿の木や本店のミモザが折れて・・・自宅はサンルームやサッシのガラスが割れ、あとは色々と細かい被害でした。停電は自宅は一日でしたが・・・本店とおゆみ野店がなかなか復旧しなかったのと・・・復旧したら本店のWi-Fiがつながらず、結局外の光回線の線がきれていて、火曜日の工事になりました。それまでは、通販の伝票をおゆみ野店で発行し、本店に持ってきていますので・・・11時以降のご注文は翌日発送になっています。9/17(火)に、Wi-Fiつながれば今迄通り・・・午後2時3時のご注文でも当日発送できるようになります。千葉市内でも千葉駅から北と南では被害の大きさが違って・・・さらに市原市から内房・外房になるとTVで報道されているように大災害になっています・・・さかもとこーひーの常連さんも多いですし、心配です・・・さかもとこーひーは、一歩一歩通常営業に戻っていってます。そんなこんなで・・・台風の前土曜日はNHKホールの山下達郎コンサートで盛り上がってきたんですが・・・2階の3列目と音の良い席で・・・ある曲がはじまったら・・・イメージが湧いてきて曲が終わるまでにブレンドができてしまいました(笑)お楽しみにしてください。で、今日は 「さかもとこーひーのブレンド26年を振り返る」ですが・・・その前に 「さかもとこーひーの焙煎26年を振り返る」前回の書き忘れがありました。生豆を焙煎してコーヒーになるわけですが・・・冷めて味わいが落ちないこと、冷めてからも美味しいことを基準にしています。冷めて落ちるってことは、素材か焙煎に問題があると思っているので、冷めて落ちないことを大切にしています。勿論、お客さんは冷めてから飲むこともありますから、冷めても美味しいというのはお客さんにとっても大切だと思っています。ようは、不味いもの嫌いなんですけどねー(笑)ということで・・・今日は「さかもとこーひーのブレンド26年を振り返る」を書いてみようと思っています。スペシャルティコーヒーになってから最近「シングルオリジン」推しのお店がありますが・・・さかもとこーひーはスペシャルティコーヒーになってからより「ブレンド」の可能性を感じるようになりました・・・勿論「シングルオリジン」の可能性も感じています。ブレンドの可能性や魅力を意識し始めたのが・・・40年程前、20代前半の頃でした。まず、紅茶をひたすら飲んでいた頃・・・二十歳くらいの時、リプトンの青缶が基準となると聞き、何缶も飲んで、紅茶の基準を身体に入れました。その後、リプトン、ブルックボンド、フォートナム&メイソンと手頃なものから高級なものまで色々なブレンド紅茶を飲んで・・・スリランカの紅茶農園を巡り、ウヴァ、ディンブラ、ヌワラエリア、キャンディ、ルフナとそのエリアの紅茶を飲み、農園やリプトンのテイスティングルームでテイスティングして・・・まぁ、今で言えばシングルオリジンとなりますか、農園ものも飲んで・・・なるほどと、ブレンドによる味わいの違いや価格の違いによる魅力を実感したのです。スリランカ産だけでのブレンド・・・インド産だけでのブレンド・・・スリランカとインドのブレンド・・・価格別の魅力・・・イングリッシュブレックファーストやロイヤルブレンドといったライフスタイル別のブレンド・・・それぞれの魅力や価値が見事に伝わってきたのです。その後、スコッチばかり飲んだ時期があって・・・スタンダードなブレンドものからプレミアムもの、シングルモルトと進み・・・やはりそれぞれの味わいや価格毎の魅力の違いに唸りました。最終的にうちの定番スコッチになってのはデュワーズのスタンダードです・・・最近宣伝を見かけるようになって手に入りやすくなりましたが・・・3年くらい前はあんまりなかったんです・・・オーセンティックなバーなら必ずありましたが・・・とにかく感心したのは、クオリティがしっかりしていて手頃な価格・・・毎日飲んでも呑み飽きしない味わい、飲み手のことがよく分かっているなぁーと。