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2025.11.06
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第37話「死の真相」

国公府に捕らわれた冑曹(チュウソウ)参軍・徐直(ジョチョク)は釈放、侍衛親軍司(ジエイシングンシ)に復帰した。
都指揮使(トシキシ)・張巍(チョウギ)は徐直を労い、これを乗り切れば名誉と冨貴を手にできると鼓舞する。
一方、何も知らずに国公府を訪ねた薛芳菲(セツホウヒ)は薛昭(セツショウ)から昨日の騒ぎを聞いた。
蕭蘅(ショウコウ)は皇帝に禁足を命じられ、面会も許されないという。
そこで薛芳菲は粛(シュク)国公への差し入れを口実に衛兵から許しをもらって奥殿へ入った。

あの風流な蕭蘅が身なりも整えず、のんきに短剣を研いでいた。
薛芳菲はこれも策略だと気づき、今度は″君臣の離反劇″かとからかう。

「老将軍との諍いも?」「祖父の話はするな」
すると薛芳菲は何を思いついたのかさっさと帰ってしまう。
「差し入れは?!」「これは阿昭のよー」



奥殿を出た薛芳菲は回廊で暇そうに控えている陸璣(リクキ)と文紀(ブンキ)を見つけた。
皇帝が禁軍を派遣したため、禁足が解けるまで蕭蘅と接触できないという。
「蕭蘅と老将軍が衆目の中で揉めたとか、どうして祖父と孫が反発を?」
陸璣は口が堅かったが、文紀は姜梨(キョウリ)なら仲裁できるかも知れないと期待した。

…蕭蘅にとって父・蕭暝寒(ショウメイカン)の死は大きなしこりだった
あれは龍武軍の生き残りである副将・彭広(ホウコウ)が蕭大川を訪ねてきた時のこと
小蕭蘅は回廊でこっそり2人の会話を盗み聞きしてしまう
『奴らが見捨てなければ蕭将軍は生き延びられたのです


成王・趙晟(チョウセイ)は葬儀で蕭暝寒を師と仰ぎながら涙を流した
彭広は老将軍が必ず成王の陰謀を明かしてくれると信じていたが、思いがけず蕭大川は龍武軍の再建のため復帰を決めてしまう
諦め切れない彭広は自分で真相を洗い出すことにした
しかし逆に誣告され、汚職の罪を着せられ斬首されてしまう
真相を知る唯一の人物が亡くなり、打ちひしがられる小蕭蘅

龍武軍と言えば禁軍の選り抜きで編成する精鋭部隊だった
小蕭蘅は隠居していた祖父が突如、軍事の要職に就いたことを訝しみ、息子より名声を得たと非難、この日を境に祖父と決裂してしまう…

蕭蘅は国公府に5年も閉じ込められた。
父の死の真相を調べることもできず、植物を育て、戯曲を楽しむだけの生活だったという。
「気性も変わってしまったそうです」
「そうだったの…私、老将軍に会ってくるわ」

薛芳菲は蕭大川の屋敷を訪ねた。
老将軍の部屋には息子夫婦や孫の思い出の品が並び、いかに家族を愛していたのかが分かる。
「老将軍、過去の話をお聞きしたいのです」
「そなたにどんな関係が?」
すると薛芳菲は蕭蘅と想い合っていると伝えた。
そんな率直な姜梨を気に入った蕭大川は昔話を伝える代わりに、ある人物を紹介するという。
「だが内密にな、蕭蘅に言ってはならぬ、悲しませる」
「知るかどうかは蕭蘅本人が決めることでは?」

一方、婉寧(エンネイ)公主は自分が下手に出た途端、つけ上がった李瑾(リキン)に怒りを募らせていた。
「やはり調教しなくては…」
そこで李瑾を呼びつけてはあごで使い、自分に従わせようとした。
しかし自尊心の高い李瑾はついに堪忍袋の緒が切れてしまう。
婉寧は李瑾に食事の給仕をさせ、わざと海老を落として拾って食べろと迫った。
すると李瑾は自棄になって海老を口に放り込みながら不敵な笑みを浮かべる。
「ふっ…私は沈玉容のような犬に成り下がるつもりはない!」
「無礼者!」
婉寧は逆上、李瑾を引っ叩いたが、李瑾は沈玉容のもとへ行けと冷たく突き放し、出て行ってしまう。

