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前回のブログでご報告した通りのことで、思いがけず慌しい師走の日々を送っておりました。おかげさまで、駅も図書館も買い物も徒歩圏内で便利な場所に新居も決まり、年明けの転居に向けて引越し準備を進めています。8年前に同じような作業をした時より、確実に肉体的に衰えているのを実感するのは哀しいものがありますが(苦笑)、8年前より着実に、励ましの温かい気持ちをくれる人間関係が広がったこと。本当に私は果報者だと実感しています。2011年という年は、喜怒哀楽のそれぞれがくっきりと色濃く、強烈な年でした。忘れられないことがたくさん起こった1年でした。去年の暮れにも何度も交わした「よいお年を」というご挨拶。その時には想像もしなかった出来事の数々を振り返ると、本当に一寸先の未来もわからないものなのだと思います。でも、だからこそ期待感を持って、明るい未来を信じたいものですね。しばらくは、ブログの更新も出来ない慌しさは続くと思いますが、皆様が迎える新しい年がすばらしいものでありますよう、心から願っています。今年もお付き合いいただきありがとうございました。どうぞ、よいお年を!!
2011.12.31
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「りらっくご」主催のことりさんと、昨年に引き続き「メダリスト・オン・アイス」を観に行きました。今年の会場は、門真市のなみはやドーム。 毎年(ゲストミュージシャンの存在意義が謎…)と思い続けていたこのエキシビジョン。今回は生演奏のオーケストラが入っているだけで、その分海外からのゲストスケーターが増え、見応えがありました。私たちの席はジャッジ側のスタンド中央。リンクからは少し遠かったけれど、その分全体がきれいに見渡せたし、何より、演技後にリンクの真ん中で挨拶する選手とバッチリ目が合う(かのように錯覚出来る)位置だったのは本当に幸せでした…白いシャツでしっとりと、風に乗って飛んでいるみたいにエキシビジョンのナンバーを滑ったあと、アンコールでは宴会で大騒ぎ中の若手サラリーマンの如く(笑)マンボを踊りまくる大ちゃん。直前に滑ったP・チャンより、魅せるなら断然大ちゃん!演技が終わった時、いま、今、絶対、私たちの方見た!見てた!と…まぁ、信じるのは自由だから(笑)真央ちゃんがアンコールで「愛の夢」のステップを美しく滑る姿。いけない、いけないと思いながら涙で視界がぼやけて、二重、三重にだぶってしまいました。まるで万華鏡の中で真央ちゃんがスケートしているみたいでした。「心が震えるって、こういうことなのね」ということりさんの言葉に深くうなづきながら、夢の余韻に酔いつつホテルでお泊り。フィギュア話がその後も延々盛り上がったのは言うまでもありません。ことりさん、今年もありがとうございました。 ホテル阪急インターナショナルにて。夜景も壮観でした。翌朝は、まだまだ山積みの引っ越しに向けた用事を片付けるため、早朝に私ひとり、先に帰りました。人気のないホテルのロビーで、ふとこんな案内板が目にとまり、思わずパチリ… 男役トップの方の引退がニュースになっていたので、きっとその会見なんだろうな、と思いつつ…私も各界にアイドルがいて、憧れの存在が一線を退く寂しさを何度も経験しているだけに、ファンの方の心中をお察ししないではいられませんでした。でも、思い出は消えない。私も大好きな人たちの限りある現役時代を、出来るだけしっかり目に焼き付けておかなくては。
2011.12.26
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全日本フィギュアのエキシビジョン、「メダリスト・オン・アイス2011」鑑賞のため、大阪行きを予定していることをお話したら、こけしさんと琴さんにランチにお付き合いいただけることになりました♪連れていってくださったのは、京橋の「実身美(サンミ)」京橋の駅に降り立つのは「キモシャン」の日以来。米子での家探しの報告、フィギュアスケートのことなどあれこれ(あまりの勢いに咳込むくらい)おしゃべりしながら、ブログをやってみようと思ったこと、着物を着ようと思ったこと、それが思いもよらぬ素敵な出会いにつながったご縁の不思議を思わずにいられませんでした。お願いして一緒に記念の写真を撮ってもらった、背後の壁にはお店のこんなスローガンが。まさにその通り。食事にかける手間も質も著しく劣化していたこの頃の私には、本当に耳の痛い、でも大切にしなくては…と思わされる言葉でした。玄米たっぷりの滋味あふれるランチも、楽しい会話も、ストレスや疲れが浄化されるようなありがたい時間でした。ありがとうございました。
