話飲徒然草〜Tokyo Meanderings

話飲徒然草〜Tokyo Meanderings

2025年12月27日
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スマホをXperia1VIに買い換えて以来、ミラーレス一眼を持ち出す機会がすっかり減ってしまった。エクスペリアの画質がそこまで素晴らしいわけでもないのだが(むしろ望遠域などはかなり物足りないとすら言える)、とりあえず「記録」のためならば、わざわざ嵩張るカメラを持ち出さなくても十分かなという程度の画像は得られるからだ。

それに輪をかけていたのが、常用レンズ(RF24-240mm)の重さだ。せっかく本体がEOS R8という軽量コンパクトなカメラなのに、この嵩張る便利ズームをつけていたがために、ずっしりと重くなり、肩からストラップをかけると首が痛くなってしまう。単に重いだけでなく、バランス的にもトップヘビーになって扱いづらく、ストレスがたまる。
ではなぜこの重くてかさばる便利ズームを繰り返し購入した(実は一度売って再度買い戻した)のかといえば、野外でのレンズ交換が憚られたからだ。
ミラーレスカメラは、構造上、レンズを外すと、センサーがむき出しになる。それで多少埃が付着してしまったからといって、私のようなライト層が使う分には、さほど影響があるわけでもないのだろうが、レンズ交換のたびにあの青々としたセンサーが露出することになんというか生理的な抵抗感をぬぐえなかった。それで当時は、半ばつけっぱなしにできる便利ズームを常用しようという結論に思い至ったのだ。背景には、せっかく(私にしては)高価なレンズを購入したのだから使わないともったいないという貧乏根性もあった。
しかし、その結果、便利に使うどころか、持ち歩く気すら削がれてしまったのだから本末転倒とはこのことだ。

そんなところに、マップカメラより「買取額アップのお知らせ」メールが送られてきた。
昨今の品薄のためか、RF24-240mmのレンズをを購入時といくらも変わらないような高額で買い取ってくれるという。(※当時の話。価格は日々変動しています。)
渡りに舟ということで、さっそく新宿にあるマップカメラの実店舗に持っていって査定してもらった。現金でなくポイントに交換すれば査定はさらに1割アップするとのことなので、売却額はポイントで受け取ることにした。
結局購入したときより少し安い程度、使っていた期間を考えれば十分元を取ったと言える価格で売却することができた!

今現在、我が家にレンズはRF24-105mm f4-7.1のズームレンズとRF35mmf1.8マクロの2本しか残っていない。便利ズームを売却したことで、105mm以上の望遠レンズがなくなってしまうが、そもそも望遠域で撮影することは滅多にないので、この先必要になった時にRF100-400mmの中古でも購入すればよいかなと思っている。また、身近なスナップや旅の記録は前述のとおり、スマホでかなりの部分は賄える。そう考えると(スマホに「ボケモード」が搭載されているとはいえ)ある程度絞りを開いてボケ味を楽しめる明るめの単焦点レンズの方が、撮影の幅を広げてくれそうだと思ったのだ。
費用的には、結局2本トータルで2万ほどの追加出費となった。とはいえ、これがカメラを再び持ちだそうというモチベーション喚起のカンフル剤だと思えば高い出費ではない(と願いたい)。

さて、RF45mmf1.2 STMは、巷で話題になっているキャノンの新作レンズだ。f1.2という明るさながら価格は6万台後半。量販店などでは5万円台で買えるところもある。2000年代初頭の名レンズEF50mmf1.2の光学性能を踏襲し、オールドレンズっぽい映りを残した、最近のキャノンにしては珍しい個性的なレンズということらしい。
なお、時系列が乱れていているが、上記の手続きをしたのは先月末のことだ。発売直後は品薄だったようで、1ヶ月ほど待たされたが、年末年始に間に合ったのは地味に嬉しい。

