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ここ暫く、チョボチョボと買いを入れています。今日は主力視している会社2銘柄について。KG情報(株価583円)久しぶりに買いました、昨年2月に売り切って以来の買い入れです。前期業績は良く、今期予想EPSが63円にも関わらず、現在株価は583円。不人気ですねぇ。第1四半期業績はそこそこの数字でしたので、それほどリスクは大きくないとの判断で買いました。今回の買いでは主力視。予想PER9.25倍、PBR0.98倍、EBIRDA倍率1.9倍、理論株価1050円程度前期実績から、瀬戸内地方の主力事業が回復しているとの判断です。この部分がしっかりしていれば、ホールドにそれほど不安はありません。定性的には高評価は無理ですが、PER10倍割れは安いでしょう。業績にそれほど変動無ければ、暫く放置予定。テクノメディカ(株価278000円)採血管準備装置の大手メーカー。市場占有率は9割、ニッチ特化型の高収益企業です。私にとっては、メディキット、IMIに続いて、医療関係機器メーカー3社目となります。研究開発型のファブレスメーカー。もろ私好みの会社になります。3月に増資を行い、そのせいか株価は低迷していました。KGと並んで主力視しています。予想PER10倍、PBR1.74、EBITDA倍率5.3倍、理論株価324000円程度拡大余地は大きく、成長企業との評価。ストック型ビジネスの側面もあり、良い会社だと思います。この会社に関しては、長い目で見る予定でいます。
2007年05月29日
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最近暑いですね。先週は色々と調べたいことがあったのですが、色々やることがあって予定の調査が全然進まず。体調も悪いので、あまり無理が利かないですね。前回日記で触れた「ブックオフ・コーポレーション」ですが、久しぶりに有報を斜め読みしました。健忘録として、何故私が同社を高評価しているか書いておこうと思います。まずは定量面です。(株価1500円で計算)予想PER12.5倍、PBR2.9倍、EBITDA倍率8.06倍、理論株価819円(WACC10%、ゼロ成長モデル)暴落したとは言え、定量的には必ずしも安くありません。成長企業と考えると、この部分は致し方ないかな。会社の来期予想は強気ですね。最終利益ベースで16%ほどの増収を見込んでいます。当社は中古本業界のトップ企業で、リユース事業の総合企業を目指しています。以下は当社の企業理念です。当社グループは、リユース事業における「世界のナンバーワン・オンリーワン企業」を目指しております。社会的にも環境への問題意識が高まる中、循環型経済社会の構築に貢献することに加えて、書籍を中心としたパッケージ・メディアをより身近なものとしてお客さまに提供することを通じて、当社グループの経営理念である「事業活動を通じての地域社会への貢献」と「全従業員の物心両面の幸福の追求」の達成を目指しております。なかなか良いことを言うなと思います。私が当社を高く評価している理由は、大きく2つほどあります。・社会全体の循環型経済へのシフトが起きるであろうと考え、当社の企業理念、事業は時代の趨勢に沿っている。拡大余地が大きい。・国内トップ企業として知名度も高く、店舗オペレーションもしっかりしている。経営の舵取りの方向性は正しく、競争力は長く維持できると考える。の2点です。事業のボトムネックについて中古本販売のボトムネックは何か?と考えると、これは「商品の仕入れ」が最大のボトムネックになると思います。仕入れの殆どが、個人の一般顧客からの「買い取り」に依存しているため、商品の仕入れが思うように出来ないと言うのがこの業界の問題点です。ただ、その分安く販売できますし、他の小売業と比べると利益率も高くなります。「利益率が高い」と言うのは、結構魅力的です。当社の店舗は、各店舗ごとに買い取りと販売を行い、殆ど店舗内で完結します。そのため各店舗内でのオペレーションが大事になってきます。結局、この部分ではあまり規模の経済性が発揮できません。ただ、当然上場企業としての「知名度」。広告宣伝費に費用をかけられると言う部分。店舗の運営ノウハウレベルは高く、意外とこの業界の「参入障壁」は高いと思います。先行者メリットは大きいでしょう。ポイントを箇条書きにします。・「人材育成」に重点を置いている。各店舗単位で仕入から販売までの一切のオペレーションが完結するため、店舗のサービス水準が直接商品仕入の増減に結びつき、結果的に売上の増減にも大きな影響を及ぼすという特性があるため、「人財」の成長度合いによっては、店舗運営水準が左右され、当社の経営成績に影響を与える。そのためでしょうか、従業員の平均年齢28歳、平均勤続年数3年、平均年収455万。意外と高い。「誰が店長をやっても同じ結果になるわけでは無い」ようです。