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At Last Unveiled -Bintley's The Prince of the PagodasWorld PremiereNew National Theatre, Tokyo2011/2012 SeasonNew ProductionChoreography : David BintleyMusic : Benjamin BrittenDesigns : Rae SmithLighting : Sawada YujiConductor : Paul MurphyOrchestra : Tokyo Philharmonic OrchestraOct.30 2011(Opening Day)Princess Belle Sakura : Ono AyakoPrince : Fukuoka YudaiPrincess Epine : Yukawa MamikoEmperor : Hori NoboruKing of the North : Yahata AkimitsuKing of the East : Furukawa KazunoriKing of the West : Maylen TleubaevKing of the South : Sugano Hideo主役の3人が飛びぬけてすばらしい!日本での記念碑的な公演だろう。カーテンコールでビントリーが感極まっていた。こちらも感動した。内容はビントリーの世界!だった。驚いたのは主役の福岡さん。こんなに踊れるダンスール・ノーブルが日本にいたとは!目からうろこだった。東フィルもすばらしかった!Video
2011年10月30日
Sylvie Guillem with The Tokyo Ballet -- HOPE JAPAN TOURProgramme B29, 30 OctoberTokyo Bunka Kaikan29 Oct. 2011"Le sacre du printemps"Ch.: Maurice B?jart, Mus.: Igor StravinskyThe Tokyo BalletNaraMiyamoto"Rearray"*Ch.: William Forsythe*works from "6000 miles away" A Sadler's Wells, London / Sylvie Guillem ProductionSylvie GuillemMassimo Murruフォーサイスだった!途中のアラベスクにおお~と感動した。"Perfect Conception"Ch.: Ji?? Kylian, Mus.: J.S. Bach, John Cage, Leslie StuckThe Tokyo BalletIwakiYoshiokaTakahashiNagase紺色の穴のあいた座布団のようなものを使う。バッハのゴールトベルク変奏曲を下敷きに。多分グレン・グールドの鼻歌が入っているのが(笑)。"Aj? (Bye)"*Ch.: Mats Ek, Mus.: Ludwig van Beethoven*works from "6000 miles away" A Sadler's Wells, London / Sylvie Guillem ProductionSylvie Guillem新しい作品(エック、フォーサイス)を日本でやってくれたことに感謝。
2011年10月29日
Ren? PapeCATALUNYA M?SICA broadcasts tonightFelix Mendelssohn ''Elijah'' (Elies), oratori, op. 70 Meritxell Argent?, veu blanca. Katarina Karn?us, mezzosoprano. Ren? Pape, baix. Camilla Tilling, sopranoPolif?nica de Puig-reigOrquestra Simf?nica i Cor del Gran Teatre del LiceuAntoni Ros Marb?Enregistrat per Catalunya M?sica el divendres 19 de febrer del 2010メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」カタリナ・カルネウスルネ・パーペカミラ・ティリングリセウ大劇場管弦楽団&合唱団指揮: アントニ・ロス=マルバ
2011年10月29日
Next Freely Live stream from the MET is -Don Giovanni featuring fabulous Mariusz Kwiecien as the title role!Monday, October 31, 2011, 7:30 pm - 10:55 pm (現地時間)Conductor: Louis Langr?e Donna Anna: Marina Rebeka Donna Elvira: Barbara Frittoli Zerlina: Mojca Erdmann Don Ottavio: Ram?n Vargas Don Giovanni: Mariusz Kwiecien Leporello: Luca Pisaroni Masetto: Joshua Bloom The Commendatore: Stefan Koc?n Production: Michael Grandage Set & Costume Designer: Christopher Oram Lighting Designer: Paule Constable Choreographer: Ben Wright Ben Wright ベン・ライトってあのマシューボーンスワンレイクの王子様役の方でしょうか?だとしたらすばらしい!うれしい邂逅ですね。***く~てんさま、こちらの記事の方が写真に面影があります。Ben WrightExcerpt - In 1995 he created the role of the Prince in Matthew Bourne's Swan Lake performing throughout the UK, London’s West End, Los Angeles, Broadway, Japan and Korea. --- Future work includes --- . Also The Metropolitan Opera’s new production of Don Giovanni.ところでマシュー・ボーンはいよいよ新作、スリーピングビューティ下敷きの作品に取り掛かるそうです。楽しみですね。
2011年10月29日
Francesco Meli - NewestFrancesco Meli appeared Domingo Gala as Duca di Mantova and as Gabriele Adorno at Covent Garden a few days ago.Pl?cido Domingo CelebrationThe Royal Opera27 October 2011 to 30 October 2011Conductor Antonio Pappano***RIGOLETTO ACT IIIRigoletto Pl?cido DomingoGilda Ailyn P?rezDuke of Mantua Francesco MeliMaddalena Justina GringyteSparafucile Paata Burchuladze***SIMON BOCCANEGRA ACT IIISimon Boccanegra Pl?cido DomingoJacopo Fiesco Paata BurchuladzeAmelia Marina PoplavskayaPaolo Jonathan SummersGabriele Adorno Francesco Meli***OTELLO ACT IVOtello Pl?cido DomingoDesdemona Marina PoplavskayaEmilia Hanna HippLodovico Paata BurchuladzeCassio Pablo Bemsch§Montano Jihoon KimIago Jonathan Summers
2011年10月29日
Wiener Staatsoper announced 25 Oct. 2011DER "RING" LIVE AM PLATZ Aufgrund der gro?en Nachfrage werden alle vier Vorstellungen des aktuellen Ring des Nibelungen-Zyklus' live auf den Herbert von Karajan-Platz ?bertragen. 1. November, 19.00 Uhr: DAS RHEINGOLD6. November, 17.00 Uhr: DIE WALK?RE9. November, 17.30 Uhr: SIEGFRIED13. November, 17.00 Uhr: G?TTERD?MMERUNGティーレマン指揮ウィーン国立歌劇場のリングチクルス、カラヤン広場に中継されるそうです。
2011年10月26日

Polish baritone Mariusz Kwiecien returned to MET to play the title role of 'Don Giovanni Tuesday 25 October.LIVE in HD mission is waiting for him on this Saturday, 29 October!VIDEOAfter Surgery, Kwiecien Ready for 'Don Giovanni' ***METNext free weekly live streams for world wide is -- SiegfriedThursday, October 27, 2011, 6:00 pm - 11:30 pm(現地時間 日本時間10月28日(金)朝7時~Conductor: Fabio LuisiBr?nnhilde: Deborah Voigt Erda: Patricia Bardon Siegfried: Jay Hunter Morris Mime: Gerhard Siegel Wanderer: Bryn Terfel Alberich: Eric Owens Production: Robert Lepage ***Guest Stars during the intermissions were really gorgeous!Barbara Frittoli was on the first intermissionEkaterina Gubanova and Luca Pisaroni were on the second intermission.
2011年10月26日
RAI Radio3 broadcastsIn diretta dal Teatro alla Scala di MilanoLA DONNA DEL LAGOMusica di Gioacchino RossiniIl cartellonemercoled? 26 ottobre 2011 20:00(現地時間日本時間 10月27日3時~Giacomo V, re di Scozia, sotto il nome del cavalier Uberto di Snowdon, Juan Diego Fl?rezDouglas D'Angus, Simon OrfilaRodrigo di Dhu, John OsbornElena, Joyce DiDonatoMalcom Groeme, Daniela BarcellonaAlbina, Valeria TornatoreSerano, Jaeheui KwonBertram, Jihan ShinOrchestra e coro del Teatro alla Scala di Milanodirettore, Roberto Abbadoregia, Lluis Pasqualscene, Ezio Frigeriocostumi, Franca Squarciapino
2011年10月26日
Sylvie Guillem with The Tokyo Ballet -- HOPE JAPAN TOUR 2011Programme A22, 23, 25, 26 OctoberTokyo Bunka Kaikan"Suite en Blanc"Ch.: Serge LifarMus.: Edouard LaloThe Tokyo Ballet"Manon" pas de deux from act 1 (bedroom scene)Ch.: Kenneth MacMillanMus.: Jules MassnetSylvie GuillemMassimo Murrupas de deux from "Spring and Fall" Ch.: John NeumeierMus.: Anton?n Leopold Dvo??kThe Tokyo Ballet"A Month in the Country"Ch.: Frederick AshtonMus.: Fr?d?ric ChopinSylvie GuillemMassimo MurruThe Tokyo Ballet*Scenery and Costumes Coutesy The National Ballet of Canadaシルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011 HOPE JAPAN TOUR Aプロ10月25日(火) 東京文化会館 「白の組曲」シエスト:乾友子、高木綾、渡辺理恵テーム・ヴァリエ(パ・ド・トロワ): 田中結子、木村和夫、後藤晴雄セレナード:西村真由美プレスト(パ・ド・サンク):佐伯知香、松下裕次、氷室友、長瀬直義、宮本祐宜シガレット:吉岡美佳マズルカ:木村和夫アダージュ(パ・ド・ドゥ):上野水香、柄本弾フルート:小出領子東京バレエ団「マノン」より第一幕(寝室)のパ・ド・ドゥシルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル「スプリング・アンド・フォール」よりパ・ド・ドゥ吉岡美佳、高岸直樹「田園の出来事」ナターリヤ:シルヴィ・ギエムベリヤエフ(家庭教師):マッシモ・ムッルラキティン:後藤晴雄ヴェラ(養女):小出領子コーリア(息子): 松下裕次イスライエフ:アンソニー・ダウエルカーチャ(メイド):奈良春夏マトヴェイ(従僕):永田雄大指揮: アレクサンダー・イングラムピアノ: ケイト・シップウェイ演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団***M.M.M.M.=マッシモ・ムッル・めちゃ・マニア=マッシモ・ムッル・めちゃ・ドMとも言うね~絶対M系でしょう~久しぶりのバレエ。数年前にほとんど同じキャストで見た『田園の出来事』マッシモに恋に落ちたのもこのベリヤエフ初見時。やっぱりすてきでした~カーチャと楽しい民俗ダンスを踊った後に、いきなりメランコリックにソロで背中を見せて踊り出す、あの瞬間が好き!はあああ~フォルムがシェイプが美しい!こんなに私の理想のダンサーの体型はない。長い手足を長く長く伸ばして踊る。絶品だったのはヴェラ(=小出領子)とのダンス。これはもう本当にすばらしかった。美しかった~すべてが夢のようだった。あたしたちはあの時以来、少なくとも東京は、以前と同じ生活に戻った。でもどこかが違う。私たちは村上春樹が描くパラレルワールド「1Q84」に入り込んでしまったのだ。きょうの夜の風を感じながら思った。以前と同じ。見かけは。でも同じじゃない。何年も前に見た同じバレエを同じムッルとギエムと見ても同じじゃない。何かが変わってしまった。何か私たちの生活はいびつなものに変わってしまった。考えないようにして生きている。ただそれだけ。あたしたちはどうしたらいいんだろう。2005年05月04日ギエムBプロPart2「田園の出来事」2005年05月06日ギエムBプロ、2回目 田園の出来事Part2
2011年10月25日
サロメヘロデとヘロディアスが出てくる。サロメはどこだ?サロメはすねたように舞台のかみての前方に座っている。少女のように。死体に気付いたヘロデ。ヘロデは風の音におびえている聴こえないのか?ああ聴こえなくなったやっぱり聴こえるぞ!ヘロデもヤクチューらしい。果物をいっしょに食べよう、サロメ!お前の歯形をつけてくれ!その後食べるから変態チック。お腹すいてないもん。お前のしつけの成果がこれか!ユダヤ人が騒ぎだす宗教論争に明け暮れる愚かさを風刺しているようだ。ヨハナーンの声が響くIch hoere auf den Bergen die Schritte dessen, der sein wird dir Erloeser der Welt.救世主だと?ナザレ人がイエス・キリストの奇跡をヘロデに説明し出す。このナザレ人の注進がかえって仇になって、イエス・キリストはその後死ぬことになるんじゃないか?といらん心配をしてしまう。ヘロディアスの頼みをまったく意に介さず、ヘロデはサロメ、踊ってくれ。ヘロデは急に熱い熱いと苦しみ出す。完全に病気だ。サロメは承諾する褒美の品を言うてみい。銀の盆に載せた…可愛いのうヨハナーンの首よ。!!ここからはヘロデの見せ場ですサロメに言葉を並べ立てて気を変えさせようとするが無駄。司祭の幕をやると言うと、ユダヤ人たちは憤慨して出ていく。ついにサロメは怒鳴るGib' mir den Kopf den Jochanaan!!!首切り人にヘロディアスがヘロデの指環をはめるシーンがとがきどおりにあった。静寂弦がぎしっというたびに飛び上がるサロメ。サロメ:まだ死人が足りないわ!首切り人が更に乗せた物体を持って現れる。ヘロデは耐えきれず席を立つ。ヘロディアスはサロメが布の覆いを取ると井戸の蓋の陰に隠れながら見ている。ここからのサロメの歌唱がすばらしい。ヨハナーンへの狂った愛を歌う。おぞましいが美しい。サロメは舞台上で演じられていることはおぞましいが音楽は天国のように美しい。酔う。お前の娘は化け物だ!松明をすべて撤去させるヘロデ。サロメは何もかえりみず、ついにヨハナーンの首に接吻している。キスって苦いのね。血の味なのかしら。あの女を殺せ!兵士がサロメの両脇に立つ。ヘロディアスの小姓がサロメの後ろに立つ。刀を振り上げるが振り下ろすまで行かず、寸止め状態。サロメはそれなのに崩れ落ちて絶命する。もしかして愛しすぎて血管がぷつんといって死亡したのかな。最後の終わり方だけは前回の新国立の演出と違いました。Why?了。お疲れさまでした~次も楽しみにしています!でも少し休まして~といいつつ来週はバレエラッシュです…そこが終わったらやっと休めると思うでしょ?そしたらMETライブビューインが始まっちゃうという…正直very very exhausted なんですけど…
2011年10月22日
New National Theatre, TokyoRichard Strauss : Salome9-22 Oct. 201122 Oct 2011Conductor : Ralf Weikert (replacing Tadaaki Otaka)Production : August EverdingScenery and Costume Design : J?rg ZimmermannSalome : Erika Sunneg?rdhHerodes : Scott MacAllister (replacing Christian Franz)Herodias : Hanna SchwarzJohanaan : John WegnerNaraboth : Mochizuki TetsuyaEin Page der Herodias : Yamashita Makiko5 Ju den 1 : Ono Mitsuhiko5 Ju den 2 : Hayama Kosei5 Ju den 3 : Kamoshita Minoru5 Ju den 4 : Takahashi Jun5 Ju den5 : Osawa Ken2 Nazarener 1 : Onuma Toru2 Nazarener 2 : Akitani Naoyuki2 Soldaten 1 : Shimura Fumihiko2 Soldaten 2 : Saiki KenjiEin Cappadocier : Oka AkihiroEin Sklave : Tomori AtsukoOrchestra : Tokyo Philharmonic Orchestraきょうは新国立劇場の「サロメ」に行ってきました。もう、replacing-- と書くのもいい加減あきあきですが、もうこうなったら意地ですね~この作品は再演なので演出についても今さら書くことはありません。今回の公演に関しては大好きなヘルデンテノールのクリスチャン・フランツがヘロデをやってくれるはずだったのに例によって来なくなってしまったので、とにかくテンションが下がってしまったのは否めません。ヘロデはこの作品では裏の主役だと思っているので。重要な役です。前回見た時のヴォルフガング・シュミットがものすごく良かったのでどうだろうと思っていましたが。代役のスコット・マッカリスターはとっても良かったです。私のイメージのヘロデでした。高い声のテノールで、ドイツ語も聴きとりやすい。そりゃシュミットの存在感には負けますけど、歌はとても良かったです。きっちり歌ってました。そしてサロメ(ザーロメ)のエリカ・スンネガルがすばらしかったです。声がとても美しくて、おばさんなのに少女のような演技で可愛らしかったです(遠目では)体がとても柔らかく、明らかにバレエをやっている踊りを見せてくれました。サロメ良ければすべて良し、というのがサロメなので良かったのではないでしょうか?ナラボート役の望月哲也さんは見かけも声もマルセロ・アルヴァレスにそっくりでした!良かったです。ヴェーグナーは前回同様がんばっていました。でもヨハナーンは特別の存在感を放たなくてはいけないのでなかなか大変だと思いました。かといって、シュトルックマンとかターフェルとか、フォレとか、ユーシタロとかみんな暑苦しんだよね(笑)。彼は暑苦しくないのでイメージ違ったのかもしれない。ヨハナーンがこの演出は妙に人間くさくて、聖者の雰囲気があまりないんです。そういうところもどうなんだろ?と思う。ハンナ・シュヴァルツは声が大きくてすごい存在感!そして5人のユダヤ人の4番目の高橋淳さんがやはり素晴らしかった。2人の兵士の志村 文彦さんもすばらしかったです。音楽はやはり東フィルですばらしかったです。オケがヴェーグナーの時は音を抑えているように感じました。音楽は前回のサロメでめちゃめちゃ感動したのに今回はそうでもなかった。作品を聞き過ぎたせいかもしれないですけど。あの時はオケの真上の席だったけど今回は平土間だったので上を抜けていったからかもしれない。今気付いたのですけどこれも最終公演だったんだ~***すぐにナラボートの歌で始まる指揮者はそこにいたらしく指揮者登場の拍手なしで始まる。このパターンって最近好まれているね。ワーグナーとかシュトラウスとか特にそういう傾向のような気がします。演出は前回のデジャブ感が相当あるので注意力散漫になる。音楽を楽しもうと今回は思っていた。この作品って本当に出てくる歌手がバスばっかしなんだよね。バスがごろごろ。つまり男っぽいんだよね。ナラボートってとても美しいシリア人(said Herodes)なんでしょ?サロメはヨハナーンのことも「美しい」と描写しているけど、やはり美丈夫だったのかなあ~サロメは近親相○で生まれた子でもともとおかしくてしかもまともな親に育てられていないから(母はもともとヘロデの兄の妻だった?)ヨハナーンみたいな猛獣みたいなひげじじいが「美しく」見えちゃったのかなあ~関係ないけどサロメの翻訳した森鴎外の日本語があまりにも美しくて、しかも現代的で素敵なのでそっちの方になかなか感心しちゃったな。オペラと関係なく若い頃に読んだんだけどね。兵士が2人ともバスなんだよ。それに絡んでくるカッパドキア人もバス。ナザレ人2もバス。ユダヤ人はテノール、テノール、テノール、テノール、バス。ヘロディアスにはワーグナーのパルジファルに出てくるクンドリーの前世の姿がヘロディアスだというのをイメージして書いているのかなあ?こないだのROHでは酒乱として描かれていたな。前回の新国立は色きちがいだったけど今回はそういうのなかったような気が?テントから出てきたサロメは黒いロングドレスで、ふつうのむしろ地味な女性に見える。ヘロデのために踊る時は着替えるんだけどね。サロメが首尾よくナラボートを操ってヨハナーンを見ることができる。サロメはしげしげとヨハナーンを見る。その目は子供のような好奇な目で、ヨハナーンはその視線に耐えられない。サロメがヨハナーンの体、髪、口を褒め上げる時の歌唱が本当に素晴らしい。酔った。怒ったり陶酔しながら歌う。ヨハナーンの縄をひっぱり彼を苦しめる。Lass mich kussen, deinen Mund.Niemalsだめだ!は地声ででかい声で怒鳴る。かっこいい~二回目のNiemals も地声。ナラボートが自害すると驚愕するヨハナーン。自害したナラボートの死体を踏み越えてヨハナーンに近づくサロメ。ヨハナーンは問う。何も感じないのか?ヨハナーンは娘を救えるのはイエス・キリストだけだと歌う。ここは一番盛り上がる部分。ガリレアの船の上で説教しているサロメは陶酔してヨハナーンの足元に倒れている。ヨハナーンはその差し出した腕を取ろうとする。ついに改心したと思ったからだ。しかし娘の口から出てきたのは同じ言葉口づけさせて、ヨハナーーーン!お前は呪われている3回繰り返すヨハナーンは腕の縄を引きちぎると悠然とまた井戸の底に帰っていく。井戸の蓋が閉まる。サロメはその蓋にもたれたまま。そのまま井戸の蓋の上で寝そべっている。そこで開脚を披露したりする。バレエやってるな~という足の上がり方。
2011年10月22日
カナダオペラカンパニーの魔笛日本時間23日1時~ラジオ放送生ではありません。録音です。ESPACE MUSIQUE,Montreal broadcasts todayThe Canadian Opera Company production of The Magic Flute(Jan. 29 to Feb. 25, 2011) Tamino: Michael Schade (Jan. 29, Feb. 1, 3, 6, 8, 12, 16, 18) Papageno: Rodion PogossovQueen of the Night: Aline KutanPamina: Isabel Bayrakdarian (Jan. 29, Feb. 1, 3, 6, 8, 12, 16, 18)Sarastro: Mikhail PetrenkoPapagena: Lisa DiMariaSpeaker of the Temple: Robert GleadowMonostatos: John EasterlinFirst Lady: Betty Waynne AllisonSecond Lady: Wallis GiuntaThird Lady: Lauren SegalConductor: Johannes DebusDirector: Diane PaulusSet and Costume Designer: Myung Hee ChoChorus Master: Sandra HorstWith the COC Orchestra and Chorus (Thanks to operacast)いや~本当いろいろありますねMETがない期間は花盛りになって逆に困る。他にマーラーの8番 ツェッペンフェルドが出るものもありますし。***パパゲーノのロディオン・ポゴソフ (=Rodion Pogossov)、実に良かったです!彼は最近METでピーター・マッティの代役に立ったので興味がありましたけど。すばらしい歌唱でした。演技入りまくりの歌唱。お写真も色男です。今後の期待株、さすがMETというとこでしょうか!二の矢、三の矢、さすがゲルブさん!本当すごいエンファサリオです。今年の6月も実力を見せつけましたから。危機をどう回避するかで経営者の手腕が問われるのだ。
2011年10月22日