キャッチーな香りや味わいの美味しさも魅力的なんですが・・・呑み飽きしない魅力も大切なんです。そうやって、紅茶やスコッチで・・・イギリスのブレンド技術は凄いなぁーと思いました。で、その頃40年くらい前、コーヒー業界を見ると、オリジナルブレンドやスペシャルブレンドばかりで多様性を感じません。その後、さかもとこーひーを開店した時には、スタンダードからプレミアムまでブレンドの可能性にチャレンジしたいと、そして季節感のあるブレンド、日本の暮らしにあったブレンドを作りたいと思ったんです。先日、ジャズベーシストの納浩一さんがブログで・・・アコースティックベースを演奏する上での、どうしたら耳がよくなるか?・・・というテーマで書いていたんですが・・・アンサンブルと気持ちよくハモる音程をとる意識・・・とありました。ベーシストの多くはリズムセクションとしてリズムのトレーニングはたくさん積んできているでしょう。アンサンブル全体におけるハーモニー感覚をどれほど意識して、トレーニングしているか?さかもとこーひーがブレンドに対して意識しているのと一緒で嬉しくなりました。ブレンドをするときは、そのブレンドの役割を明確にすることからスタートしますが・・・ブレンドのベースに何を持ってくるかが最初に大切です。その上で、アンサンブルとかハーモニーをイメージしていっています。(なので、ライブで聴いていると新しいブレンドが浮かぶ何でしょうか)ペアリングの時も一緒で、合わせる料理やデザートに対して・・・ベースを決めて、ハーモニーを意識していきます。そのためには、ブレンドするシングルオリジンのクオリティやキャラは勿論のこと・・・大前提として焙煎がきちんとしている必要があります。さかもとこーひー開店した頃、暇で時間がたっぷりありましたから、本読んだり、ブレンドの練習したりしてました。2種類の豆を1:1、1:2、1:3のようにブレンドして、ノートにメモしていきました。それを毎日毎日100、200と繰り返していくと、感覚が出来て来ました。3種類の豆使ったり、4種類の豆使ったり、季節のブレンド作ったり。スペシャルティコーヒーになってからは、よりブレンドが楽しくなってきました・・・素材のクオリティアップして、それぞれのキャラも多様で魅力的ですから・・・そのアンサンブルの可能性が広がります。クオリティの高く無い豆ではどうブレンドしてもあまり変わらないんです。それと、スペシャルティコーヒーでも焙煎に問題があると、ブレンドしてもあまり変わらないです。納浩一さんが参加しているクリヤ・マコトさんのアコースティック・ウエザー・リポートはクリヤさん、納浩一さん、則竹裕之さんのトリオですが・・・凄腕の三人が三位一体となった時の迫力魅力が圧倒的ですが・・・ソロとトリオ、シングルオリジンとブレンドのそれぞれの魅力を感じます。ちょうどフレンチやパティスリーのシェフの知り合いが増えてきたので、デザートやお菓子とのペアリングの可能性にチャレンジするのが楽しく、最近は和スイーツでもお蕎麦やお寿司でもなんでもござれ(笑)エスプレッソもカフェによって求める魅力が違いますし、最近は季節毎のエスプレッソブレンドを作って、そのカフェで常連さんに当たり前のように馴染んできました・・・とっても、嬉しい流れです。そんなブレンドの一番のポイントは酸の理解とコントロールです・・・そのためには素材のクオリティと的確な焙煎が必要です。(フレンチのシェフやワイン関係の方は日常的に酸にフォーカスしているので、コーヒーの酸の理解が早くて、流石だと思います。)シングルオリジンにはシングルオリジンの魅力・・・ブレンドにはシングルオリジンには無い魅力・・・混ぜれば混ぜるほど個性がなくなっていくのが基本でも、4種類5種類の豆を使った個性的なブレンドも楽しいし・・・ゲイシャやパカマラやトップクオリティのシングルオリジンをブレンドに使うのも当たり前になりました。