・商品の仕入れに重点を置いて店舗展開をしている。店舗スタッフが顧客の自宅に出向いて買取を行う「出張買取」や運送業者が顧客の自宅まで本やCDなどを集荷に行く「宅本便」等の仕入方法を構築して、顧客の来店なしに買取が行える体制を整えている。広告やCMも、商品買い取りを積極的にアピール。同社の強みは、やはり「安くて品揃えが良い」と言う部分です。お陰で私も良く利用させてもらってますが、要は商品さえあれば売れます。私は町田の駅前店にちょくちょく行きますが、何時も客は一杯居ます。品揃えは大抵の本屋より多いですし、流行るのは理解できます。立地が良ければ「買い取り」面でも有利でしょう。しかし、成長企業はどうしてもPBR面で高評価されています。資産面での裏付けは乏しく、評価はやはり難しい。
2007年05月27日
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取りあえず、週明けの相場は堅調に始まり、少しがっかりしています。まだ、予定資金の3割くらいしか投入していなかったので、ココで反発されると予定が狂う。が、まぁしょうがないですけどね。先日のシステムトレードのスクリーニングで、以前から気になっていた会社が引っかかりました。ブックオフコーポレーション(3313)です。この会社、不正な会計処理で、17日にストップ安まで売り込まれました。04年12月と06年2月の2度にわたり、同社の複数の直営店舗が、月次売上目標達成を目的に第三者に店舗商品をいったん売却した後、連結子会社を通じて当該商品を買い戻していたという。取引金額は04年12月が約670万円、06年2月が約1600万円。しょぼい内容だよなぁ。この会社、06年の売り上げ400億円超えてるんですよ。それで1600万円売り上げ水増ししたからって、何だっちゅうねん。ただ、同社は創業者の坂本孝会長が「取引先からリベートを受け取り、私的に使った」との一部報道があり不祥事続きで市場の信頼を損ねたということなのでしょうね。ま、株価は行き過ぎた調整をしていると判断して、買っております。正直、私はブックオフのヘビーユーザーでもあり、同社に対する評価は非常に高いのです。割安だったら、ぜひ欲しいと思っていた会社なだけに、これだけ暴落してくれると少し嬉しいような・・・。ま、今回はリバウンド狙いのシステム買いなので、早々に売ってしまうと思いますが、心惹かれますね。今期予想EPSは120円程度になってますので、PERは現在12倍程度。成長性が非常に高く、面白いと思うんだけどな。
2007年05月23日
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先週の練習トレード週報は休みです。実は先週は、体調を崩してしまい、3日ほど寝込んでしまいました。月曜日に、幾つか注文を入れ(約定せず)ただけで、何もせず。トレードに関してはお休みになりました。実は注文を入れるとしたら、「売り」を中心に考えていました。先週の相場を見ると、「売り」有利の相場付きだっただけに、少し悔しい思いをしています。売りの監視銘柄、軒並み下げて居るんだもんなぁ。特に、大和証券Gの値動きを見て、悔しがっております。今週もトレードは休もうと思っています。投資とシステムに注力する頃合いと判断しているからです。投資について。先週に引き続き、新興市場はぼろぼろ状態ですね。短期及び中期投資の資金投入タイミングと考え、物色を進めています。実は既にかなりの資金を入れています。今後も相場が下げるようなら、資金を入れ続ける予定。しかし、持ち株達を見ても、好決算には反応せず、減益見通しでも出れば、親の敵のように売られる相場が続いてますね。投資マインドが下がっている証拠です。こう言う時は、目をつぶって前に出ることを信条としております。私は逆張り派ですからね。
2007年05月21日
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まだ持ってたの?と言われそうな「秀英予備校」ですが、今週の月曜日の寄り付きで損切りしました。決算発表を受けての対応です。前期(07年3月期)決算はともかく、今期(08年3月期)の見通しが悪すぎる。経常利益ベースで5割を超える減益予想は許容範囲を超えます。しかし、塾業界でここまでの予想業績が下がるとは予想していなかった。決算発表を見たのが先週の土曜だったため、3営業日も対応が遅れてしまいました。まぁ、成長企業の評価の難しさを改めて感じてしまいましたね。増収、減益予想。ブランドを維持し、値下げをしてこなかった同社の営業戦略が変わったのだろうと私は判断しています。昨年の夏期講習の値下げを見て「まずいな」と思っていたのですが、対応を取らなかった自分ののんびり加減を反省中です。同社の株価が下がったお陰で、PBR水準は現在0.5倍台になっていますが、私はこの会社はとてもPBRでは買えません。資産の多くが固定資産と賃貸物件の保証金であり、余剰資産が殆どないのです。恐らく解散価値面では高い評価は無理ですので、私は同社のEPSと成長性を投資の指針としていました。で、今回の決算内容で保有理由が全てなくなってしまいました。トホホな感じですが、大損こいて撤退します。実は、最近IPOした同業の「秀文社」少し気になっていたのですが、先日下方修正を発表して急落してますね。この業界、不人気も良いとこです。はてさて、どうしましょうかね。損はしてますが、少しワクワクしてます。