ヒューストン・グランド・オペラアリアドネ・アウフ・ナクソス今夜放送ですバッカスがアレクセイ・ドルゴフ君です!That's very interesting.KUAT broadcastsHouston Grand Opera : R. Strauss's Ariadne auf NaxosSaturday October 22, 2011日本時間23日朝4時~(KUAT)Ariadne : Christine GoerkeBacchus : Alexey DolgovComposer : Susan GrahamZerbinetta : Laura ClaycombMusic Teacher : John Fanning*Dancing Master : Rodell RoselHarlekin : Boris Dyakov**Brighella : Brendan Tuohy**Scaramuccio : Nathaniel Peake**Truffaldino : Robert GleadowNaiade : Kiri Deonarine**Echo : Brittany Wheeler**Driade : Catherine Martin**Wig Maker : Samuel Schultz*Lackey : Michael Sumuel**Officer : James ChamberlainConductor : Patrick SummersDirector : John CoxHouston Grand Opera OrchestraRecorded live at the Wortham Theater CenterDuring the period as followsApril 29, May 1, 4, 7, 10, 2011* HGO debut** HGO Studio Artist*** Former HGO Studio Artist===ドルゴフ君めっちゃがんばっていました~こないだのようにテンションたかお君で、良かったです~♪ ++++++++++++++++++++++++Salzburger Festspiele 2010Richard Strauss: "Elektra" is broadcasted tonight for the first time in Japan on pay TVIr?ne Theorin (Elektra)Waltraud Meier (Klyt?mnestra)Eva-Maria Westbroek (Chrysothemis)Robert Gambill (Aegisth)Ren? Pape (Orest) Konzertvereinigung Wiener StaatsopernchorWiener PhilharmonikerDirigent: Daniele GattiAufgenommen am 8. August 2010 im Gro?en Festspielhaus im Rahmen der Salzburger Festspiele 2010クラシカ・ジャパンで今夜初放送!ザルツブルク音楽祭2010『エレクトラ』21時~イレーネ・テオリン(エレクトラ/ソプラノ)ヴァルトラウト・マイヤー(クリュテムネストラ/メゾ・ソプラノ)エヴァ・マリア・ヴェストブレック(クリュソテミス/ソプラノ)ロバート・ギャンビル(エギスト/テノール)ルネ・パーペ(オレスト/バリトン)オリヴァー・ツヴァルク(オレストの守り役/バス)ベンジャミン・ヒューレット(若い侍従/テノール)ヨーゼフ・スタングル(年老いた従者/バス)オルラ・ボイラン(召使頭/ソプラノ)マリア・ラドナー(第1の召使/コントラルト)マリティナ・ミケリッチ(第2の召使/メゾ・ソプラノ)ステファニー・アタナソフ(第3の召使/メゾ・ソプラノ)エーファ・ライトナー(第4の召使/ソプラノ)アニタ・ワトソン(第5の召使/ソプラノ)アリーナ・ホレチェク(クリュテムネストラの側仕え/ソプラノ)バルバラ・ライトナー(クリュテムネストラの裾持ち/ソプラノ)[演出]ニコラウス・レーンホフ装置]ライムンド・バウアー衣装]アンドレア・シュミット=フッテラー照明]デュアネ・シラー[ビデオ]マルティン・カーン[振付]デンニ・セイヤーズ[指揮]ダニエレ・ガッティ[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団[合唱指揮]トーマス・ラング収録]2010年8月ザルツブルク祝祭大劇場映像監督]トーマス・グリム===すごい舞台でした。映像は初めて見たのでぶっ飛びました。やっぱザルツブルク音楽祭のレヴェルは歌手も演出も音楽もけた外れ!世界最高峰ですね。同じシュトラウスなのに、同じ日に聞いたサロメがなんだったの?と思えるぐらいウィーンフィルが鳴らしていた。これよ。これを聞きに今夏はザルツに行ったんだ。***Undisclosed articles
2011年10月22日
ジェリュコ・ルチッチ インタビュー at the MET 2011年10月Part2M:ナブッコに似ているヴェルディの他のオペラの役は?Z:(即座に)マクベスに似ています。M:どうして?Z:まず2つとも最後には狂うところ。それから「マクベス」の第4幕のアリアを思い出してください。「ぺルフィーディ…」から「ピエタ・リスペット・アモーレ」、…“オノーレ”でもいいんだけど…、(*)そのアリアと(ナブッコの)「ディオ・ディ・ジューダ」はくりそっつです。どちらもオペラの終わりにくるアリアで、一人で自問しながら歌うアリアです。自分のしでかしたことについて自問するのです。M:アイラ(・シフ)と「ナブッコ」を聞きながら話していたんですけど、そこはかとなく「マクベス」の面影を感じるのですよね。あなたは同じ時期に書かれたヴェルディのオペラをたくさんご存知よね。あなたも同じ響きを感じ取りますか?Z:(なぜだか笑いが止まらないジェリコ)えぇ。もちろん。M:いつでもそうなんですよ。マクベスを以前は知らなかったからかしら。Z:そうですよ。マクベスを聞いたからそう思うだけの話ですよ。M:あなたがヴェルディの次の作品に移行する時は、いつの時期に書かれたとか関係なく、作品同士のつながりを感じたりするものですか?Z:それはありますね。僕がナブッコやマクベットやシモーネに変身するのが難しくないって言ったこととつながってるんですけど、ヴェルディのオペラでは主役が変化していく様子が全部同じなんです。最初はすごく強く権力を握っている存在なのですがオペラが終わりに近づくと、僕も終わりになるんです。オペラが進むにつれて弱体化していくのです。マクベスでもナブッコでもリゴレットでもそうです。M:今晩はマクベスの時のお仲間がいらしてるのよ。Z:そのようですね。M:あなたのお友達、ディミトリ・ピタスよ。Z:はい。M:私がよろしく言ってたと伝えてくれる?Z:大事な友達のためならお安いご用です。M:ヴェルディの初期の作品で一番すばらしいことって何ですか?そのエネルギッシュなとこかしら、音色かしら?ヴェルディの作品は時代と共に変わっていくじゃないですか?Z:ヴェルディがキャリアを積むと成熟していきますよね。M:何がいいの?ヴェルディの初期の作品は?初期のヴェルディを歌うに際して一番好きなところは何ですか?Z:音がレガートで、きれないところです(*)。これぞまさしくヴェルディです。初期のオペラは、すごく強いリズムで知られています。マーチ(=行進曲)のようなリズムです。何て言ったらいいかな。すごく強いんだけどものすごく強いわけでもない。初期のヴェルディの作品はヴェルディの晩年の作品には比ぶべくもないことは明らかですが、初期の作品はそのリズムが特徴的で、シンプルな音楽と言えます。M:強くてエネルギーにあふれている。Z:そうです。M:あなたは今夏、ザルツブルク音楽祭でデビューしましたよね。Z:はい。M:マクベスを歌われましたが、なんとリッカルド・ムーティが指揮されていたのよね。Z:もう本当にすごい経験でした。M:どうだったんですか?Z:僕の歌手人生で初めてのことが3つ同時に起きたんです。ザルツブルク音楽祭で歌うのが初めて、マエストロ・ムーティとお仕事するのも初めて。演出家のピーター・シュタインとも初めて。その3つが同時に起きたんです。もう本当にすごい経験でした。M:「マクベス」はもちろん初役じゃない。でもムーティは何か新しいことをあなたから引き出したのかしら?Z:はいそうです。M:何を?あなたが知りつくしているマクベスという役からリッカルド・ムーティは何を引き出したの?Z:マエストロ・ムーティは、いわば、百科事典のような人です。なんでも知っているので、いつでも何かしら彼から学べます。僕がいくらこの役を歌ったとしても、知らないことは存在するわけで、まさに僕が知らないことをマエストロは教えてくれるのです。本当に感謝していますし、彼と仕事するのはとても楽しくて貴重な体験でした。M:マエストロ・ムーティはヴェルディについて完璧にわかっていて、しかも勝手な想像で付け足したものは許さないのよね。Z:(くすくす笑いながら)そうです。M:マエストロ・ムーティが望むのは楽譜に書かれていることだけなんですよね。Z:その通りです。「書いてあるように(=コーメ・スクリット)やりなさい」といつもおっしゃっていました。口癖のように。M:METの日本ツアーに参加しましたか?Z:はい。M:「ランメルモールのルチア」のエンリーコ役を歌われたのですよね。Z:そうです。M:日本の方々は本当に喜んでくださったようですね。Z:これもまた別の「初めて尽くし」になるんですが、メトのツアーに参加したのも初めて、アジアに行ったのも初めて、日本も初めてだったんです。「これは本当に現実に起きていることなのか?ドッキリカメラじゃないのかな。」と自問していました。(笑)(*)M:じゃあ今年の夏は大収穫だったのね。Z:本当に大収穫の夏でしたよ。これまでで一番!M:私が思うに日本の皆さんが喜んでくれたのはMETがみんなで日本に行ったからだと思うわ。Z:METはこのツアーで日本の方々の生活にいのちを吹き込みました。日本の方々はとても喜んでいて楽しんでくれました。METは(各演目)3、4回公演したのですが、本当にすばらしい公演となりました。M:最後になりますけど、あなたが以前いらしたときはヤンキースのユニフォームを着てたのよね。Z:そうでした?M:そうですよ。ヤンキースはまだ見てらっしゃるの?Z:え、ええ。今回は悲しい結果で。M:がっくりしてるの?プレイオフで負けたわね。Z:残念ですよね。僕はいまだに野球のルールがよくわからないんですよ。1塁2塁3塁が何なのか、誰がなんで走ってるのか?(*)(マーガレットすごく受ける。ジェリュコは大笑いし出す。)でもそれでも見てるんですけど…。M:まあ、あなたをヤンキー・スタジアムに連れて行かなくっちゃ。あなたが春にNYにいらしたらぜひ!<終了>
2011年10月20日
Zeljko Lucic talks with Margaret JuntwaitZeljko Lucic talked about 2011 summer***マーガレット・ジャントウェイト:ようこそ!よくいらしてくれたわ。ジェリュコ・ルチッチ:こんばんは。お招きありがとう。M:(「セビリアの理髪師」の幕間なので)あなたのフィガロってどんなんだろうって考えてたんですよ。Z: ふふふ。(もう笑ってる。本当にジェリュコは笑い上戸。)M: おもしろい役ですよね。舞台狭しと大活躍、『私は街の何でも屋』もおもしろいアリアよね。Z: そうですね。M: フィガロを歌いたいって思ったことはないんですか?Z: もちろんあります。でも(笑う)もう遅すぎるんじゃないかな。M: どうしてそうなるの? どういう意味ですか「もう遅い」って。Z: つまり、その…M: 過去に戻れたらやれるってこと?Z: つまりそういう機会がなかったんですよ。数年前、いや10~15年前の歌い始めた頃にやるべきだったんです。そういう役ですから。M: おやりになったことはあるの?Z: ないです。一度も。歌手になりたての頃は、バリトンのリリックな役を歌いました。オネーギンとか『道化師』のシルヴィオとか、『ファウスト』のヴァランタンとかね。そして『椿姫』のジョルジオ・ジェルモン役に出会い、ヴェルディに取りつかれてしまいました。それが僕の進む道を決めました。ヴェルディのほとんどすべてのオペラをやっているし、今もそのレパートリーを続けています。M:以前いらしたときにもお話したわよね、あなたがどんなにヴェルディを歌うのが好きかって。ヴェルディの書いたオペラは全部やりたいっておっしゃってたわね。Z:全部ってわけではありませんが、大概の役はやりましたよ。M:彼の作品が好きなの?それともあなたの声に合うのかしら?Z:両方です。本当にです。僕はヴェルディの作品が好きだし、作曲家としての彼を崇拝しています。それにおっしゃるとおり、僕の声にも合うんです。M:では教えてほしいのですけど、バリトンの中には、ヴェルディやロッシーニやいろいろ歌う人もいるわよね。見当違いなことを言ってるかしら。Z:そんなことはありませんよ。えっと、今も僕はフィガロは歌えると思います。「もう遅い」って言ったのは、僕が怠け者でそのオペラを勉強する暇がないからです(笑)。レオ・ヌッチがいい例ですが、彼はハードでドラマティックな役に疲れると、のどをリラックスさせるためにフィガロに戻るんですよ。M:そうなの。Z:そう音域が高くないバリトン役でドラマティコでないものをやってまた(ドラマティコに)戻るわけです。M:ルッジェーロ・ライモンディもそうですか?Z:まあそうですね。M:ライモンディは(セビリアの理髪師の)バジーリオをやってたわ。Z:ロッシーニとかの役で一休みしてまた戻るのですよ。M:(フランス料理の)アミューズ・ブッシュね。Z:まあね。M:「ナブッコ」はネブカドネザル大王の改心のお話ですよね。ヴェルディの初期の作品です。聖書に出てくるような人物を演じるってどういう気持ちがするのかしら。「オレ様はネブカドネザル大王さまだ!」って自分に言いきかせてから舞台に出ていくの?しまいには自分は神だって舞台で宣言するのよね。Z:でもそのあとすぐ頭がおかしくなっちゃうんだよ(笑)。M:そうよ!Z:だからもっとクレージーになる準備をしてますよ。王様や神になるには完全にからっぽにならないと。M:あなたは大柄だしすごい声だし貫録もあるから、王の役を演じるのは簡単よね。Z:そうですね。あなたがおっしゃった中では「でっかい」ということは当たっていますね。だからこういう役はやりやすい。ナブッコの役はフツーではないのは事実だけども、僕にとっては素直にできる役です。特に役作りに苦労することはないですね。M:でも発狂しちゃう役なわけだから、さっきおっしゃったように、自分をからっぽな何もない状態にするわけですね?Z:そうです。マクベスも同じようにおかしくなりますし、シモン(ボッカネグラ)でもある意味そうですよね。ナブッコやこれらの役で、自分をクレイジーな人間に変身させるのは難しくありません。自分というものを完璧にからっぽにするのです。自分がどこで何をしているかもわからないぐらいね。わりと自然にできます。M:あなたがマクベスを歌った時も、―あたしったらいつもここ(MET)であなたがマクベスを歌った時のことを生き生きと思いだすのよね。その時もマリア・グレギーナがマクベス夫人でした。あなたたち2人の関係性にいつも思い至るの。いいペアですよね。ナブッコでもマリアとの共演ですけど、何かいい意味で刺激を受けていますか?Z:置き去りにされないからいいですね。彼女はすごくタフで強い、人間的にも歌手としても。彼女についていかないといけない。さもないとナブッコでないし、オペラ全体が失敗してしまう。マリアとはいつも歌で競い合う関係です。M:そうなんですね。あなたの方もマリアに何か影響を与えていますか?Z:そう思いますし、そうでなくてはいけないよね。3幕のナブッコとアビガイレのデュエットはちょっとした聴きどころですよ。M:「ナブッコ」はまた父と娘の関係の話で、ヴェルディによくありますよね。ただ、すごく仲が悪い親子で、愛し合っている父娘じゃないのよね。どうですか?実の娘じゃないのよね。Z:アビガイレは本当の娘で、フェネーナは養女で…(ジェリコはアビガイレとフェネーナを取り違える)(実際はアビガイレは奴隷の妾の子でフェネーナは本妻の子だがどっちもナブッコの娘。)M:私はその反対だと思うわ。Z:じゃああとでチェックしよう!(笑)Part2に続く。
2011年10月20日
Zeljko Lucic talked about 2011 summer at the METPart2Zeljko talked about MET Japan tour and Maestro Muti He talks with Ms. Margaret Juntwait who hosts the show with very very beautiful, warm and comfortable voice. ***M: There again Father and daughter, very typical for Verdi, just one seems pretty contentious (=〈人が〉争いを好む,議論好きな) I mean they are not loving Father and daughter very much, are they? Do you feel that about her, she's not really his daughter, I guess.M: Which Verdi role you sing is most like Nabucco, is there anything similar to it?Z: (Immediately, 即座に)It's Macbeth.M: Why?Z: Just because of the fact that both going crazy, out of mind, look, if you remember the Aria in Macbeth, the Act four "Perfidi! (All' anglo contro me v'unite!,)--Pieta, rispetto amore" or onore whatever, and "Dio di Giuda" here are almost written in same way. In the end of the oera, I'm alone and speak to myself. when I open my soul to myself without everybody saying, well, I made of myself. M: When Ira and I were talking we hear a little reminders of the music of Macbeth, you know lots of Verdi's operas of the same period, do you hear the same thing?Z: (なぜだかくすくす笑っている he cannot help but giggle) Yes of course, I do.M: Wow, all the time I just go. why I'm not knowing for Macbeth before?Z: Yeah, we heard it already. That's it.M: What do you think, do you think in feeling that it takes you sort of one opera to the next Verdi's, not only period, you can feel some sort of unity?Z: Well actually yes, that's why I said it's not hard for me to transform myself in Nabucco or Macbetto or in Simone (Boccanegra), because transformation in his opera always take a same way. At the beginning is very strong character very powerful very - everything and then as the opera goes to the end, that's my end as well. I'm weakening through the opera. That's happening in Macbeth and in Nabucco in Rigoletto, in every -M: One of your cast mate from Macbeth is listening tonight.Z: I think he does.M: Your pal, Dimitri Pittas.Z: Yeah. M: You gotta give my shout-out.Z: Yes there so, best to you my friend. huh-haM: What is the best thing about early Verdi works, is it energy or tunes because Verdi's music changes as his career,Z: As his mature, as his career, yes.M: What's good about early Verdi? What do you like the best singing early Verdi?Z: There's one thing unique that for the opera, line and legato.(=音を切らずに、なめらかなに) That's it. That's Verdi. But early operas are known because of the very strong rhythms like almost march. Marching rhythms, I don't know how to say, it's very strong. not stronger I mean. Early operas couldn't be better than the last operas, it's obvious, but known because of that rhythms, kind of very simple music. M: There's lots of strength and lots of energy.Z: Yes.M: You made your Salzburg Festival debut last Summer, didn't you?Z: Yes, M: You were singing Macbeth and tell me I'm getting this right, Riccardo Muti was conducting? Z: That was quite an experience.M: How come?Z:Wow! Well you know, three things gathered first time for me in my career. First time I sang Salzburger Festspiele. First time I was working with Maestro, with Riccardo Muti and with Director Peter Stein. All three together. It's really quite an experience.M: The role you've done before. What Muti brings out something new?Z: Yes, he did.M: What? what did he - what did you get from Riccardo Muti in this role you know so very well?Z: He's in a word of in English, encyclopedia He knows everything. Of course always you can learn something. Something is always there. No matter how often I sang this role, there is always something I don't know and exactly what I didn't know, he told me. so I appreciate that very very much. That was quite a pleasure experience to work with him.M: He finds what absolutely perfect about Verdi without doing anything too fancy, doesn't he?Z: (giggling)Yes.M: He wants you to what Verdi wrote, but in that -Z: Right, right. As it's written, "Come scritto." he says every time. he says that.M: Now, weren't you on the Met tour to Japan?Z: Yes, I was.M: In Lucia, you sang Enrico?M: Japanese people seemed very very happy to have the MET there, Z: Yes, it's a completely another story. That was also everything for the first time happened to me, first time in my life tour with Metropolitan, first time Asia, first time Japan, I was thinking "Is it really happening to me? All I'm in a kind of a Candid Camera or whatever."(laughing)M: Last summer was a big summer for you then.Z: That was really the big, big, big Summer, the biggest Summer in my life.M: Well what I could see Japanese people seemed very happy that everyone was there.Z: The Metropolitan in this tour really brought life in their life. They were so happy and delightful we were there. Every show was sold out, Metropolitan did there three or four performance, really was fantastic. M: Just before let you go, last time you were wearing Yankees'Jersy,Z: Did I? M: Yes you did. Do you follow the Yankees?Z: YYYYes, I was sad this time really.M: Are you disappointed? they were eliminated in Playoff.Z: Yes, unfortunately. I still have no idea about the sport. I really don't know First, Second, Third base, who's running, where, why? (Margaret claps her hands and Zeljko bursts out laughing) But I'm still following the sports, ok? M: Oh, we're gonna take you to a ball game, Yankee stadium, when you here in the Spring, absolutely.>
2011年10月20日
