韓国ソウル！文家の掟

Profile

shaquill

フォローする

Freepage List

これが学生の親の仕事なのか？

< 新しい記事

新着記事一覧(全286件)

過去の記事 >

April 11, 2004

今日のソウルは快晴。

私とカマ夫は１０時頃　ソウルにある
オリンピック公園に行って　花見をしながらジョギング。
ソウルは先週あたりから　花という花が一斉に咲いて
一年で一番きれいな季節になってるよ。
昨日の夜は家族で夜桜を見に行ったよ。

夜中の１２時過ぎてたのに(日本では家族で真夜中に？
思われるかもしれないけど、韓国ではまだまだ宵の口）
花見の客はいっぱい。

オリンピック公園も桜はもちろん、
レンギョウとかコデマリとか木蓮とか、
名前もわからない　梅みたいな形の背の低い花とか
咲き誇ってた。
ずーっと　この季節が続けばいいのにネ。

２人でジョギングしてひと汗書いて
そのあと、ひるご飯にカマ夫が
｢ナクチ食べたい！」
と突然言い出したので　食べることにした。
ナクチとはちいさめのたこのことで、韓国では普通たこは
死ぬほど辛くして食べる。

日本人で　自分は辛いの大好き！なんて言う人がいるけど
そんな人でも　泣きながら食べる、韓国料理の中でも
特に辛い料理の代表。
私も韓国に来て　辛いものにはかなり慣れたと思ってるけど
ナクチだけは食べたいとも思わない。

店に入って、カマ夫はナクチボックン(たこの辛い炒め物）
私はたこのチジミを注文して　ひるご飯スタート！

だあああああああああああああああああああっ

しぬっ！　しぬっ！Σ(￣□￣ii！

火が出るぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっ！！！

Shaq、５口で沈没。(￣▽￣；)
ナクチボックンは　ご飯ともやしとのりとごま油と゜混ぜて食べるんだけど、混ぜても私にとってはまさに

焼け石に水？。(￣▽￣；)

で全く意味ナシ。
５口で沈没したけど、汗がドワー―――――――ッと
吹き出たよ。
ジョギングしたあとだから　毛穴開きっぱなしだったからね。
そこへナクチの洗礼がきて

毛穴、汗腺　大･全･開！！　ヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ

私の代わりに全てのナクチボックンを食べたカマ夫は
もちろん滝のような汗で
横にあったティッシュが全部なくなるんじゃないかってくらい
鼻かみまくってた。(￣▽￣；)
ひとつだけ　いいのは、ナクチの店で出るキムチは全部
ぺクキムチという、やや酸っぱめの辛くないキムチ。
さっぱりしててＳｈａｑは大好き。
ひたすら　それを食べまくっていたよ。

このナクチボックンは　使ってるコチュカル(唐辛子）が
辛いのだ。さらににんにくやら生姜やら辛い薬味をふんだんに使っているため、体に火がついた状態になるのだ。
唐辛子にも甘いものから激辛まであるのをご存知だろうか。
韓国の市場に行くと、でっかいツボの中にいろんな種類の
コチュカルが並んでいる。かけらの粗いものやパウダー状のやら、色も微妙に違う。
買うときに店のおばさんに　産地を言ったり、自分がほしい
味を伝えると　それに応じて選んでくれる。
私はほとんど義母からもらってるが、粒の粗い、やや甘めのを
食べている。
韓国に遊びにきたら、市場でおいしいコチュカルを買っていくのもいいのでは？

さて、ナクチで毛穴全開になった　滝の汗の私たちは
そのまま　チムジルバンへ行くことにした。
チムジルバンとは　まぁサウナのことなんだけど、男女とも一緒に入ることができ、寝たりする部屋もある所ですな。
私たちの家から歩いて１５分くらいの所に　Ａというところがある。そこはこじんまりしてて、清潔で、汗蒸幕もあるし、しかも走り回るガキが全然いないという、まさに隠れ家的、穴場である。
すでにジョギング、激辛料理で毛穴全開の私たちは
ゲルマニウム部屋に入ったとたん、汗がダラダラ。
今日は朝から　毛穴開きっぱなし、まさに

