あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2006年02月24日
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 先日出張で行った姫路市内のある駅からタクシーに乗るべく乗り場へいきました。普通、タクシーには運転手だけが乗務しているのですが、一番前に停まっていたタクシーの助手席にはもう一人座っていました。時々地方の駅のタクシーなんかで、よく運転手同士が客待ちの待ち時間にタクシーの中で雑談している光景を見かけますが、それなのかなって思ってしばらく乗車を見合わせていました。すると、助手席にいた人が運転手になにやら指示をしてドアを開けてくれました。

「すみません。新しい運転手の実地研修を行っていますので、ご協力をお願いします」

とのこと。すなわち、運転席に座っている運転手はまだ採用されたばかりの運転手で、助手席に座っている人はその人を指導する立場の「指導員」だったんですね。その指導員の方の話しでは、運輸局からの指導で新しい運転手は10日間の実地研修が義務付けられている(同一地域内で別のタクシー会社へ移籍した場合には短縮される例外もあるらしい)とのことで、その運転手は他の業種からの転職者なのか少し緊張していました。ちょうど、その駅の周辺は狭い道で見通しも悪いために、指導員の方が「この先の交差点は歩行者や自転車がでてくるから必ず一旦停止」など細かく指導されておられました。

 広い道へでてから指導員の方と話しをすると、タクシー業界は以前のような同一地域同一料金の原則が規制緩和によって崩れたので競争が激しく、昔ならタクシー会社がお客さんを選んでいた(長距離客を優遇し、短距離客は敬遠)していたけど、今はお客さんがタクシーの行灯(タクシーの屋根に上がっているタクシー会社の名称の入った表示)を見て選ばれるケースが多いので、運転手に対して「タクシーとはサービス業である」ことを認識させることが重要な課題であると話してくれました。
 また、このような新しい運転手に対する実地研修は当局からの指導にも拘わらず、他社は適当に済ませているケースが姫路では多いらしく、お客さんとのトラブルも多いのでそのような風評被害じゃないけど迷惑を被っているとのことでした。

 今回乗車した運転手もしばらくしたら駅付けなどでお客さんを乗せて走るのでしょうけど、厳しいタクシー業界の中ですががんばってほしいなぁと思いました。





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最終更新日  2006年02月24日 21時10分26秒
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