Zeljko Lucic talked about 2011 Summer Part119 October 2011 at the METduring the intermission of "Il Barbiere di Siviglia"in the radio show hosted by Ms. Margaret JuntwaitZeljko Lucic talked about 2011 Summer Part2(In Japanese) ジェリュコ・ルチッチ インタビュー at the MET 2011年10月 Part 1(In Japanese) ジェリュコ・ルチッチ インタビュー at the MET 2011年10月 Part2 ***well, I was very much moved! Thank you, Margaret!She has just interviewed Zeljko Lucic in the radio show she hosted,and she asked him about Japan Tour and about Riccardo Muti.What is I wanted to hear from him most!Thank you so much Ms. Margaret Juntwait, I am your listener every time!***M: We love to welcome baritone Zeljko Lucic, Hello, dear dear!Z: Hello, good evening. very nice to be here.M: I'm trying to picture you as Figaro, -Z: hhh(giggling)M: -this character has so much fun, he gets run around the stage, he was funny bits as "Largo Al Factotum" (私は街の何でも屋)Z: Yeah.M: Would you ever wanted to sing Figaro?Z: Yes, I would, but ha-ha-ha I think it's too late.M: How does it work? What do you mean, "it's too late"?Z: Um----M: Just go into the past you can--?Z: Actually I lost the moment.a couple of years ago, ten, fifty years ago when I was beginning, I should sing it then, you know, at the beginning. That's real for the beginners. M: Did you ever do?Z: Never. Unfortunately I've never sung. Of course at the beginning I did lyric opera baritone role as Onegin, like Silvio in Pagliacci, like Valentin in Faust and then since my first Germont(Giorgio Germont) in La Traviata, Verdi took me. That's the direction I stay there and I did almost all his operas and I'm still in that repertoire. M: We have talked about before how much you love singing Verdi, how much you want to take on as many all the baritone role Verdi.Z: Almost all, yes.M: Is it because it suits your singing or because you love his writing so much?Z: Uh, both. Actually it's really both. I like his writing, adore Verdi as composer how he wrote these operas and of course I like Verdi and suits my voice, yes.M: Tell us about that then because some baritones could conceivably sing maybe Verdi and Figaro, Rossini, -- am I going in a wrong direction?Z: No, no. Uh, I think I could sing Figaro now. I said it's too late because I'm lazy, I don't have no time to learn the opera. (laughing) But let's look Leo Nucci for examples, every time he feels like being tired of singing hard baritone roles dramatic roles, he goes back to Figaro in order to relax his voice. M: That's very interesting.Z: Yeah. You're taking couples of very light not so high baritone roles, little bit out of the hard repertoire, dramatic repertoire and then come back again.M: Ruggero Raimondi as well?Z: Um-, well yes.M: He was Basilio.Z: yes, yes.M:-- to go into the ---Z: Just go into the Rossini opera just to take a little breath and then come back.M: like a little, um, Amuse-bouche.Z: (laughing) yes.M: So the Nabucco is the story of the conversion of Nebuchadnezzar(= king of the Neo-Babylonian Empire, who reigned c. 605 BC - 562 BC)(ネブカドネザルの改心、帰依), and it's early Verdi, what is it take for you as the title role to feel like this big Biblical character? (聖書に出てくる人物)What do you have to say to yourself before you go out on stage, (arrogantly) I, Nebuchadnezzar.Z: Ah,M: and going to claim myself as God eventually, Z: Yes but after that immediately I'm going crazy. (laughing) M: Yes!Z: so I'm preparing myself more to be crazy, and absent completely then to be King or God. M: I would imagine because you are a big man and you have a commanding voice and just have a lot of presence. Before you go crazy, being a King must be easier a sort of--portrayal for you?Z: Yes, yes it is, just only because of as you said I'm a big man, it's not hard to play the character that demands substance and actually I wanna say it's natural, going on a stage singing Nabucco is nothing natural there,(giggling) but I don't prepare myself special - in special way to do this, M: But you do think your head to the point which you, sort of mentaly incapacitated, you said, you make yourself some sort of empty or vacant?Z: Yes, yes. I mean, look, Macbeth is going crazy as well, in other sense Simon Boccanegra also. Nabucco which I did all this role it's really not hard for me to tranform myself to be crazy really, completely absent not knowing when I'm doing, where I'm going so it's kind of very natural thing. M: So when you are singing role of Macbeth, because I always go back to you're singing Macbeth here, it's just very much alive for me, when you singing that role Maria Guleghina was Lady Macbeth. so I've always felt that the connection between the two of you, that is very good pairing, I think. What do you think, she is also in Nabucco with you, What do you think she brings out in your performance?Z: Actually she doesn't let me be abandoned. She is there, very tough, very hard I mean, strong as a person, as a singer. You have to follow her. If you don't you will lose. and you don't have Nabucco, whole opera whole performances like nothing. So you have to compete with Maria every time you sing. M: That's interesting. Do you think you bring out (= 〈真価・特徴などを〉引き出す, 発揮する)something in her?Z: Well I think so, At least I should. but our duetto in third act Nabucco is really quite something.To be continued to Zeljko Lucic talked about 2011 Summer Part2
2011年10月20日
ジェリュコ・ルチッチ インタビューZeljko Lucic talks with Bing and Dennis in Classic Talk in Japanese Part4Z:つまり、僕は歌手で、僕の声で彩られた言葉で感情を表現するのが仕事です。ステージで、ハーレー・ダヴィッドソンを乗り回し、半裸の姿で何かするようなことが仕事じゃないんです。だからそういう演出は的を外しているんです。B:じゃあなたはこう考えるんですね、そういう演出をする人たちはたんに変えたいがために変えていると?Z:そうとしか言えません。もちろん僕は新しい現代的な読み替え演出について話し合いの余地がないと切り捨てているわけではありません。でもその演出が僕のしゃべる言葉に関わるもので、何かでっち上げている場合は、話す余地はありません。D:ご自分の感情のことを話されましたが、今まで自分の感情が邪魔になったことはありますか?落ち着け!ここ(胸)で息をするんだって自分に言い聞かせなくてはいけないことは?そうなったらどうするんですか?Z:コントロールするのです。コントロールがすべてです。舞台経験を積めば積むほど自分がコントロールできるようになります。最初はこれは大変でした。『椿姫』のパパ・ジェルモンとかは特に。『蝶々夫人』のシャープレスでさえ大変でしたから。私(=シャープレス)が(ピンカートンからの)手紙を蝶々さんに渡しに行った時、蝶々さんが私の前で息子にアリアを歌うのです。すごく胸に迫るものがあって、僕は本当に舞台の上で泣いてしまいました。自分を抑えられなかったのです。でも歌わなくてはいけない。これは本当につらかったです。鼻水でぐしょぐしょなのに歌えるわけがない。だから自分をコントロールすることを覚えなくてはいけないのです。聴衆の方に泣いてもらわなくてはいけないのです。D:きのうの公演を思い出すと、あなたはアビガイレに慈悲を請うていました。こういう場合自分の人間個人としての今までの経験の泉を活用できるのではないですか?Z:もちろんそうです。リゴレットやマクベスやシモーネやそういう役を歌う場合はほとんどそうです。僕自身は死ぬわけではないですが。僕は結婚しているし子供もいるし、今までの人生で辛い時もあったので、ユーゴスラビアの時代にはなんやかやね、だから僕はいろんなことを経験してここにいるわけだし、舞台上で起こる出来事について、その舞台上の人物が何を感じていてどう表現すべきかがはっきりわかるのです。B:オペラ歌手は、声を別にすれば、もっとも演技が重要だと考えますか?今は大変重要な部分となってきてますよね。Z:演技は重要です。でも最も重要なわけではありません。僕らオペラ歌手は歌うためにいるんですから。それ以外のすべては歌に奉仕するべきものです。演出も衣装もセットも。D:よくぞ言ってくれました。B:あなたが語っていた古き佳き時代に戻って見てごらんなさい。何をしてますか?ほぼ歌っているだけです。Z:そうです。1950~60年代のオペラのDVDを見てみてください。歌手は、出てきて、歌うだけです。動作も非常に少ない。とても豊かな世界です。とくに昔の作品は。これがダサくてつまんないという人もいますけど僕は違います。これこそがオペラです。B:あなたご自身が、非常にドラマチックに歌うし、あなたの声を通して感情が伝わってくる、それ故に、僕はご意見にまったく同意します。あなたは自分を表現しようと大きな動作をする必要はないし、感情的になる必要もない。あなたはただあなたの声を聴衆に聴かせるだけでいいのです。Z:俳優なら当然演技はしなくてはいけませんよ、でもオペラ歌手であるならここが(のどをさわる)唯一の楽器なのです。自分の持ってるすべてを声で表現しなくてはいけないのです。B:最近の歌劇場は、ある意味もっと演技のできる人を求めているんでしょうか。そう思いませんか?Z:思いません。今でも歌える人を求めていますよ。B:もちろんそうですが、両方できる人を求めてるのかもしれません…おそらく。Z:うまい歌手で下手な役者だったら、そっちを雇いますよ(笑いながら)。D:聴衆はあなたが美しく歌うのを聴きに来るのですよね。Z:そう思います。D:公演の間には空きが3日間あるとおっしゃいましたが、数日オペラを忘れて何かすることはありますか?趣味とかリラックスするために何かしていることは?Z:オペラをまったく忘れようとは実際してません。歌わないときは、前回歌った時はどうだったか考えています。何がまずかったか。次はどうしたらうまくできるかとかそんなことを。まるで取り付かれているように24時間オペラのことを考えているわけではないですが。何をしているかって、テレビを見ているかな、あと散歩です。D:アメリカの番組を見ているんですか?Z:アメリカの番組を見てますよ。B:お好きな番組は?Z:いくつかあります。「みんなが好きなレイモンド」「キング・オブ・クイーンズ / The King of Queens」「フレンズ」「となりのサインフェルド」。ソープっていうんですか?B:「昼ドラ」です。Z:それです。それと映画チャンネル。いい映画も見ます。でもあくまでものどを守るのが目的です。D:何かのスポーツファンですか?Z:もちろん。(なぜか笑いだす。)B:サッカーでしょ?Z:当たり!と言っておきましょう。D:どういう意味?Z:僕はNBAも大好きですけど。サッカーがあなたのご意見ですが、当たりです。サッカーが一番好きです。でも僕は野球やアメフトの競技場で何をやっているのかさっぱりわからないんです。見るのはいいんですけど、何ヤード進んで、誰が走っているのか…まあいいや。気にするな!スポーツはできるだけやりたいですが、大事なのは歩くことです。僕は走りません。走るには重すぎるので。D:ニューヨークは散歩に最適の街です。Z:そうですね。B:ニューヨークはお好きですか?Z:大好きです。第二の故郷と言ってもいいです。セルビアの故郷の次の。B:ニューヨークは特別な街ですよね。Z:世界中がここにあります。すべての文化や、食文化、地球上のすべてのものがニューヨークに集まっています。B:歌手の若い世代に何か言うとしたら?Z:ひとつだけです。忍耐を持つこと。忍耐を持って深く学ぶこと。深くというのは、急がないということです。たった1年学んだだけでヴェルディのドラマティコの役を歌おうと思わないこと。忍耐を持ってやっていればそのうち何もかも思い通りになるのです。B:事務所、マネージメントの事務所はそれに関係しますよね。事務所がことを急ぎすぎる気がする。Z:そういうこともありますよね。事務所は行け行けどんどんですからね。その歌手が―言い方は悪いですが―金を稼げる、それも大金を稼げると思ったら特にね。僕は事務所に関しては本当に恵まれていて、ヨーロッパではIMG、アメリカではバーレット・ヴァンテージ・アーティストのジョン・アンダーソンがついててくれますので最高です。D:お時間もありませんが、どうしても聞きたいことがあるんです。歌手は誰しも舞台上で面白い経験や恥ずかしい経験をしているはずです。そういう瞬間のことが聞きたいんです。Z:それでは面白くて恥ずかしいことが同時に起きた時のこと。D:OKZ:どうしてかわからないんですが、セリフを忘れることがあります。B:何が起きたんですか!Z:プロンプターもいない。ヨーロッパにはプロンプターはとっくにいないんです。メトにはいるからラッキーぐらいなもんで。どうしよう?頭は真っ白なのに、どんどん音楽は演奏されていく。歌いだしがやってくる。何でもいいから歌わなくっちゃいけない!D:どうにかして!Z:どうしたらいいんだ。ひどいことだ。セリフを忘れるなんて。相手の歌手も困っているし、みんなが困っている。指揮者も。でもどうにか切り抜けて、続けられるのがいつものことなのですが、セリフが出てこなくて、どうしようもなかったら、覚えているセリフを繰り返し歌うんです。思いだすところに来るまで。これでOK。まったく大笑いだ。D:あなたはびっくりするでしょうが、聴衆は気づいてもいないでしょう。あなたがメロディを繰り返してさえいれば。Z:そのとおりだと思います。断定はできませんが多分気付いていない…B:毎回同じことをすればいいんですね。Z:インプロヴァイズ(即興演奏)するわけです。B:そうです。D:残念ながらお時間となってしまいました。とても楽しかったです。B:すてきな時間でした。Z:こちらこそ。D:ジェリュコ・ルチッチがきょうのゲストでした。ありがとうございました。<<<終了>>>
2011年10月19日
ジェリュコ・ルチッチ インタビューZeljko Lucic talks with Bing and Dennis in Classic Talk in Japanese Part3(休憩後)D:また最初に戻りますけど、あなたのご両親も歌い手だったんですか?Z:歌い手でしたよ。でも音楽的教育を受けていたわけではないので、音楽については何も知らなかったです。でも生まれついての歌い手でした。B:歌を楽しんでらした?Z:ええ。セルビアの民俗音楽を歌ってました。僕も大好きでいっしょに歌っていました。アカペラで歌うんですが、斉唱ではなく重唱していました。僕たち3人はいいコンビだったんですよ。B:あなたの声はお父様譲り?それともお母様の方?Z:両方です。これは天性のものですから。D:あなたが歌手になるって言った時最初はどう言われましたか?Z:最初は手強かったですね。その頃セルビアはユーゴスラビアの時代でしたから。社会主義、共産主義の時代で、父親は労働者階級でした。D:お仕事は何をなさっていたのですか?Z:蒸気機関車を動かす仕事でした。英語で何て言うか知りませんけど。父は言いました。「でも歌は仕事しながらでもできるだろ?」B:なるほどね。「本当の」仕事をね。Z:だから父はこう問うてきました。「おまえは歌う以外に何をするつもりだい?歌はいいよ。歌はもちろんやっていいんだよ。俺は何もそれに反対しやしないよ。でも本当の仕事もしなくちゃいけないだろ、お前。」僕は答えました。「お父さん、すみませんけど、この仕事を僕の仕事にしたいんです。」「そうじゃないんだよ、お前は俺の言うことがわかってないな。」最初はこんな風でした。D:お父様はあなたに何をさせたかったんですか?Z:同じ学校に入れて、代々の家風に従って、鉄道で働くことを望んでいました。父親も頑固だったので最初はけんかもしました。最初に僕は言いました。「いやです。僕は本当にこの仕事がやりたいんです。」教師の応援と母親の応援も得て、時が経つにつれて父の態度も軟化してきました。今はとても僕のことを誇りに思ってくれています。D:まだご存命でいらっしゃる?Z:もちろん。D:あなたの出ている公演を見に来ることができるのですか?Z:残念ながらできないですけど、セルビアでの公演には何回か来てくれて大変喜んでくれました。B:セルビアの映画館ではメトのライブビューイングやってるのですか?Z:やってないですね。オペラを見るには劇場に行かないといけません。D:セルビアには時々お帰りになるのですか?Z:時間がある時には、1回か2回歌ったりします。でも今のスケジュールではほとんど空き日程がないので行けるときだけです。B:どの時点でお父様の考えが変わったんですか?あなたが美しく歌うのを聴いてからですか?Z:いや、多分僕が歌でお金を稼げるようになったからじゃないかな。B:それは現実的ですね。Z:まあそういうことなら続けていいよ。どうぞどうぞ、というわけです。B:お父様やお母様に言ったことはありますか?『ほれ見たことか』って。Z:ありません。だって父は自分が間違ってたってもうわかったわけですから。D:何か一つご自身のブレイクのきっかけになった公演がありますか?最初の頃はずっとドイツの歌劇場で歌ってらっしゃったようですが。Z:はい、1998年にセルビアからドイツに行き、フランクフルト歌劇場に10年在籍しました。ハンブルクやミュンヘンやベルリンでも歌いましたが、やっぱり僕にとってブレイクのきっかけとなったのはここメトでの数年前の「マクベス」のライブin HD です。D:あれはすばらしかったです。Z:あれが本当に僕を世界に知らしめてくれたというか。B:お国には歌劇場はあるのですか?Z:セルビアはとても小さな国なので、2つしか歌劇場はありません。ノヴィ・サドと首都のベオグラードにあります。小さい国なのでそれで充分だと思います。D:歌い手はしばし声が(出なくなって)キャリアの危機に瀕することがありますよね。そういうご経験はありますか?「大変だ!声が出なくなっちゃった!」って。Z:幸いなことにまだないです。そういうことは自分に限って起きないだろうって思っていますけど、将来どうなるかわかりませんものね。残念なことにそうなってしまった仲間の例もあります。B:それはご自分で気をつけていらっしゃるからですか?大事なことだと思うんですけど。Z:そうです。「守らなくてはいけない決まりごと」があるんです。それがすべてです。ちゃんと考えて、自分の仕事やのどや声質に相反するような危うい事柄に敏感でないといけません。「ノー」と言わなくてはいけないのです。「きょうはレストランに行きたくない、」「パーティや誕生日会や結婚式に行きたくない、」などと、いろんななんやかやに…。D:あなたは今もボイスティーチャーについているのですか?自分の調子をチェックしてくれる人が誰かいるのですか?Z:僕の先生は88歳ですが、一人で旅行します。ここニューヨークにも来てくれました。「マクベス」の時も「ラ・ジョコンダ」の時もそうでした。来てくれたらやはり聴いてくれて、あとでいろいろ教えてくれます。これとこれには気をつけなさいっていう風に。それに僕がメトに来ている時はあなた方のようないい耳を持っている方々に聴いていただいて、何がおかしいか教えていただけるので、自分で考えて是正して行けます。B:世界中に有名な歌劇場がありますが、あなたが特にくつろげる、ホームのように感じる歌劇場はありますか?Z:メトです。自分なりの歌劇場のランキングリストを持っていますが、メトはナンバーワンです。4大歌劇場、メト、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス(コヴェント・ガーデン)、これらは僕にとってオペラの神殿みたいなものです。ラッキーなことにこのすべてで僕は歌えるので、契約していますので、とても満足しています。D:ではここでまた1曲聴いてみましょう。そのあとで教えてください。ではお願いします。***<ビデオ>ルチッチの歌う、"Cortigiani,vil razza dannata" 「リゴレット」から。ドレスデン・ゼンバー・オーパー公演 ***D:これはなじみ深い曲ですね。では教えてください。Z:なじみ深いですね。数ヶ月前にここメトでも「リゴレット」をやりました。でもこれはドイツのドレスデン歌劇場の公演で、これが僕のロール・デビューだったんです。D:ほんとですか。Z:ほんとです。このプロダクションは指揮がファビオ・ルイージで彼は今はここの…D:メトの首席指揮者です。Z:それです。このプロダクションが彼との最初のリゴレットです。ここでもやりましたが。とても良かったですよ。D:これを見たらあなたの衣装について、シャツの色について伺わなくてはいけないんですけど。Z:色ですか? くそったれの…(全員大笑い)あなた方は驚くかもしれませんが僕はそうでもないです。こういう演出は西ヨーロッパではよくあることで、特にドイツではすごいです。作品はとても現代的で、時には現代的すぎて、しまいにはまったく何の意味をなしてなかったりするはめに…。D:そういう演出はあなたの本来の仕事を妨げるものですか?Z:いいえ。D:集中できるんですか?Z:できます。僕は言葉に集中して、自分の感情を表現しなくてはなりません。これがもっとも大事なことです。何を着ているかなんてことは…D:問題じゃない?Z:そうです。B:今おっしゃったように西ヨーロッパでは現代風に行き過ぎの演出が見受けられますが、これについてどう思ってらっしゃいますか?「わけわかんない」とおっしゃいましたが、じゃあなぜそういう演出をするんでしょう?Z:何か新しいことをやりたいのではないですか?D:人と違うことを?Z:違うことを。クラシックで伝統的な演出は古臭くてかっこ悪い…D:過去の遺物。Z:過去の遺物。面白くないし退屈だ。そうじゃないのに。たとえば、きのうの「ナブッコ」の演出はあれ以上トラディショナルな作品はないぐらいのものでした。B:すばらしいプロダクションですよ。Z:ちゃんと成立しています。
2011年10月19日