2011.12.26
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夫が朝から赴任先へ出発していき、引っ越し荷物の片付けも何とか見通しが立ってホっと一息。mayさんが松阪まで来てくださり、Cafe Tomiyamaでゆったりランチタイムを楽しみました。史上最高スコアのショートプログラムから3コケのフリー、という波乱の展開で前日、大ちゃんが全日本フィギュアを制したこともあり、3年間にわたり放映された「坂の上の雲」がいよいよ最終回を迎える日でもあり。今度、一緒に過ごせるのはずっと先になってしまうのはわかっていたのに、相変わらずミーハー話で暑苦しく語ってしまいました…何にでも感激してすぐにボロ泣きしてしまう私だけれど、悲しいことや寂しいことで涙を流すのは出来る限り避けたくて。笑って笑っていつもどおり、楽しい余韻が切なさにすり替わる前に、逃げるようにご挨拶をして家路についてしまいました。いただいた心尽くしの素敵なお品、宝物が増えました。大切に大切にします。ありがとうございました。
2011.12.25
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夫の会社の規程により、自家用車に乗って赴任することは禁じられているため、23日に車を陸送に出しました。そこで浮上した問題がひとつ。今年は珍しいことに、12月に入って早々、夫が職場の近くのお店にクリスマスケーキを予約してくれていたのです。…で、普段は車通勤している場所へ、どうやってケーキを取りに行く?そりゃ、もちろんバイクで行ってくるよ。自信満々で言うので、ならお願いします、と夫に任せたところ…そりゃ、バイクで運んだらこうなるよね(泣)味はちょっとも変わらん、食べれる食べれる…と「カーネーション」の名シーンのおばあちゃんのごとくフォローして、買ってきた鶏モモ肉のディナーの後に美味しくいただきました。どのみち、目はTV画面のフィギュアスケートに釘づけだし…
2011.12.24
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3連休の最初の日。皆が大好きなCafe Tomiyamaにて、「水がめ座の妻の会」およびかつての職場の同僚の皆様が、送別会兼クリスマス会のティーパーティーを催してくれました。本当に本当にお世話になりました。楽しい時間をたくさんご一緒できて幸せでした。オーナーご夫妻のご厚意で、お茶のお伴はいつもと違うパーティー仕様に。家の近所にカフェがオープンするとわかった時、どれほど嬉しかったかわからない。わが家の「第二のリビング」として、どれほどの時間をこの店内でくつろいで過ごしたか…振り返ると感傷的になって泣けてしまうから、笑顔いっぱいで再会を約束し、解散しました。
2011.12.23
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あとむちゃん、えりすけちゃんと名古屋ブルーノートへ。いつもパワーの源になってくれ、情けない心に喝を入れてくれるクレイジーケンバンドの音楽。接近遭遇で堪能してきました!年末に聴く「ファイアークラッカー」は最高!
2011.12.20
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キラキラのイルミネーションの余韻も醒めぬまま、難波から延々バスに揺られて新居探しツアーへ。賃貸物件を見て回るのは、結婚した時、三重に移った時に続いて3回目。限られた時間に、限られた条件の中で家を探すということは…どうしても、「理想を追求する」というよりは「妥協点を探す」行為にならざるを得ず。物件Aはここは最高だけどここが難有り、Bはこれがあるけどこれがついてない…そんな悩ましい選択肢の中でも、「ここなら!」と二人して気に入った部屋が見つかったのは幸いでした。100%の満足とは行かなくても、「妥協して決めた」と「納得して決めた」の差はとてつもなく大きい…と思います。立ち寄った市役所の食堂でランチ。市のゆるキャラは「ヨネギーズ」(!)米子駅には有名な「0番線」のホームがあり、境港線の鬼太郎列車が発着します。各駅に妖怪の名前の愛称がついていて、米子駅は別名「ねずみ男駅」…長時間の移動と物件めぐりでヘトヘトになった夜。ホテルの部屋でいただいた、琴さんお手製のデザートでパワーチャージ!本当に、心にしみる甘さ、美味しさでした…業務の引継ぎのため新任地に出勤する夫を残して、引越し準備のため帰宅。帰りのバスの中から見えた大山(だいせん)。これからよろしくね!
