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ピルセンにあるチェコビールで最も有名なビール、ピルスナーウルケルの工場見学の話です。時間になったのでピルセンの街から雪の中工場に急いで戻りました。先にドイツ語のツアーの人が出発してから英語のツアーがスタートしました。10人ぐらいでイギリス人、南米の人、アメリカ人と国籍はさまざまでした。ツアーは2時間ぐらいでボトリング、醸造しているところ、地下の洞窟みたいなところで熟成させているなどを見学しながらところどころで数分のビデオを観る、という内容でした。歴史を感じる重い醸造所をイメージしていたのですが、全くイメージと異なるところでそれはそれで驚きました。全てがきれいで最新鋭な設備なのです。チェコにいるとは全く思えませんでした。ここにきて初めて知ったのですが、アメリカのミラーの傘下らしくそのあかげで最新鋭の大きな工場にできているみたいです。伝統的なビールなのに、とここの最新鋭の巨大な設備を批判する人もいると思いますが、おいしいビールで人気があるから需要に応えるためにはこういう設備にするのは当然なことだと思います。伝統的な製法を守っていて味にこだわっているというのもこの見学でわかりましたし。地下の伝統のある巨大な地下迷路みたいな貯蔵庫に大きな樽で熟成させているのですが、樽に毎日温度を記録して管理していたり、樽やそういうところなど昔からのことも垣間見れてよかったです。 そこで熟成途中のビールを飲めたのですが、おいしくはなかったです。でもビールの原料を感じられる素直な味わいでした。説明を聴いていて、ここのビールが他と違うところも知ることができてよかったです。特に、なんで日本やドイツと味が違うのかという疑問も、水によるところの割合が高いこともわかったのが良かったです。このピルセンの地下水がとてもすばらしいみたいで、それによってあの澄んだストレートな味になるのだ、ということに納得できました。とても驚いたのは説明のビデオにとてもこだわっていたことです。CGやエフェクトをいっぱい使った超ハイテクなVTRでした。300度ぐらいのプロジェクターでVTRが進みにつれプロジェクターが動いていくというものまでありました。工場見学でここまでするのは日本でもないのじゃないかと思います。素直にすげーって思いました。そしてツアーが終わって併設のビアホールでできたてのビールを飲みました。今まで飲んでいたピルズナーウルケルはなんだったんだ、というくらいうまかったです。ここで飲んだからと言われるかもしれませんが明らかに味が違いました。水の良さと奥深さのある味わいだったのです。ピルスナービールでこなにうまいと思うとは思ってもみませんでした。一杯目はこんなもくもくだったのですが二杯目からはふつうの泡でした。3杯飲んでスープとソーセージの皮なしというつまみで1000円という激安で大満足のひと時でした。ビール好きでチェコにに訪れた人は絶対訪れてほしいです。やはり自分の目でみたり感じたりすると発見がありますね。とても充実した一日でした。伝統と最新鋭のまざったとても特殊で面白いピルズナーウルケル醸造所でした。
2008.03.22
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一月のヨーロッパ旅で訪れたチェコのビール、ピルスナーウルケルのことを書きます。 4年前にチェコを訪れた時にはチェコのビールの知識は全くなくて、先入観がなくチェコのピルスナーを飲んだところそのおいしさの虜になりました。その後ビールの世界の虜になったのですが、その中でもその時に飲んだチェコのピルスナーウルケルがピルスナービールのナンバーワンであることはかわりませんでした。それがいかにおいしかったかに気がついてからはまたチェコに行きたくてしょうがありませんでした。そして絶対ピルズナービールの聖地ピルセンに行ってやろうと思っていたのです。月日は経って上面発酵のベルギービールにしか目が向かなくなっていたのですが(チェコのビールは日本と同じ下面発酵)、旅のルートを考えていて消去法でルート上にチェコがあがりました。前ほどの熱はなかったもののせっかくの機会だと思いチェコに行くことに決めました。チェコに行くイコール、ビールの聖地に行くことは必然的に決まりました。さて、そのピルゼンは首都のプラハから列車で二時間弱のところにあります。大きな都市どうしなこともあり移動は思ってたより楽でした。西欧に比べ料金がかなり安いのにも驚きました。ピルセンに着きまずは工場見学の予約をすることにありました。日本のガイドブックに書いてあった現地申し込みOKと集合時間の情報のみを信じてむかったのですが情報は間違っていなく見学の申し込みをすることができました。受付のおばちゃんがちゃんした英語をしゃべっていて対応もすごくやさしかったのがとても印象に残っています。そして集合時間までまだ少し時間があったので街の中心地に向かうことにしました。街の郊外の新雪の道をがんばって歩いて中心地に向かいました。工場見学の後に時間がなくなってしまい結果的には最初で最後の街訪問でした。