ジェリュコ・ルチッチ インタビューZeljko Lucic talks with Bing and Dennis in Classic Talk in Japanese Part2≪ビデオ上映≫ルチッチの歌う "Per me, ora fatale" 「イル・トロヴァトーレ」から ブレゲンツ音楽祭Z: これは「イル・トロヴァトーレ」です。6、7年前、2004年にオーストリアのブレゲンツで行われた湖上の音楽祭、そう呼ばれてるんですけど、で歌ったものです。これは大アリア、「イル・バレン・デル・スオ・ソリーゾ」の後に続くカバレッタの部分です。D: ヴェルディの役の中で特に好きな役というのはありますか?数多く歌ってらっしゃいますけど。Z: 私の好きな役はその中のいくつかです。たった一つというのは選べませんけど。ほとんどすべてが特別な役ばかりですから。でも…「ドン・カルロ」のポーザ、シモーネ・ボッカネグラ…D: ポーザはタングルウッドの音楽祭で数年前に歌われましたよね。Z:そうですね。「ドン・カルロ」のコンサート形式の公演で、指揮はジェイムズ・レヴァインでした。だから「ドン・カルロ」のポーザと、シモン・ボッカネグラ、そしてリゴレットです。この3つがお気に入りです。D: 最初もやったから最後の作品もZ: ナブッコのことですか? きのうここで歌いました。D: そのことですけど、ジェリュコは感想を話してくれるんですけど、公演はそれぞれ毎日違うものになるって。でもきのうのはすごく良かったそうですね?Z: そうなんです。本当に良かったです。すごく何もかもうまくいって。合唱もすばらしかったし、オケも仲間の歌手も、僕自身も。本当に昨日はいい夜でした。B: 観客も楽しんでました。Z: それを聞いてうれしいです。B: 作曲家ではZ: オペラの作曲家ですか?僕はこう呼んでいるんですけど、パッパ・ヴェルディです。なぜかというと人間の声がヴェルディのオペラの主要な楽器だからです。彼の音楽は、3拍子で、軽くて簡単だって言われますけど、そうではありません。人間の声ありきで、それが主要な楽器であり、オーケストラはそれをサポートするんです。そしてリードし、ハーモニーを与える。人間の声がヴェルディのオペラの主要楽器なのです。私個人の意見ですが、ヴェルディのオペラだけが「真に歌うことができる」オペラです。D: 例えばですが、ドニゼッティの「ランメルモールのルチア」を歌う時にも同じことを思いますか?両者の違いは何なんですか?Z: 『ベル・カント』時代のオペラについてですね。ドニゼッティとかベッリーニはまず、ラインが短いです。歌う際に長く伸ばす音符はそうありません。音を下げる際のクレッシェンドも同様です。だからヴェルディは稀有な作曲家で、オペラの作曲家として唯一無二の絶対的存在です。B: 次にあなたがやり遂げたいことは何ですか?Z: 征覇すべきことなんてありませんよ。B: じゃあもう…Z: まあね。ファルスタッフはやっていませんけどもうほとんどやっちゃったし。4つか5つやっていない役はありますが。D: あなたはヴェルディの長く伸ばす音について言及されましたが、あなたのパフォーマンスを思い出すとですよ、あなたは息継ぎの必要がないようなシーンが見受けられました。そのまま行くので、呼吸してくださいね、これは自然にできることなのですか?それとも稽古で創り上げるものですか?どうしてできるのですか?Z: 創り上げたものです。学生時代に学んで。僕はもともと肺活量は多い方ですが、歌うこととは別物ですから。コントロールについてお話すると、深く正しく息をすること、コントロールすること、どれだけの音を出すのか、がんばれば8小節息継ぎなしで歌えるようになります。きのう私がやったように。うまく呼吸と歌をコントロールすれば、8小節から10小節息継ぎなしで行けます。私のヒーロー、ピエロ・カプッチルリはほとんどすべてこれをやっていたものです。カプッチルリは最高に長いブレスができました。D: お会いしたことは?Z: 残念ながらないです。D: カプッチルリの歌はお聴きになっている?Z: ほとんど全部聞いています。D: カプッチルリ以外にあなたに影響を与えた人は?Z: さっき言ったように、ほとんどがイタリア人です。ピエロは当然として、エットレ・バスティアニーニ、アルド・プロッティ、カルロ・タリアブーエ、オペラの黄金時代、1950~60年代の歌手たちです。D:その頃と今はオペラの世界もまったく違いますよね。もう昔とは違うってよく言いますけど、あなたはどう思われますか?Z:そのとおりです。昔と違うのはオペラがビジネスになっているせいです。ビセルカ先生もよく言いますけど、コレッリやバスティアニーニやシエピ、カルーゾーの時代は言うまでもなく、オペラの録音が始まった当時には飛行機がなく、スピードも車もバスもなかった。船で週間かけてニューヨークに着いて、1、2カ月滞在して歌ってからヨーロッパに戻るのです。その頃は歌手は健康で力強かった。そんなに頻繁に歌わなかったからなんです。今の僕たちはその問題に直面しています。現代のテクノロジー時代には、飛行機で数時間かけて別の大陸に行って、戻ってきてまた歌う。その繰り返しです。これはいいことじゃないです。D:ではどうするのです?世界中からオファーが来ているでしょう?『少し休みたいから勘弁して』って言えるんですか?Z:そうしています。僕の場合、ノー!は絶対的にノー!なんです。B:そんなに簡単なことではないでしょう?失うものもあるはずだ。Z:そりゃ簡単じゃありませんよ。でも僕はラッキーで、世界の名門歌劇場がいつも僕を受け入れてくれる。その歌劇場が有名でなければ、僕はごめんなさいしなくてはいけない時もあります。もっと大きなプロジェクトのために時間を取りたいのでと…。B:そのように忙しくしてらっしゃって、どうやって自分の声を守っておられますか?Z:たった一つ、声を守る方法は…しゃべらないことです(笑いながら)。別にあなたがたに言ってるじゃないですけど…。B&D:(大笑い)Z:この番組は楽しんでますよ。あなた方はお友達だし、お仕事もごいっしょしてるし、これはこれとしていいんです。ただ声を守るにはこれだけが唯一の方法なんです。しゃべらないことが。D:じゃあ公演の後はずっとだんまり?Z:公演後は家族や妻からの電話にも出ません。誰の電話にもです。公演後はまっすぐホテルか、家に帰ります。D:メールがあってよかったですよね。メールする人ですか?Z:それはもちろんやってます。D:あなたの声を守るためには必要なことですね。Z:そうです。それしか方法がないのです。B:じゃああなたはうまくコントロールできているんですね?Z:そうしなくてはいけないのです。さもないと…。B:わかります。D:「ナブッコ」のように大変な役の場合は公演と公演の間には何日必要ですか?Z:メトがやっているのと同じ、3日間です。これが最高です。リラックスできるし、次回の公演に向けて充電できるし。B:別の言葉で言えば、少なくとも3日は必要、ということですか?Z:少なくとも、です。D:期間が空き過ぎるのは何日が限度ですか?Z:1週間も空くと長過ぎるかな。集中力を失ってしまうし、次の公演でまた自分の気持ちを引き上げなくてはいけないですし。B:ちょっと休憩してまた再開します。***
2011年10月19日
ジェリュコ・ルチッチ インタビューZeljko Lucic talks with Bing and Dennis in Classic Talk in Japanese Part1D:きょうは特別ゲストをお招きしています。世界的バリトン歌手のジェリコ・ルチッチさんです。ようこそおいでくださいました。Z:ありがとうございます。光栄です。B:大変お忙しい中いらしてくださってありがたいです。いつも世界中旅していらっしゃるのですか。Z:そうですね。いつでもツアー中です。家族や子供を持つにはある一面これはいいことではありません。昔はよく言ったもんです。こんな仕事してちゃ家も家族もないも同然って。でも不平不満は言わないように心がけてます。家族と一緒の時間を過ごせるようやりくりしてます。B:ご家族はどちらに?Z:ドイツのフランクフルトです。セルビアから移住しました。子供は皆セルビア生まれで、1998年にセルビアに越したのです。D:お子さんはおいくつですか?Z:18歳と15歳です。2人とも学生でピアノを弾きます。ギムナジウムに通っています。B:お子さんたちも音楽をやってらっしゃる?Z:歌の方面ではないですけど。D:歌手は家族に一人いりゃ十分だ。Z:そのとおり。D:まずあなたのお名前から始めたいんですが、僕らはアメリカ人だから、あなたの名前の正確な文字をパソコンで30分も探したんですが見つけられなくって。結局文字の上の印なしで書きましたよ。視聴者のために正確に発音してみてくれますか?Z: 私の名前は、ジェリュコ・ルチッチです。D:美しい。その文字の上の印はなんていうんです?Z: 名前なんてないです。上に印のついてないZはゼロとか、ズィーズィートップのZですけど、この印がつくと「ジュ」と読むんです。だからこの2つの文字はまったく違う文字なんですよ。B: 歌を始めたいきさつを教えてください。Z: 私は故郷の街のアマチュア合唱団で歌っていました。D: 故郷はどちらですか?Z: セルビアのズレニャニンです。ある日コーラスの指揮者が僕に言いました。彼は残念ながら20年前に亡くなりましたが有名な方でした。指揮者が言ったんです。「君はいい声をしている。もっと上の段階に行けると思う」その当時の僕の考えはプロの合唱団員になることでしたから。いい仕事でしょ? でも彼は言うのです。「そうじゃなくて、頼むから、君はもっとできる。いい声をしてるんだから。僕がちゃんと聴いたんだから。友達の歌の先生に言ってみる。ベオグラードに住んでいる人だけど、そこに行ってこう言いなさい。僕が君を送ったと。それでどうなるか見てみようよ。」D: それは何歳の時?Z: 19歳でした。B: じゃほんとに…Z: 遅すぎたということはないですけどまあ普通は…B: その時、音楽学校には行っていたの?Z: いいえ。音楽の基本的知識はなきに等しかったです。もちろん合唱団で歌っていた教会音楽の楽譜は読めましたけど。白丸が全音符で棒がつくと二分音符、そんな感じでしたから僕はゼロから始めたんです。B: なるほど。それでどうやって学んだのですか?Z: すごい早さで進みました。基本的な音楽の知識を学ぶのに2年間、アルページョとか対位法とかを学んだのです、そして次の1年は高校でした。あっという間に3年が終わり、僕はアカデミーに入りました。D: それもベオグラードですか?Z: いいえ、ノヴィ・サドです。セルビアの第二の都市です。D: その時専攻はなんだったのですか?B: 声楽?Z: アカデミーでは音楽の基礎的教育を受けたのです。僕は歌の方はちゃんとできたので。僕の先生は宮廷歌手でもあったビセルカ・ツヴェイジッチで、メトでも7シーズン歌った方です。先生がおっしゃたんです。「いいわ、引き受けるわ。あなたは私の生徒よ。」D: その時までにオペラは聴いたことはあったんですか?Z: いいえまだです。僕は教会音楽が好きだったので。ロシア系の芸術教育では習いますよね。オペラなんかまったく知りませんでした。B: いつ最初に思ったんですか?すばらしい、これをやりたいなって。Z: 音楽学校に入ったその日にです。「そろそろオペラを聴いてみようかな」って。最初から僕はイタリアの歌い方、イタリアの歌手に惹きつけられました。特に1950年代、1960年代のオペラの黄金時代にです。これがオペラとの最初の関わりでした。D: 最初にオペラに行った日は憶えてる?Z: 歌手として?それとも聴衆として?D: 聴きに行った方を先に教えてください。Z: え~っと、なんだったかな…B&D (大笑い)Z: ほんとに思い出せない… 今だってオペラをたんに聴きに行くということはないですし。B: 軽いものか重いものか、うっすらとも憶えていないの?Z: う~~~ん。B: ワーグナーとか?Z: 僕が最初に歌手として舞台に立った日のことは話せますよ。あれは1993年、ノヴィ・サド、「道化師」のシルヴィオでした。僕は死ぬほど舞いあがっていました。聴衆がどこにいるか、指揮者はどこなのか、音楽はどこから聴こえてくれるのか、まったくわかりませんでした。B: それでどうなったの?Z: 歌いましたよ。最後まで。それはよかったんですが本当に脅えきっていたんです。D: 終わった途端思ったんでしょ、わ~い、もういっぺんやりたいなって。Z: まったくそのとおり、でも歌い終わった後でね。(笑)D: 人は(あなたのことを)「真のヴェルディ・バリトン」と言いますよね。私はあなたにこの言葉の定義を伺いたいのです。「オペラ・トゥデイ」はこう書いています。『昨シーズン、メトでマクベスを歌ったジェリコ・ルチッチは、真のヴェルディ・バリトンであり、なめらかで豊潤な響き、思うままに大音量にできる声、その言葉はすべて俳優のように効果を計算されつくされているものである、』(「オペラ・トゥデイ」『メト・椿姫』2008年11月16日付記事より)これに言いつくされていると思うんですけど、私にはよくわかりませんが、あなたはこのレビュー読まれましたか?Z: 読んでませんけど少しは…D: この言葉なんですけどZ: 定義ね…D: 「ヴェルディ・バリトン」あなたはどう考えるか教えてください。18ものヴェルディの役をやっていらっしゃるので、その意味でも「ヴェルディ・バリトン」たる証拠だと思うんですけど、「ヴェルディ・バリトン」って誰かが言う時にあなたはどう思いますか?Z: 「ヴェルディ・バリトン」とは、一般的に歌手全体において、ですけど、ヴェルディの書いた長い、途切れないレガートを歌えないといけません。これは天啓で閃いたりするもんじゃありません。現実的に、歌うには正しいブレスコントロールが必要です。そして声の音色をイタリア風にしなくてはいけません。言ってみればですが。僕はイタリア人以外のヴェルディバリトンは知りません。それができるのはイタリア人だけなんです。D: 偉大ないわゆる「ヴェルディ・バリトン」の系譜を紐解きましょう。ティッタ・ルッフォ、ピエロ・カプッチルリ、レナード・ウォーレン、アメリカ人も混ざっちゃいますけど…Z: はい。D: コーネル・マックニール、シェリル・ミルンズ、彼らは特に「ヴェルディ・バリトン」として知られている方々です。Z: ヴェルディ歌いとしてですね。大事なことは、…どう言うべきか…ヴェルディ(バリトンの)の声というのは、すごくパワフルな声というわけではありません。僕のことを言わせてもらえれば、ですけど。ソフトな柔らかい声でメロディラインを歌うのです。もちろんヴェルディ歌いはそういう声を持っていますが気をつけなくてはいけないのは、ヴェルディがそう書いたように声を出すことです。B: つまりコントロールが必要なんですか?ブレス・コントロールが?Z: コントロールがすべてです。特にブレスです。それが肝です。D: ヴェルディ・バリトンについて伺ったので、ちょっといくつか聴いてみたいのですが、そのあとで気付いたことを教えてください。
2011年10月19日
Zeljko Lucic talks with Bing and Dennis in Classic Talk Part 4***D: you have said you have 3 days between performances, What do you do to forget the opera couples of days, do you have hobbies or things what you do that can just relax?Z: Well, actually I'm not trying to forget opera at all, when I'm not singing then I'm thinking about how I sang last time, what was wrong, what I could do better next time, etc. So, but I'm not obssesed in opera like, thinking 24 hours a day what I have to do, how I am doing,-- watchin' TV, walking, --D: Is that American TV?Z: Yes, American TV.B: What is your favourite show?Z: There is couples of them, "Everybody loves Raymond", "King and Queen", "Friends","Seinfeld"(「となりのサインフェルド」), I don't know what is the word in English, soap?B: Day time soap opera,whatever.Z: Yeah, that's kind and the movie channels, good movies are there as well, but just saving my throat is the main thing,D: Any kind of sports fan?Z: Oh, yes (なぜか笑いだす。)B: Soccer? Z: Let's say YES!D: What does that mean?Z: Well, I'm enjoying NBA for examples very much, Soccer is your opinion, Sure, Soccer is my favourite, Number One, but I have really no idea what's going on a field of baseball and American Football, I just watching it's ok, trying to get yards, who's running there, oh, well OK. Never mind. Doing sports is little bit as much as I can but important thing is to walk. Walking, walking, I'm not running because I'm pretty much heavy, big for runner.D: New York is great city for walking.Z: Yes, it is. B: Do you like New York?Z: Yes, very much. My second home town, let's say besides my home town back in Serbia.B: That's right. Very special city.Z: I mean the whole world is here. Every culture, every cuisine, everything from the whole planet is gathered here in New York, B: If you have any words for younger generation, singers, what do you tell them?Z: One and only, patience. Patience, really deep deep studying. Deep means, being of what you singing, don't rush, please don't want to sing Verdi's big dramatic roles after one year of studying, just have patience, everything will come along with itself.B: Do you think the agent, a management, anything to do with it?, sometimes I think they push them to be to hard?Z: sometimes, yeah, they pushing. especially they see that they can - I'll be very brutal right now- earn some money or more money, then they push. well I can say I am very lucky with my agents I have, to begin with IMG in Europe and John Anderson (President of Barrett Vantage Artists, NY) here in Barrett Management,(thumbs-up) D: you don't have much time but I'm dying to ask you one thing. Every singers have embarrasing moment on stage, funny, I love to hear some of the moment, funny or embarrasment whatever?Z: Well, let's say funny and embarrasing same time.D: OK.Z: Really I don't understand, the situation I forgot the text.B: What happened?Z: No prompting very well, Prompters are gone in Europe, here we're lucky to have them. In Europe, another thing, oh what to do? break up completely, music runs, it's coming, you have to sing something, anything! D: make up something!Z: you don't know to laugh or cry you know what to do? I mean you made a big mistake, you forgot your texts, you confuse your partner, you confuse everybody, conductor, but somehow to get out the situation and continue, but this is the situation what happening of course, I mean my biggest kind of that, I forgot the text, not to know what to do, I repeat the text, repeat and repeat untill moment I recognise, ok, good, very funny.D: and probably you're amazed to have few people in audience even notice things like that if you able to keep the melody going and make up some kind of--Z: You're right, you're right, I don't know, maybe they don't know-.B: I think you have to do in same way sometimes you-. Z: You have to improvise,B: That's right.D: Unfortunately we are out of time, it's great pleasure, B: Such a wonderful-Z: Pleasures are mine.D: Zeljko Lucic with us today here on Classic Talk with Bing and Dennis,B&D: Thank you so much.Z: You're welcome. *****End of the talk*****
2011年10月19日
Zeljko Lucic talks with Bing and Dennis in Classic Talk Part 3***D: Singers often go to so we called crisis of career with voices, it happened to you? oh my God, I'm losing my voice?Z: Fortunately not. not yet. I think, maybe will never happen but of course you never know, what the future brings, unfortunately some samples of my colleagues, B: Because you really take care of yourself, try not to-, I think it's very important.Z: It is. it is. you know discipline. Discipline is everything. and you conscious your brain, think about any - , where dangerous thing that can conflict with your job with your throat or vocal code, you really have to say, no, No I don't wanna go to restaurant tonight, visit this party or go to Birthday or this wedding, etc.etc.D: Do you still today have voice teacher whatever someone going to have check up if I'm doing right?Z: Yes, my teacher is 88 years old, she still travels alone, she was here in New York for a - it was Macbeth, I think she saw La Gioconda as well, and of course when she was there, she listened and afterwards she came to me just say couples of words, beware of this and that, take care of this, etc. Of course everytime I'm here in Metropolitan, then I work with you guys who of course have very good ears, they can hear immediately something wrong or not you tell me, it's just here(touch his brain) you think about it and you can correct it.B: All these big houses in the world, do you have any particular one house that make you feel yourself Home always?Z: That's Metropolitan. I have on my scale on my list. opera houses I put in Number One. Let's say 4 opera houses, Metropolitan, Scala in Milan, Vienna Staatsoper, Stateopera and Covent Garden. Those 4 are opera temples for me today. well I was very lucky to sing all four for me, will sing according to the contract we have, really satisfied everything.D: Let's hear some music, one more selection, let's take a listen and when you tell us about afterwards, Julian?