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雨上がりの紫陽花の上に、小さな蛙を見つけました。お花のベッドで眠っていたという、かわいい童話の主人公を思い出した瞬間。
2010.06.27
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日本vsカメルーン戦が行われた6月14日は、旧友の家に招かれて昼食をご馳走になっていました。日本のワールドカップ初戦にちなんで、彼女が近所のパン屋さんで見つけたという「サッカーボールメロンパン」をお土産に用意してくれました。 (2歳の息子クンが写真用に手に持ってくれています)「開けてみなければ中身はわからない」と、人生をチョコレートの箱に例えたのは、映画「フォレスト・ガンプ」の主人公の母親でした。サッカーも同様です。これまでにも、数知れない番狂わせのドラマを見てきたのに。今日、6月25日、改めて「何が起きるか本当にわからない」このスポーツの魅力に圧倒されています。初戦でゴールを決めた本田選手のコメントを借りれば、まさに今の代表は「持ってるな」という感じ。1ケ月でこんなに強くなるチームもあれば、1ケ月でチームが崩壊してしまうこともある。先発もベンチも、皆が一体感を持って闘っている今の代表に、私は奇跡的な展開をいくつも経て優勝した、2004年のアジアカップを思い出します。個々の実力だけでは、トップレベルの戦いを勝ち抜くことは出来ないのですね。目に見えない気運を皆で呼び込めなければ、この爆発する喜びを味わうことは出来ないのですね。一年前、この試合をスタンド観戦した日が、私が迷っていた南アフリカ行きに見切りをつけたターニングポイントだったのですが、代表を信じて、現地に応援に行った人たちを心から尊敬します。その点、私も夫も、まったく「持ってない」サッカーファンでした…(涙)私がいくつか抱いている「死ぬまでに叶えたい夢」の一つが、「ワールドカップで日本が勝つところを、スタンドで見届けること」です。これまでの観戦歴では二分二敗という成績で、まだまだお預けになっていますが、いつか必ず実現させたい…きっと叶えられるはず、と、期待していなかったチームの奮闘に希望をもらっています。
2010.06.25
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備忘録代りに、帰省中の1日の思い出を。かつての勤務先で同期だった友人と、久しぶりにランチ。選んだお店は、丸ビルの「マンゴツリー東京」。ランチタイムは、35階からの眺めを楽しみながらタイ料理のバイキングが楽しめるというので、一時期お気に入りだったのです。久しぶりでしたが、相変わらず窓の景色は最高。羽田空港に離発着する飛行機もよく見えます。かつては日本橋にある会社で働いていた私達。ビルはあのあたりかなぁ…?もうちょっとこっちじゃない?などと言いつつ、思い出話と近況報告に花を咲かせました。解散した後、春にオープンしたばかりの「三菱一号館美術館」までお散歩。皇居から丸の内界隈の辺りの街並みは、以前からきれいだったけれど、また風格のあるレンガ作りの建物が出来たのですね。開催中の「マネ展」のポスターが、風景によく合っていました。ヘンリー・ムーアの彫刻が置かれた中庭は、バラの花盛り…日本じゃないみたい。帰省中、平日のお昼は主婦の友達と遊び、夜は仕事を終えた友達に会う、というのが私の行動パターン。夜に集まったメンバーの中に、なんと話題のiPad所持者が!思わず記念写真を撮らせてもらっちゃった(笑)(お店のメニューの上に乗せてます)南アフリカは遠いなぁ~、という印象ばかりが先立っていましたが、仕事から帰って、毎晩2試合ずつテレビ観戦が出来るというのは、勤め人にはたまらないワールドカップかもしれない…と思えてきました。その代わり、家で過ごす時間のほとんどがサッカー漬けという…(苦笑)それにしてもこの期に及んで、デンマーク戦が消化試合になっていないなんて、事前の強化試合を見て絶望していた私にはまるで奇跡のように思えます。チームが一つにまとまっている様子が伝わってくるのが、何よりうれしい。(4年前は、それが出来ていなかったことをスタンドで痛感させられたので…)試合前にワクワクできること、その幸せをかみ締めているこの頃です。
2010.06.20