2007年05月17日
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練習トレード週報です。 10DMA上向き、25DMA上向き、60DMA上向き。株価は10DMAより下、25DMAより上です。トレンドラインを見ると、上値切り上げ、下値も切り上げで、短期上昇トレンドと言ったところでしょうか。少し長いスパンで見ても、大勢は上に見えます。前回の週報時点で、このスパンのトレンドは把握してませんでした。難しいな。前回週報時の、相場は↓との判断通り、練習トレードは「売り」中心に行いました。しかし、CMEの日経平均先物は上昇していたようで(私見てなかった)休み明けは日経は大幅上昇で始まっています。私は相場は下に賭けてましたので、先週の成績は散々でした。トレンドに逆らっても、良いことは無いです。関西ペイント(4613) 967円売り → 977円買い(-1.0%) グランビルの法則 売りの3(5/7)化学株は最近売り込まれており、セクターとして「売り有利」では無いかと考え、この銘柄をチョイス。大日本インキも同じ理由で選んでいたが、大失敗。この会社、3角持ち合いを上抜けました。それを売っていたので、当然にマイナス。チャート分析時に、売りではエントリーしていは駄目と判断しなければいけなかったのではないかと思う。チャートとしては、「グランビルの法則 買いの1」の条件を満たしたと思ったら、先日の日経の調整時に大陰線が出て、方向感がなくなりました。大日本インキ(4631) 454円売り → 463円買い(-1.9%) グランビルの法則 売りの3(5/8)前回失敗したが、懲りずにエントリー。値を戻したところの「陽のコマ」線近辺でエントリーを考えた。エントリー時のチャートは想定の通り、しかし結果は惨敗です。監視していた化学株は、皆似たようなチャートになってます。東光(6801) 473円売り → 312円買い(+34.0%) グランビルの法則 売りの4(4/12)東光(6801) 322円買い → 312円売り(-3.1%) グランビルの法則 買いの4(5/8)ホームラン銘柄。遂にロスカットに引っかかり、利益確定となりました。その後、買いの条件を満たしたので、買いを入れたが、あえなく逆行。少し利益を減らして撤退です。日本ユニシス(8056) 1533円売り → 1552円買い(-1.2%) グランビルの法則 売りの3(4/27)一旦は損失が出ない所までLCは下がったが、翌日ギャップアップしてしまい、結局マイナス。東京電力(9501) 3900円売り → 現在3820円(LC3870円) 直近安値ブレイク売り(5/8)唯一残った売り銘柄。売りタイミングはイマイチかと思う。こんな感じです。先週は色々忙しく、週後半は別の事に忙殺されてました。投資でも事件発生。このことに関しては、追々書きます。
2007年05月13日
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ゴールデンウィーク明けの相場は高く始まり、私としては少しがっかりな展開となっています。基本的にGW明けは↓を予想して動いていたので。ま、上がって困る訳ではありませんので、のんびり見てますが。4月の下旬に、かなり厳しいスクリーニング条件でスクリーニングしたところ、9銘柄が引っかかりました。今は同条件で2銘柄しか引っかからない。おまけに、「これは」と思って登録していた銘柄4つは、全部上がってしまった。押し目狙って買っても良いのだけど、売り込まれている会社というのはそれなりに理由がありますから、悩むところですね。で、株価が上がってから思うのです。「安いのは知っていたよ」とね。今回、このまま株価が上がるようだと、私は投資では買いを入れずにそのまま見続けると言う事になりそうです。「自分の間合いに入らなかった」からです。
2007年05月09日
