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今度は、ふだんメインに使用している6CA7(T)パラPPモノラルアンプ2台のメンテナンスを行った。こんな感じでメンテナンスを行っている。(あと、電圧測定はSanwaのマルチメーター使用)過去の記録を見ると、引っ越したあとメンテナンスしているので、3年ぶりのドック入りであった。前回紹介したアンプと異なり、調整箇所は差動アンプのバランス調整2カ所、出力管のバイアス調整4カ所とかなりあるのだが、ほとんど調整は狂っていなかった。2台の特性は良く揃っており、残留雑音は0.08mVから0.09mVと小さく、最大出力は65W程度(3%歪)と大きい。2台のレベル差も0.14dBと小さな値だ。メンテナンスが終了したので、早速システムにつないでみる。ゆとりのある音の広がりと、緻密でつやのある音色が印象的で、リファレンスのアキュフェーズより魅力的な音だ。前回のメンテナンスは暮れ正月の空き時間を見つけて急いで行ったものだが、今回はじっくり1日がかりで取り組むことができて調整自体を楽しむことができた。
2021.05.28
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出力管差し替え可能アンプのメンテナンスが終了した。真空管の構成は、初段が12AT7、2段目が12AU7、出力段がEL34(UL接続)である。各部の電圧が正常であることをまず確認した。ただ、以前チェックしたときと比べて、残留雑音が0.45mV(Lch)、0.51mV(Rch)と少し大きくなっていた。ハム雑音が少し入っているようだ。もしかすると、電源の電解コンデンサーが劣化しているのかもしれない。左右のレベル差は0.24dBほどなので、合格とする。最大出力は両チャンネルとも30Wである。ひずみ率測定も順調に進んだ。問題ないので、早速、システムに接続して音出ししてみる。常用しているEL34(T)パラPPモノラルアンプ(上段)に変えて、このアンプ(下段)を鳴らしてみた。リファレンスのAccuphase P-300V(中段)に比べて引けを取らない充実した音だ。真空管アンプらしく音につやがある。部屋を少し暗くしてみると、球の灯りが見えてホッとする。
2021.05.18
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包装をほどいてみたら、出力管差し替えアンプだった。このアンプは出力管を6CA7/EL34、6550、6L6GCなどに差し替えられる。初段管も12AT7、12AU7などいろいろ差し替えられる。ほとんど無調整ですむところがいいところだ。測定器のPanassonic・VP-7723オーディオアナライザーも修理から戻ってきた。買い直すよりもずっと安くすんだので良かった。まずはこのアンプをチェックして、次にいよいよEL34の3結パラPPアンプをメンテナンスする予定である。(メンテナンス中は使えないからね)
2021.05.16
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昨年のお正月に投稿して以来、ご無沙汰していました。仕事が忙しかったせいなのですが、この3月で定年退職したため、急に「毎日が日曜日」状態となりました。家を建ててから3年半経つというのに、まだ荷造りしたままのアンプ(たぶん)があります。それに、スピーカーもまだ固定していなくて、シートの上に載せてあるだけ…。最近、ディジタルイコライザーDG-48が故障して修理に出しました。アンプの測定をしようとしたら、オーディオアナライザーVP-7223Aが故障していたので、修理可能か問い合わせています。と言うわけで、まだ本格的な取り組みは始まっていない状態です。今年はオーディオにもう少し時間を使いたいですね。
2021.05.05
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