老廃物一掃デーヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ

だった。今日はお肌つるつるだよ。
=======================================================

さて、日本・・というか、世界ではイラクで拉致された
日本人３人のことで大変なことになってる。
韓国でもそのニュースがいつもトップ。韓国では日本では
テレビでは放送しない、人質の男の人がクビや頭に銃を
突きつけられている場面や　女の人が髪を引っ張られて悲鳴をあげているところなども流れた。
日本人ひとりひとり、政府の対応とか３人の行動とかに
意見があって自衛隊の撤退問題とか揉めてるみたいだね。

私は政府が今全力を尽くしていることを評価していいと思ってる。自衛隊を撤退させろと日本では集会も行われてるみたいだけど、それは確かに選択肢の一つだとは思うが、最後の選択肢だ。日本はアメリカ追従だけで自衛隊を送っているわけではない。日本には日本の国益や将来がかかっていて、そのためにいったのだと私は思う。
小泉総理はずいぶん叩かれていたようだが、人質の３人が助かってほしいと家族の次に心底祈っているのは間違いなく彼だ。
もちろん家族と意味の違いはあるけれど。
今日本国民はみんな無事に救出されることを願っている。
それはこどもでも首相でもみな同じだと思うが。
ポイントがずれてる気がする。
犯罪を犯したのは　拉致をした犯行グループであり、責められるべきは非人道的手段にでた犯人グループではないのか。
例え、日本に対する不満があっても、その手段は許されないだろう。

それから３人のこと。私は高遠さんの講演会のしおりだけ、まだ札幌にいたときに見たことあるんだけど、本当に一生懸命やってる人で、昔から途上国の子供たちへの支援を考えてた人みたいだった。やってきたことも素晴らしいと思う。
３人とも自分の信念を持って、イラクのためにやっていたことは私も否定はしない。イラクのこれからのことを真剣に考えていた人たちなんだろうと思う。命を落とす覚悟もあったかもしれない。
でも彼らはイラクのことは一生懸命考えていたけど、自分達が
事件に巻き込まれたとき、家族が、政府が、日本がどんな状態に陥るかまで考えていなかった。退避勧告が出ている国に入るからには事件に巻き込まれた際どうなるか・・まで責任を持って考えてほしかった。
何万人の人が彼らのために寝ないで救助にあたるのか
何カ国の首脳部と交渉しなければならないのか、
救出にかかる費用はいったいいくらになるのか、

自分が行くということが、実は一人の問題ではなく
国の問題になることを自覚して行くべきだったのだ。

それができないような１８歳の子供をかの地に送るなど
言語道断。劣化ウラン弾調査に今行かなければならない
理由などないだろう。
未成年者の責任は親が取るものだ。政府を責める前に、自分達を責めるべきなのではないか。
自作自演の可能性も指摘されているが、もしそれが事実なら世界での日本の信用度は失墜し、経済的にも大変な激震に見舞われるだろう。それを彼らはわかっているだろうか。

それからもうひとつ、ボランティアやＮＧＯでの活動も
厳しい地へ行けば行くほど、その人の評価は上がるのだ。
１８歳の何とか君が　今行ったのは正義感だけではないような気がするのは私だけかな。

彼らには絶対　生きて日本に帰ってきてほしい。
本当にみんな願ってる。
そして　日本で何が起こったのか
自分達がよかれと思ってしたことがどんな結果を生んだのか
絶対見てもらいたい。
そして　これからのＮＧＯの活動のプラスにしてほしい。

これは私の意見なので　意見が違っても怒らないでね。

それにしても　どうして人間って争うのかね。
花を見てきれいだなと思う心も、スポーツを楽しむ心も
人の死を悲しむ心も　どの国でも同じなのに
宗教と民族に話が及ぶと　どうしてもダメだね。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう