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仕事シーズン突入ってこともあるんですが、いろいろと重なって忙しさが倍増してまふ。写真撮りにいきたいよーぉ。8×10担いで(爆)
2005.09.30
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このブログも100日通過しました。ここまで続けることができたのは、ごらん頂いているみなさまの応援あるからです。最も感謝するべきは、愛する妻、娘ズです。そしてきびしいながらも続けている仕事のおかげ。友人、その他関係各位それぞれのおかげだと思っています。なかなかそーゆーことを面と向かって言いにくいので・・・(えへっ)みなさまへの感謝の気持ちを忘れないように。今後もよろしくお願い致します。
2005.09.29
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一般にも出回り始めましたね。各所で慶びの声が上がり始めました。価格.comを見ると、最安値で346,467円だそうです。以前のフルサイズ機からすると1/3に近い価格になっています。スゲー。それにしても安値を付けているショップがカメラ屋さん系ではなくて、パソコン・家電系というトコロがおもしろいです。仕入れ値はそれほど違いはないと思いますが、考え方の違いなんでしょうね。アフターも考える。あるいはありうる。その分販売価格は高め。売りっぱなし。利益は他の家電と変わりない率。どちらも物欲を満たすには高額にかわりはありませんが、過去を知る者としては、あまりに安いと感じてしまいます(笑)。んで、納入価格っていくらなんでしょうね。>いやらしいなぁテレビのドキュメンタリーで「秋葉系家電パソコン業界は1.03~1.05の利益率」で薄利多売するというのを見たことがあります。5Dの最安値から消費税を引くと、329,968円ですからざっくり考えて、キヤノンからの仕入れ値はずばり315,000円じゃなかろうか。と推測してみました。だいたい仕入れ値の1.047倍ぐらい?これに発送手数料だのを乗せて最終的に1.05倍ぐらいの利益率が出ればよい。みたいな考え方かと。どちらにしても、良いお値段です。
2005.09.28
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いよいよキヤノンEOS 5Dの発売日です。昨日の通り既に手にした方もいらっしゃるようで、うらやましいおめでとうございます。昔に比べれば魅力的な価格で135フルサイズ受像素子が手にはいる訳で、レンズの「味」そのものを楽しめると思います。ここまでが長かったのか短かったのか。一番最初は35万画素でした。今は無きですが、「ビックショット」という6×6フルサイズの1000万画素素子もありました。ちなみにプロシューマー向けお値段はこのころ、1画素10000円でした。135フルサイズが世に出てきた時は、フィリップスの6枚貼り合わせ素子でした。100万画素×6枚で600万画素です。非常に高価でじゃじゃ馬なCCDでした。製品版として最終的には、コンタックスNデジタルに使われました。あれよあれよと、D30→D60→10D→1D→KissD→1Ds→20D→KissDN→1Dmark2→1Dsmark2→5Dと進んじゃいました。銀治的に仕事では645サイズの2200万画素を使っていますが、あっという間に135モデルに越されるかも(笑)。あ、そうそう。オリンパスさんもぶつけてきましたねぇ。4/3型(フォーサーズ)800万画素CCD採用、2.5型液晶搭載、デジタル一眼レフ「E-500」を11月11日発売します。フォーサーズにはフォーサーズの良いところがあると思います。例えば、既に発表済みのレンズがスゴイです。世界初の全域で開放F2.0を実現した70~200mm相当の超大口径望遠ズーム、「ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0」と、全域で開放F2.8を実現した140~500mm相当の大口径超望遠ズーム、「ZUIKO DIGITAL ED 90-250mm F2.8」の2本です。値段も化け物みたいに高額ですが。単純に「明るさ」だけを求めたとすれば、これほどスゴイズームレンズを135で作るのは不可能かと思います。仮に作れたとしても、とんでもなく大きいわ高額だわでしょう。ズイコーやるな。大口径単焦点レンズが無いのが残念ぢつはフォーサーズも微妙に気になっておりまして、なんでもマウントアダプターでいろいろなレンズを使うことができるようです。ちょっと魅力的・・・つーことで、デジタルから目を離せない状況が続きますねぇ。欲しい欲しいと思いつつ、ここ数年デジモノのコンシューマーや135系に手を出していないなぁ。特に必要性を感じていなかったんですが。んでも、確かに5Dクラスまで来ると、撮影方式自体が変わるような気がして、よだれがでちゃいます。
2005.09.28
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本日2つ目(笑)そろそろキヤノン EOS 5Dの出荷が始まったようですね。噂によると発売日の明日28日に手に入れるため、流通を前日や前々日である本日行っているケースがあるとのことで。宅配便の日付指定到着という隙間を狙って、直接荷物集配所へ取りに行くという強者がいらっしゃるそうです。ということで、一日でも早く手に入れた方。おめでとうございます(ぱちぱちぃ)過日の日記では「買わない」宣言をしていましたが、10%~30%ぐらい欲しい率が上がってしまいました(笑)。とほほっ。
2005.09.27
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さて、本当に最後にもうひとつ。お茶目な呆れた先生の行動をお伝えします。渡辺先生はもちろん写真業界で有名な方です。でも著名な人に対してこーゆーことってよくありますよね。「お名前は存じ上げておりますが、お顔そのものは・・・」みたいな。写真業界の重鎮でいらっしゃいますから、地方の写真コンテストの審査員などもされていました。審査も一段落して暇をみつけては渡辺先生、ふらっと町へお出かけになります。そして町の写真館を見つけると、これまたふらっと中に入ります。「私のポートレートを撮ってください」突然の客でありますが、写真館の主はスタジオへご案内して、客の写真を撮影します。実はこの段階で渡辺先生と気が付かない方がほとんどだったそうです。「代金は今支払います。私は旅行者なので、できあがりの写真は自宅へ郵送してください」と伝票に名前を書きます。もちろん「渡辺義雄」です。勘の良い主人は、名前を見てあるいは地元新聞社主催の写真コンテストとかを想像してこの時点で気が付くそうですが、やはり気が付かない方が多かったとのことです。イヤなじじいだ。しばらく経って、先生の元へ写真が送られてきます。するとどうするのか。おもむろに赤ペンを取り出し、写真に指示を書き込みます。どうも他人の写真についてはすぐに指示できたようです。そして「私は先日写真を撮っていただいた、建築写真家の渡辺義雄です」と一筆そえて送り返したそうです。渡辺先生は先達として写真を撮る後輩達に対して優しく熱心に方向性が微妙に違う様な気もするがご指導されていたとのことです。よけいなお世話じゃないのか?くだんの写真館主人は「写真を送り返された(怒)」、と思って封筒を開けて台紙をめくるとなにやら赤ペンで「ライトが」とか「プリントが」などと書き込んであります。不審に思って手紙を開けると、その主人はびっくりして腰を抜かします。「あの方は、わ、渡辺先生だったのか!」と。いやー、ホントお茶目で写真が大好きなでもちょっとおかしい渡辺先生でした。おしまい。
2005.09.27
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実はプリントをする際に、引伸機で「アオリ」をやってなおしたのです。(助手のプリンターさんが)想像してみてください。古くはOHPやスライド映写、今なら液晶プロジェクターです。スクリーンに投影したとき機械との平行が取れないと台形にゆがみますよね。引伸機も液晶プロジェクターと同じ原理です。光源があって、フィルム面があって、レンズがあって、スクリーンがある。撮影時の「アオリ」のテクニックを使うことができます。高級な引伸機になると、フィルム面とレンズ面をビューカメラのように動かすことができます。そこにプラスαのテクニックを付け加えました。通常印画紙を固定するイーゼルは引伸機のテーブルに直接置きます。いくら高級引伸機本体を動かせるといっても、投影面であるイーゼルを傾けなければゆがみのコントロールはできません。そこで渡辺先生はイーゼルに自由雲台を取り付けることにしました。これで撮影の時と同じようにパースペクティブをコントロールすることが可能になるんです。このプリント方法を頭に入れた上で伊勢神宮の撮影をしたため、現代に比べればイメージサークルも解像度もプアなレンズでしかし完璧に行うことができたのです。スゴイ技術の開発と想像力と執念だと思いました。その妥協を許さない写真に対する姿勢は、先の通り撮影でもプリントでも崩しません。当時プリントを担当していた助手氏は、「渡辺先生から写真に対するプリントイメージを聞き出すのは相当大変だった」と仰っていました。なぜならプリント技術に対しても知識が豊富でいらっしゃいましたから、白と黒とパースペクティブのコントロールがどのようになれば自分の求める作品になるか、頭の中にはあったことでしょう。しかし、それが言葉になかなかならなかったそうです。「先生、このようなプリントでどうでしょうか?」と何枚もやり直しながら、このぐらいが先生の好みだろうと想像してプリントを見せます。すると、「うーん、まだですね。もう一度」としか仰らない。プリンターは指示をくれよ!じじい!わかりました、と暗室へ逆戻り。何度も何度も焼き込み、覆い焼き、パースペクティブを変更、ありとあらゆる暗室テクニックをしながら100枚ぐらいプリントを見せると、「うーん、この辺りをもう少し焼き込んでみましょう。ここはもう少し平行を出して」とやっと指示がでてきたそうです。もしかしたら渡辺先生は、頭の中にしっかりしたイメージがあるのに、霧がかかったようになかなか出てこないのかもしれません。そしてプリントを何種類も見る内にだんだんとそのイメージが確立されてくるのでしょう。それなら自分でプリントしろよその時プリントをやっていた方は後に、有名な白黒ラボを経営するようになりました。はい。決して妥協することなかった渡辺先生の作品。もしも本屋さんで「伊勢神宮」を見ることがあったら、そんな視点で見てもいかがでしょうか。もちろんオリジナルプリントを見る機会があったら絶対に見るべきです。被写体に対する渡辺先生の魂を感じる写真だと思います。もちろんプリントテクニックも。ということで、39'ersさんは正解でーす。
2005.09.26
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渡辺先生は伊勢神宮の建築物を眼前にして、考えました。どの位置から見たら一番美しく感じるだろうか。しかし敷地の範囲は決まっています。あと5メートル下がれば完璧なのに、と思ってもそれは不可能になります。カメラポジションを決めて、思い描いた「絵」にするべくレンズの焦点距離を決め、伊勢神宮の建築物に対して水平垂直をただしてかつ美しく感じるようにパースペクティブをコントロールするべくビューカメラのレンズ部またはピント部を動かしました。ちなみに、今も昔もレンズのイメージサークルの許容範囲が大きいレンズは高価であります。ちなみに、特に8×10で使える広角系レンズは限られてきます。ちなみに、基本的にレンズは長くなるほどイメージサークルは広くなります。8×10の標準レンズは300mmと言われています。さて、どうでしょう。アオリをしてみるとレンズの限界を超えてしまいそうです。現代みたいに「後でPhotoshopでパースペクティブを直して、写せなかった部分は合成しよう」なんて技はありません。「もうすこしアオリを付けて建物をまっすぐにしたいが、そうするとイメージサークルの許容範囲を超えてしまい空まで撮影できない。空を入れようとすると建物のゆがみが取れない」渡辺先生、妥協はしません。最終的に渡辺先生は、空をきっちり入れて建物のゆがみをいったん犠牲にして撮影しました。それではどうしたのか?
2005.09.25
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もー少し引っ張ってみよう(笑)渡辺先生は鋭い視線をお持ちの建築写真家であり、またお人柄は大変温厚な方であったことも昨日の日記の通りです。そのあたりのお話を少々。建築写真というジャンルに、欠かすことのできない写真技法があります。それは「アオリ」です。建築写真の多くは4×5、5×7、あるいは8×10と言ったシートフィルムを使います。なぜならシートフィルムを使うカメラはビューカメラと呼ばれています。レンズマウント部とピント面兼フィルム挿入部を蛇腹でつなげている、なんとなく昔風写真機材と言ったイメージがあるカメラです。大型カメラの最大の特徴は、レンズマウント部とピント面兼フィルム挿入部を自由に動かせることにあります。この動かすということよって被写体に対するカメラ側のピントをコントロールすることが可能になります。このことから、パースペクティブをコントロールすることが可能になる訳です。ピントが「合う」という物理条件には、2つの種類があります。ひとつは135等レンズもフィルム面も固定されている通常状態のカメラを考えてください。この手のカメラのピントが合う場所とは、レンズの中心とフィルム面が「平行」であるために被写体に対してもそれらと「平行の面」に対して合焦します。そう、全て「平行」ということがピントの合う条件になります。もうひとつは、ピントを合わせたい被写体の面の架空延長線と、レンズの中心という面の架空延長線と、ピント面の架空延長線が1点で一致することによって合焦させることができます。これを「シャインプルフの法則」(Shcheimpflug rule)と言います。そして、ピントを合わせることがコントロール可能であるということは、パースペクティブを変化させることができます。ご存じの通り、眼あるいはカメラに近い場所にあるモノは大きく、遠い場所にあるモノは小さくなります。これが物体同士の位置的関係を認識させてくれます。レンズの中心位置を固定したとして、カメラを構えた側から考えて、ピント面(135の場合フィルム面)をレンズの中心に移動させれば遠くのモノにピントが合いモノは小さく写り、レンズの中心から離すほど近くのモノにピントが合いモノは大きく写ります。このピント面を動かせる訳ですから、本来手前にある被写体であれば大きく見える所を小さく変化させることができます。ある程度ですが(笑)。さて、建築写真です。>やっと通常のカメラで地面から空へそびえるビルを見上げると、パースペクティブがありますから、地面近くは大きく屋上は小さくしぼみます。ところがビル自身はまっすぐ立っていますから、写真としてもまっすぐに撮りたい。そんなときにパースペクティブをコントロールする、つまり「アオリ」という動きをカメラで行うことによって、人間のイメージする映像を創り出すことができます。ただしこのコントロールも限界があります。それは使うレンズの「イメージサークル」と呼ばれる写る範囲が重要になります。大型カメラ用レンズだって、ライカのレンズだって同じですが、中心は美しく結像しても、結像する範囲のはじっこぎりぎりでは像が流れたり減光してきます。最終的には写りません。そのレンズが持つイメージサークルとは、レンズが光りを結像してくれる範囲を直径12cmのCDとしましょう。フィルムをクレジットカードとしましょう。CDの中心にクレジットカードを置けば完全に円の中に入っています。ところがクレジットカードを動かしていくと、いつかCDから飛び出してしまいます。すると結像範囲を超えるので、そのはみ出た部分は写らないということになります。つまり、フィルム面を動かせる範囲というのは、レンズのイメージサークルの許容内ということになります。ああぁぁ。。。またしても話の本流にたどり着くまでに時間がかかるなぁ。。。
2005.09.24
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ということで、日本には「サイズ」に関する規格が混沌としていた時期があったと思います。なんでも取り入れて自分たちの方向性を取り入れながら昇華していく、日本人文化の良い面、とも悪い面とも言えるのではないでしょうか?写真家・渡辺義雄先生。撮影年月日、撮影者不明渡辺義雄(わたなべ よしお)1907年4月21日 - 2000年7月21日。建築写真の第一人者である。そして写真家としては日本で唯一の文化功労者である。1907年4月21日、新潟県三条町に生まれる。1928年東京写真専門学校(現東京工芸大学)卒業。東京都写真美術館初代館長を務める。代表作品として、3度にわたる伊勢神宮の20年に1度の大祭、神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)を撮影された、「伊勢神宮」がある。岩波書店「渡辺義雄 日本の写真家13」よりさて、私が渡辺先生にお会いしたのは学生の時でした。当時大学のどんな役職にあったのかはすっかり忘れていまいました。特に決まった授業があったようには記憶していません。ただ講義やお話をさせていただいたことが数回ありました。渡辺先生は大変温厚で優しいおじいちゃま(失礼)という感じでした。なにしろお会いした時点で80歳を超えていらっしゃったのですから。しかし眼光鋭く、私たちに写真を教える姿は今でも胸に焼き付いております。そんな渡辺先生の有名な逸話を思い出しました。何が?って、アスペクト比から派生したサイズの話です。>ここまで遠かったなぁ。。。(; ̄o ̄)ノ□ヲヒヲヒ1953年、渡辺先生は46歳の頃の話です。既に建築写真家としての地位が確立されていたことでしょう。以前から伊勢神宮というすばらしい日本建築物を、しかも遷宮という伊勢神宮で最も大切なお祭り事で撮影したいとお考えだったようです。もちろん国の重要建築物であり、宮内庁も関係しています。戦後でした。時代は混沌としていました。ようやく関係各所を説得し、許可をいただいたそうです。撮影スケジュールが決まれば、次に写真家がすることといえば、撮影機材の準備を整えていたことでしょう。神宮式年遷宮とは、伊勢神宮の建築様式である「唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)」に関係している。この様式は桧の掘建て柱に萱の屋根。この唯一神明造の理想的な状態を保つため、耐久年数を考え、また建築技術の伝承などの理由から、20年ごとに神殿を新しく敷地内の決まった別の場所へ建立し、神々の調度品も新調する制度である。1300年前の天武天皇期から続いている。1953年は第59回である。(説明を西暦で言うべきではないと言われそうだ)さて、伊勢神宮という前人未撮の偉業にあたり渡辺先生は、その当時としても大変貴重な外国産フィルムを何とか手に入れることにしました。1953年だから何のフィルムだったのでしょうか?確かおっしゃっていたような気がしますが、銘柄は忘れてしまいました。Tri-Xのデビューは1954年11月1日ですから、恐らく、スーパーダブルエックスだったかもしれません。サイズは六切、いや8×10インチのコダック製白黒フィルムを100枚手に入れたのでした。撮影前夜、助手と共に伊勢神宮近くの宿で撮影準備をしようとしていたときにその事件は勃発しました。綺麗に掃除をした六切のフィルムホルダーの山と黄色い箱に入った貴重なKodak製の8×10インチのフィルム100枚を前に、部屋の電気を消して暗室状態にして、フィルム装填を助手が始めようとしました。「わ、渡辺先生!フィルムが、フィルムがホルダーに入りません!」「なにぃ!そんなバカなことあるか!ちょっと私がやってみる!」と、渡辺先生、助手からフィルムとホルダーを手探りで譲り受け、いざ自らの手で装填しようとすると、これがやっぱり入りません。真っ暗な中で頭の中はパニック状態でしょう。「なぜだ?なぜ六切のホルダーに六切のフィルムが入らないのだ?」漆黒の状況で悩んだところ解決する訳がありません。仕方なく貴重なその1枚を犠牲にすることを決意しました。そして部屋の電気を付けてフィルムとホルダーを見ると・・・なんと国産のフィルムホルダーは六切用。つまり20×25cmのフィルムが入る仕様でありKodakのフィルムは8×10インチ。つまり20.32×25.4cmのサイズだったのです。そのわずか横幅3mmの違いでフィルムを装填できないことがわかりました。1枚犠牲にした甲斐があったというものです。渡辺先生はいろいろ考えたあげく、たまたま持ってきたカミソリで残り99枚のフィルムを切ることを決意しました。犠牲にしたその1枚を使い、まずは電気をつけた部屋で眼を閉じて練習を重ね、その後2時間以上かけて99枚のフィルムのはじっこを乳剤面に触れないようにしながら裁ち落としたのでした。