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東証2部上場のIXIが民事再生手続きの申し立てを行いました。この会社については、以前何かのスクリーニングで引っかかった事があり、四季報を読んだ覚えがありました。このニュースを見た時は、「あれ?そんなひどい財務だったっけ?」と、少し考えちゃいましたね。四季報を見て改めて思い出しましたが、定量的には安くなかったのですが、成長率は高かったんですね。買いたいとは全く思わなかったのですが、それでも四季報を読む限りでは破綻しそうな財務ではありません。会社のプレスリリースを見ると、完全なる粉飾決算です。東証二部上場の情報サービス会社、アイ・エックス・アイ(IXI)は21日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表した。同社の取締役ら複数の幹部が関与する架空取引により100億円以上の簿外債務の存在が判明し、自力再建を断念した。。簿外債務を除く負債総額は119億円。06年9月期の総資産は318億円程度、うち株主資本130億円程度です。ほぼ株主資本に匹敵する「簿外債務」の巨大さには驚かざるを得ません。ここの経営陣、悪質ですね。再度財務を見てみましたが、改めて見ると「怪しい」と思う部分があります。しかし、実際破たん前に見ていたら同様に感じたか微妙ですね。私は恐らく、見破れなかったでしょう。定量的に安くなくて良かった。04年3月期の総資産が68億円で、06年9月期の総資産が318億円。2年半で5倍近い総資産の膨張です。やはり成長率があまりにも高く、無理をしていそうな会社は投資対象から外そうと改めて思いました。元々私は、あまり高い成長率の会社は対象として見てませんでしたが、その意を強くしてしまいました。しかし、前期の決算期に監査法人が見抜けなかったんでしょうか?カネボウの時は担当会計士が結託して粉飾してましたが、今回は違うようですし。投資をする上で、こう言った財務情報は「正しい」と言う前提に立って、私は投資を行っています。今回の事件などは私の投資に関する「前提」が崩れかねない事件です。マスコミの皆さん、村上さんや福井さんより、こっちを叩いてくれ。悪質だ。
2007年01月29日
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今日は創通エージェンシーについて。12月に簡単にこの会社に関して日記で簡単に触れましたが、この後少し調べて12月に購入しています。それなりのポジションです。まずは定量面です。株価27万円として計算。PER13.2倍、PBR1.18倍、EBITDA倍率2.05倍、理論株価4180円(wacc10%)くらい。前回日記と数字が異なっているのは、前回は保有投資有価証券を計算に入れていないからです。B/Sを見ると、約30億円くらいの有価証券を保有していますので、今回はこの様な計算結果となりました。定量的には非常に安い水準であると思います。財務状況は非常に良く、自己資本比率は7割後半、総資産129億円で総負債28億円程度です。BPS成長率も高く、前期成長率は8.4%、キャッシュが貯まり易い構造にあると思います。時価総額118億円、保有現金は54億円で、時価のある有価証券を30億円ほど保有しています。キャッシュリッチ企業で利益率も高い。定量的には非常に良い状況ですね。この会社は、「機動戦士ガンダム」の版権を持つ会社で、主な事業はアニメ番組の企画・製作とその版権ビジネスとなります。事業セグメントは以下の通り。・メディア事業(75%)→テレビ番組提供・テレビ広告・アニメーション作品製作・ライツ事業(21%) →商品化権・ビデオ化権・番組販売権・スポーツ事業(4%) →球団グッズ販売・球団スポンサード・球場看板広告アニメーション作品の制作とありますが、実際の制作はほぼ全量アウトソーシングしているようです。組織は非常に小さく、効率的だと思います。アニメ制作と言うのは、実は結構労働集約的な事業です。これをやっていたら私の評価が下がっていたのですが、当社は企画部分に経営資源を集約しているため、私は好感しました。子供と一緒にテレビとか見ていると、アニメーターの中に外国人の名前がズラリと並んだりします。国内で実際のアニメ制作で高利益を享受するのは難しいと思いますね。有価証券報告書を読んだ感想としては、この業界は個々の作品の人気によって版権収入などが変化するため、「分散型事業」の色彩が強いと感じました。規模の大きさが有利不利に直結しないと思います。作品ごとに採算性は異なるため、大きなヒット商品が出れば業績に大きく影響してきます。まぁ、逆にこけた場合も同様ですけど。最初は手がけた全作品の版権を取得しているのかと思ったのですが、実際は前期5作品の版権を取っているだけのようです。作品制作に出資すると言う形での版権獲得のため、短期的な資金負担は大きいようです。版権ビジネスはストック型のビジネスであり、非常に魅力的です。以下は有報に書かれていた、事業環境です。当社グループを取り巻く事業環境におきましては、北米においてDVD等パッケージソフトのマーケットが伸び悩むものの、国内においては依然DVDの出荷額は高い伸び率を示しており、また高速大容量の通信環境を利用したインターネットやモバイル視聴等新しいメディアが急速に普及しております。このように二次利用のマーケットが拡大するなか、アニメーションに対する注目と期待は高まっており、スポンサー・放送枠・原作の獲得といったあらゆる局面でアニメーション作品同士の競争は激しさを増しております。事実上、メディアの多チャンネル化が進んでるんでしょうね。業界として成長しそうだなぁと言うのが、一つ感想。供給作品が足りなくなりそう。その替わり、一作品の利益が下がる?かな。製造業で言う「小ロット化」みたいな影響が進行しそうだなぁと少し思いました。まぁ、あんまりリスクばかり考えてもしょうがありませんが。で、結論です。定量的に安い上、版権ビジネスは魅力的です。キャッシュリッチで現金の貯まり易い状況であり、非常に良く見えました。また、ガンダムと言う定番アニメの人気も根強く、今後も収益に貢献してくれるでしょう。と言う事で、冒頭に書いたように株式を購入。この会社に関しては、少し長い目で見ていく予定です。
2007年01月24日
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また少し古い話題ですが、先日18日に金融政策決定会合で、金利の追加利上げが見送られました。マクロ的に、金利を上げた方が良いかどうかと言うのは意見が分かれる所でしょう。ただ、短期的な景気を考えるなら、金利は上げない方が良いでしょうし、私としても資産の多くを株式で保有しているので、金利は上がらない方が良いですけどね。しかし今回の金利引き上げ見送りは、政治圧力により見送りが決定したように感じ、あまり良い印象を持てませんでした。自民党は参院選を意識して金利引き上げを牽制する意見を発信し続けていましたからね。金利が正常化するのは何時なんでしょうか?為替も円安が進み、またもやこの分野の私の予想は「外れ続け」となっています。昨年私は円高を予想し、今年もその予想は据え置いているのですが、まぁ見事なくらいに「現実と逆」に予想し続けてました。我ながら笑ってしまいます。FXとかも興味はあるのですが、今の状況ではとてもやろうとは思えませんね。 * * * * * *そう言えば、先日、日本金銭機械の株主優待で頼んだ、「フグちりセット」が家に送られて来ました。少し楽しみです。美味しいかな?しかしこの会社、優待の30倍くらいの含み損失となっています。優待取っても、これでは寂しいですね。業績復活しないかなぁ?お祈り中です(笑)
2007年01月21日
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さて、前回日記に書いたとおり、昨日は実家に帰った妻と息子を迎えに行きました。まぁ、それに先だって今年最初の釣り、「初釣り」に行って来ました。土産を確保するため、と言う口実がありますので、勇んで行って来ました。釣りが終わったらそのまま妻の実家に行って、魚を振る舞うと言うシナリオです。今回は私にとって最も馴染みの釣り物、鯛とアジのリレー釣り、毎度お馴染み三浦半島の間口港からの釣行です。何としても鯛が欲しい~。実家で自慢するのだ。朝7時、釣り開始。冬場の鯛釣りは、ポイント争いも激しくなく、のんびりムードでポイントに入ります。丁度日の出を見ながらの出船となり、綺麗な朝焼けを見ながらの航走です。寒い以外は何も言うことのない気分の良い朝。後は魚を釣るだけです(笑)期待を持って一投目。・・・・誰もヒットなし。まぁ、その内釣れるだろうと頑張って仕掛けを落としますが、当たりがない・・・。そうこうするうち、何も当たらず1時間半が経過。船中誰も当たりがありません。船長が「ポイント変えるよ」と言う事で、場所移動。移動して直ぐに右のミヨシ(船首側)で当たり。少しカワイイサイズのピンクの真鯛です。その後10分くらいで船中2枚を追釣。どれもカワイイサイズでしたが・・・。その後10時30分まで何も起こらずでした。船長が携帯や無線で色々情報収集してますが、どこの船も苦戦している様子。潮が澄みすぎて鯛が口を使わないようです。「そろそろアジに行く?」何て話をしていたのですが、どうやらアジに行っている船も苦戦中のようで、船長の顔も冴えません。とりあえずコマセが終わったらアジに行くとの事で話がまとまり、鯛釣りを続けていたところ、船長情報が入りました。「メダイが釣れているって、行く?」嫌も応もありません。メダイ釣りに行くと言うことで、急遽船上で仕掛けを作るハメに。しかし、ハリスは3号と5号しか持っていなく、針はチヌの3号とムツの10号しかない。メダイを釣るには少し華奢な仕掛けしか作れませんが、まぁ仕方ないですね。3メートル2本針で、付けエサはオキアミ、コマセは鰯ミンチです。少々変則的な組み合わせですが、釣れるかな?メダイと言うのは、比較的深いところで釣れる魚です。普段スーパーでは殆どその姿を見ることありません。本当かどうかは知りませんが、料亭などに魚は流れると聞いています。(参考)実は以前にも何回かこの魚を専門に狙いに行ったことがあります。癖のない淡泊な白身の魚で、正直私は鯛やイサキの方が好きなんですけどね。棚は約180m、電動リールが無いと辛い水深です。もちろんメンバー全員電動リールなので問題なし。しかし、やはり簡単には釣れてくれません。船中早々にメダイが一枚上がりますが、私の竿には当たりなし・・・。12時の時点でクーラーに入れる物が何もありません。いや~、焦る。船中でサバが釣れ、これをエサにしてメダイ釣りを続けます。釣れたサバをエサにするのは、根魚釣りの定番で、結構な「特エサ」になります。期待を込めて・・・当たった~やっと1枚。今年の初釣りです~ 50センチオーバー、恐らく2キロ以上あるであろうメダイです。良い型でした。いや~、ギリギリセーフ。これなら1枚でも格好が付きます。本日の釣果、メダイ1枚。船中、鯛3枚、メダイ3枚。完全坊主が1名出てしまいました。新年早々、厳しい釣りでした。天気が良かったのだけが救いです。帰りに三浦の市場で、キンメダイとマグロを「追釣」して、妻の実家に向かいました。美味しい魚と酒を楽しんだのは言うまでもありません。久しぶりに(10日振り)に会う息子は、やはり可愛かったりして。
2007年01月17日
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実は今年に入ってから、Wiiを購入しました。正月くらいなのですが、たまたまヨドバシカメラに行ったらゲーム機「Wii」が売っていたため、反射的に購入。何をしたいと言うわけでは無かったのですが、話題のゲーム機を買って見たかったんですよね。当然ソフトも一緒に購入し、ゼルダの伝説と、あと一つ何かを購入していました。暫くそのままになって遊ばずにいたのですが、少し前から女房と子供が実家に帰省しまして、家に帰っても誰もいない。他にやることはありますが、とりあえずゲームでもしてみようかと始めたところ、「あら、これは面白い」はまってしまいました。時間があるとお猿さんのようにゲームしてます。ゲームをやるなんて、何時以来かなぁ?一応PS2は持っているのですが、埃をかぶっていました。まぁそんな事で、年初の目標の「投機」のお勉強が何も進まない。これは少しまずいですね。実施時期が後ズレしそうです。先日の新聞報道にありましたが、PS3の販売は、当初目標の100万台の半分程度、50万台くらいの販売実績のようです。対してWiiは100万台を越えた実績のようですので、序盤のゲーム機戦線は、どうやらWiiの圧勝だったようですね。下馬評通りと言う事で。特にサプライズはありませんけど。さて、明日は女房と子供を実家に迎えに行きます。かりそめの独身生活も終わり、ゲームばかりしている暇も無くなります。「暇な時間を無為に過ごした」と言う後悔が残るんだろうなぁ。自分の場合、時間が無い方が色々な事をするんですよね。時間があると「いつでも出来る」と考え、バイタリティが落ちる。不思議なもんです。
2007年01月15日
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私の新居の隣には、14階建てのマンションがあります。このマンション、昨年の8月に完成しました。総戸数は56戸かな?全て賃貸になっています。実はこのマンション、最初は分譲マンションとして売り出していました。モデルルームもあったのですが、直ぐにモデルルームを引き払ってしまい、賃貸へと移行しています。モデルルームを引き払ったのが例の「姉歯事件」のあった直後だったので、近所ではあらぬ噂が立っていたのです。つい先日の事ですが、私の家に不動産管理会社の人が来て、土地の境界石の確認をしたいと言います。まぁ、その際に判ったことなのですが、実はこのマンション、証券化事業の一環で賃貸に出されているとのことで、今月には売却されると言うことでした。売却に先立ち、境界の確認に来たと言うことのようです。これで何故賃貸に切り替えたのかの謎が解けました。要はリートに売却すると言うことのようです。最初は分譲マンションとして建設していたのが、開発会社がリートに売却したほうが得策と判断したのでしょうね。どこのリートかは聞きませんでしたが、こんな身近に証券化物件があるとは思わず、少し驚いてしまいました。物件の所有権は、2回変わるようです。開発した不動産会社→管理会社→REITの順です。2回も名義を変えるとは、税金や手数料がもったいないなぁと、いらんことを考えてしまいました。REITに物件を売却しても、管理をする会社は変わらないとのことでした。最近のJ-REITの利回りは、2%台のようですね。その事を管理会社の人に言ってみたら、「この物件はもう少し高い利回りで回りますよ」との事。入居率を7~8割くらいにしてから売却予定だと言う事でした。う~ん、てことは、最終利益ベースで3%台の物件と言う事なのでしょうかね?少し高く無いか?立地は良いのですが、現在の家賃は高いと思います。家賃は10万円台後半から、20万円台半ばまで、普通のサラリーマンでは払うのが辛い額ですし、何より分譲と競合する価格帯です。新築にも関わらず、入居の募集をし始めてから数ヶ月たっているのに、入居率が7割未満と言うのが、その証拠だと思います。5年後に、現在の利回りを期待するのは、無謀じゃないかなぁ?私は現在の利回りでREITを買う気にはとてもなれません。どちらかと言えばバブルのような気がする。我が家の隣の物件も、数年後には利回りは低下する可能性が高いと思います。現在の家賃の維持が出来る訳がない。物件を見て、REITのリスクを感じてしまいました。手数料を稼ぐ管理会社は儲かるんだろうなぁ。
2007年01月10日
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昨年から取り組んでいるシステムトレードですが、現在色々と投資手法を考えています。年初に何冊か本を読み、順張り系のシステムを何とか作れないかと思案しているのですが、なかなか思うようには行きません。短期投資と言うのは、やはり難しいですね。そんな中、ほぼ同一手法に関して書かれた本を3冊ほど読んでみたのですが、全くの別人にも関わらず、言っている肝の部分が「皆同じ」であることが非常に印象に残っています。当たり前ですが、「リスク管理」が最も重要だと。そのための技術を身につけるのが、トレードで成功する一番の近道に思えてきました。短期トレードに関しては、システムトレードで対応するつもりだったのですが、現在は完全なシステム化は難しいと考えています。で、色々悩んだのですが、少し短期売買も勉強していこうと言うことで、トレードの勉強を今年はしてみようと思います。とりあえず、ある程度ルールが固まった後に市場監視を始め、テスト売買を2月下旬くらいから始められれば、と思っています。実は、売買ルールはほぼ固まっているのですが、過去の検証はまだ全然してない状況でして、まだまだ「先は長い」のですけどね。「チャートを見る」と言う苦行をどうやらしなければならないので、正直気が重い・・・やる気にはなっていますが。短期投資は完全なる初心者ですので、物になるかどうかすら疑わしいです。ここ数年、毎年何かしら新しいことを始めてます。集中して、自分の得意なことを続けていった方が良いのではないかと思いますが、まぁ性分なもので。駄目だと思ったら引き返すだけです。と言うことで、今年の目標の一つは、「短期投資を勉強し、自分の引き出しを増やす」です。
2007年01月09日
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今日は名証2部上場の、トーカイに関して書こうと思います。まずは定量面です。(株価1300円で換算)予想PER9.1倍、PBR1.35倍、EBITDA倍率2.86倍、理論株価1880円程度。財務内容は良いとは言えないでしょうね。有利子負債が非常に大きくなっています。また、預り保証金と言う名目で、119億円程度の債務が計上されています。これは恐らく、ゴルフ場会員権の供託金だと思うのですが、会社の規模から見て、かなり過大な負債と言えます。その他で、保有有価証券が56億円ほどあり、保証金と有価証券を加味して理論株価を計算すると、1520円程度の計算になります。まぁ、安いは安いですが、資産面での裏付けは乏しいですね。営業内容は多岐に渡ります。・介護用品のレンタルや、病院のリネン、白衣などのレンタル事業。(健康生活サービス:46%)・病院等の清掃事業や、用品のレンタル。(環境サービス:14%)・調剤薬局事業。