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自分の投資判断と、実際の行動が必ずしも合致しない。皆さん、こんな経験ないでしょうか。私はあります。と言うより、そう言う時が非常に多いです。私の場合、「売った方が良いな」と思っても、なかなか売れないのです。それは、苦労して作ったポジションを解消してしまうと、再び買うのが難しく、「売りたくない」と思ってしまうのですよね。これは純粋にメンタルな部分でして、投資知識はあまり関係ありません。正直私は、相応に知識はあると自負しています。有名な方のブログを読んでいても、それほど知識面で劣っているとは思わないのですよね。流石に会計士さんや経営コンサルタントの方の分析能力には全く追随出来ないと思いますけど。上級者との違いは何かと考えると、まずは「まめさ」ですね。まめに企業を調べているかどうかが、まず投資成績に反映されるのでは無いでしょうか。その次に来るのが、「自分の判断通りに行動しているか」と言う部分。実は私は、冒頭に書いたように、「自分の判断通りの行動を取っていない」のです。昨年の2月などは、その典型ですね。ライブドアショック直後は、「ここは大幅に売り越した方が結果は良くなりそうだ」と、正直思っていました。今更こんな事言っても全く説得力がありませんが、実際問題として昨年の相場展開は「何時か通った道」でした。急激に下げたのち、一度持ち直して、そのまま半年程度の下げトレンドに入ると言う展開は、私に取っては3回目くらいの経験になります。実はそう思って、実際に1月下旬から2月上旬にかけては、ポジションを落としていました。ま、ヤバイと思ったのです。で、2月に少々システムで儲けて、3月に思わずポジションを大幅に増やすと言う行動を起こします。今思えば「アホ」な行為ですが、当時は「儲け損なう」事を恐れて、過大なポジションを取ってしまっていました。大きく儲けた後に、大きく損する。毎回同じ展開です。11月3日の角山さんの日記「下げ相場は「習うより慣れよ」見て、自己嫌悪に陥ったのは当然と言えます。とにかく私は売ることが出来ない。取ったポジションに固執してしまうことが多かったのです。さて、前置きが長くなりましたが、ここから本題。テクニカル投資による短期売買を学んだことにより、結構この「売れない」病が改善してきたと思います。何故かと言えば、「売ってもまた買い戻せばよい」「チャンスはいくらでもある」と思える様になったからです。現実問題として、順バリでのエントリーをするようになってから、買い損ねても、上で買えるだろうと思えるのです。結局今までは、売買技術を磨くことを怠ったがために、売ることに臆病になっていたのだと思います。「売買技術を学び、売りに対するプレッシャーが減る」→「自分の判断に沿ってポジション調整をする」と言うサイクルです。銘柄に対する「こだわり」は、今一捨て切れていませんが、以前に比べれば格段に「考えたとおり」動けるようになっています。これはテクニカルを学んだ上での「プラス効果」です。ある程度勉強して来た上で思うのは、投資に於いて最も重要なことは「メンタル」であると思います。そして、メンタルを平静に保つには、心を鍛えようと思うのではなく、如何に心に負担をかけない様に投資をするかを考えた方が良い。今回技術を学んだ事は、自分に取って明らかにプラスだったと考えています。メンタルが強いと言う意味で、凄いと思うのはレフティドラゴンさんみたいな人です。私の感想としては、「良くこんなつまらない投資法を、粛々と続けていけるな」と言うもの。正直、定量分析中心ですから、彼の投資法は真似できます。しかし、私はやりたくない。だって、つまんないもん。だからこそ、バリュー投資は優位性を持ち続け、心の強い人は超過利益を享受できるんでしょう。
2007年05月03日
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以前に一度経験がありますが、テクニカル投資派とファンダメンタル投資派の人との議論と言うものがあります。意外と対立姿勢を取る方がいまして、結構熱のこもった非難合戦などに発展することもりました。私自身は元々テクニカル投資を否定する考えは全くありません。ファンダ投資もテクニカルも、別にお互いと否定しあう必要性は全くなく、逆にお互いに相互補完が出来る知識だと考えてます。そう言う考えに至れたのも、最近テクニカルを学ぶようになったからです。意外とファンダとテクニカルを組み合わせて投資をしている人もいるようです。これもまた、テクニカルを学んだ結果、知りえたことですが。結局のところ、私がファンダ投資を志したのも、テクニカルで利益を得るということに対して、理論的な優位性を知らなかったからです。私は理屈屋です。ですので、「理屈」で説明できないことは、やはりやろうとはしません。しかし、今は理論武装がある程度出来ています。テクニカルを中心に投資行動をするか?と言われると、実はまだ結論は全く出ていないのですが、確実に以前と変わっている部分があります。それは主にメンタルの部分なのですが、恐らく今後の投資に於いても、良い結果を残してくれるのではないかと思う変化があります。てことで、次回に続きます。
2007年05月01日
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