蕭大川が姜梨に紹介したのは蕭蘅の乳母だった王(オウ)氏だった。
薛芳菲は衛兵に賂を渡して王氏と一緒に蕭蘅に面会、蕭蘅はひと目見ただけで幼い時の乳母だと気づく。
「王媽媽じゃないか!両親亡きあと世話をしてくれたが、突然、姿を消したな」
「それは…小公子、高熱を出して苦しんだことを覚えていらっしゃいますか?
 実は私が毒を盛ったのです」
「何だって?!」
当時、王氏は成王に我が子を人質にされ脅されていた。
医者の手当てで蕭蘅は事なきを得たが、老将軍に毒を盛ったと見破られてしまう。
しかし事情を聞いた蕭大川は追及するどころか、路銀を持たせて都から逃がしてくれた。
「老将軍に蕭将軍の死の真相を明かす際に証言すると約束しました
 まさか老将軍との再会より先に小公子に会うことになるとは…
 老将軍はこれまでずっと援助してくださいました」
話を聞いた薛芳菲は成王が老将軍への警告の意味で蕭蘅に毒を盛ったのだと気づき、禁足が解けたら一緒に老将軍を訪ねようと提案した。

祖父の屋敷は今も家族の思い出の品であふれていた。
蕭蘅は驚きを隠せなかったが、ならばなぜ大切な家族を害されながら成王と結託したのかと嘆く。
「我が子を殺した敵と結託するものか!」
すると蕭大川はようやく重い口を開いた…

息子を祖父のもとへ帰し、南疆の軍営から北疆の望(ボウ)城へ出征した蕭暝寒
しかし成王は死を恐れ、援軍を待たず民を見捨てて撤退すると決める
蕭暝寒は猛反発するも成王は決定を下すのは総帥である自分だと譲らなかった
軍命は絶対、蕭暝寒はやむなく龍武軍も撤退させ、親衛兵200名足らずで望城に残る
やがて敵軍が30里に迫った
蕭暝寒は援軍が間に合わないと分かり、親衛兵100名を民と共に逃すよう命じる

蕭暝寒は民たちを避難させる時間を稼ぐため、山あいの間道で敵軍を迎え撃つことにした
わずか100名で挑んだ大軍との戦いは死闘を極めたが、その時、避難を終えた彭副将が駆けつける
『将軍!我々も撤退しましょう!』
しかしすでに敵の後方部隊が目前に迫っていた
逃げ道をふさがれた親衛兵たちは望城へ戻ろうと提案したが、彭副将の話では成王の命で城門が閉じられたという

蕭暝寒は成王を誅するべきだったと後悔したが遅かった
『将士們!生還の希望を捨てよ!』
すると蕭暝寒は彭副将に100人の名を覚えて必ず帰還し、自分たちが大燕のため散ったと報告するよう命じた
彭広は自分も残ると拒んだが、強引に連れ出されてしまう
『将軍nnnnnnnnnn!』

…蕭蘅は成王が望城の民を犠牲にしたと露見するのを恐れ、父の退路を断ったと知った。
祖父は成王が王氏に近づいて孫を殺めようとしたと気づき、蕭蘅と蕭家を守るため息子の戦死を認めて龍武軍に復帰したという。
「幼いお前が理解できないのも無理はない、だが大人になっても頑迷だとは」
蕭大川は浅はかな孫に呆れた。
実は徐直は蕭大川が侍衛親軍司に送り込んだ間者だという。
徐直は張巍と成王の繋がり突き止め、すでに1年も張巍を監視していた。
彭広が殺されたあと蕭蘅を国公府に閉じ込めたのは、真相に迫って幼くして汚い大人の世界を知るのが忍びなかったという。
「説明すれば済むことなのに!…それで100人の将兵の名を覚えているのか?」
「もちろん1人残らず」
「名誉を取り戻す、姜梨は父の冤罪を晴らした、私にできぬはずがない…帰るぞ」
祖父への誤解が解けた蕭蘅は祖父を国公府へ引き取ることにした。
「成王が祭祀で帰京する、骸を引き取るのはごめんだからな」