際立った魅力のシングルオリジンはそのままの魅力が素晴らしいですが・・・しかし、その魅力やクオリティを手の内に入れたら、ブレンドで新しい魅力の可能性いっぱいです。勿論、どんなに際立った魅力だからと言って、混ぜるだけでは台無しです。お客様のお好みをイメージしたブレンド・・・季節感に合わせたブレンド・・・特定のシングルオリジンからイメージしたブレンド。先日、はじめていらした男性のお客様と話していたら・・・さかもとこーひーはネットでみて、やたら種類が多いですねってなりました。そうなんですよねー。お客さんと話していると・・・色々なお好みやご要望が出てきたり・・・季節にどう合わせるかとか・・・お菓子やデザートに合わせるとか・・・最近はカフェやレストランのお客様が増えていますので、それぞれのお店のスタイルにあった味わいとか・・・ライブで曲聴いていてイメージ浮かぶこともありますし・・・で、リピートが多いとそのまま定番化しますし・・・増えてしまいます。同じこーひーでも・・・人によって、時間や暮らしのシーンによって、感じ方が違います・・・「美味しさはあるものじゃなくて、感じるもの」がさかもとこーひーの美味しさの基本ですから・・・これからも常連さんが美味しいと感じるこーひーはどんな味わいか求めていきたいと思っています。何れにしても・・・「暮らしの中のこーひー」「ホームこーひー」「ホームタウンこーひー」がベースです・・・成熟し、多様化した今の暮らしの中のこーひーの魅力や役割を大切にしていきます。なんとなく始まった「さかもとこーひーの26年を振り返る」シリーズ・・・今度は「さかもとこーひーの商い26年を振り返る」を書いてみたいと思います。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2019.09.15
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プロのつぶやき1019「さかもとこーひーの焙煎26年を振り返る」朝晩は涼しい千葉ですが・・・昼間の日差しが厳しいこの週末です、なんだか台風が千葉を直撃しそうです。千葉は大きな山も川も無くて、さらに台風は直撃しそうでしなくて・・・大きな災害があまり無いのんびりした土地なんです。海で魚取れるし、海苔もアサリもあるし・・・畑も田んぼもあって・・・戦後の集団就職の時すぐに帰ってしまう人が多かったそうです。電車でも近いし・・・帰ってもなんとか食べられるし・・・根性あんまり無い感じです。自分自身振り返っても・・・あんまり欲望なくて、のんびり幸せに生きられればいいかなぁーと・・・人を押し分けるとか、会社を大きくするとか、ビッグになるとか、ハングリーな感じが弱いですね。昨晩は山下達郎NHKホールに行ってきました・・・達郎の声が最近で一番の調子良さで・・・パワーも艶もあって、バンド良し、歌良しでご機嫌でした。NHKホールの2階席前方で音も良くて・・・このNHKホール2階席に座ると・・・ブレンドがイメージできてしまうんです。「デイドリーム」や「ターナー」がコンサートで聴いていてブレンドが出来てしまいましたが・・・昨日もある曲を聴いていたら1曲のあいだにブレンドのイメージができてしまいました。難波さんのピアノ、達郎のギターと歌、宮里君のサックスで浮かんだんです(笑)そんなこんなで・・・今日は「さかもとこーひーの焙煎26年を振り返る」を書いてみようと思っています。まず、焙煎と言っても・・・さかもとこーひーのこーひーのための手段でしかありませんから・・・目的がはっきりしています。さかもとこーひーはビーンズショップで「こーひーのある暮らし」「ホームこーひー」「ホームタウンこーひー」を基本にしていますので・・・クオリティの高い素材を使って・・・過不足の無い焙煎をすれば・・・家庭でコーヒーメーカーでも、ハンドドリップでも、カフェプレスでも・・・難しい抽出技術が無くても・・・安定してこーひーの魅力を楽しめるってことです。