===Video, Lucic sings ""Cortigiani,vil razza dannata" from "Rigoletto" at Dresden Semper Oper ===D: That sounds familiar, tell us. Z: Yeah, it sounds familiar. I just did Rigoletto here in Metropolitan couples of monthes ago, but this is the production from Dresden Semper Oper in Germany. This was my first Rigoletto ever.D: Is that right?Z: Yeah. and I did this production with Fabio Luisi who is now here -.D: Principal conductor.Z: Right. That was a first production together and we did Rigoletto here as well, Luisi and me. That's fine, that's good. D: Now watching that I have to ask you about the costumes. your colour of your costume, the colour of your shirt,--Z: Colour,-- F-u-c-k (they all are laughing) well I am really no surprised, maybe you are, but this is a very usual way of directing in western europe, in Germany special. Productions are very very modern sometimes too modern and sometimes completely without any sense unfortunately.D: Does it ever distract you from your task at hand ?Z: No.D: you can stay focused on ?Z: No, I focused on a text and what I have to sing on my feelings which is the most important thing. and how I am dressed, well, I have to D: not the story??Z: Yeah,B: How do you feel, like you said in Western Europe, and they often do really modern. Z: Right.B: Sometimes like you said, doesn't make any sense but why do they wanted to do that? Z: I think they want something new. D: Different?Z: Different. They think that classic traditional things are old, kitchy,-- D: pass?,Z: pass?, it's not interesting, it's boring. Well, it's not. For examples, yesterday evening production of Nabucco, it couldn't be more traditional than this. B: It's wonderful production.Z: It works. I mean my job is a singer, is to show you what I'm feeling with words with colour of my voice. not with Harley Davidson on a stage or being naked or doing whatever on the stage, so that's not the point.B: so do you think that because just they want it for the sake of change, change?Z: Yes, It's only the reason, nothing else. All have ideas of course we can talk about a new and modern idea I am nothing against it, but if it sticks to text, favella what I'm doing, if you making things up, we have nothing to talk about.D: You spoke your emotions, Do your emotions ever get in a way, you have to say now calm down and got to think about breathing here, how do you do that?Z: Huh!- Control. Control is everything, really. and the more I'm on stage, the more I can control myself. In the beginning it was very hard for me to especially I was singing Germont in La Traviata or even Sharpless in Madama Butterfly. Hearing this aria singing Madama Butterfly sings to her son in front of me when I was giving her a letter, really touching, really I was crying on the stage, I couldn't control myself, then I have to sing, that was very hard, when your noses full of --(鼻水,he means)(laughing), you can't sing of course, so you have to control your feelings, you have to make audience crying for you, if they are going to cry-D: Thinking last night, you were singing, begging for her forgiveness, but you have to, you can use the wells of experiences you have as a person to -, Z: Of course yes, because most of the time when I'm singing Rigoletto, Macbeth, Simone, these roles, I'm not dead myself, because I have kids, married, had a couple of rough situations in my life, in this vulgar period of ex-Yugoslavia etc. etc. I know what I went through. then something like that happens on the stage, I know exactly how that person how to feel and express.B: Do you think the opera singer, acting is most important one besides voice? it is very important part of it.Z: It is very important. but not the most important, so we're opera singers and we are there to sing. I always have a problem if that what I have to do on the stage is conflicted with my singing if I have to run before Aria or to jump or to do whatever or to sing with my back to the audience, never, never.B: If there is running situation like that, what do you do?Z: Well I , No, sorry, no way, because we are singers and we're there to sing, everything else should serve that our singing, nothing else, regie(German=演出), costumes, set, -D: Very well said.B: I think that go back to the old time, you said, what did they do, mostly they sing?Z: Yeah, I mean, you see the DVD, movies from 50's 60's of opera, what can you see? they go out they come out on stage, they sing very little moving, it's nothing but you'll see the richness, especially the Freddy? production before him. For some people it's kitchy, boring, it's not for me, that is opera.B: I think it's because yourself, very dramtic by singing, your emotion through your voice, so I totally agree you don't have to making a big movement or emotionally to express yourself, just by your voice I think let people hear, Z: If you are an actor, of course you have to do that, but if you are an opera singer, this is only your instrument (touching his throat) to show everything you can everything you have.B: You can feel nowadays opera houses they are looking for people who can act more in a sense, do you feel that way?Z: No. They are still looking for people who can sing.B: Of course yes, they want them to both maybe,Z: But if you are a good singer and a bad actor, we will take you,(laughing)D: Audiences is coming to hear your beautiful singing.Z: Right, to be continued to Part 4
2011年10月19日
Zeljko Lucic talks with Bing and Dennis in Classic TalkPart2***D: Do you feel the same thing when you sing Lucia Donizetti for examples? What's the difference?Z: well it's let's say the old Bel Canto, there is the first Donizetti Bellini, you know its line is shorter, there's not so much long notes that you have to develope during your singing and going down in Crescendo as well, I mean so he is unique, Verdi is really unique and masterful opera composer.B: think next thing you like to conquer? in manyZ: there's nothing to conquer.B&D: haha- so you areZ: That's it. Falstaff is missing and I think I did almost every, well, there is 4 or 5 I was missing to sing. D: You speak this long line in Verdi, recalling your performance there are some places that you seem to not need to breathe, you keep going others, don't keep going. Is that something came natural or have you built up with exercising, how do you go phrase how do you sing spin out of phrase that. Z: I built up, I built up during my school and my studying, of course but naturally I have this big breath. But it's completely another thing when you sing of course and speaking about control thing if you when you take a deep and good breath, then you really have to control to get this, yeah, of course, and how much sound you will give the pencil also on that. If you sing effort put eight bars in one breath but what I did yesterday. well, control breath and singing I don't know, almost eight, ten bars in one breath. but I was, one of my heroes Piero Cappuccilli used to do that almost everytime. He had the biggest, longest breath uphold.D: Did you ever meet him?Z: Unfortunately not.D: Did you listen?Z: Yeah, almost everything of him.D: Who is other influents beside Cappuccilli?Z: well I said almost all, always only Italians. Because Piero is there of course, Ettore Bastianini エットレ・バスティアニーニ, Aldo Protti アルド・プロッティ, Carlo Tagliabue カルロ・タリアブーエ as I mentioned earlier, Golden age of opera, 50's and 60's. 20 century, that's it.D: opera, 50's and 60's is different in many ways. there has to be in different time, People say it's not what is used to be. What do you think about that?Z: They are right. It's not used to be because now it's becoming business. also my teacher. Biserka, she saying always Corelli, Bastianini Siepi (Cesare Siepi) not to mention Caruso as the beginning of the opera recording no planes, no speed, no cars, no buses. you go to ship. You need one week to come to New York. you here in New York sing one month two monthes, then go back. those were the days I used to say, they were healthy and strong because they were not singing so much. Now today we have this problem, you know modern technology era, you get on the planes in couples of hours you go to other continents and come back to continue to sing with you etc. etc. so I think it's not good.D: What do you do ? you get offers from everywhere of course? Are you able to say "No, I need some rest,"Z: Yes, I am. when I'm doing "No" is completely sentence as well. B: How easy for you to say no? because of our time as well we're gonna miss something.Z: It's not easy of course. I was lucky. let's say for the biggest houses always there, always available. Unfortunately house is not popular not so famous, sometimes I really have to say, well, I'm sorry I cannot to sing because I have to spare myself for big things.B: Since you cancel concert? traveling and singing, like you said, so ??? how do you protect your vocal?Z: Only protection is not to talk (smiling), nothing personal.(別に君たちに言ってるわけじゃないよ)B&D: HahahaZ: I'm doing this really glad, really. Bing and Dennis are very good friend of mine and we're working together etc. etc. So it's completely fine. But really it's only cure only medicine to save your voice. No talk.D: Even after performance absolutely silence?Z: The day after the performance I'm not even in phone having conversation even with my wife and families, nobody. After the performance straight to hotel or home.D: Thanks God for texting, are you a texter?Z: -- mail things? why not, B: Your voice is needed for that.Z: Right, right. it's the only way.B: So you think you can control that now?Z: I have to. Otherwise-(首を振る)B: Right, right.D: What's the ideal number of days in between difficult roles like Nabucco just like for you?Z: Exactly the Metropolitan (Opera) is doing. 3 days. Fantastic. It's enough for you to relax. to fill your batteries again, I mean to refill. and to do another good performance. B: In other words, at least 3 days?Z: At least 3 days. D: What too many days possible to have?Z: could do be go to another direction, 7 or 8 days between performnces too much again, then you losing your concentration strength your will, ok, I'm doing nothing day by day, I have to go up again for the performance.B: We will take a little break and be back.***Go to video Part 2*****D: we're back. First question for you, we're pretty back to the beginning, were your parents singers?Z: Yes, they were. but they're really not educated musically of course, They had no idea about music anything. But they were born singers.B: They loved to sing?Z: They loved to sing. Serbian national Folk songs which I like too, and I sing with them. I sing I joined them, we sang together.not only one line, it's a cappella. (重唱した。)so it's nice combination three of us. I was a child.B: The quality of your voice is from your Father or Mother side?Z: Both of them. Yes. That's the something you are born or not.D: But what they said you said you're becoming a singer supportive? at beginning?Z: Well, at the beginning they were very tough. Because that time, you know, ex-Yugoslavia, present Serbia socialism communism, whatever. -proletariat(?) - My father said, that was the last words of him. working people, working class.D: What was your Father doing?Z: He was working at - steam locomotive. He was the man who - doing something like this whatever, I don't know the word in English for that. "But singing is you could do beside your job."B: That's right. Real job.Z: So the question of my father was "Well, what are you going to do beside singing, singing is OK you can sing, I'm not gonna against it, but you need a real job, my son!", I said, "Excuse me but this is going to be my job.", "Oh, no, no no no, you don't understand me." what is the beginning.D: What did he want you to become?Z: well. he sent me the same school he went to, and he was hoping I continue tradition, working on a railway. well, it was really tough and we had fight. at beginning I said,"No, I really do that." I had support from my teacher, from mother side as well, in a time he was softer and softer. so- Now he is very proud of me.D: Is he alive today?Z: Yes, of course.D: Is he able to come to see your performance?Z: Unfortunately not but only performance in Serbia, yes. He saw couples of times. he was very glad about it.B: Do they have HD theatre there?Z: No, we don't. No. You have to go there in person to see here. D: You return sometimes to Serbia to ?Z: I can when I have time, go sing one or two performances, but only when I can, it's very hard with my schedule today, I don't have free time.B: And what point he changed his mind? because he listened to you sing so beautifullyZ: No, no maybe the reason he thought I can earn some money with my singing,B: Ah-, that's practical.Z: That was, well, OK, in that case you can continue, thank you.B: Did you ever say anything to Father or your mother? "See, what I told you!"Z: No, I didn't because he saw himself that he was wrong.D: Was any one performance you remember as being a break through for your career got you skylarked at some? Did you sing a lot at the German opera house at the beginning?Z: Yes, because I went from Serbia to Germany 1998, I was fest and Frankfurt in ten years, I did my repertoire, Hamburg, Berlin, Munich, but break through I think it was, it was this Macbeth HD here at Metropolitan, couples of years ago. D: That was fabulous.Z: That was really something just push me - to whole world.B: In your country opera houses?Z: well Serbia is very very small country, we have 2 opera houses, one in Novi Sad, one in Belgrade, capitol, but for my country that is enough, more than enough.to be continued to Part 3