その頃、珍しい草薬を調べていた沈玉容は書の中で見つけたある薬材を入手した。
家職の話では大昭(ダイショウ)が採取地で、かつて寒証の治療に用いられていたという。
しかし過剰に摂取するとつわりのような膨満感や吐き気が見られ、脈にまで懐妊の相が現れて誤解を招くことになった。
そのため利よりも害が多い薬とみなされ、次第に使われなくなったという。
「薬効が切れるのは一月後です」
一方、李瑾と口論になった婉寧は激しい腹痛で倒れ、流産した。
これで名門の李家も終わりだと涙に暮れる李仲南(リチュウナン)。
李瑾はせめて父だけでも守ろうと自分の首を差し出す覚悟で長公主を訪ねたが、慌てて李仲南が駆けつけた。
「殿下、次男は出家し、残された子は1人だけ、どうかご容赦ください」
すると婉寧は衛兵の帯剣を抜いて李仲南に突きつけた。
「息子が可愛いのね、ならば私の子は?!親子共々首を落としてやる!」
婉寧は剣を振り上げたが、李仲南と李瑾は病み上がりでふらふらの長公主をあっさり退けた。
「殿下、ご乱心ですか?たとえ成王に知られようと息子を殺めることは許さぬ!」
激情に駆られた李仲南は私兵を呼んで長公主を包囲、その時、沈玉容が現れた。

沈玉容は人払いしてから婉寧の懐妊が偽装だったと明かした。
にわかに信じられない婉寧だったが、確かに麗(レイ)妃の宴で毒味させずに酒を飲んでしまったことを思い出す。
この薬材が採取できるのは大昭のみ、恐らく司徒九月(シトキュウゲツ)と麗妃が蕭蘅と姜梨に加担したのだ。
「我ら全員、謀られたのですな…」
李仲南は咄嗟に不敬を詫びたが、婉寧に消えろと追い出されてしまう。
「梅香(バイコウ)、成王に文を…挙兵を促して」
すると婉寧はその場で崩れ落ちた。
「天からの贈り物だと思ったのに…子は消えた、いなくなった…」
沈玉容はまた授かれると励ましたが、婉寧はその日が来ないことを知っていた。



成王は婉寧が蕭蘅に魚符を出させたと知って上機嫌だった。
思えば蕭暝寒の龍武軍さえいなければ何年も北の辺境で苦労せずに済んだだろう。
当時、趙晟は自分が父皇のために戦っている隙に幼い趙鄴(チョウギョウ)が即位したと知って激怒、暗殺を試みた。
しかし蕭暝寒に計画を阻止され、煮え湯を飲まされる。
「ようやくこの日を迎えられた…祭祀の機に奇襲をかける」
楚嵐(ソラン)は祭祀に大軍を率いて向かうことは無理だと思ったが、成王には切れ者の参謀がいた。

文紀の報告により薛芳菲の策が見破られたと分かった。
薛芳菲は蕭蘅の役に立てなかったと落胆したが、蕭蘅はむしろ戦わずに済む方が稀だという。
「安心しろ、こたびは私がお前の駒となる、お前は高みの見物でいい」
「死なないでね」
「嵐が来る、姜家にこもれ、父親と弟のことは私に任せろ、お前さえ無事なら私は大丈夫だ」
すると薛芳菲は蕭蘅に抱きついた。



つづく



_| ̄|○ ガクッ!って婉寧ー!
婉寧がオカルトじゃないとこっちがガッカリなのよ ←違う方向へ行ってるw





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最終更新日  2025.11.06 20:09:46
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