サイズ的にはこんなもの。私が所有しているRF35mmとRF85mmの中間ぐらいの大きさだ。

重さは346グラムと軽快。R8につけるとちょうどよい具合に収まって、なかなかカッコイイ。手振れ補正機能はついていない。私のR8もボディ内手振れ補正機能はないので、シャッタースピードが遅くなると厳しい場面が出てくるかもしれないが、f1.2の明るさがあれば大きな問題にはならないだろうと思っている。

さっそく手元のワインボトルを撮影してみた。
あらかじめ判っていたこととはいえ、まず閉口したのが45センチという最短撮影距離の長さだ。これは最近の「寄れる」レンズに慣れてしまっていた身としては結構しんどい。ワインラベルを撮影するときには、フレームにちょうどよい加減に収めようとすると、トリミングするか、最初からクロップで1.6倍で撮ることになる。まあそんなわけで、今回はクロップで、絞りを変えて撮ってみた(いずれもJPEG撮って出し)。


f1.2

f1.8

f2.8



f5.6

f8.0

f1.2まで絞りを開くと、FONTSNAFREDDAの文字にピントを合わせても、端のAあたりがぼやけてしまう。f4あたりを境に、背景の座椅子のクッキリ度が大きく変わってくる。
‥とここまで撮ってきて、ISO感度の設定がオートのままだったことに気づいた。
改めてISO400に固定して撮影してみた。今度は絞りこんだ写真から並べてみる。




f5.6


f4.0


f2.8


f1.8


f1.2

写真はクロップで撮っている(=中心部の画像だけ使っている)ので、普通に撮影すればもっと周辺部などの違いが顕著に出ると思われる。正直、ワインのラベルを撮るときには、f2.8より絞りを浅くしてしまうとボトルの輪郭自体がぼやけてしまうので、ちょっと使いづらいというか、記録目的ではあまりF1.2の出番は無さそうだが、被写体次第でいろいろと新しい表現方法を開拓できそうだなという期待感はある。明日以降、野外に持ち出して風景やスナップなどを撮影してみたいと思う(残念ながら、私の場合、このカメラに最適と思われるポートレート撮影をする場面はほとんどない。)


オマケ。ただの読書灯がこんな摩訶不思議な写真になったりもする(笑)。


After switching to the Xperia 1 VI, I’ve been carrying my mirrorless camera much less. While the phone’s image quality isn’t exceptional—especially at longer focal lengths—it’s more than sufficient for casual record shots. The real issue was the weight of my RF24–240mm lens: despite the EOS R8’s compact body, the bulky superzoom made the setup heavy, unbalanced, and uncomfortable to carry. Ironically, its convenience discouraged me from bringing the camera at all.

At just the right time, Map Camera offered a high buyback price for the RF24–240mm, nearly what I had paid for it. I sold it for store credit, bought back an RF85mm f/2.0, and picked up the newly released RF45mm f/1.2, spending about ¥20,000 extra overall—an investment I hope will rekindle my enjoyment of photography. The RF45mm f/1.2 is a rare, characterful Canon lens, said to echo the classic EF50mm f/1.2 with a slightly old-school rendering.

Initial test shots of a wine bottle revealed a limitation: the long 45 cm minimum focusing distance. To frame the label properly, I had to rely on cropping or shoot in 1.6× crop mode. Since these images use only the center of the frame, edge differences aren’t apparent. In practice, stopping down beyond f/2.8 is necessary for label shots, so f/1.2 may see limited use—but depending on the subject, the lens still feels promising. Next, I plan to take it outdoors and try it on landscapes.





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Last updated  2026年01月07日 17時30分46秒
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shuz1127 @ Re[1]:祝日セール情報1103 Holiday Sale Info(11/03) Echezeaux14さん、お久しぶりです。 10月…
Echezeaux14 @ Re:祝日セール情報1103 Holiday Sale Info(11/03) お久しぶりです。 ワインと関係ないです…

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