コーヒー淹れるのに手間をかけられないレストランでもカフェでも同じです。勿論、熟練したバリスタさんが淹れれば・・・安定したエスプレッソやラテがピンポイントの魅力で味わえるでしょうし・・・牛乳他で色々とアレンジしても、そのアレンジドリンクが際立つでしょう。19歳で喫茶業に入って45年・・・自家焙煎に興味を持ったのが20歳の頃でした。その頃働いていたフルーツパーラーのチーフが「月刊喫茶店経営」柴田書店を教えてくれて、読み出したら、自家焙煎の有名店が時々載っていて、都内の自家焙煎店を回るようになったんです。最初に銀座のランブルでコーヒーを美味しいと思って、吉祥寺もか、本郷和田珈琲、日本堤バッハ、早稲田あんねて、高円寺さわやこおふぃ・・・順番にたくさん行きました、そうそうその頃チェーン店で元気だったポエムにも通いました・・・大阪や神戸にも行きましたね。その後、紅茶の店テ・カーマリーで独立して、2年3年後には銀杏煎る手網で週に4日5日焙煎してました。1回200g、ガス台の周りにアルミの天ぷらガード立てて、エアコンの風を避けて、火力は全開、内側に目盛りを書いて、その距離で火力コントロール、何センチで何分と記録つけて、分からないなりにテイスティングして、仮説検証の繰り返しでした。これで、焙煎による豆の変化、色、香り、煙、大きさ等々身につきましたね・・・その後スペシャルティコーヒーのサンプルローストする時にも役に立ちました。紅茶の店だったので、コーヒーは一日5杯10杯、手網焙煎で間に合ったんです・・・これを8年間くらい、週に4日5日くらい開店前や閉店後にしてました。焙煎見学を何回かしましたが、焙煎機の操作に慣れるだけで、他はほとんど役に立ちませんでしたね・・・なぜそうするのか?質問しても明確な答えが返ってきませんでした。バッハの焙煎講座で価格の根拠を質問したら軽くスルーされて・・・自分で調べ考えるようになりました。そして・・・自家焙煎さかもとこーひー開店で、ローヤルの5キロを設置して、はじめて焙煎機で焙煎したようなものですが、数回焙煎で基準を掴んで、あとは豆毎に調整するだけ・・・手網焙煎が役に立ちました。で、富士ローヤル5キロでの焙煎機による焙煎がスタートしたのですが、ここでも、記録して、カッピングして、検証する繰り返しでした。自分の味覚以上の美味しさは作れないというのがベースなので、常に自分の味覚レベルをレベルアップすることが大切です・・・素材を知ること・・・焙煎は効果的な基準を作って、仮説検証の繰り返しです。ボトムとか中点とか言いますが、豆投入してから温度が下がります、その温度が効果的なのか?・・・水分抜き工程は何度から何度で計測するのが再現性あるのか?・・・焙煎工程は何度から何度で計測するのが再現性あるのか?・・・再現性のある基準を見つけて、さらにバージョンアップする繰り返しでした。特に20年くらい前にスペシャルティコーヒーの素材に出会ってからは・・・それまでの基準では良かったりそうでもなかったり・・・ブレを感じて・・・それまでの素材だとポテンシャルがそこそこなので、ブレてもそのブレが大きな影響を与えていなかったのが・・・スペシャルティコーヒーになると・・・少しのブレで結果が違ってしまいました。再現性が弱いということは・・・基準が的確では無いと考えて・・・的確な基準を求めて仮説検証の繰り返し・・・3-5年かかりました。特に排気の強さの影響や・・・水分抜きの違い・・・ボトムの温度や火力による表面焼けの影響・・・そして、ロースティング工程のカロリーによるデベロップの違い・・・ロースティングポイントは1℃単位で比較しやすいからシンプルです。