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私はゴールを決められるのが本当に嫌いなのですが、私のキャリアの中でゴールを決められて嬉しかったのは今日が初めてだと思います。(試合後の記者会見にて、アルベルト・ザッケローニ代表監督談)この試合を、このゴールを、絶対に忘れない。人は、目の前にある自分のやるべき事に、ただ誠実であればいいのですね。巧い選手、素敵な選手はたくさんいるけれど、カズはやっぱり、唯一無二のヒーローです。同時代を生きていることを、サッカーを愛する者の一人として誇りに思いました。試合が終わって、両チームが挨拶を交わした時、カズと握手する日本代表の選手誰もが、サッカー少年の顔に戻って本当にうれしそうだったのが印象的でした。日本経済新聞で連載しているカズのエッセイ「サッカー人として」。震災後、今回の慈善試合に向けての思いが綴られています。ぜひ、全文を多くの方に読んでいただきたいです。「生きるための明るさを」 (3月25日)
2011.03.30
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夫が出かけた土曜日の午後。一人になると、事あるごとに涙を堪えられずにいる自分が嫌で、気分転換のきっかけを探していたら、友達から「見栄えが悪いけど…」と、無農薬のレモンをどっさりいただきました。ご親戚が山に植えているレモンの木から採ってきたばかりだそう。そこで、うろ覚えのレシピでレモンパイを作ってみようと思い立ちました。うろ覚えでは出来ないパイ生地の部分は、スーパーで完成品を購入。コンデンスミルクと卵黄、たっぷり絞ったレモン汁を混ぜて、あわ立てた卵白を加えて、鮮やかな黄色いフィリングを作成。お店で買うレモンパイは、焦げ目のついたメレンゲが表面に波打っているはず…ですが、バーミックスでメレンゲを作ったことがなかった私、うまく泡立てられない上に目分量の配分も間違え…何だか似て非なるものが焼きあがったゾ?でも、切り分けた時に広がるレモンの香りは我ながら絶品!帰宅した夫にも喜んでもらえました。お菓子は滅多に手作りしないけれど、普段やらないことだった分、短い時間でも没頭して楽しかった…3月26日は、福島第一原子力発電所で、1号機の運転が開始されたからちょうど40年目となる節目の日だったということを、その後知りました。現在、西日本で不自由なく暮らしている私は、夫の赴任地である今の場所に住むまで、35年間を東京電力管内で生活していました。今、こういう状況になって、同じ時代を過ごしてきた仲間同士しみじみと語り合うのは、自分達が「いかに何も知らず、知ろうとせず、考えずに便利さと豊かさを受け取っていたか」という、苦い思いです。その「思い」が、しっかりとした「考え」にまとまるには、私自身をもう少し、しっかりと建て直さなければ、と感じています。
2011.03.26
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Why do people fall in love?Don't we know love is full of dangers?Letting loose our foolish heartsIn this world full of perfect strangersMaybe this time you will findThe moon will treat you kinderYes, I'm sure that I recallThat's the reason people fall...今シーズンのフィギュアスケートで、お気に入りのプログラムの中でも特に好きなのが、安藤美姫選手のエキシビジョンです。10月に観たアイスショーで、純白の衣装で滑る彼女の優雅な表現(それは、私にとっては安藤選手の新たな一面の発見でした)と、リンダ・エダーの歌う「Why do people fall in love」という曲の美しさに、涙が出るほど感激しました。フィギュアスケートは、ファンにとっては「なぜ?」と切ない思いをさせられることの多い競技です。なぜ、努力は平等に報われないの?なぜ、幸運な選手と不運な選手が生まれてしまうの?なぜ、思いがけないアクシンデントが襲ってくるの…?それはスポーツ全般にも、いや、どんな人生にもつきまとう疑問かもしれませんが。本来の予定では、今週、東京で日本中の注目を集めて開催されていたはずの世界選手権。開催が延期され、行く末が注目されていましたが、来月ロシアを代替地として開催されることが決まったようです。私が、初めて見るアイスショーに至福の時を過ごしたさいたまスーパーアリーナは、今、福島県双葉町の方々の避難所となっています。2週間前のあの日から、誰にぶつけたらいいか、果たして答が出るのか、わからないほど大きな「why?」を重く心に抱えて生きている私たち。1ケ月後、スケーター達がモスクワのリンクに立つ頃には、今苦しみに耐えている方々に少しでも明るい展望が開けていますように…その頃には、東北も桜の季節です。
