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「安倍内閣では、突然の一斉休校や、全国一律の緊急事態宣言など迷走するばかりで、どのような性質のウィルスの感染がどこで起こっているかという政策決定の初期条件の情報が全く欠如していた。その行き着いた先がアベノマスクといわれた布製マスクを膨大に製造して無駄にする愚作である。(P170) 中略と、パンデミックの現状を批判的に、まとめた上で、
さらに、前の章で述べたPCR検査の拡充に失敗した厚労省の技官の「無症状者の検査不要論」に、大阪維新の会のブレーンとみなされてきた橋下徹氏や、関西マスコミが検査否定論に追随し、専門家分科会会長までもそれに便乗したことが最悪の結果をもたらした。それとともに、「身を切る改革」と称して保健所や公立病院など社会のセーフティーネットを削減し続けた大阪府は、結局、コロナ感染者を放置し、高齢者施設や病院でのクラスターを多発させ続け、日本最悪の(人口当たり)死亡率を出し続けているのである。(P170) 中略
さらに、変異がオミクロン株になり、大量の感染者が生まれ、高齢者施設や病院が危険にさらされている中で、思いつきで大規模コロナ専用施設を設けて医療従事者を動員したが、閑古鳥が鳴く一方で、高齢者施設で大量死が発生するという事態を招いた。コロナが重症化するではなく、基礎疾患を持った人が、コロナに罹って原病が悪化するのである。つまり国民皆保険を強化すべき時に、国民皆保険を壊す行動に出るのが維新の「身を切る改革」であった。(P171)
結論は明白である。行政官を加えない専門家の会議を設置し、データを集め、開示する。公開の議論をもとに政策を決める。ジャーナリズムは、行われた政策を現場の報道をもとに検証し、社会の木鐸として機能すべきである。 2022年段階 での、コロナ騒動に対する総括ですね。
ファシズムも斯くや! という実績、実態ですね。彼らの発言や施政ぶりは、この国が、すでに ファシズム の蔓延する社会であり、今や 「科学後進国」 であることを実感させます。
追記
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