2012年1月に今使っているプロバツト12キロに変えました・・・プロバットの気に入っているところは、安定性再現性が良くて、ブレにくいのと、断熱が良くて夏の暑さが楽なのと、焦げにくい、勿論火力強めれば焦げますが、焦げる火力を見つけてその直前の火力で焙煎すると焦げずに深く焙けます、クリーンな深煎りになります・・・そんなところです。ただ、焦げの深煎り好きなお客さんには物足りないようですが、それは仕方がありません、他店をお勧めしています。輻射熱、接触熱、熱風からの熱等々のバランスもよく考えて設計されていると思っています・・・時々、焙煎機の半分が適正な焙煎量とか聞くことがありますが・・・5キロなら5キロ、12キロなら12キロ焙煎できるように設計されていますから・・・その人の焙煎だと半分が適正ということで・・・他の焙煎手法ならまた違ってくるということでしょう。さかもとこーひーは5キロ焙煎機の時は5キロ・・・今は12キロ焙煎機で10キロ焙いていますが、もう少し焙煎量増えたら12キロで焙煎しようと思っています。ただ、焙煎のキロ数を変えることはありませんね・・・常に一定の焙煎量で焙煎するようにしています・・・焙煎が安定してブレにくいです。安定しないと、少しずつステップアップしていきにくいんです。ブレていると、そのブレからクオリティアップ出来ないです。スペシャルティコーヒーになって素材がクオリティアップして、プロバツトで再現性が高まることによって、素材のポテンシャルを生かすためのよりシビアなコントロールができるようになりました。ボトムの温度、ダンパーの排気量、水分抜きのちょうど良いタイミングからロースティング工程に移る火力、深煎りの焦げない火力と明確になると焙煎はシンプルです。そうそう、その前に焙煎ってどういうこと?これが自家焙煎店を回りはじめてからの疑問でした。40年くらい前に、月刊喫茶店経営の中で、銀座のカフェドランブル関口さんが「焙煎はカラメル化」ってことを仰っていて、なるほど、でもカラメル化だけでは無いよな?とそれからも疑問でした。最初にコーヒーを美味しいと思ったのがランブルだったので、ランブル関係の記事が楽しみでした。「銀座カフェ・ド・ランブル物語」森尻純夫著の連載に、ランブルの焙煎が生き生きと書かれていたので、毎月楽しみにしてました。その後単行本になったら即買って何度も読み返しました。あと、その頃ランブルで焙煎していた山田さんの手網焙煎の記事もあって、手網焙煎するお手本になったものでした。あとは、バッハ田口さんが全国の自家焙煎店を行脚する連載も楽しみでした。各店の違いや情熱が伝わってきてワクワクしたものです。吉祥寺もかの標さんの記事は上手に隠しているのか、現実に取り入れられるものが少なくて残念だった印象があります。自家焙煎店で働いたことが無くて、自家焙煎の師匠がいませんので、自分で考えるしか無かったのです。深煎りメインの自家焙煎店としてある程度納得の焙煎が完成してきた時、スペシャルティコーヒーという農産物として理想的な素材があると知ったのです。20年くらい前になりますが・・・それで待ってましたと、飛びついて、アメリカのカンファレンス行ったり、産地行ったり、その頃の仲間と輸入したり、カップオブエクセレンス落札したりして、スペシャルティコーヒーの素材を使えるようになりました。すると、それまでの焙煎ではブレを感じて、より緻密なメソッドが必要になりました。同時に検証はカッピングでしますから、カッピングレベルを上げないと焙煎のレベルも上がりません。ボトム、ダンパーの排気スピード、水分抜き、ロースティング工程、ロースティングポイントと、カッピングと擦り合わせてバージョンアップしてきた26年です。そうそう、焙煎とは?・・・乾熱調理であるって考えた時はすっきりしましたね。調理の本を読んでいて・・・湿熱調理と干熱調理に分けられると。干熱調理は・・・カラメル、ディープフライフレーバー、メラノイジンが特徴であると。もう一つは農業の本を読んでいて、あんまり専門的な本は詳しすぎるし、家庭菜園レベルだと土いじりしないし(笑)欲しい情報が足らない。