2011.03.25
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汗を流そう ご飯を食べようぐっすり眠ろう 爪先まで無邪気に笑おう たくさん泣こう見たら助けよう 手を伸ばして悲しいことばかり伝えてくるニュース心の力で飛び越えようなくしたくないと思うものだけを守っていこう昨秋発売され、ツアーも行われた坂本龍一&大貫妙子「UTAU」に収められた一曲です。今この時、多くの方に聴いていただきたくてご紹介しました。(教授自ら、今回の震災にあたってYoutubeに公開されたものです)
2011.03.18
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私達日本人は過去も厳しい状況を乗り越え、今日の平和で安定した社会を作り上げてきた。どうかお一人お一人そうした覚悟を持ち、家族、友人、地域の絆を深め、危機を乗り越えて、より良い日本を改めて作り上げようではありませんか。(3月13日19:45 総理から国民へのメッセージ概要)募金情報まとめページ↑各種インターネット募金の情報がまとまっています。今回の地震全般の情報をまとめたGoogleのページはこちら。NHKの放送局と各都道府県の共同募金会、それに日本赤十字社の本社と各支部でも義援金を受け付けています。(被災した東北地方の各県では受付体制が整いしだい、窓口を開設。9月末まで)郵便振替で送る場合は「中央共同募金会」00170-6-518「日本赤十字社」 00140-8-507※通信欄に「東北関東大震災義援金」と記入。振替手数料が無料に東北地方太平洋沖地震の被災者義援金について(楽天銀行)善意を、災害に乗じた悪事に利用されないように「日本人が海外の募金サイトを利用しない。」「信頼性の低い募金サイトのURLをTwitterやブログなどで、ネットに公開しないようにする。」「信用出来ないURLをクリックしない。」「チェーンメール(このメールを出来るだけ多くの方に転送してください、といったもの)に参加しない」といった心がけが大切ですね。金曜日から翌日にかけて、家族や友人と連絡がつく度に「あぁ、よかった!」と胸をなでおろしました。その一方で、こういう「よかった!」の瞬間を待ち続けても叶えられない、多くの方々の気持ちをお察しすると、言葉がありません。原発事故や計画停電をはじめ、錯綜する情報や救援体制には様々な意見があると思います。でも「未曾有」の出来事というのは、誰も経験則をもとに行動できない、ということ。やってみなければわからなかったことだって、きっとたくさんあったに違いない。そして、今この瞬間にも、それぞれの現場では身の危険を顧みず、必死で働いてくれている人がいらっしゃる。そのことを思うと…ましてや、直接の被害を受けていない身からすれば、私はとても、上から目線でクリティカルな物言いをする気にはなれません。報道も、今は悲しみや怒りを煽るより、手を差し伸べるための情報をもっとくれたらいいのに…一つでも多くの命が救われることを祈り、まずはお金に変えて、出来る限りのお見舞いの気持ちを表すことから行動していきたいと思っています。粛々と日々の暮らしを続け、働いて、それが出来ることに感謝しながら、息の長いお手伝いをしていこうと心に決めています。頭は冷たく心は熱く。皆さん、がんばりましょう。
2011.03.14
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あとむちゃんにお誘いいただき、国立文楽劇場へ。久しぶりに大阪まで遠出してきました。お稽古ごとのイベントも確定申告も終わって、開放感でいっぱいの私。それだけでウォーミングアップはバッチリ、という感じで、大いに笑ってきました。志の輔師匠の落語を生で聴くのは初めて。落語好きの知人が絶賛していた創作落語「メルシーひな祭り」が聴けたのはとってもうれしかったです!タイトルだけではどんな噺なのか見当もつかなかったのですが、「21世紀の人情噺」という感じで、現実的にはあり得ない方向にストーリーが転がっていくのに(!)妙なリアリティがあって心底おかしい、というのはさすがだなーと唸ってしまったのでした。満場の客席は、当然、高座の一挙手一投足に注目して楽しんでいる訳ですが、その集中力がさらに深度を増して、ぎゅっと空気が濃密になる瞬間が度々。