ぶっちゃけビールがなければ、広場以外には見所のない観光としては何もない街でした。ビールが好きでなければ来る意味がないところだと思います。観光地というよりは工業地帯なのです。大きな広場の真ん中には大きな教会?があってこの形の広場はけっこう珍しくこれは見所ではあります。後で写真をちゃんと撮るはずでしたその時間が消滅したのでわかりにくい写真しか残ってません。そんなところですが、ビール好きは訪れるべき土地なのです。ピルスナーウルケルの工場見学の中でピルセンの街のビールの歴史に触れるのですが、そこで初めていかにこの街がビールの街なのかということを知ることができました。ピルスナーウルケルが生まれる以前もこの街はビールのだったということを初めて知りました。街のほとんどの家でビールを造っていたみたいです。歴史を今ここで書くととんでもない量になるので省きますが、その街でビルスナーウルケルができあがったこともあってでビールの聖地と言われるようになったのです。僕にとっては世界で一番うまいと思うピルスナーウルケルが存在するだけでこの街は聖地ですが。今回はピルスナーウルケルまで到達しませんでした。続きは次回に。
2008.03.18
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久しぶりに書きますがヨーロッパのことを書くまでの気力はないのでラーメンです。ここ数年、というかいつのまにか人気のある店は量が多くがっつりとした濃厚な味ばかりの店になってしまいました。ユーザーによってランキングが決まるサイトの上位はつけ麺や二郎系ばかりです。ここ一、二年でオープンした人気のある新店も濃厚な豚骨魚介ばかりです。僕自身も豚骨醤油は最も好きな味なので人気のある店はけっこう訪れてみました(二郎系にはまったく興味をそそらないので全然訪れていません)。でも濃厚なばかりだと飽きてくるのですよね。そんな中で今の主流とは違う味の店に今年二軒出会ったので紹介します。薄味というわけではありませんが濃厚な豚骨魚介よりは繊細な味のお店です。ひとつは西永福の臨機です。数口食べてこの一年ぐらいで一番のおいしさだと思いました。魚だけのスープなのですが魚臭さはなくとてもやさしい味です。といってもけっこう味がしっかりしているしょうゆ味です。脂が多くて(鯛の油だそうです)脂っこく感じるのでもう少し脂が少なかったら僕にとって最高の味になるかんじですが今のままでも十分うまいです。家から距離的には遠くないのですが井の頭線なのでとっても不便なのでしょっちゅう通えないのが残念です。もうひとつは浦安の永吉です。数年前にオープンして行列ができる人気店になっているみたいなのですがやっと来訪できました。待つとは聞いてましたが5人目だったにもかかわらずかなり待ちました。丁寧で心をこめいるといえばそうなんですがもう少しどうにかなるのでは、と思ってしまいます。なにせ前のオーダーが出来上がって5分後ぐらいに次の麺を投入していましたからねー。ラーメンに関してはけっこう温厚な僕でさえイラっとしたので短気な人は無理だと思います。でも待った甲斐があったおいしいラーメンでした。これもけっこうしっかりとしたしょうゆ味です(ここは動物と魚介のダブルスープ)。スープだけでもうまいですがバランスが良く総合的にうまいっと思わせてくれます。ネットではあまり麺の評価はされてませんが、弾力のある太麺でこのスープととてもマッチしていてとても良いです。家に帰ってからもふわっと余韻の残る(味が濃いという意味ではなくて)素敵なラーメンでした。つけ麺もありますが僕はこの店はラーメンだと思います。くじら軒系の醤油味ですがここまでしっかした濃い味で良いものは他には知らないです。また行きたいのですが並ぶのを覚悟しなくてはいけないのがつらいです。あと店先にいくつかルールが書いてあるのも抵抗があります。一人でやっているのでしょうがないかもしれませんがもう少し他に方法があるのではと思ってしまいます。お客に色々要求するのってあまり良くないなあと僕は思っているので。話はそれますが、水のセルフサービスや食券制が当たり前になっているのもいやなのです。もちろん人手が足りなくラーメンに集中したいというのはわかりますが、それが当然っていうことになってるのが違うと思うのですよね。やはりお客さんと触れ合うことって大事だと思うのですよ。特に、おいしいラーメンを食べたら店員さんにお金を渡してごちそうさまと直接言ってさらに一言会話をするっていうのはしたいのです。店にとっても感想がきけたりお客の空気を肌で感じることができるので今後の参考にもなって絶対に利点になるはずです。ラーメンマニアの大崎さんも同じようなことを書いてました。おいしいスープを作るだけがラーメン屋の仕事だと思ってほしくないし、そういう流れが変わるといいなあと願っています。食券であっても気持ちのこもっている接客の店は多々ありますが、食券やセルフサービスでそういうことができてない店って一番最低だと思ってます。いちおう補足ですが永吉は接客はとてもよかったですよ。ただ待たせたのを申し訳なく思う前に要領を少し改善できるのではないか、とちょっと思ってしまいました。 濃厚なわかりやすい味だけでなく繊細な、職人の技と心のこもった味のラーメンにももっと目をむけてほしいです。体におしいしさが染み渡ってくる感覚に僕はなります。