で、八重洲ブックセンターとか農業のコーナーを定期的に回って、お米や果樹栽培の名人の本を何冊か見つけて、とっても参考になりました。土作りや剪定の話しが良かったですね、勿論光合成も。この知識で産地に行った時に随分と見る目が変わりました、勿論、カッピングにも影響しました。で、結論は基準作りとカッピングの繰り返し。焙煎見学は年に数名で、継続的に焙煎のサポートしている人が10名くらいです・・・きちっと焙けるようになると、素材の良し悪しが明確になるのが驚きのようです。焙煎甘いと素材のポテンシャルがきっちりと出ていないので、クオリティの差がボケるんです。特に酸のクオリティが分かりにくくなりますね。若い人からエスプレッソのカッピングが難しいと聞かれるとまず、濃度があるので慣れが必要、それとマウスフィールの質感のカッピングをトレーニングする必要あるので、ペーパードリップのコーヒーをいくら飲んでも上達しないと伝えています。今度は・・・「さかもとこーひーのブレンド26年を振り返る」を書いてみようと思っています。ジャズのベーシストの納浩一さんが・・・アコースティックベースを演奏する上での、どうしたら耳がよくなるか?というテーマで・・・アンサンブルと気持ちよくハモる音程をとる意識・・・ベーシストの多くはリズムセクションとしてリズムのトレーニングはたくさん積んできているでしょうが・・・アンサンブル全体におけるハーモニー感覚をどれほど意識して、トレーニングしているか?・・・そんなこと書いていて・・・さかもとこーひーがブレンドに対して意識しているのと一緒で嬉しくなりましたので・・・今まで書いても話してもいなかったけど、実はブレンドのカッピングの時に意識していたことを書いてみようと思っています。さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2019.09.08
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プロのつぶやき1018「アトムの子、カフェヴィータ、カフェコージー、アイスこーひー・500gパック価格改定のご案内」9月になりました・・・毎年これから12月までがあっという間に感じます。先週と今週のおゆみ野店ワークショップは・・・「SUKEROKU&こーひー」ということで・・・干瓢巻きとおいなりさんにSUKEROKUブレンド、そして食後の甘味はわらび餅にゆすらカフェで楽しんでいただきました。干瓢巻きとおいなりさんにSUKEROKUブレンド・・・どんな感じ何だろうと思う方多いと思いますが・・・SUKEROKUブレンドだけで飲むと、こーひー感がしっかりあって・・・干瓢巻きとおいなりさんの後に飲むとなんと昔からあったようにぴったり・・・さらに余韻にはお茶のような感じもあって、皆さん笑顔になっていました。わらび餅にゆすらカフェは・・・さかもとこーひーの定番の魅力のひとつですから、ひと口ひと口お互いが引き立てあってます。実は、スタッフさんのリクエストがあって、みんなの分も用意して、お昼や夕食に持って帰りました。勿論、SUKEROKUブレンドも一緒に・・・で、お昼に食べたスタッフさんから・・・「SUKEROKUブレンド最高です。感動しました。」と、すぐにLINEがきました。スタッフさんは、みんな元々さかもとこーひーの常連さんですし・・・スタッフになってからもお客さんの代表的なご意見番ですので・・・嬉しいものです。そんなこんなで・・・大変に申し訳ないのですが・・・「500gパック価格改定のご案内」です。さかもとこーひーでは、500gパックのほのぼのこーひー(アトムの子、カフェヴィータ、カフェコージー、アイスこーひー)に一番のエネルギーを注いできました。「こーひーのある暮らし」「ホームこーひー」をベースにして大切にしていますので・・・価格を抑えて、クオリティに妥協すること無く500gパックを発売して約20年になります。前回の500gパック価格改定が2011年でして、その後8年で仕入れが30-50%上がり、この春にヤマトさんの送料再値上げ、横浜倉庫からの運賃値上げ、包材消耗品も上がりました。500gパックのクオリティを維持するために、価格改定を実施したくお願い申し上げます。2019年9/3(火)発送分から、¥1500/500gパックを¥1600/500gパックに改定したく、ご理解ご了承よろしくお願いします。さかもとこーひーで一番安い価格のこーひーであっても・・・さかもとこーひーの基本になる・・・クリーンな味わい、冷めても心地よい余韻は変えられません。安いのだから、クオリティ下がっても良いとは考えません。信頼できるレストランや、ケーキ、パン屋さんは、そのお店の一番安い商品のクオリティがしっかりとしているものです。さかもとこーひーで販売している緑茶の関口園さんは・・・坂本家は祖母の贔屓で60年70年と買っているんですが・・・高いお茶の魅力は勿論、一番手頃なお茶のクオリティと魅力がしっかりとしていて本当に感心します。さかもとこーひーも開店以来そのような意識を持ってきました。で、時々お客様から聞かれること・・・「高いこーひーの方が美味しいのですか?」の答えが500gパックの「ほのほのこーひー」にあります。高いこーひーは際立った個性や魅力がありますので・・・お好みに合わなければ高いのに美味しさがわからないってなると思います。お好みに合ったら他のこーひーでは満足できなくなるかもしれません。あるいは、その際立った個性や魅力の違いを楽しめるかと思います。では、500gパックのこーひーは・・・こちらはヘビーユーザーの常連さんだったり、会社や病院、学校だったり、レストランやカフェでも使われますし・・・多くの方が飲まれますので・・・個性を抑えるようにしています。で、クリーンな味わいや冷めても心地よい余韻が基本になっています。価格を抑えても、クオリティを維持するために・・・素材の選び方、焙煎、ブレンドとさかもとこーひーの総合力・エネルギーを注いでいます。ここ数年公民館からのお申し込みが増えている「こーひーレッスン」ですが…その時に必ずお話ししているのが…「コーヒーはフルーツだ!」ですので…如何に完熟した実だけを揃えた豆を使うかが最初に大切で…生豆の見た目だけではわからない少しの未熟具合や過熟具合を見極め熟度の揃ったクリーンな味わいの生豆を使います。(カッピングで判断します)それと、香りや味わいの際立ったものは、味わいの個性からも、価格的にもあまり高い豆は使えません。そこで大切なことが…クリーンで甘さのある豆を如何に選ぶかということです、ベーシックなクオリティですね。個性的な香りや際立った酸の豆は使いません。そして・・・「アトムの子」「カフェヴィータ」「カフェコージー」と苦さや濃さを段階的に変えてありますので・・・お好みは3種類からお選び頂けます。ヘビーユーザーの常連さん、会社や病院学校美容院、レストランやカフェ等からよくご注文頂いている…ほのぼのこーひー4つです。では…さかもとこーひーのベーシックなブレンド…ほのぼのこーひー「アトムの子」「カフェヴィータ」「カフェコージー」「アイスこーひー」のご紹介です。(250gパックは、選べるセットになります。)【アトムの子】さかもとこーひーで一番売れているブレンド「アトムの子」ですので・・・さかもとこーひーを代表するブレンドのひとつになります。子供の時に鉄腕アトムを読んでいて21世紀ってどんな未来なんだろうと思っていた21世紀になるんだとハッとして…ちょうどスペシャルティコーヒーという素晴らしい素材を知った頃だったので…今迄の強い苦味の深煎りでは無く…きれいな味わいのさかもとこーひーの21世紀のベーシックな深煎りを作ろうと思ったブレンドです。(なので、もう20年くらいになるブレンドです。)