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現在、着々とワールドカップ廃人への道を歩みつつあるわが家。想定外の日本の「はじめての初戦勝利」に沸き、仕事中も脳内にブブゼラの音色が鳴り響いておりますが(笑)忘れないうちに過日の落語会の記録を。昨秋の「りらっくご」に出演されていた笑福亭生喬さんが、出身地の松阪で、地元の方達と続けてこられた「あじさい寄席」。今回の10年目でファイナルとなるそうで、なおかつ、生喬さんが「出没!ラクゴリラ」の面々を連れて来られると訊けば、これは絶対に逃がしたくない落語会です。そんな訳で、地元キモラクのメンバー総出で、会場の朝田寺へ行って参りました。腹ごしらえは、私とあとむちゃんご贔屓のパン屋さん「Copin」のカフェで。この日は寄席の名前にちなんで、あじさい柄の半幅帯を木綿の着物に合わせました。出演陣と演目は以下の通りです。笑福亭生寿 「時うどん」桂 文三 「七度狐」林家 花丸 「厩火事」 -仲入-桂こごろう 「動物園」笑福亭生喬 「花筏」同期4人で結成された「ラクゴリラ」、切磋琢磨の良い緊張感がみなぎる高座で、聞き応えたっぷりの充実した会でした。それぞれの噺家さんの持ち味が、当日の演目にぴたりとはまっていて、二度、三度と聴いてみたくなる顔合わせ。地方住まいで、常打ちの寄席に行くことの少ない私は、どうしても「普段は落語と縁のないお客様の前で高座に上がる」という前提で噺家さんがやって来るのを聴きに行く機会が多い。そのせいか、マクラから噺に移った直後に「あ、今落語の本題に入ったんですよ!ここからは落語です、ついて来てくださいね!」という笑いの取り方をされることがしばしばあります。そして私は、このくすぐりの手法があまり好きではありません…グーッと落語の世界に集中していった気分に、冷や水を浴びせられるようで。でも、今回の落語会では誰もそういうことをされなかったのも、嬉しかったことの一つでした。一瞬にして鮮やかに、落語の世界の住人になり替わる話芸の妙味を堪能しました。落成したばかりの、生喬さんが書かれた碑の前で記念写真。「一隅を照らす これすなわち国寶なり」天台宗開祖、最澄の言葉です。比叡山を訪れた時のことを思い出しました…朝田寺は貴重な文化財を数々保有している古いお寺で、曽我蕭白の獅子図が発見されたことでも有名です。終了後、ご住職が本堂をご案内してくださったのですが、この日の夜から帰省する予定だった私は、時間を気にして獅子図のことはすっかり頭から抜け落ちていました(涙)色々お聞きする良い機会だったのに…やっぱり、心に余裕がない時は、芸術と向き合うことは出来ませんね。
2010.06.13
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香港・コーズウェイベイにて 今週は法事その他の用事で、横浜の実家に帰って来ています。ワールドカップ関連のテレビ番組を見ていたら、母が、「片付けものしてたら、こんなものが出て来た」と言って、1枚の絵葉書を見せてくれました。アルゼンチン戦当日には、度々お電話をありがとうございました。極度の緊張でお腹をこわしましたが、大善戦で、次もこの調子で集中してくれれば、いいところまで行くんじゃないか?なんて期待しております。フランスへ行った**さん達の一行は、ツアー客の中で抽選で分け合うことになったチケットを見事勝ち取り、競技場内で思い切り紙吹雪をまいてきたそうです。クロアチア戦も観戦されるそうですからテレビにご注目を!このハガキは郵便局で限定発売中です。ワールドカップ初出場を記念して送ります。フランスへ行けなかった、カズの背中が泣けるでしょう? 1998年6月15日 母宛にこのハガキを書いた日から時は流れて、12年後の今年。私もその後の歳月で、自国で味わうワールドカップの醍醐味を知り、開催国へ出かけていく胸躍る旅も体験することが出来ました。観る側の経験値は積み重なっていくのに、残念ながら代表チームの実績はなかなか、理想に追いつきません。それでも、今をさること十数年前、サッカーというスポーツの魅力を発見出来た自分を、私は心から褒めてあげたいと思うのです。常にダイナミックに運動し続ける躍動感、イマジネーションとインスピレーションが一瞬のうちに生み出す美技。映画や舞台にしみじみと感動するのとは違った、心のタガが外れるような興奮は、サッカーが教えてくれた宝物です。地震計のように激しい振れ幅を描く喜怒哀楽を、今年も存分に堪能したいと思います!!