2008.03.12
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一月のドイツで訪れた4つのうちの醸造所のうちのひとつです。昨日ここのワインを飲んだのでいい機会なので記事にしてみます。この醸造所はドイツワインガイドのゴーミヨでは4つ星ですが日本にはほとんど輸入されていなくて知名度も低いところです。なので色々な種類が飲んでみたく訪れることにしました。メールでアポイントをとったのですが、オーナーはその日にはいなく英語の話せない親戚がいるけれどそれでよければきなさい、とのことでした。行けないよりはと思い訪れることにしました。この醸造所はモーゼル川の中域Leiwen村にあります。ここへはバスでトリアーから一本で間単に行く事ができます。日本では有名な土地ではないのですが、以前トリアーで飲んで気になっているHeinz Schimtt醸造所がある村で、日本にも輸入されているダーメンクーネンにもこの村の畑のワインがあるのでLeiwenは気になっている土地でした。まあ実際に行ってみればただの普通の田舎町なのですが・。それでも小さい村の中に多数の家族経営の醸造所があるのには驚かされます。mosel2002さんによると若手醸造家が決起してこの村を盛り上げているそうです。さて醸造所はかなり大きく、試飲するためのゲストルームもかなり立派でレストランみたいなところでした。4軒目だったので覚悟はできていましたが辛口、中辛口のワインはすべて売り切れていてシュペットレーゼとアウスレーゼしか残っていないとのことでした。まあ僕のど真ん中なのでこれらが飲めたから全く問題はありませんでした。まず最初は、瓶詰めしたばっかりであろう07年のLeiwenのQBAを飲ませてくれました。まさかもう07年のを飲めるとは思っていませんでした。感想はQBAなのにあんだこの質は!ってかんじでした。バランスも良いし程よい甘さもあるしとても飲みやすいワインでした。醸造所のまわりの畑の葡萄で作っている看板の商品だから質も高いのかなーなんて思ったりもしました。今考えると07年がすばらしかったといのもあるのかなーなんて思います。次は06年のザールのオックフェンのシュペットレーゼです。ザールらしい後味の上品なシュペットレーゼでした。で最後にオックフェンかピースポートの飲みたいほうのアウスレーゼを開けるよと言われたので、オックフェンのAUSは過去に飲んだことがあるのでピースポートにしてもらいました。詳細な印象は覚えていないのですがとにかくうまかったです。上品だけど幸せになれる口に広がる甘さがありました。なんでそんなに覚えていないかというと購入したからです。飲むのがとても楽しみです。ピースポートのワインはピースポートの醸造所のほうがすごいかなという先入観がありましたがそんなことはないみたいです。今回はこれしか飲めませんでしたがもっと他のクラスのピースポートのワインも飲んでみたいです。3種類しか試飲できませんでしたが、少数精鋭という言葉がぴったりで充分満足することができる訪問でした。オーナーのメールでの対応がすばらしく僕が訪れたときも電話で指示してくれたみたいでとてもいい人なので今度また訪れてお会いしたいです。さて日曜日にはドイツから持って帰ってきた最初に試飲した07年のQBAとネットで購入した同じ畑の02年のQBAの飲み比べをしてみました。07年のはだいぶ甘い印象があったので、食事とあわせたかったので02年から開けることにしました。このワインはQBAという要素もあって鳥肌がたつようなうまさはないですが、嫌なところがなくふつうにおいしいワインという印象でした。甘さが際立っていないので食事を邪魔しないちょうどよい甘さでした。その後07年のを開けたら一口飲んで全く別物だということがわかるくらい違いました。一言でいえば、とてもフレッシュです。ストレートに味が伝わってきました。飲み比べたことによって、醸造所で飲んだときよりフレッシュさがかなりわかりました。個人的には落ち着いた味わいの02年のほうが好きですが、07年のは毎日気軽に飲むようなハウスワインとしては最適だし最高だと思いました。僕もドイツに住んでいたらこういうの毎日飲んでいたいです。ちゃんと分析すれば2つのワインには共通な要素がいくつか感じられ同じ畑から造られているのがわかります。それでも印象が全く違うのはやはり年月ですね。QBAでもここまでかわるのかとまた勉強になりました。ただ、07年のは本当にできたてほやほやなので、もう数ヶ月するだけで02年のような落ち着きがでてくるのかもしれません。いやあ毎月飲んで比較したいですっ。なにせ現地なら1000円ぐらいで買えますからね。
2008.03.04
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