その後、後味のきれいな、雑味嫌な苦味の無い深煎りブレンド「アトムの子」が・・・さかもとこーひーの一番人気になりました。中米の豆3-4種類を使い(グアテマラは必ず入っていますね)…深煎りのコーヒー感、きれいな味わい、すっきりとした後味、円やかなバランスを大切にしています。ヘビーユーザーの常連さん、オフィスで、カフェやレストランで・・・様々な方に気軽に楽しんで頂いていますが・・・毎日の暮らしの中で…こーひーだけでも、お菓子やパンと一緒でも、食後にもぴったり・・・そんな感じで毎日お届けしていて・・・もう少し柔らかな円やかな口当たりと甘さに包まれた余韻にしたいと思っていました。それには・・・スペシャルティコーヒーを知ってこの20年で何回か出会った素晴らしいクオリティのロブスタ種がピッタリだと・・・業界ではロブスタ種はクオリティが低い、価格も安い、増量によく使われる・・・そんなネガティブなイメージなんですが・・・中にはクオリティの高いものもあって・・・クリーンで甘さがあって口当たりの優しい魅力があるんです。ただ、華やかさや魅力的な香りや余韻などのタイプでは無いので、上手にブレンドに使いたいと思っていました。で、やっと素晴らしいクオリティのインド・ロブスタを手に入れましたので・・・アトムの子にほんの少しブレンドしたら・・・雑味のないきれいな味わい、深煎りのキレの良いコーヒー感、焦げが無くざらついた苦味が無い・・・柔らか円やかな口当たりに甘さに包まれた余韻とイメージ通りに仕上がりました。さかもとこーひーのベーシックなブレンドの魅力をお楽しみください。(この価格で、このクオリティや魅力はさかもとこーひーの基準です。)1000円/250gパック(税抜き)1600円/500gパック(税抜き)【カフェヴィータ】暮らしの中のこーひーをイメージして「カフェヴィータ」とネーミングしました。「アトムの子」「カフェヴィータ」「カフェコージー」の中で真ん中の濃さ、味わいです。「カフェコージー」に「アトムの子」をブレンドしています。ベーシックなブレンドでも、やはりみなさん苦味濃さにお好みがありますので…3つのタイプを用意しました。濃いめは苦手だけど、すこししっかりした感じも欲しいといった常連さん向けです。「アトムの子」で50%…「カフェヴィータ」25%…「カフェコージー」25%…そんな感じで人気お好みが分かれています。1000円/250gパック(税抜き)1600円/500gパック(税抜き)【カフェコージー】ティーポットを保温するティーコージーからネーミングしました。居心地の良い、寛いだって感じでしょうか。苦味の弱い、円やかさや優しい味わいのブレンドです。中煎りですが、酸味は穏やかで、酸味が苦手っていう方が酸味感じないと仰ることが多いですね。(嫌な酸味は勿論ありませんので)中煎りの中米の豆2-3種類とブラジルをブレンドして…バランス良く、優しいフルーティさです。苦味や濃い目が苦手な方向けです。1000円/250gパック(税抜き)1600円/500gパック(税抜き)【アイスこーひー】すっきりとしたきれいな味わいのアイスこーひー向けのブレンドです。基本は「アトムの子」と一緒です。がぶ飲みのアイスこーひーにお勧めです。水の量をホットで淹れる時の60%にして…氷をたっぷりと用意し…オンザロック式で急冷するのをお勧めしています。冷蔵庫で保存する時でも・・・氷でオンザロック式で急冷して、冷蔵庫で保存すると翌日でもきれいな味わいをお楽しみ頂けます。透明感のある、後味のきれいな、ガブガブ飲めるアイスこーひー用ブレンドです。1000円/250gパック(税抜き)1600円/500gパック(税抜き)さかもとこーひーは「部屋中にひろがる香りと後味の美味しさ」を大切にしています。
2019.09.01
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