2011.12.17
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翌日は新天地で家探し…という金曜日、景気づけに(?)大阪で楽しい時間を過ごすことにしました。琴さんにお付き合いいただけることになり、東急ハンズで買い物に付き合っていただいたり、書店で鳥取のガイドブックを探したり…こけしさんにもお忙しい中時間を作っていただいて、3人でティータイム。思いがけずバタバタの年末を過ごすことになった私には、何よりありがたい息抜きの時間でした。さらにお楽しみは続き…琴さんのアテンドで、イルミネーションに彩られた大阪の夜を満喫!梅田のクリスマスマーケットから、中之島のイルミネーションまで…途中、ヴァンショーや美味しいお好み焼きでお腹の中から温まり、おしゃべりする話題に事欠かず、興奮でカメラは手ぶれするばかり(笑)この冬の忘れられない思い出。感謝です。
2011.12.16
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NHKのドラマ「カーネーション」で、主人公の糸子は、夫に召集令状が届いた瞬間「…あ、来てしもうた」と心中でつぶやく。いつかはそういう時が来る、と覚悟していることが、実際に身にふりかかった時、人間は意外とそんな風に、どこか気が抜けたようなリアクションを取ってしまうものなのかもしれません。翌日からの旅行に向けて準備をしていた金曜日の午後、会社の夫から「転勤、決まった」という電話を受けた時の私も、ポカンと夫の話を聞くだけだったような気がします。イヤでも応でも、その時は来る。突然来る。…そういう訳で、8年の歳月を送ったこの街を離れて、新しい年には新しい場所での生活を始めることになりました。2週間足らずで現地に赴任する夫も大変ですが、年内に住む場所を決めて引っ越しの準備をする私も、結構…大変なような気がします(笑)足を踏み入れたこともない、知り合いも誰ひとりいない土地での、ゼロからのスタートに不安要素を挙げればキリがないし、何より本当に良くしてくれたお友達と遠く離れるのは、心細く寂しいことです。今は、感情より理性をフル稼働させる局面だと感じています。私は元からおめでたい性格に生れついて、何とかなるでしょう、とすぐ物事を楽観してしまうタイプ。それでも、8年前に自分を励ましてここへ移り住んできた時よりは、同じ「大丈夫、何とかなる」という言葉でも、説得力のある実感があります。生活の変化にはいつか慣れる。新しい出会いは必ずある。そして、一度つながった人とのご縁は、大切にしようと思えば距離なんて関係なく続いていく。昔と違って今の私には、そのことがよくわかっているから。その差に気がついた時、ああ、経験が自分を助けるというのはこういうことなんだ!と、この歳にして心底理解したのでした。どんな経験も、しないよりはしておいた方がいい。日々を重ねて歳をとっていくことの価値って、そういうことなんだ…と気づかされ、地獄極楽は胸先三寸、面白がって前向きに!をスローガンに、新生活への準備を進めている現状です。そんな訳で今週末は、生れて初めて訪れる山陰地方へ、部屋探しの旅に出かけてきます。わが家の断捨離は加速度をつけて進むことでしょう(笑)がんばります。真冬になると、近くを流れる川へ海の方からやってくるかもめたち。この冬はもう会えないかなぁ…
2011.12.13
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今年、実家の父が古希を迎えました。患っていた病気が快癒したこともあり、色々なお祝いを兼ねて(抱き合わせにしてごめんなさい、という話もありますが・汗)、岩手県の平泉へ一緒に出かけてきました。東北新幹線の中からきれいに見えた富士山。幸先いいスタート!6月に世界遺産に指定されて、注目を集めている平泉。一関から夫にレンタカーを運転してもらい、まずは中尊寺を目指しました。 木立の中に佇む金色堂。源義経が非業の最期を遂げた地でもある、平泉。説明書を読みつつ、あぁここでタッキーが…ここで高橋英樹が…と、大河ドラマのレベルでしか日本史を把握していない私に、日本史好きの夫は呆れ顔でした…(来年の大河ドラマは、「ちりとてちん」の藤本有紀さんの脚本に期待!)。土曜日の夜は、皆既月食を観察された方も多かったと思います。事前にそんなことはまったく想定していなかったのですが、偶然のめぐり合わせで、なんと旅館の露天風呂から天体ショーを見上げる、という最高の経験をしました。宿は「奥州平泉温泉 しづか亭」。「クマ出没」の看板がある山道をカーナビを頼りに向かった時は、映画「ステキな金縛り」の落ち武者の宿を思い出してしまったのですが(迷って泣きながら電話をしてきたお客さまもいたとか)、温泉もお料理もおもてなしも大満足でした。