2011年10月19日
Zeljko Lucic talks with Bing and Dennis in Classic TalkRecorded in NY 28 September 2011 I guessThe next day of the opening night of Nabucco at the MET+++Narr.:From the heart of Manhattan, this is Classic Talk!Dennis:We have a very special treat today -Bing:Yeah!D: - in the studio we have world renowned baritone, Zeljko Lucic! Welcome to our show!Zeljko Lucic : Thank you! thank you to have me.B: I mean you such a busy schedule, everything about you we are very happy about it.Now tell me that how often you traveled like this from places to places?Z: Well I almost always on the run so to say on the road right.which is one side not so good to have family to have kids, I used to say I have no home no family if I wanna do this job but, ok, I really try not complain too much. I'm trying to settle things I can be with my family be with -B: Where is your family?Z: Frankfurt, Germany. All coming from Serbia, and my kids were born there. and we moved to Germany 1998.D: How old are your kids?Z: Eightenn and fifteen.oh reallyZ: Both in a word polo guys playing piano both go to gimnazium.B: So they are musicians too?Z: but not doing singing. no. (laughing)D: One in a family enough.Z: It's enough yeah.D: Let's start with your name, because we as Americans, oh my goodness, I've spent almost half an hour trying to find your symbols with my computor and gave up and wrote without symbol. Pronounce it for watcher viewers absolutely correct.Z: So my name is ?eljko Lu?i? (Je-lyu-ko).D: It's beautiful. and what are all those things over letters what do you call it?Z: Well, we have no name for that. no, it's actually , you know ? without this little thing above is Z like zero or like ZZTop (laughing) but with this thing above, "Ju".D and B : Ah!Z: so it's comletely different thing, the letter.B: How did you start your singing?Z: I sang in amateur chorus in my hometown for an old time. D: What was your hometown?Z: Zrenjanin in Serbia. and conductor of chorus one day told me, he's very famous, unfortunately died tewnty years ago, he told me once - "You have a good voice you could do something more not only -" because my first idea was to be a professional chorus singer which is a beutiful job. He told me, "No, please, you could be something more because you had a good voice, I heard you. I had a very good friend she is a singing teacher, vocal teacher, what about the name was. She works in Belgrade, you know, just go to her and tell her that I send you. well let's see what happenned."D: What was your age when it happened?Z: Well I was nineteen.B: So did you actually-Z: -- probably not late but, you know--B: -- as your age, did you go to a music school?Z: No, no. I was alphabetically musically completely nothing. Of course I could read what we were singing in chorus sacred church music Orthodox and I knew that the empty big note count full, (全音符)and empty with this neck means two(二分音符), it was all my knowledge. So I start from zero.B: I see, then how did you learn all this?Z: me as singers goes really fast. I was I spent two years so called elementary musical school learning elementary things Arpeggio アルページョ(Italian) contraponto コントラポント=対位法 (Italian) then after 2 years I moved to high school and another one year I finished this high school. because it was really fast. the thing that happening was really really fast. In 3 years by the way professor my conductor of my chorus I was in Academy. D: That was also in Belgrade?Z: No, it was in Novi Sad. Another big town in Serbia.D: So when you went there your music major, what was it?B: Vocal?Z: Well, just I came to Academy as a -,let's say alphabet again but I was good in singing, my teacher famous Kammers?nger((ドイツの)宮廷歌手) Biserka Cveji? (ビセルカ・クヴェジック he pronounced ツヴェイジッチ)(Serbian mezzo-soprano, born 1923, a member of the Association of Musical Artists of Serbia. Lucic is her student. --Excerpt from Wikipedia) is a famous Serbian opera singer, she sang in Metroplitan in 7 seasons She said "well, I'll take you. You will be my student. Ok, D: Have you listened to opera at this time?Z: No, this point not. I was in love with this Church Orthodox music, you remember of course Russian Art of school do these things, of course it's beautiful music, but opera, absolutely nothing to do.B: When was your first time, Ok, this is beautiful, I'm going to start to-Z: From very first day when I start to study, elementary music school I said "well it's time to listen to opera music." then I started. From very beginning I was attracted by Italian school way of singing, by Italian singers, especially in the golden age of opera you know 50's and 60's. That was my first contact to opera music, ok?D: Do you remember the very first opera you attended?Z: you mean as a singer or a spectator?D: Spectator, say first.Z: Hm- well I cannot -B&D: HahahaZ: I really cannot. D: Big impression?Z: Even today I don't go to the opera to listen.B: Is it something light or something heavy that you remember vaguely? Z: hmmmmB: Wagner?Z: Well, I can talk now about the first appearance on the stage, my very first time on the stage of singing, It was Silvio in Pagliacci in Novi Sad April 1993. I was scared, scared to death completely. I didn't know where is audience, where is conductor, where does music come from. completely lost. B: Did you actually get -?Z: I got through, I sang, it was ok, but I was really terrified.D: When you've finished you think, wow, I like to do it again!Z: Yes! (laughing) exactly exactly. but after singing of course hhh.D: A real Verdi baritone, many people, I would like to hear your definition of this, "OPERA TODAY" says ==Germont was ?eljko Lu?i?, who sang Macbeth last season: a real Verdi baritone, with a smooth, mellow sound as large as you could desire, and an actor’s judgment of the effect of each word - Excerpt from OPERA TODAY, 16 Nov 2008 "La Traviata at the MET" --That's pretty, that's saying a lot. I don't know, have you ever read this review?Z: No, I didn't but it's kind of a -D: this term we hear today Z: Definition.D: "Verdi baritone" tell me what you -. You have sung 18, I believe, Verdi roles. so does that make you Verdi baritone. What do you think someone use that term Verdi baritone?Z: Verdi baritone, about all singers, I mean, let's say in total, you really have to be able to sing this big legato line Verdi himself wrote. It's not a something came out of nowhere. It's there and you have to have the real control of your breath. and colour of your voice of course has to be Italian, let's say. I really don't know anybody except Italians that was singing Verdi. They are only Italians. D: Great line of lineage(=系譜) of , so called great Verdi baritones --Titta Ruffo(=ティッタ・ルッフォ),Piero Cappuccilli, Leonard Warren, now I'm speaking more American,Z: Yes.D: Cornell MacNeil, Sherrill Milnes, great lineage of people who known specifically for that.Z: For singing Verdi yes. you know main thing -sigh- to have this, I don't know how to say, Verdi voice. which is not so powerful, if I can express myself good, this singing line but with soft voice and of course all Verdi singers, they have voice of course, but you have to be sure that voice only in the place where Verdi loaded.B: So you have to certain control? breath control?Z: Control is everything. Specially breath, yes, that's it.D: Now as speaking of Verdi baritone all let's hear the selection couples of them today more you have tell us obviously what it was anything you should like to tell us about?==Video - Lucic sings "Per me, ora fatale" from "Il Trovatore" at Bregenz festival ==Z: That was "Il Trovatore" I think 6 or 7 years ago, 2004 Bregenz in Austria. Summer festival on the lake so called. this is Cabaletta after big "Il balen" aria. D: Do you have a favor of all the Verdi roles, you sing so many?Z: My favourite is among couples of them, but really cannot say the one, specially one is my favor because almost every role is something special but Posa in Don Carlo, Simone Boccanegra, --D: Posa you sang in the couples of years ago at the Tanglewood festival?Z: Yes, concert version of Don Carlo with James Levine and my other colleagues. As I said, Posa in Don Carlo, Simon Boccanegra and Rigoletto. Those are my (favourites).D: Then there's one you start up, with end lights up there must be also?Z: you mean Nabucco?D: yesZ: yeah yesterday evening I sang it here.D: Speaking of that, Zeljko shared with me some feelings about you feel differently in every single performance, last night you felt really good about it.Z: Well I it's true. really really good because everything went really well, chorus was fantastic, orchestra, my colleagues, well, myself I really had a good night yesterday.B Audiences really enjoyed.Z: glad to hear it.B: Any particular composer that you think you have some kind of a presence?Z: opera composer? is only, I calls him, Pappa Verdi. it is because look my voice human voice main instruments of his operas. All his - I mean talk about all his music is easy, very light, um-pa-pa, um-pa-pa, no, it's not. Human voice is there, main instrument, and orchestra is just support you. lead you and give you the harmonies. You are the main instrument you are leading instrument in his operas. According to my opinion of course, he is the only one who you really can sing.to be continued to Part 2
2011年10月19日
さっきUPされたばかりのジェリコのインタビューだよ~Classic Talk28 Sep. 2011 in NYYouTubeZeljko Lucic, baritone: Part 1Zeljko Lucic, baritone: Part 2 Text - Eng Part1 Part2 Part3 Part4Text - Japanese Part1 Part2 Part3 Part4***Zeljko Lucic の正しい発音は「ジェリュコ」なんだって。本人が言ってました~これは興味深いインタビューだったわ~彼の好きな作品はドンカルロのポーザとリゴレットとシモーネだった かしら?喉を休めるのは最低3日は必要もっとも恥ずかしい瞬間はステージでセリフを忘れた時。歌手は歌う前に走ったりジャンプしたりすべきじゃないし、客に背を向けるべきでもない歌うためにそこにいるんだから!彼のお父上は蒸気機関車の仕事をしてた。歌手になるって言ったら反対された今はもう反対していないけど。好きな歌劇場はメト、スカラ、ウィーン、コヴェント・ガーデン(ROH)。とにかく興味深い内容満載!
2011年10月18日
Vittorio Vitelli, baritoneびっくり~。ヴィットリオ・ヴィテッリの奥様ってイアノ・タマールなのですって。まあ現在もそうかはわかりませんが…。英語のインタビュー記事。Video昨日聞いたレオノーラとの二重唱Il balen del suo sorrisoOfficial Site
2011年10月18日
新国立劇場「イル・トロヴァトーレ」Part3第4幕ルイスとレオノーラ。ルイス美声です。レオノーラはここから一人舞台です。最大の見せ場のアリア。大拍手。マンリーコの死を覚悟した歌声レオノーラは気を失います。倒れた彼女を亡霊が支えます。死ぬ者を悼む合唱。レオノーラは、恐ろしい塔の上を死が翼を広げて飛んでいくと歌いますがまさにこの幕が始まる前、先代のルーナ伯爵の亡霊が背中に鳥の羽根のついたマントを拡げるシーンがありました。この歌詞の伏線だったのです。マンリーコの歌唱で、死神はレオノーラとダンスをします。ワルツを踊ります。これってすごい演出!本当に感心しました。目に焼き付いています。このシーン。レオノーラには死神がわかっている。彼を指さして歌う私は負けない死に勝利するでしょう!見事に歌詞を演出に具現化しているのです。この演出はすごすぎます。そして私の一番好きなシーンがやってきます。伯爵はつぶやきます自分をこれほどまでに残酷にするそれはあの女のせい。どこにいるんだ!?ここの Dove sei crudele!も怒りながらも美しく歌います。これ大事。ここに!こっからがもう最高。なにしろテンポがよいのです。これぞイル・トロヴァトーレ。レオノーラとルーナの掛け合いが見事!恋敵に憐みをだと!ふざけるな!オレは復讐しか頭にないんだ!ルーナは短剣をレオノーラの首に当てます相当凶暴。Va,-- Va, Va行け!行くんだ!レオノーラは足元にすがるMira, di acerbe lagrime伯爵はますます怒るAh! dell'indegno renderevorrei peggior la sorteここを一気に息継ぎなしで歌う。Piu l'ami, e piu terribiledivampa il mio furorも同様。あああいつを千回も殺してやりたい!レオノーラは自分の体を与える約束をするLo giura!誓え!神に誓うわ!ここで高い音Dio、すばらしいレオノーラ。レオノーラは毒薬を飲むマンリーコが生きながらえると知って喜びの歌唱のレオノーラ。伯爵はそれとも知らずにもっと自分に語ってほしいでないと今聴いたことが信じられない、とけなげに歌いますTu mia! tu mia!ここがもう最高~建物に入っていくレオノーラ。牢獄巨大などくろ。これがもうびっくりのお化け屋敷状態ですごくおもしろい。錯乱するアズチェーナ。フェルランドは坊ちゃんを殺した憎いジプシー女を殺しにやってくる。しかし亡霊はフェルランドを逆に餌食にするなんで?アズチェーナをなだめ眠りに就かせるマンリーコここのAi nostri montiすばらしかったですマンリーコも良かった。入ってくるレオノーラ。マンリーコは疑いを抱く代償は何なんだ?わかったぞ愛を売ったんだなここの三重唱すごくよかったです泣きそうになりました。死ぬ前にすべてを告白したレオノーラ天使を呪ってしまった…もう遅い扉が開き見ているルーナ伯爵。ルーナは趣味が悪く、この陰惨なびっくりお化け屋敷牢獄を作ったのです。オレをだましてそいつのために死ぬのか!美しい歌唱本当ルーナはアンサンブル抜群ですルーナは驚くべき方法でマンリーコを死刑にするそのとたん…牢獄が開けそこに現れたのは…(怖)あれはあんたの弟だよ!オレはまだ生きていくのか…!ルーナの叫びでこの話は終わる。死神は愛し合う2人を殺し、憎み合う2人をこの世に残したこれぞ完璧な復讐だ。救いがない全幕了大ブラボー!とてもよかったですお疲れさまでした!ドラマを堪能させてもらいました。カーテンコールで妻屋さんの隣になったヴィテッリはお茶目な本性を出していました。今までの怖い顔のルーナとは打って変わって、笑顔でふざけている。お辞儀のために前に出る時、オケピに落ちそうになる~と妻屋さんを脅かしたり(笑)楽しい人らしい。合唱指揮者と手をつなごうとカモンと手を出して呼んだり。気配りもしていたし。何より最終日皆さんはじけまくりで達成感にあふれていた。飲みに行ったんだろうな~という感じ。
2011年10月17日
新国立劇場「イル・トロヴァトーレ」Part2戦場。兵隊がたくさん死んでいる。そこにジプシーが漁りに来る。長がむちをならすのが合図。死んでいる兵士の剣を奪ったりしている。アズチェーナがけがをしたマンリーコと共にやってくる。人々がいなくなるとアズチェーナが恐ろしい話を話し出す。あの先代のルーナ伯爵の亡霊とアズチェーナの殺された男児の亡霊が出てくる。男児は5歳ぐらいで顔の半分が火傷で真っ赤になっている。アズチェーナは気配を感じている。マンリーコはルーナとの不思議な因縁を語り出す。ここのソロの歌唱。すばらしいですけど激遅いのです。まったく遅すぎるよっ!じゃあオレは誰の子なの?あたしの子さ!そこにレオノーラが修道院に入るという知らせが。アズチェーナは止めるがマンリーコは言うことを聞かない。さあああ、ルーナのアリアです。修道院。遠景に十字架の並ぶ墓地。手前に鉄柵に覆われた修道院。地下にあるらしい。ルーナとその部下たちが現われる。やっと敵が死んだと思ったら(ルーナは戦場で瀕死のマンリーコを置き去りにした)今度は最強のライバルが。神だ修道院に入るなんて!レオノーラはオレのものだ!イル・バーレン・デル・スオ・ソーリーゾ鉄柵の中でもたれて歌う。終盤で鉄柵に足をかけ2歩ぐらい登って歌う。なんで?カデンツァの部分になるとさすがに下りてきて歌う。とても良かったです!大拍手。そしてPer me ora fataleここはオケの音に負けていた。もっとパワーを出してほしかった。さきほどのIl balenとのまったき違いを見せるべきアリア二段重ねなのに、その違いが明確にならない。ここは難しいとは思いますが。ないものねだり。しかしアンディアン…などのアンサンブルすごくうまい、ヴィテッリ。レオノーラが出てくる。イネスが泣いている。そこにルーナ伯爵。レオノーラの手をとる。あぁ!死んだと思われていたマンリーコの登場に皆叫ぶ。対峙する2人。レオノーラのすばらしい歌唱。天にも昇る気持ち…ルーナ伯爵はまたもや怒りに煮えたぎる。怒ったルーナはイネスを刺し殺してしまう。死神が修道院の鉄柵に上って見ている。第2幕了 休憩第3幕ルーナ伯爵の部隊があすの戦に備えている。そこに来たルーナ伯爵は酒をしこたま飲んで酔っ払っている凶暴になっている。髪が縛っていなくてほどいているが、これがさらさらの長髪で美しい。彼は愛するレオノーラが恋敵に鼻先でさらわれたのが悔しくてたまらない。そこにジプシー女をつまえたとの知らせがこっちに来い!ルーナは酒をつがせながらアズチェーナを尋問する。アズチェーナは尋問している男がルーナ伯爵だと知ると脅え出し、ルーナの短剣を奪ってルーナを殺そうとうする。ルーナはその剣を奪い返す。アズチェーナをすぐに刺し殺そうとするが、アズチェーナがマンリーコを呼ぶのを聞いて気持ちを変える。こいつを囮にしよう。両手を縛られたアズチェーナが歌う。ここ最高のドライブ感です。アンサンブルも最高です。アズチェーナは高い塔に吊り下げられる。まさに餌。カステルロール内の礼拝堂の近く。マンリーコとレオノーラ。桜がいっぱい咲いている。マンリーコがレオノーラへの愛を歌う。ここも激遅いぞ。すばらしいんだけど遅すぎるよっ!大拍手。マンリーコが歌うとまるで血に染まったような赤い桜の花びらが舞う。ルイスが知らせる。ジプシー女がつかまりました!オレは息子なんだ!レオノーラは吊り下げられた女を見る死神はユリの花束をレオノーラに渡す。禍々しい!レオノーラははっとして花束を落とす。さあいよいよですマンリーコは振り向いて歌いだすDi quella pira ―- L'orrendo focoすごく感情激して歌ってます。いや~これぞマンリーコだねという破綻の一歩手前の激しさ。すごいですアラルミ!アラルミ!部下たちが歌う中、マンリーコは最後のために声を温存する。最後のHighC All'armi~~~~~~~~~~!!!!!細い声で出しました。まあ、、ここはアルヴァレス連れてきてという感じでしたけど十分その前のアリアが良かったです。続く