(調剤サービス:29%)・ゴルフ場やスキー場の運営(会員制サービス:2%)・その他(??:9%)その中で、会員制サービスは完全なるお荷物状態です。子会社の一つは債務超過状態で、この分野は赤字事業です。巨額の保証金は今後の営業上問題になる可能性ありですね。健康生活サービスは、今期薬価改定の影響を受け減益です。しかし、成長性はそれなりに高いと判断してます。環境サービスも同様です。この2分野は、かなりサーチコストが高い分野だと思っていまして、安定的なキャッシュフローを生み出してくれるのでは?と考えています。調剤薬局に関しても、業界として成長分野と考えています。アインファーマシーみたいに、ドラッグストアーに進出しないでね。定量的には資産面での裏付けはほとんどなく、営業利益部分を評価する以外にありません。時価総額224億円程度で、営業利益は前期61億円、今期予想は57億円となっています。営業キャッシュフローは大幅な黒字(前期64億円)です。他の方のブログで、優待品のカレーが美味しいとの評価を見まして「食べてみたいな」と考えて調べました。カレーくらい買えよって感じですけど。財務は悪いですが、巨額のキャッシュフローは魅力です。最初四季報見たときは、レオパレスを連想しました。まぁ、状況は全く違うのですが、・巨額の債務・大幅な黒字のキャッシュフローが共通点でして、数年持ち続けると面白いかな?と考えました。レオパレスでは美味しい思いをさせてもらってますからね。減益報道でも出れば売り込まれるでしょうが、PER9倍台ですので。この会社は「優待銘柄」として、女房と私の名義で最低単位を保有中です。気軽に保有継続する方針です。
2007年01月05日
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先日、しんさんのブログで2002年頃の長期金利の話が出ていて、当時を思い出したので、少し昔話など。2002年~03年にかけて、長期金利は非常に低い状態にありました。・長期金利1%割れ・翌日物の銀行間金利にマイナス金利が付くなど、信じられないようなニュースが報道されてました。当時、金融機関の事務コストは0.9%程度だと言う報道がありまして、国債投資は「原価割れ」、銀行にとってマイナス利ざやの状態もあったと記憶してます。私は当時、国債は完全にバブル状態だと判断していました。長期的に保有すると、絶対マイナスになる価格水準で売買されてましたからね。対して、株式は長期国債に比べて、非常に安く放置されていました。長期金利より配当利回りの方が高かったですから。しんさんも指摘されてますが、これは異常事態です。私もしんさんと同様、株で保有する方が絶対有利だと思っていました。ただ、確信度は恐らく私の方が低かったと思います。私は過去の事例を知りませんでしたし、何より、イールドスプレッドが大幅なマイナスなのは、長期金利の低下が主因だと思っていたからです。どちらかと言えば、株式が上がって上記の異常事態が修正されるのではなく、長期金利が上がると言う形で、市場の調整がなされると思っていたのです。しかし、私の考えは、思い切り外れましたけど(笑)低金利は事実上、預貯金者から資金の需要家である企業に対する所得移転と言う側面を持っています。一昨年の日記にも簡単に書きましたが、低金利政策は個人から銀行(企業)に対する所得移転を起こしています。10年に渡る日本の低金利政策は、企業に対して補助金を出しているのと一緒だと、私は思っています。今後金利が上がるにつれて、この「補助金」は減っていく事になります。市場に対するインパクトは、結構大きいと思いますね。こう考えていくと、「キャッシュリッチ企業でも物色するか」となるんですよね。
2007年01月03日
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明けましておめでとうございます。今日は空気も澄んでいて、良い天気です。昨年は、正月は仕事でしたが、今年は私にしては珍しく、大晦日と元旦が休みになっています。何年ぶりだろうか?正月休みも良いものですね。ただし、仕事始めは明日からですけど(笑)今日は2箇所に年始の挨拶に行き、初売りで福袋でも買おうかと思ってます。最近は、初売りも1日からの所が多くなっているように感じています。パチンコ店も1日からやっているようで、職場では元旦の「初打ち」が話題になっていました。便利な世の中ですね。少し世知辛くなっているようにも感じますけど。サービスを受ける側の私としては、嬉しい変化です。そうそう、初詣にも行かなければ。今年もよろしくお願いします。皆さんにとって幸多い1年でありますように。
2007年01月01日
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