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メインシステムとして使っている6CA7(T)パラPPアンプの、片チャンネルから音が出なくなってしまった。メンテナンスが必要かと思ったのだが、まず試しにプリアンプからの接続用ピンコードを抜き差ししてみたところ、音が出たり出なかったりする。これは、接続コードの接触不良の疑いが濃厚である。 ピンコードとしては、モンスターケーブルの比較的安いコードを使っている(1本5000円弱くらい)。とは言っても、端子は金メッキで、信号を流す向きもコードにしっかり記されているなかなかのシロ物である。 最近の物はそうでもないのだが、以前買った物は差し込みがいかにも固過ぎる。どうやら、差し込みが固すぎるので、かえって十分に差し込まれていなかったようだ。念入りに何度か抜き差ししてから、奥まできっちり差し込んだところ、完全に直ってしまった。 ところで、私のパワーアンプの入力端子は金メッキなのだが、アキュフェーズのアンプの端子はなぜか銀メッキである。なぜ銀メッキなのかメーカーに聞いてみたいところである。
2009.05.31
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通勤の間、iPodをかけていることが多い。iPodについているイアーフォンはあまり音が良くないので、今まではシュアーのイアーフォンを使っていた。iPodオリジナルのイアーフォン(左)がかなり低音に偏った鈍い音であるのに対して、シュアーのイアーフォン(右)は中高域の良く伸びた鮮烈な音である。もっともイアーフォンを良くすると、標準の録音フォーマットでは満足できなくなって、ビットレートは256kbpsに設定して使っている。このくらいにしておくと、あまり騒々しく感じなくてすむ。ところで最近、ノイズキャンセリング・イアーフォンの人気が高いというので、一つ買ってみることにした。オーディオテクニカのATH-ANC3(中央)である。早速、他の2つと比較試聴してみた。音色はちょうど両者の中間で、低音に偏りすぎず、高音がうるさくならず、バランスは悪くない。ノイズキャンセルはいつでもON-OFF可能で、それによって少し音色も変わる。ONにすると少し艶のある音になる。ノイズキャンセリングは、フィードフォワード方式を採用しているため、雑音が消えてしまうほどではない。聴感上は50%くらいの減衰に感じる。ゴーッという低音のノイズはだいぶ小さくなるが、駅のアナウンス音など高い大きな音にはほとんど効き目はない。インナーイアー型の場合、耳にしっくり収まるかどうかで、聞こえ方もずいぶん変わってくるため、人によって感じ方は異なるかもしれないが、なかなか効果がある。ただ、少し大きくなってしまうのはやむを得ない。
2009.05.17
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もう6月号が発売される時期になってしまったが、MJ誌5月号に「5万円で楽しむ自作オーディオ」と言う面白い特集が出ている。その中でも興味深いのは、何と言っても金田明彦氏のOTL/PTLパワーアンプであろう。6C19Pを4パラとしたSEPPであるから本格的なパワーアンプであり、金田式の完全DC構成になっている。しかし、真空管アンプのコストの大部分を占める出力トランスと電源トランスが必要ないと言うことであれば、出力管と大型の電解コンデンサーぐらいしか高価な部品はないことになるわけだ。 真空管式のOTL/PTLアンプとして歴史上有名なのは、Dicker & macovski アンプであろう。24Vのヒーターを持つ6082を3パラとしたSEPPで、回路もシンプル、大量にNFBをかけているため結構高性能なアンプとしてもてはやされた。この回路については、加銅鉄平氏がMJ誌2006年1月号で追試されているが、原機通りに直接AC電源の片側をアースするのは危険と見て、出力段の電源はフローティングに変更している。これに対して、金田式では完全なDCサーボを掛けるため、AC電源の片側を直接アースに落としているようである。 これを読んでいて、自宅のACラインがどのくらいきちんとアースを取れているのか疑問に思ったので、早速測ってみることにした。私の家は築30年なので、ACコンセントは2Pである。差し込み口の長い方がアース側、短い方がホット側である。電圧の基準として、水道管をアースに見立てた場合と、ガス管をアースに見立てた場合について測定してみたところ、水道管を基準にした場合は90.4Vと0.4Vで、ガス管を基準とした場合は92.9Vと0.4Vであった。どちらもアースとして働いているようだが、ガス管の方がアース効果はよいようだ。ちなみにAC電圧は100.5Vであり、片側を手で握って基準にした場合は42.0Vと2.2Vになってしまう。最近の家であれば、ACコンセントが3Pとなってアースが来ているので、もっと基準は明確なのではないか。もっとも、極性を誤ると漏電の原因になるので、AC電源の片側を直接アースに落とすのは、よくよく注意しなければならない。
2009.05.06
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