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2025.04.18
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第24話「双方向のつながり」

鳳垠(フォンイン)は次第に花娥(ホワオー)を遠ざけるようになり、今夜は禁軍の兵士を侍らせていた。
「…親しい友が来たようだ、下がれ」
すると風のような速さで赫連曦(ホーリエンシー)が現れ、鳳垠の首をつかんで押し倒した。
「行く当てがなくて余の寝殿を訪れたか?」
赫連曦が自分を殺せないと高を括っていた鳳垠は平然と枕元にあった酒を飲んだが、その時、身体に激しい衝撃が走った。
「樹心は誰のものだと?お前には不相応だ」

鳳鳶(フォンユエン)は帳越しに赫連曦が鳳垠の左胸から樹心を引っ張り出すのを見ていた。

「阿鳶!」
「阿曦…急いで!樹心を取り戻すのよ!」
赫連曦は連理の枝が鳳鳶の心脈を守っていることを思い出した。
もし樹心を取り出して鳳垠の心脈が傷つけば、鳳鳶の命も危ない。
仕方なく赫連曦は鳳垠に樹心を戻して立ち去ることにした。
鳳垠はやはり自分を殺せないのだと気づき、思わず赫連曦の衣をつかんで引き止める。
「待て、私を殺せ、早く!」
すると激怒した鳳鳶が護身用の短剣を抜き、自分の手のひらを切りつけた。

鳳垠は突然の痛みに驚いて赫連曦から手を離した。
そこへ鳳鳶が現れ、もう一度、自分の手のひらを切りつける。
するとやはり鳳垠の手のひらにも同じ傷ができた。

 邪悪なお前は我が子の命さえ狙う、私は死なんて怖くない!道連れにしてやる!」
赫連曦は常軌を逸した鳳鳶の様子に困惑、急いで王宮を後にした。




医館に戻った鳳鳶は左胸に違和感を覚え、ふと手を当ててみた。
…心の臓に何か入っているみたい…
ともかく鳳垠と自分のつながりが双方向だと確信し、これでいつでも殺せると分かった。

「阿曦、樹心は絶対に取り戻さないと…私が死ねば取り戻せる」
「馬鹿なことを…蘇る可能性があるだけだ、君の命を奪ってまで可能性に懸ける気はない」
「神樹を甦らせる唯一の方法なのよ?」
しかし赫連曦は耳を貸さず、念のため部屋にある鋭利な物を全て化粧箱にしまってしまう。
それでもまだ安心できず、赫連曦は鳳鳶の腕をつかんだ
「今後は私の視界から離れるな」

一方、王宮では花娥が鳳垠の手当てをしていた。
「なぜ2人を見逃したんです?もしや何か弱みでもあるとか?」
「…今後は余の許しなくここへ立ち入るな」
「皇后なのになぜ許しが必要なのです?」
すると花娥は鳳垠の白粉の匂いに気づき、新しい寵姫ができたのかと疑ってみせた。
「でも構いません、私は皇后であり、皇子を産めるなら誰を愛しても自由です」
「ふっ、出て行けっ!」
「…はい、陛下」
花娥は鳳垠の怒号に驚いておとなしく引き下がった。
しかし鳳垠も我ながら鏡に映る己の姿を見て動揺してしまう。
…なぜこんな薄気味悪い姿に?私は永照(エイショウ)唯一の皇子、どうして変わり果てた?…
そんな鳳垠の嘆きを花娥は背中で聞いていた。
…哀れな男よ…

翌日、昔旧(シージウ)と石罌(シーイン)は赫連曦と鳳鳶の様子を見ていささか困惑した。
今日は4人での昼餉となったが、赫連曦は鳳鳶の手を握りしめて離さず、そのせいで鳳鳶は食事もままならない。
見せつけられたと誤解した昔旧は薬材の買い出しに行こう石罌を誘ったが、断られてしまう。
「午後は用事があるの…じゃあこれで」
実は石罌には縁談が来ていた。
(*˙꒳​˙*)<きっとお見合いよ@鳶
(๑≧ꇴ≦)<お 見 合 い ?!@昔
( ತ _ತ)<なぜお前が興奮する?@曦
(⌒-⌒;)<いや興奮なんて…(汗
すると鳳鳶が赫連曦の手を離し、鳳慶(フォンチン)の様子を見てくると口実をつけて席を立った。
しかしいつの間にか赫連曦と紐でつながれ、結局、その場から離れることができない。
「阿慶に会うだけよ?何もしない」
「何にせよ私も付き添う」
結局、鳳鳶は断念し、再び席についた。



花娥は封号を待ちきれず、無断で皇后の礼装をまとった。
驚いた侍女は儀礼に反すると苦言を呈したが、激しく叩かれてしまう。
「明日からは私が永照の皇后よ?今後の儀礼は私が決める」

昔旧は赫連曦が鳳鳶を拘束している理由を知り、朔雲(サクウン)で最も強い縄を差し出した。
(* ・᷄-・᷅ *)<昔旧…あなたまで
( ゚ロ゚)و<鳳鳶、赫連曦は正しい!
その時、鳳慶が息急き切って走って来た。
「このかんざしを見たのは確かに王宮でした!」
あれは3年前、皇子の後ろ盾を失った花娥は他の侍女たちにいじめられていた。
偶然、新帝と通りかかった墨(モウー)太監が止めたが、侍女たちの話では花娥が皇子の寝殿で盗みを働いたという。
確かに花娥の手にはかんざしがあった。
『大殿下には生前、寵を受けました、私物を取りに来ただけです』
鳳慶は花娥が持っていたかんざしこそ、この絵の琵琶のかんざしだったと証言した。

赫連曦は花娥が神樹を甦らせる手がかりだと知った。
そこで鳳鳶を昔旧に託し、単身で王宮に忍び込む。
しかし花娥はすでに事切れていた。
…一体、何があった?…

その夜、花娥は女子に興味を失った鳳垠に苛立ちを隠せず、世継ぎが産めなくなると嘆いた。
「樹心のせいで気味悪い姿になったのでは?!まだ間に合います!壊してください!」
「つまり私が気味が悪いと?」
「(はっ!)私の失言でした」
花娥は慌てて下がることにしたが、その時、鳳垠は花娥のかんざしに目を留めた。
「待って…なぜ母后のかんざしを?」
「(はっ)陛下が王宮を去られた後、寝殿で見つけたのです、あまりに素敵だったので…」
花娥は咄嗟にかんざしを外して返したが、鳳垠はそのかんざしで花娥の首を掻っ切ってしまう。



…花娥、かつてお前に言ったはずだ、この生涯、愛されなくていい
権勢を欲したわけではない、誰に厭われても構わぬが、私だけは自分を厭わない
出自や容姿、性別に関わりなく、私は王座で天下の崇敬を受ける
二度と誰にも邪魔されぬ…

つづく


(  ̄꒳ ̄)みんなちがってみんないい…鳳垠





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最終更新日  2025.04.18 22:48:31
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