じわじわと欠けていき、やがてぼんやりと赤く浮かび上がるお月様は、忘れられない思い出です。そんな風に夜空は晴れていたのに、一夜明けたら窓の外は白い雪!宿を出る頃には晴れ間がさしていましたが、びっくりしました。奥州藤原氏の遺したもう一つの名所、毛越寺へ。 平泉は、世界遺産のリストに「平泉 - 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」という名称で登録されています。この浄土式庭園は平安期のスタイルをそのまま残しているそうで、春にはこの場所で「曲水の宴」が再現されるのだそうです。 「作庭記」という、日本最古の庭園書を基に作られたとか。ガーデニングのマニュアルがあったのね…私は、庭園の一角で出会った、この大きなお地蔵さまに強く心惹かれました。木漏れ日を受けて、柔和に微笑むその表情の温かさ。なんて素敵な表情でしょう。 「大丈夫だよ。」と励ます声を、心で聴いた気がしました。この日、12月11日で、あの震災から9ケ月目の節目を迎えたことになります。毎月14時46分には、鎮魂の鐘が鳴り響いているそうです。今回訪れた場所は、津波に襲われた沿岸部に比べれば、目に見える震災の傷跡は少ない地域。それでも5日間は電気が来なかったこと、4月の大余震でも大きな被害があったこと…断片ではありますが、お話を色々伺いました。あの日はねぇ、本当に寒かったの。お寺の売店で、剥いていた胡桃を「ちょっとつまみなさい」と食べさせてくれた店番のおばさんが、しみじみとつぶやいた言葉の響きが、帰りの車中でもずっと残っていました。 【おまけ】最後のお昼はこちら!一つひとつのお塗りの椀がきれいでした。
2011.12.11
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みずからの出自を問われたら、「映画館の出身です!」と胸張ってこたえたい。(中略)心の底では、わたしは演劇でも映画でもなく、映画館の出身なのだ、とかたくなに思っている。一度見たら忘れられない個性を持った女優、片桐はいりさん。18歳から約7年間、銀座の映画館で「もぎり嬢」のアルバイトをしていた彼女が、映画館にまつわる数々の思い出を綴った「キネマ旬報」の連載をまとめた本を読みました。はいりさんが勤めていた頃「銀座文化」という名前だったその映画館は、私が映画鑑賞の喜びに目覚めた頃は「シネスイッチ銀座」という名前に生まれ変わっていました。世代的には少しずれるけれど、それでも章を追うごとに、様々な映画館で過ごした忘れられない作品との時間が甦ってきて、本当に読んでいて楽しかった一冊。かつて自分がアルバイトしていた映画館で、公開初日を迎えた「かもめ食堂」の舞台挨拶に立つことになったはいりさん。こんな風に濃密に劇的に、映画館と関わる人生というのも珍しいでしょう。アルバイト時代の様々なエピソードに加えて、公演先や旅先の地方ではいりさんが発見した、個性的な映画館の描写も登場します。味わい深い文章で、どの話も心に深い余韻を残しました。あぁ、映画ってやっぱり良いものですねぇ…と、水野晴郎と化した読後の私(笑)定員入替制やネットで指定席が変えるシステムが存在しなかった昭和の頃から、外に出かけなくても映画は存分に見られるように時代は変わりました。横浜で、渋谷で、銀座で、どれほどお世話になったかわからない映画館の数々も、その多くが姿を消しました。本の言葉を借りれば「なくなっていくものがあまりにも多すぎて、そのたびに立ち止まってはいられなくなった」というのは、私の実感でもあります。でもなぜか、あの映画はあの場所で観た、その時あんなことがあった、誰と行った…と、映画のタイトルから頭の中にたちまち、記憶の情景が甦ってくるのは、シネコンで観た作品には少ない気がします。いい映画の思い出は、いい映画館の思い出でもある、ということに気づかされた一冊でした。年間、最低でも50本は映画を観たいと思うし、50冊は本を読みたいと思う。その目標は、概ね毎年クリアしてきたのですが、今年は遠く及びそうにありません。映画なんて、本なんて、とてもそんな気になれない…という時期が確かに存在した、2011年というのはそういう年だったのだなぁ、と改めて思います。やって来る新しい年には、また心ふるえる出会いがたくさん、待っていてくれていますように。切に願います。
2011.12.08