2010.06.11
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先月の旅行で、夫婦して初めてマカオという土地を訪れたのですが、エキゾチックなポルトガル風情とエネルギッシュな中国ならではの下町情緒東西文化の不思議な融合を楽しみましょう。…という、ガイドブックの一節から浮かんでいたイメージと、実際の印象はちょっと違ったものでした。【このターボジェットに乗って、香港からは約1時間の船旅です】 【市街の中心部を目指す途中で通りかかった、風情のある建物は語学学校。】 このモザイクタイルを見ると、やっぱりポルトガルを旅した時を思い出すなぁ…と、このあたりまでは期待通りだったのですが。【観光名所のセナド広場に着いてビックリ。どの建物も塗りたてピカピカ!】 世界遺産というからには、もっと歴史を感じさせる雰囲気があるかと思いきや…あまりにもきれいにしてあるので、私の目には一瞬、世界遺産というよりアウトレットモールかと錯覚して見えてしまいました(泣)【一番見たかった「ドン・ペドロ5世劇場」も、出来たばかりのようにピカピカ!】 一応、「中国初の西洋式劇場」と聞いていたのですが、まるで新築に見えます。とりあえず、私の「オペラ座コレクション」がまた一つ増えました。これも好景気に沸くマカオならでは?もしもマカオの人が日本の古都を訪れたら、古びたものをそのままに敬う、日本人の心理は理解されるでしょうか。大仏も五重塔も、塗り直すお金もないなんて!と思われたりして(苦笑)お国が違えば、価値観もこうも変わるものだということを再認識したのでした。例外は、聖ポール天主堂跡。この建物は19世紀に火災に見舞われ、現在はファサードだけが残っています。裏側に鋼鉄製の柱や階段があって、上に登れるようになっていました。3年前のポルトガル旅行の際、私がテーマに掲げていたことの一つは、「天正遣欧少年使節団の足跡を辿る」というものでした。若桑みどりさんの小説「クアトロ・ラガッツィ」の印象が強烈で…伊藤マンショや中浦ジュリアンといった使節たちが実際に訪れた場所に立つのは、本当に感慨深いものでした。4人の少年使節は皆、偉業を達成したのに時代に報われず、厳しい後半生を送るのですが、原マルチノという人はマカオへ追放されて生涯を終えました。その遺骸が眠っているのが、この天主堂の地下にある納骨堂なのです。遠く海で隔てられたポルトガルとマカオが、私の中で最も強く結びついたのが、ガラス板越しに見える地下の遺構を覗きこんだ瞬間でした。天主堂の石段の上からマカオの街を見晴らせば、左前方には巨大な「グランドリスボア」が(蓮の花を模した大胆なデザインのビルです)。【休日とあってすごい人出!この状態で皆さん歩きタバコをするから、怖かった…】時間をかけて歩き回れば、この街が積み重ねた歴史がもっと実感できるのかな?マカオは私の中では、もう一度リベンジしたい街、という位置づけになりました(カジノの勝負のことではありません・笑)。
2010.06.01
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