観客として、仕掛けられた笑いの罠に心地よく翻弄され、大満足の落語会でした。ところで、今回は席が後方だったせいか「志の輔さんってこんな顔だったかしら?」と最初、かすかな違和感が。しかしマクラで疑問は解決、禁煙されて7キロも体重が増えてしまったのだとか。ためしてガッテン!で以前紹介していた「スロトレ」や「計るだけダイエット」は、実践されないのでしょうか…(笑)劇場を出たら外は小雨が。屋根のある場所を求めて、心斎橋筋をぶらぶら。去年オープンしたというはらドーナッツでお土産を購入。以前はふわふわのドーナッツが好みでしたが、最近ドーナッツプラントやはらドーナッツのような、しっかりした食べ応えのものが美味しいと思うようになってきました。という訳で、すぐそばにあったクリスピークリームドーナツとのハシゴはやめておきました(笑)
2011.03.06
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気持ちよく晴れた土曜日。海沿いに建つホテルからの眺めは、本当にきれいです。約一ヶ月の準備期間を経て、毎年恒例の着付け教室のパーティーが開催されました。お稽古の時間帯が違うと、同じ先生の門下でもなかなか、他のクラスの生徒さんとはお会いできないので、皆が勢ぞろいできる、楽しみで貴重な機会です。…でも、ちゃんときれいに着なければ!というプレッシャーと戦う日でもある(笑)久しぶりに袋帯で二重太鼓、なかなか決まらず二の腕がつりそうになった…私たちのグループも、ここ数年は幹事役の一端を担うようになり、それぞれ分担してあれやこれや係の仕事をしていました。私に申し渡された役目は司会進行。お慕いしているNHKの登坂アナを目標に、慌てず落ち着きさわやかに…を目指しました(結果は??)。皆で何かを一緒にやる、ということには、楽しさと同時に、ある種のわずらわしさもつきものですね。誰にでも経験のあることだと思います。でも、こういうことをストレスに結び付けないで済む魔法のフレーズは「物事は始まれば終わる」そして「まぁ、自分が好きでやっているんだし」と、これに尽きます。お稽古事に限らず、仕事だって同じではないでしょうか。逆に、常にその言葉が通用するように、流されず自分で「やるのか、やらないのか」常に考えるのが大切なのだと、三十路の坂を越えてからよくわかった気がします。自分の考えで決めたことなら、結果も自分で引き受けられるんですよね。お稽古仲間と先生を囲んで。忙しくて写真が少ないのが残念。ピンクゴールドの袋帯は大伯母の遺品、帯揚げは教室の先輩からのお土産、帯締めはこの時にお稽古仲間がプレゼントしてくれたもの。この日の私の装いは、人の絆に支えられたコーディネートです(笑)準備は何かと忙しかったけれど、多少は、出会いをたくさん与えてくれた先生への恩返しが出来たかな…
2011.03.05
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月曜日は、アカデミー賞授賞式の生中継をテレビで観ていました。主演&助演の受賞者たち(ほとんど下馬評通りだった)の顔ぶれ。相変わらず「体当たり系」のわかりやすい努力ばかりが評価されるのね、肉体改造や技術の習得だけが演技の力ではないだろうに…と、ちょっと醒めた感想を持ってしまったのですが…本作を観て、スクリーンいっぱいに映し出される主演二人の見事な筋肉には完全に圧倒されました!脚本をまとめるために行われた設定の変更や省略、妙に小ぎれいで健康的なドヤ街の人々、ニッセンの服を着ているように見える葉子お嬢様(笑)などなど、いくつもの「ツッコミどころ」をすっかり忘れて、ジョーと力石の闘いに見入りました。二人ともよくぞここまで…と、素直に賞賛したくなる迫力がありました。オリジナルは、漫画ではなくTVアニメで親しんだ世代です。やっぱり、あの名作の印象は強烈に刻まれていて、鑑賞中、ジョーのセリフをあおい輝彦、力石を細川俊之の声に脳内で変換再生したりして。そういう意味では、丹下段平は最もチャレンジングな役だったと思うのですが、渾身の演技で「立つんだ、ジョー!」のセリフを言ってのけた香川照之もあっぱれ(コントすれすれの特殊メイクも含めて)。正岡子規から丹下段平まで…このままどこまで、日本のデニーロとして進んで行くのか。香川照之の明日はどっちだ?ちなみに、完全に伊勢谷友介さんの身体目当て(!)で映画館に行った私が、上映終了直後に夫と交わした会話は「マンモス西!あの人はまり役だった!」「ちゃんと、うどんも鼻から出てたし!」…というものでした。勝矢さんという俳優さんだそうです。
2011.03.02
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