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週末は神戸へ出かけていました。本来の目的は、こくさいホールにクレイジーケンバンドのライヴを聴きに行くことでしたが、ラッキーなことに神戸ルミナリエの会期中と気づいて、南京町で遅いお昼を食べて、ルミナリエを鑑賞して、剣さんの歌声に酔う…という、盛りだくさんの休日プランが完成!大昔に初めて観に行った時は、要領がわからぬまま大混雑に立ち往生した苦い記憶があるので(笑)今回は早めに会場へ移動。それでも、3時を回る頃には交通規制が始まり、入り口(フロントーネ)の三井住友銀行前には大勢の人が集まっていました。未だオールLED化、という訳ではないようですそこで、点灯前の会場に入ってしまって、ガレリアの中央で点灯の瞬間を待つことに。案内では、休日の点灯は17時頃ということでしたが、混雑のために30分繰り上げます、というアナウンスがありました。瞬く間に光が点る、それは本当にマジカルな光景!点灯時間が早まって、夕焼けの空にイルミネーションが浮かぶ様子が見られました2011年のルミナリエのテーマは「希望の光(Luci di speranza)」。 地震にも 負けない 強い心をもって 亡くなった方々のぶんも 毎日を大切に生きてゆこう 傷ついた神戸を もとの姿にもどそう 支えあう心と明日への希望を胸に点灯に先立って流れた、西灘小学校の子どもたちによる「しあわせ運べるように」の合唱は、ぐっと胸に迫るものがありました。便利であること、華やかであること、そういう物事の裏側にある危険性や不誠実について、思い知らされてばかりだったこの1年。いつもなら心浮き立つ、街角のイルミネーションのニュース映像も、どこか苦い思いを抱えて眺めていたような気がします。ただ、神戸の街で、光のアーチを見上げながら歩いているうちに、暗い場所には灯りを作らずにいられない、前に進み始めたら後へ戻れない、その人間の本性があればこそ、困難を乗り越える力が生まれることを、しみじみ実感しました。ルミナリエの終点、東遊園地の一角には「1.17希望の灯り」が燃え続けています。 この灯りは 奪われたすべてのいのちと 生き残ったわたしたちの思いを むすびつなぐ ステキな夜の締めくくりは、東洋一のサウンドマシーン、剣さんの歌声に酔いしれました!来年発売のアルバムが今から楽しみです。
2011.12.03
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先月末で仕事の契約が無事に終了して、思うところあってしばらく専業主婦となる予定です。師走ということもあって、とりあえず目の前のテーマは整理整頓。気をつけているつもりでも、やっぱり、確実に、いつの間にか、モノは増えている…この不思議!断捨離ブームが起き、片付け指南の本が売れるのもよくわかります。私はそれらの本を手にとって読んだことはないのですが、テレビで紹介されていて「あぁ、納得…」と感心したのが、「こんまり」こと近藤麻理恵さんが提唱している「ときめき整理収納法」なるもの。手元に残すものを、「ときめきを感じるか否か」を判断基準に取捨選択する…というのは、なるほどそうか、と思いました。というのも、私自身、若い頃に比べて「お買い得だから」「あれば役に立つかもしれないから」という曖昧な理由でモノを買うことが、減ってきたのを感じるからです。理由は単純で、収納スペースの少ない賃貸の部屋では、しまえないものはあふれるしかないことを悟ったから(笑)ショッピングがストレス解消だった時代もあったけれど、整理のストレスを思うとそれも帳消し…という訳です。ただ、時々どうしようもなく魅了されてしまう美しいモノ、愛らしいモノとの出会いというのは無くなる訳ではなくて。そうね、確かに「ときめき」で選ぶなら悪い買い物ではないのね…という訳で、今年のときめきショッピング【例】伊勢のギャラリーで買った、川北友果さんのガラスの帯留。右の蓮の葉についている雫のきらめきがたまりません。レネレイドのセールで出会ったリング。二つのリングを組み合わせて着けても、単独でもいいデザイン。かわいい!きれい!ステキ!とときめいているうちに、いつの間にか帯留や、根付風に使うストラップの類が増えて、収納用の箱を増やしました。…って、全然「片づけ」の方向に向かっていないのはどういうことときめき問題に関しては、せめて1回、ちゃんとこんまりさんのご著書を読んでノウハウを正確に理解する必要があるみたいです(笑)書名もちゃんと覚えよう…ガラケーにストラップ着けて喜んでるのはもう時代遅れ?でも、こういうちょっとしたモノの、ちょっとした可愛さがどうしようもなく好き。(シュークリームはリプトンのペットボトルのおまけ。夫がお土産にくれたもの)
2011.12.02
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