2011年10月17日
New National Theatre, TokyoSeason opening withGiuseppe Verdi : Il TrovatoreOct.2-17, 20112011/2012 SeasonNew ProductionConductor : Pietro Rizzo Production : Ulrich PetersScenery and Costume Design : Christian FloerenLightingDesign : Gerd MeierLeonora : Tamar Iveri (replacing Takesha Mesh? Kizart)Manrico : Walter FraccaroIl Conte di Luna : Vittorio Vitelli (replacing George Gagnidze ゲオルク・ガニーゼ)Azucena : Andrea UlbrichFerrando : Tsumaya HidekazuInes : Ono WakakoRuiz : Suzuki JunUn vecchio zingaro : Tang Jun BoUn messo : Watanabe FumitoshiChorus : New National Theatre ChorusOrchestra : Tokyo Philharmonic Orchestraすっごく楽しかった!細かいことを言えばいろいろありますけど総じて良かったのではないでしょうか。歌手も非常にがんばっていました。唯一つ気になったのはマンリーコの歌うテンポです。イル・トロヴァトーレはテンポとリズムがすべてなのですがマンリーコのソロの歌唱だけ激遅い。これは作品を壊すぐらいの遅さです。ライブならではの遅さは許しますが、これは許容範囲を超えていました。マンリーコのフラッカーロはものすごくとんでもない声量 huge powerで、もろスピント、重くて低いマンリーコで、ブレゲンツ音楽祭のカール・タナーみたいでした。高い声は厳しいので、こりゃああのHighCは絶対無理だろうと思っていましたが細い声でちゃんと出してました。しかし圧倒的な歌唱で、音程もところどころ違う音程を歌っていましたがお客さん的には大満足の歌唱だったのではないでしょうか。ルーナ伯爵は当たりでした(嬉!)とてもアンサンブルがうまい。声も悪くないしきれいに歌う。私の場合ルーナはここが重要なんで…細くて小さい割には声も小さくはない。うまい歌手、という印象です。特に第4幕のルーナ伯爵とレオノーラの二重唱がすばらしかったです。レオノーラはタマール・イヴェリ、すごくがんばっていたとは思う。しかしこの役は神様に選ばれたソプラノしか歌えない役。肝心の最高音がきちんと出せていなかった。まあそういう歌手はざらにいるのでしょうがない。天にも昇るような浮遊する高音、これが出せないとこの役は務まらない。だからまあ可もなく不可もなくのレオノーラだったと言えよう。アズチェーナはもう大満足のすばらしいできだった。指揮者も良かった。非常に考えて振っていたと思う。しかし先ほども述べたようにテンポが遅すぎる!テンポがこんなにだらだらしてたらイル・トロヴァトーレじゃない。オケはすばらしかった!さすが東フィル。演出はすばらしかった。斬新な演出で、飽きさせなかった。金もかかっとるね、相当!フェルランドはとてもよかった。病み上がりと聞いていたので心配したけど。ルイスがとてもよかった。美声だった。※中身にふれますのでご注意ください。第1幕宮殿の玄関口。兵士たち。きらきら光る槍を持っている。顔にはマスク。ジェイソン?立派な騎馬像。またがっているのは先代のルーナ伯爵。フェルランドが恐ろしい物語を語っている最中に馬から降りてくる(怖!)そして恐ろしい姿で人々のあいだをさまようが誰も気づかない。妻屋さんはとってもすばらしかったが、気のせいか、いつものものすごい大音量の重低音ではなかったような気がする。先代のルーナ伯爵は息子をさらわれ(殺された?)ために死に切れず亡霊となってさまよい、地獄への道連れを探している。しつこいやっちゃな~~。かみてから紗のかかった箱が出てくる。イネスとレオノーラ。レオノーラが恋心を歌いあげる。うっとり!でも亡霊がじっと見ている。2人がいなくなるとルーナ伯爵の登場だ!わ~い、バリトンが出てくるだけでうれしくなる。ターチェラノッテ…恋心を歌うが、いざ彼女のとこに行こうとうする前にトロヴァトーレの歌唱が聴こえてくる。フラッカーロ、ものすごく叫んで歌っている感じと思ったがこういう歌手だったんだね。ワイルド系。勘違いしたレオノーラが走ってくる。その瞬間箱の紗が落ちる。間違えるのもわかる、伯爵とマンリーコの服装は似ている。怒って歌う伯爵剣を抜いて決闘になる。最後にコンテの剣が吹っ飛び、とどめをさそうとした瞬間亡霊が割って入ってマンリーコを止める。そこで幕。このシーンはマンリーコが次の幕で語る伏線を演技で表している。演出家は相当練っている。演出家は血ぬられた赤い文字で書かれたとがきを幕に映し、観客に筋を理解させる。演出家のキーワードは『死神』。愛の死を願う死神が徘徊する舞台。それは先代のルーナ伯爵の怨念と、殺されたアズチェーナの子供の亡霊である。死が愛を滅ぼしていくというのがこのストーリーになっている。残酷さが非常に強調され、全体的に恐怖映画みたいになっている。まるでマクベスだよ、これじゃあ。
2011年10月16日
Preview for the New National Theatre,Tokyo, The first 2 productions***Giuseppe Verdi : Il Trovatore2009年MET のマクヴィカー版2011年MET opening day of Il Trovatore2011年METのライブin HD版、ルチッチのブレゲンツ音楽祭。MET版は両方とも主要な歌手が同じというね…マルセロ・アルヴァレスラヴァノフスキーフォロストフスキーザージック。指揮者はプレミアの時はノセダで2011年はアルミリアート。しかしフェルランドが2009年版はクワンチュル・ユンでものすごくすばらしい歌唱でまるで主役みたい。下手な歌手だと激つまらない導入部分がすばらしかった。ノセダもすばらしいので完全にフォロー。こんなすばらしいマルセロとかルチッチとかザージックとかノセダとかで予習して実演を聴いたら、ドツボにはまるのはわかりきっているのだよ。過去の経験から言って。オテロをザルツブルクのムーティで予習して臨んだ時も撃沈していますから~。私の場合テノールの歌唱が完璧刷り込まれちゃうからいけないんですよ~バリトンは結構許容範囲広いと自分で思うんだけど、テノールだけはね~声のタイプがいろいろありますからね。やばげ~ですね。***Richard Strauss : SalomeROH 1992 Ewing ROH 1997 Terfel GambillROH 2008 Nadja Michael ROH 2008 SalomeNadja Michael (Salome), Michaela Schuster (Herodias),Thomas Moser (Herod), Joseph Kaiser (Narraboth), Michael Volle (Jokanaan)Orchestra of the Royal Opera HousePhilippe Jordan, David McVicar (stage director)なんでROHばかりなのか不明だが…さすが演劇の国…好きなんですね、ということか新国立劇場「サロメ」2008
2011年10月16日
Giuseppe Verdi: "La Traviata"Samstag15. Oktober 201119:00~(現地時間Mit Natalie Dessay (Violetta), Charles Castronovo (Alfredo Germont), Fabio Maria Capitanucci (Giorgio Germont) u. a.; Chor und Orchester der Wiener Staatsoper, Dirigent: Bertrand de Billy?bertragung aus der Wiener Staatsoperが~~~ん。カピタヌッチのパパ・ジェルモンあったなんて~聴き逃した。しかも1週間のオンデマンドもなし。
2011年10月16日
Wiener Staasoper01. November 201119:00-21:30 | Ring-ZyklusDas Rheingold|Richard WagnerChristian Thielemann | DirigentSven-Eric Bechtolf | RegieRolf Glittenberg | B?hneMarianne Glittenberg | Kost?meMario Ferrara | B?hnenbildassistenzRalf Tristan Sczesny | Kost?massistenz Juha Uusitalo | WotanAdrian Er?d | LogeTomasz Konieczny | AlberichWolfgang Schmidt | MimeJanina Baechle | FrickaAnna Larsson | Erdaついにティーレマンの軍門に下ってしまった!フランツィ、許して…
2011年10月15日
Celso Albelo debuts at the Royal Opera House with La SonnambulaThe Royal Opera : La sonnambula2 to 18 November 2011 La sonnambulaWednesday, November 02 7:30 PMComposer Vincenzo BelliniDirector Marco Arturo MarelliSet designs Marco Arturo MarelliElvino Celso AlbeloAmina Eglise Guti?rrezLisa Elena XanthoudakisCount Rodolfo Michele PertusiAlessio Jihoon Kim§Teresa Elizabeth SikoraConductor Daniel OrenChorus Royal Opera ChorusOrchestra Orchestra of the Royal Opera House
2011年10月15日
Rene Pape in Zauberfloete Salzburger Festspiele 1991Die Zauberfl?te (1991music by Wolfgang Amadeus MozartConducted by Sir Georg SoltiFranz Grundheber ... Sprecher Ren? Pape ... Sarastro Anton Scharinger ... Papageno Luciana Serra ... K?nigin der Nacht Deon van der Walt ... TaminoEdith Lienbacher .... soprano Herbert Lippert .... tenor Wolfgang Schmidt .... bassJard van Nes .... alto Heinz Zednik ....Monostatos Ruth Ziesak .... sopranoSolisten des T?lzer Knabenchors) Wiener Philharmonikerきょう夜放送!パーペさんのザラストロ~わくわく以前galahad さまに教えていただいたものです。シェーンブルンのコンサートも!圭君もGAORAで放送されるよっ!***パーペさんがめっちゃ若くて美しくてセクシー!しかも知的で可愛い!ありえないぐらいステキ★☆★Ren? Pape was born 4 September 1964 in Dresden, Germany1991年8月のライブ。この時まだ26歳なんですわ~ふは~26歳でザラストロ(高僧 The highest priest)ですよ~なんかチベットのダライ・ラマを思い出しちゃった。Invited by Solti to sing Sarastro in Die Zauberfl?te at the 1991 Salzburg Festival; repeats the role in La Scala debut under Solti (1991). だそうなんですわ~そうですよね。巨匠ショルティのお墨付きだったわけですね。
2011年10月15日
Twitter のえすどぅあさん経由の情報朗報です!2014年から東京のオペラの森 Spring Festival in Tokyo でリング・チクルスらしい。指揮はマレク・ヤノウスキ。来年がタンホイザーだからその次の次の年からか~今から盛り上がるな~(早いよ2013年は何をやってくれるんでしょう。※確定情報ではありません。This information is not confirmed yet.ついでにもう一つ朗報!K君がマスター1000で初のSF進出!きゃ~めでたいわ。
2011年10月14日
MET : Don GiovanniThursday, October 13, 2011 Conductor: Fabio LuisiDonna Anna: Marina Rebeka Donna Elvira: Barbara Frittoli Zerlina: Mojca Erdmann Don Ottavio: Ram?n Vargas Don Giovanni: Peter Mattei Leporello: Luca Pisaroni Masetto: Joshua Bloom The Commendatore: Stefan Koc?n The Production TeamProduction: Michael Grandage Set & Costume Designer: Christopher Oram Lighting Designer: Paule Constable Choreographer: Ben Wright 今晩初日の MET ドン・ジョヴァンニマリウシュ・クヴィエチェン降板リハーサル中のけがによるもの。代役はペーター・マッテイ。ペーター・マッテイはすばらしいジョヴァンニだと思うがまたゲルブさんが剛腕を発揮したのかセビリアの理髪師の方が別の歌手になっている。これはセビリアのマッティを楽しみにしていた人にとっては残念なことだ。まあチケットを買い足すだけの話か(笑)。しかしまたまた波乱ですな~クヴィエチェンさんは前もエスカミーリョの降板とかありましたよね~それがよぎったけど。きょうMETのサイトに行ったら目を疑ったね。え?マッティ~~~こうなったら是が非でも聴きたいものだが…From NYTOctober 10, 2011Mariusz Kwiecien Withdraws From Met Performance***めっちゃすばらしかった~マッティ。高貴な上品な声なんですよね~~フリットリとの絡みなんてもう最高のレベルでした。幕間にブリンのインタビュー。生放送。めっちゃしゃべる~しかもめっちゃ自分のペースでしかしゃべらない。マーガレットもずっと殆ど沈黙ですよ(笑)自分がドン・ジョヴァンニをもうやらないわけなどを語った。すごく率直に本音を語るブリン。…あと45秒です…じゃあ一言、オペラとショコラーテ!…笑みたいな…
2011年10月13日
Wolfgang Koch as Don Giovanniin Hamburgische Staatsoper2011年9月18日~10月18日Don Giovanni von Wolfgang Amadeus MozartMusikalische Leitung: Simone YoungRegie: Doris D?rrieB?hnenbild und Kost?me: Bernd LepelChoreografie: Tadashi EndoLicht: Linus FellbomOrchester: Philharmoniker HamburgWolfgang Koch, Elza van den Heever, Dovlet Nurgeldiyev, Alexander Tsymbalyuk, Cristina Damian, Wilhelm Schwinghammer, Jongmin Park, Maria Markina, Tadashi EndoSeptember sowie Oktober 2011 und5. und 11. April 2012,NDRWolfgang Koch als Don Giovanni und Tadashi Endo as La Morte in "Don Giovanni" an der Staatsoper HamburgVor der Premiere: Doris D?rrie im Interview See this photo!Feierten nach der Premiere von Mozarts "Don Giovanni": Regisseurin Doris D?rrie (l.), Wolfgang Koch (Don Giovanni) und Dirigentin Simone Young? Juergen JoostHamburger Abendblatt演出、相当ぶっ飛んでますがな。どないなっとんじゃ。Koch さん、女傑2人にサンドイッチされてご満悦ですね。あ~~ん、うらやましい!Die ZeitHamburgische StaatsoperBilder aus D?rries "Don Giovanni"Hamburg MagazinHannoversche AllgemeineSpiegel OnlinePhoto GalleryKoch さん別人みたい~やっぱ憑依タイプや~あのさえないバラクと違い過ぎ。
2011年10月09日
We're gonna celebrate!Evgeny Kissin 40th birthday concert mit Alexander Kniazev (Cello) October 10, 2011at Suntory Hall, Akasaka TokyoSchumann 3 Phantasiestucke for Cello and Pianowith Alexander KniazevRachmaninov Sonata for Cello and Pianowith Alexander Kniazev休憩Chopin: Nocturne No.10 in A flat major Op.32-2Chopin: Piano Sonata No.3 in B minor Op.58 Encore:1.シューマン/リスト:献呈2.ショパン:スケルツォ第2番3.ショパン:ワルツ第7番4.ショパン:小犬のワルツ5.ショパン:マズルカ第40番6.ショパン:ワルツ第14番初、生、キーシンさんでした♪でも初めてな感じがしない。よく知っているこの宇宙人ぶり。私はピアニストのリサイタルではショパンさえ聴ければOKという典型的日本人なので大満足。彼より超絶技巧のピアニストは何人も聴いたけどやっぱり彼が一番好き。少なくとも今晩は。ロマンティックなショパンなんだ~ショパンはテンポの揺らし、ため感情移入弱音、強音やりたい放題じゃないとダメでしょう!絶品だったソナタ第3番第3楽章これはノイマイヤーの椿姫の白のパドドゥの音楽。酔った~あとなんといってもアンコールのスケルツォ第2番がさいっこうううううう~かっこよすぎるわ。彼のショパンはロマンティックすぎてとろけそうになる恋人同士の甘いため息が聴こえてきそうなショパンなんだ。ラフマニノフのチェロソナタはマリオ・ブルネロで聴いてすごくよかったんですけど今回はピアノがものすごいんで実に良かったですこれも白眉でした第2楽章、第3楽章で 溶けて流れてました。バターのように。甘い甘いラフマニノフ。キーシンに合います。開演が18時で終了が21時でした。さすが噂のエンドレスアンコール。しかしすごく疲れていたような感じだったので(ソナタ第3番のあと)こんなに仕事させちゃいけないと思いながらも拍手していた。ミスタッチもあったし完璧ではないしかも簡単なとこだけ失敗するでもありえないぐらい音が響きがショパンなんだ~音の出し方もペダルめいっぱいで素人みたいなふわっとした音色でけんけんしてない。ピアノを壊しそうなタッチではない。包まれる柔らかさ。感情移入して弾くのでこっちまでその世界に入り込んでるテンポが絶妙でまったく違和感を感じない。ピアノを弾く以外は何もできない人なのかもしれない。でも天才ってそんなもんなのだろうと思う。キーシンはまた聴きたいな。リストとかプロコとかブラームスとかラヴェルじゃなくってやっぱりオールショパンプログラムで聴きたいな。エチュード全曲とかバラード全曲とかお願いします。チェロとの共演は2曲とも譜面を見ながら。彼にしたらあまり普段弾かない簡単な曲だと思うんだけど新しいチャレンジがきっと楽しくてしょうがないんだよね。ヴェルビエとか見てたらやはり楽しそうだもの。ラフマニノフの方はさすが超絶技巧系の曲で、ピアニストも相当な腕でないと見劣りがするでもやはり究極はメロディの方のチェロなんですけどね。クニヤゼフにも酔いました~
2011年10月09日
WFMT Chicago broadcasts tonight!Chicago Symphony Orchestra Radio Broadcast SeriesOctober 9, 2011, 12:30-3:00 pm(現地時間)日本時間10日02:30~Riccardo Muti conducts Verdi's opera Otello.Verdi: OtelloAleksandrs Antonenko (Otello) Krassimira Stoyanova (Desdemona)Nicola Alaimo → Carlo Guelfi(Iago) Barbara Di Castri (Emilia)Juan Francisco Gatell (Cassio) Michael Spyres (Roderigo)Eric Owens (Lodovico)Bass-baritonePaolo Battaglia (Montano)BassDavid Govertson (A Herald) BassCSO Chorus & Chicago Children’s Choir2 hrs., 30 min.Thanks to "operacast"Performance date -- I guessApril 7, 9, 12, 2011さすがムーティさまですすごいキャストです~!ストヤノヴァのデズデモナは掛け値なしに世界最高です。ヤーゴは予定のニコラ・アライモがカルロ・グエルフィに変更していたようです。アントネンコはザルツブルクのムーティのオテロの時の題名役。最近ではMETのボリスのディミトリ。***Oe1 broacasted todayBrucknerfest Linz 2011Sonntag 09. Oktober 2011 11:03~(現地時間)7日間のオンデマンドあり。hr-Sinfonieorchester, Dirigent: Paavo J?rvi; Khatia Buniatishvili, KlavierCarl Maria von Weber: Ouvert?re zu "Oberon" Wolfgang Amadeus Mozart: Klavierkonzert A-Dur, KV 488aufgenommen am 2. Oktober im Brucknerhaus in Linz美女ピアニストのカティア・ブニアティシヴィリ。
2011年10月09日
Zeljko Lucic as Nabuccoat the MET 5 October 2011Free Audio Stream from the MET NY NYMET Nabucco from 27 Sep. - 17 Nov. 2011 Conductor: Paolo Carignani Abigaille: Maria Guleghina Fenena: Ren?e Tatum Ismaele: Yonghoon Lee Nabucco: ?eljko Lucic Zaccaria: Carlo Colombara Production: Elijah Moshinsky Set Designer: John Napier Costume Designer: Andreane Neofitou Lighting Designer: Howard Harrison Radio programme was hosted by Margaret Juntwait along with commentator William Berger.Intermission guest : Maurizio Muraro who is going to appear the next opera at the MET Il Barbiere di Siviglia as Dr. Bartolo.The next free audio stream world wide is Don Giovanni, fabulous Mariusz Kwiecien sings the title role and amazing young talented soprano Marina Rebeka is Donna Anna 13 October 2011. can't wait!By the way 2 of the Fantastic 4 are meeting right now in Tokyo, Rafael Nadal and Andy Murray.Yesterday I was there and saw Andy Murray showed unbelievable amazing performance. He was almost in the ZONE!Dio di Giuda!番組開始後2H:23Min.なんという高貴な美しい声でしょう!聴けて良かった!私にまた生きる喜びを与えてくれたZeljko、 ありがとうございます。とてもゆっくり歌う。美しい Lucic Voiceが際立つ。長いシラブルを息継ぎなしで歌ってもまったく乱れず。Margaret Juntwait さんがカーテンコールでジェリコを紹介する際に、この夏はツアーで日本に行きルチアのエンリーコを歌いました、と紹介してくれたのもとてもうれしかった!She knows everythingユダヤの民が迫害されるこのストーリーはなぜか Fukushima のことを考えてしまいものすごく切なくなる。故郷を失い放浪するというのがどういう哀しみなのかということが描かれている。Va, pensiero!ヌッチのウィーン、ルイージ版で予習して聴いたのでけどこちらもヌッチの存在感はまさに爆弾的。Muti さまのローマのは聴き比べのため温存してある。こちらもヌッチさまなのです。ウィーンのルイジ指揮のはルイジが若くてすごくパワフルでかっこいい!Review with PhotoOpera Review: ‘Nabucco’ at the Met with a fine photo!
2011年10月09日
バイエルン アリアドネ私はやはりケント・ナガノと合わないらしい。彼はオペラの指揮をすべきではない。歌手や合唱を振ってはいけない。ひたすらオケに専念すべきだ。Rシュトラウスさぞかし陶酔できるだろうと思っていたら全然酔えなかった。ひとえに指揮者のテンポのせいも大きい。ゆっくり歌わすべきところでさくさく行き過ぎなんですよ。バッカスの登場シーンのあのアップテンポは何?RDスミスの意味がないでしょう。ローエングリンでも王様にさくさく歌わせていて全然酔えなかった。好き勝手に歌ったボータだけが正しかった。ボータは明らかに最後の日だから好き放題にやっていたよ。指揮はついていってただけだったもん。演出は、Vorspiel はめちゃめちゃ面白くてよかったのですが肝心のOpera部分がつまらなかった。とにかく最初はものすごく期待値を上げまくる演出だったんだよね。それで本番でがくっと…。作曲家が楽譜を指揮者に渡すまでが秀逸だった。※内容に触れますのでご注意ください。大衆受けはするけど深みがない。それがカーセン。クリストフ・ロイは違うよ…歌手ですけどピエチョンカ、よくなかった!数年前の時に比べてやせたせいか声量がなくなっている声も歌い方も隅々まで美しいのにヴァグネリアンじゃなかった…RDスミスも不調。声が出てないし声が劣化している。これは皇帝の声じゃなくてトリスタンの声だった。ダニエラ・ファリーは線は細いがコロラチューラはすばらしく、演技も良かった。しかししょせん小粒な歌手(ごめん)よかったのは作曲家のクーテ。マーティン・ガントナーもすばらしい。あとはハーレキンのボルチェフが若くてイケメンで良かった。舞踊教師のブロンデルも若くてすてきな声だった。ヒュームズも手堅くやっていた。演技もとってもうまい。驚いたのが木の精のオッカ・フォン・ダメラウ Okka von der Damerau彼女はすっばらしかった! 主役かと思ったぐらい。だからこの公演で一番良かったのが3人の妖精たちの重唱と男たちの4重唱もしくは3重唱。すばらしかった。それから~ヨハネス・クラマの執事~すばらしかった。地声であんなにふつうに大きい声が出せるなんてさすが役者ですね。びっくりでした。けっこう演出は驚きの連続なのでネタばれになっちゃうのでこれから見る方は読まないようにお願いします。舞台が始まる前からバーレッスンしているバレエダンサーたち。ここは劇場のお稽古場ウィーン一のお金持ちが劇場を借り切ってゲストを招いて公演をする。そのお金持ちは超わがまま。その執事は、というかスポンサーに密着するプロデューサーともいえるが、いろいろくちうるさくていやな奴彼らは稽古場にいきなりどかどかやってきてリハーサルを見学する。スポンサーの椅子が最初端に置かれているが、執事(プロデューサー)は椅子を正面に持ってくる。そしてもう一つの椅子を自分用に持ってこさせる。係りがスポンサーに紅茶を持ってくる。執事はそのスポンサーのつきだす紅茶のカップの砂糖をかき混ぜる。(笑)執事は無理難題を押し付ける。オペラと下賤なエンタメを続けてやるなんて。作曲家は悲嘆に暮れるタンツマイスターはどうみてもロッカー(ブロンデル)ツェルビネッタは「士官」というか金持ちのデブとよろしくやっている。すぐに次の無理難題がやってくる。エンタメとオペラを同時にやってください。しかも花火(フォイヤヴェルク)が始まるので9時きっかりに終わること!もうお客様もお待ちですから!といい放ったクラマ。全員が客席の我われをじっと見つめる。誰も笑わないがここ笑うとこですよ~本当にVorspiel の演出は驚きの連続でおもしろかった。そういえばこういう客席をも巻き込んだ演出はタンホイザーの時もそうだった。ライトを消さなかったり途中でつけたりするのも全て狙い。作曲家やツェルビネッタの客席との関わらせ方も全部演出。そしてオペラ!黒い衣装のアリアドネ。全員がアリアドネ…まで(笑)とにかくみんな男も女も衣装を脱いだり着たりがすごく忙しくて目の保養というべきか逆の保養と言うべきか?すべてのシーンが元の設定と関係ない演出になっているので、そっちに気をとられて、これを初めて見る人にはわからないだろうと思う。悲嘆にくれるアリアドネそしてやってくるバッカスバッカスが来る前の3人の精の歌唱が本当にすばらしかったです。集団で演技させているので求心力も弱まった感。見ているだけなら面白いけどオペラを聴くには集中力損じる。何より前半は人間が描けているのに、後半になるとぜんぜん描けてない。それがオペラだと言いたいのかな。最後に出てきたツェルビネッタが作曲家をじーっと見ながら去っていくが、作曲家をずっとそこにいさせたのはこれがやりたかったためだけでしょ?と思ってしまった。もうこのオペラ自体が大団円ではないので言ってもせんないのだが、前半で出てきた登場人物が本番の後のエピローグで生かされるような楽譜を書くべきだったのでは?すごく消化不良。でもでもですよこんなにすばらしいオペラをこの日本でこんなすばらしいキャストで見れるのはあと10年はないかもしれない。だとしたら見ておいた方がいい。それを終わった後に痛感した。今度いつ見れるんだろ、って。
2011年10月05日
バイエルン ローエングリン10月2日 東京最終公演Part3家の前の花壇を整備する人々。結婚行進曲手を振って去っていく人々ここからの2人の歌唱がもう絶品です。家の外に立つ2人初めて2人きりだねしばらくこうさせてもらおう。幸せかい?甘い二重唱あなたには前お会いしているわぎょっとするローエングリン夢の中でああと安心するローエングリンエルザは幸福を歌うが急に名前を呼びたいと言いだすローエングリンは立ち上がり窓を2かしょ開け放つローエングリンがエルザへの愛を歌うここも絶品ですエスカレートしていくエルザお黙りローエングリンは決然とした表情で歌う。あなたは信頼を得ているんです私が失ったものよりも得たものが大きいのです。私は暗い世界ではない光の世界から来たと信じてほしい本音を語ったローエングリンにますます悲観的になるエルザどうしてあなたがいなくならないと思えまして?もの音が!空耳でしたわ白鳥が来る正面を凝視する2人。妄想だ、エルザ!名前を教えて!どこから来たの、どちらの出なの?テルラムントがしもてから右手で剣を振り上げたままの姿勢で走ってくるテルラムントは戸口で倒れる。沈黙。エルザは退場し、ローエングリンはベビーベッドに火をつけるガソリンをまき、火をつける。右手を振ると、ベッドの下から炎が燃え上がる。壁が下りてきて家が隠れるローエングリンはカーテンの前のプロンプターボックスに剣を突き立て、憤慨したように剣を抜いてしもてにどかどか歩いていくここでamazing なトランペット隊の出現。圧巻でした!!かっこよかったです。幕が上がり整列する人々。王がドイツの国威高揚ソングを歌うテルラムントの死体が運ばれてくるエルザローエングリンはエルザが誓いを破ったと訴えるローエングリンは名前を明かすために語り始めるこっからもう神入ってましたから鳩が飛んでました。モンサルヴァートにトランスポーテーションしてました。歌い終わると壁が上がる。白鳥が来た!ローエングリンは舞台の中央に来てMein lieber Schwan を歌いだす。いやもう絶品です。ローエングリンは舞台のかみてに行き、エルザに指輪を渡す立ち去るローエングリンオルトルートは勝ち誇って歌う。行っちまえ、英雄めすぐに白鳥を抱えてきたローエングリンエルザは白鳥をなぜるローエングリンはしもてに消え弟を抱いて戻ってくる皆さんお仕えしなさい!ローエングリンはかみてに去る。人々はショックを受けたように腹を押さえているそして椅子に座ってお互いに銃を向けるアナウンスの映像には向かい合う銃の絵が!人々はローエングリンを失い集団自殺に走るらしい。なんという結末だ。救いを描いているはずの作品が地獄で終わるとは救いを与えずに終わるとは。この演出家は困ったチャンだ。しかし冒頭に書いたようにボータの歌ですべては救済されたのだと思う。全幕了。カーテンコール大熱狂する人々。1F総スタンディングオーヴェーション。カーテンコールでニキーチンはなんと両手で投げキス!いつからパーペになったんだ?(笑)お疲れさまでした~ありがとうございました。これで山を越えたバイエルン。ボータの超人的神業パフォーマンスがすべてを洗い清めた夜でした。
2011年10月02日
バイエルン ローエングリン10月2日 東京最終公演Part2第2幕家を建てている人々歩道橋の上を歩いているオルトルート。いつでもしっかり悪役の表情を作っている、さすがマイヤーさん。テルラムントは歩いて舞台の前を何度も行ったり来たりしている。見ているだけで何もしない2人。壁が下りてくるテルラムントの自殺未遂。テルラムントは左のズボンのポケットから小銃を出し、かみてからしもてに向かって歩きながらマガジンを装填する。左手で持って口に突っ込んで引き金を引こうとする。マイヤーさんはまあいが遅いぐらいに走ってきて止める。テルラムントはオルトルートに狙いをつける。テルラムントの歌唱。良かったです。2回繰り返す部分で感情がエスカレートしてく。オルトルート:何をごちゃごちゃ言ってるのよ?Gott?神様だって?ここで今年のバイロイトのぺトラ・ラングはぎゃはっはははと下品に笑うんだけどマイヤーさんは吐き捨てるように歌う。オルトルートはキリスト教ではない古来の神の信奉者(占い師)なので神という言葉には敏感。テルラムントを侮辱する。オルトルート!テルラムントはしもてから中央に向かってきて手を上げる。動じないオルトルートフリードリヒは神を信じているキリスト教徒なので、ローエングリンには神の後ろ盾があったと信じている。壁が上に上がる夜になったので作業小屋の中でローエングリンが寝ている。これもなんだかなあの演出だ。オルトルートはフリードリヒをしもての椅子にいざなう奴が名前を言わないのはそれで魔力を失うからだとフリードリヒに吹き込む。自分はフリードリヒの足元に座り込んでいる魔法を使っているものは体を傷つけられると魔力を失うんだ。単純なフリードリヒは信じてしまう。自分のせいじゃない。負けたのは魔力のせいだと…。今度だましたらただじゃおかないからな!フリードリヒ・フォン・テルラムントは両手を振り上げて激こうする。落ち着くんだよ!オルトルートはキスを与える。フリードリヒは右手をオルトルートの背中に回す。2人の斉唱。復讐を誓う。エルザがそよ風に歌っている。歩道橋の上から見ている2人。あの子はあたしの獲物さ。テルラムントは歩道橋の上から見ているオルトルートが呼ぶエルザ!誰?エルザ!この2回めの声が哀れをもよおす悲痛な不気味な声を作っていてマイヤーさんさすがだなと。私の声がわからないのですか…声は哀れだが態度はふてぶてしいオルトルート。さすがマイヤーさん!エルザを下に誘いだす。オルトルートは一人で歌う。ヴォータンとフライアに歌う。しもての家の壁に張り付いて見ているテルラムント。エルザが来る前に消える。エルザが家の1Fからやってくる。オルトルートは床に倒れ伏す。エルザさまをお守りしますわあなたが不幸にならないようにあの男がいなくなることがないように。あなたは本当の愛を知らないのね。神を信じるべきだわ。高慢な女、後悔させてやる…2人の二重唱。マギーの歌唱に関しては声で感情を表現すことがまだまだである。歌えばいいというものではなく声自体にエルザの揺れ動く心を表現しなくてはいけない。演技だけではだめなのだ。壁が下りてくる。ドアに張り付くテルラムント。これで災いがあの家の中に入ったぞ!夜が明けるトランペットが遠くで鳴り響き、人々が働く。王の伝令が告げるテルラムント伯は追放になった。テルラムントは打ちのめされてかみての壁に張り付いているブラバントは神から遣わされた男のものとなる。がく然とするテルラムント彼は「ブラバントの保護者」呼ばれる。Sch?tzer von BrabantこのSch?tzer の高い音を裏声で出すガントナー。すばらしいです。王の伝令が何かを伝える前には必ず4人のラッパ奏者がラッパを吹き鳴らす。壁が下りてきて4人のテルラムントの部下たちが集団自殺しようとする従軍をためらうものはいないだろう?オレがいるさ!テルラムントが現れる彼らはしもてにはける壁が上がる家が完成に近づく。窓を入れる。エルザがしもてから白いドレスで現れるついて歩く緑のドレスのオルトルート。上では家の屋根の取り付け作業が進行中。しかし一発ではまらず3回ぐらいはめ直しているのでなかなかそっちが気になった。下では女2人が大喧嘩している。自分の夫自慢で喧嘩する女って馬鹿みたい。あんたは夫の名前を言えるのかい?どこの馬の骨かもしれないよ王とブラバントの保護者の登場ボータが言葉を発すると途端に舞台が求心力を持つ。テルラムントが家のベランダに現れ、身を乗り出して歌う。のりださないと声が飛んでこないからこれも歌手にとってdemanding な演出だ。フリードリヒは名前を問うローエングリンは応じない私が答えなくてはいけないのはエルザだけだ。どうして震えているんだ?ここの重唱と合唱のコンチェルタンテがまたすばらしいです!しかし声が聴こえてくるのは主にローエングリンとオルトルートだけなんですね1幕の幕切れもそうでしたけどオケと合唱が合わさると強靭でない声はすべて埋もれます。歌い終わると下に下りてくるテルラムントしもてでエルザにローエングリンに傷をつけさせろと言っているローエングリンに一喝され、テルラムントとオルトルートはしもてに去る。2人は結婚のサインの続きを書いて、新居の方に歩いていくオルトルートが立って見ている。エルザは家の角に立っている。第2幕了。Part3 に続く
2011年10月02日
Japan-Tournee der Bayerischen StaatsoperLohengrinDay3 and the last Sonntag, 2. Oktober 2011 NHK Hall Musikalische Leitung Kent NaganoInszenierung Richard JonesB?hne und Kost?me UltzLicht Mimi Jordan SherinProduktionsdramaturgie Rainer KarlitschekCh?re S?ren EckhoffHeinrich der Vogler Kristinn SigmundssonLohengrin : Johan Botha (replacing Jonas Kaufmann)Elsa von Brabant : Emily MageeFriedrich von Telramund : Evgeny Nikitin (replacing Falk Struckmann who replaced Evgeny Nikitin)Ortrud : Waltraud MeierHeerrufer des K?nigs : Martin Gantner(replacing Evgeny Nikitin who replaced Markus Eiche)Brabantische Edle Francesco PetrozziKenneth RobersonPeter Mazal?nTareq NazmiBayerisches StaatsorchesterChor der Bayerischen Staatsoper バイエルン ローエングリン10月2日 東京最終公演ヨハン・ボータ、神だった。例の有名な、in fernem land ^^のところが特に神がかっていた。毎年一羽の鳩が飛んできて~のところからがくんとスピードを落とし、きれいな高音に上昇する。いや~もう良かった。そこでケント・ナガノは彼に好きなように歌わせていた。そしてグラーーーールで声を張ること!それまでのソフトな優しい歌唱と打って変わった強靭な歌唱を見せる美しい声が会場に響き渡っている。ここは一体どこなんだろう?ユートピア?錯覚を起こすほどの心地よさここはもしかしてモンサルヴァートの聖杯の御前なんじゃあないのか?神。一人だけ突出して神。もう人間の域を超えていた。ボータさんありがとう。涙涙涙。彼はブラバント公国のみならず日本にも救済をもたらした。すべてが浄化された。これで。もういいでしょう。今回は前回の反省を鑑みて臨んだ。まあいろいろ…。次に感動的だったのはやはりトランペット隊ですね。バンダ。これが自分のすぐわきとしもてとかみてに現れてあとピットと。まるでサラウンドのようにラッパに囲まれている。これはムーティの指揮したザルツブルクのヴェルディレクイエムでも感じたんだけど。もうサラウンドな感じがすごくて大感動!くらくらきた。これも相当非日常だった。やはりこれは座り位置も相当関係する。きょうはマイヤーさんはいまひとつだったが、とてもがんばってくれて、やはり一人別次元の存在感を見せていてすばらしかった。ブラーヴァ!だったまさに。ニキーチンさんなんですけど大注目の入れ墨。やはりきょうも隠してはいなかった。手の甲にまであるんだよ~入れ墨が。シャツは第一ボタンだけ外していたので、胸の入れ墨は見えなかった。しかし腕まくりしていたので腕の入れ墨はしっかり見えたし、頭の後ろも2本の入れ墨は相変わらず。きょうの教訓としては、「オペラグラスはニキーチンの入れ墨チェックにしか使わない」ことだった。そしてstarboard さんのおっしゃっていたニキーチンの側転(笑)をきちんと認識した。ニキーチンさんは本当に声が美しくて魅力的で、この役には基本的に合わない気がするんですけど、その美しい声には酔った。しかしテルラムントという唾棄すべき悪役になりきるにはまだまだで、歌唱が美しすぎる。伝令のマーティン・ガントナーは良かった。きょうも。彼はアリアドネの音楽教師役なのでそっちも楽しみです。王の伝令はやっぱりベルント・ヴァイクルとかニキーチンとか聴いているからハードル高いよね。第1幕ケント・ナガノのこの序曲はすごくゆっくりな気がするんだけど、そう前回も感じたけど、今回はひたすら音楽と声に酔おうと思っていた。演出は見る意味がない程度のものなんで。戦い紙袋をかぶった3人が舞台のオケピ側のはじに立つ。戦う場所を示しているんだよね~?ボータさんは神々しいぐらいにきょうかっこよかった。剣を構えるテルラムントが飛びかかって何度も剣を合わせる。撃ち損じも1回あったが。テルラムントの剣から火花が出て、剣を落とす。テルラムントは剣を拾うと背後からローエングリンに襲いかかるが剣を押さえられる。そしてローエングリンに舞台かみてに投げ飛ばされる時1回空中で回転。すご~~~いい。そのまま倒れ、ローエングリンの勝利の歌唱。テルラムントは立ち上がると憤慨しながら自分の落ちている剣を拾ってしげしげと見る。そして怒って投げ捨てるしもての椅子に座るオルトルートがやってくるどうしたの?あんたわからない。何が何だか…どうして剣から火が出たんだ?テルラムントはかみてに歩いていき、王に言い訳しようとするが、王は厳めしい顔で彼の胸の紋章をむしり取る。テルラムントはかみてに歩いて消える。
2011年10月02日
Bayerische Staatsoper Japan tour 2011Ariadne auf NaxosMittwoch, 5. Oktober 2011 Tokyo Bunka Kaikan Musikalische Leitung Kent NaganoChoreographie Marco SantiInszenierung Robert CarsenHaushofmeister Johannes KlamaEin Musiklehrer Martin GantnerDer Komponist Alice CooteBacchus/Der Tenor Robert Dean SmithEin Offizier Kenneth RobersonEin Tanzmeister Thomas BlondelleEin Per?ckenmacher Peter Mazal?nEin Lakai Tareq NazmiZerbinetta Daniela FallyAriadne/Primadonna Adrianne PieczonkaHarlekin Nikolay BorchevScaramuccio Ulrich Re?Truffaldin Steven HumesBrighella Jeffrey BehrensNajade Eri NakamuraDryade Okka von der DamerauEcho Anna VirovlanskyBayerisches StaatsorchesterWow! it comes finally!ということでアリアドネなんですけど~サッカが歌うバッカス(チューリヒ・オペラ)を聞いてたらこれって影のない女のカイザーだな~と突然思った。いきなりテンション高く高い音から入っていくとこがそっくり。声質も私のイメージのカイザーの声なんだよね~独特の硬質な声。しかしサッカはヘルデンテナーほどの声量はないですからまあ違うんですけど。METでこの役を歌ったランス・ライアンもすごくイメージ通り。RDスミスはそれよりはやや低く豊かでソフトな美しい声なんですよね。Rシュトラウスはメロディも自分で自分の作品をぱろっていますからね(影のない女)…あと「眠れ~眠れ~」の子守唄を使っているよね。歌っている内容はなんとなくTrank とかトリスタンを彷彿とさせるんですよね。バッカスとアリアドネの関係はまんま皇帝と皇后なんだけどじゃあツェルビネッタはなんなん?モーツァルトのジョヴァンニのツエルリーナなのかしらねこのネーミングは。庶民。世間ずれした女。エレーナ・モシュクの歌唱がすごくて大拍手だった。バッカスとアリアドネの最後のシーンを聴いていると必ず寝ちゃうんですよ。これが。不眠症の方におすすめ。絶対寝れるよ。バイエルンのキャストはまた小さい役が変わってますね。(上記参照)チューリヒのは執事を実際の劇場の支配人であったペレイラがやっているがカーセン演出のこれはヨハネス・クラマが演じる。ゲイテイストの嫌味な執事、もうジャコモとはまったく別人な感じ!カーセンの演出はめっちゃくちゃおもしろそうで頭くらくらきそう。ところで関係ない話ですが2011年のMETのアリアドネはハーレキンがワシーリー・ラジュク君だったんですね。今頃気づきました。ちなみに2010年のMETのハーレキンはマルクス・ヴェルバ。今回はニコライ・ボルチェフ。完全に業界によくいる人って感じの舞踊教師もすごく楽しみだわ~しかしあれこれ期待し過ぎるとドツボにはまるのでこのくらいに。
2011年10月01日
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