「国産はまだまだダメだ!」とののしりながら。そして翌日から撮影は始まり、あのすばらしい伊勢神宮の写真を撮影することができたのです。渡辺先生が講義の最後に言っておられました。「私の人生もそう長くはないでしょう。でもあと少し。1993年の3回目の遷宮の写真を撮りたいなぁ」そして見事、人生3度目の遷宮の写真を撮影されました。さて、アスペクト比を調べながら、サイズについて考える内に思い出した、故渡辺義雄先生の逸話でございました。いかがでしたでしょうか?この話は私たち写真家に3つの事柄を伝えてくれました。ひとつは、日本の文化と写真の歴史の中に、現代では考えられないような混沌とした時期があった。もうひとつは、信念を持って自分の撮影したい被写体へぶつかれ。最後のひとつは・・・事前にテストしていない機材は使うな!です。
2005.09.23
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昨日アスペクト比について掲載させていただきました。書き終わってブログにアップした際、ある思い出話が浮かんできました。全世界的に使われているモノの長さの単位は「メートル法」です。日本では古くから「尺貫法」がありました。ちなみに「メートル法」を使うのは法律で決まっていますから、「尺貫法」の定規を所持していると法律違反です(笑)。ちなみに1959年1月1日をもって、メートル法が完全に実施されました。ちなみに「メートル」ってフランス語読みなんですね。英語読みでは「メーター」だそうです。世界に呼びかけたのはフランス。しかしイギリスの賛同を最初に得ることができなかったそうです。そりゃそうだ。フランス革命当時のごたごたやフランスと不仲だったとか今までの慣習ということもあるだろうけど、モノを計る単位というのは、時の権力者が税を徴収する上で大切なことですもん。プライドが高いイギリス人がそうそう納得するわけありませんって。そして世界的に使おうと決議されても自国の姿勢を崩さなかったのが、イギリスとアメリカ。ということで、もうひとつのサイズ法が「ヤード・ポンド法」ということです。表記的には、インチ(2.54cm)、フィート(30.48cm)・ヤード(91.44cm)です。アメリカに住んでいたとき、最初に困ったのがこの単位の換算でしたね。1インチと3/8なんて、いったい何cmやねん(怒)、ってな具合。かなり横道に・・・日本は文明開化後、様々な国から「文化」なるものがやってきました。以前からオランダ系のものはありましたが、ドイツ系、フランス系、イギリス系と様々な国からその国独特の「文化」がやってきました。これが日本を狂わせた原因ともいえるか?(笑)。例えば日本の電力会社が発電機の輸入先の国が違ったため、日本では東日本と西日本で周波数の違いが50ヘルツと60ヘルツと使うようになました。確か紙のサイズもA判とB判と違った国だったと思います。そしてもうひとつの紙のサイズがありました。基本的に「インチ」表記の写真系のサイズです。シートフィルムとして、名刺判(2と1/2×3と1/2インチ)、4×5、5×7、8×10が先に輸入されたことと思います。なので印画紙のサイズラインナップでは上記の上サイズが、11×14、16×20、20×24となり、同様比率が使われています(1:1.4の比率は5×7まで)。キャビネ、四切(10×12)、半切(14×17)、全紙(18×22)というのは微妙に日本独特だったと記憶しています。ちなみに現在では「キャビネ」とは5×7(12.7×17.8cm)を指すことが多いですが、昔は「大キャビネ」と言っていました。キャビネっていうと、4と3/4×6と1/2インチ、つまり12×16.5cmを指します。ちなみに135フィルムが台頭するまでほとんどはシートフィルが席巻していましたから、シートフィルムサイズで製造を開始した印画紙は、135、つまり「ライカ判」が本流になったときに、ぴったりプリントできる印画紙が存在しない状態になったのですね。さて、フィルムはインチ表記で輸入されていましたが、国産が出現するようになってメーカーは素敵な言葉を当てはめました。8×10インチを表す「六切」という言葉です。確かに大全紙(20×24)を6つに切り分けると8×10インチです。前述の通り「メートル法」が完全に使われるようになったのは1959年ですが、「尺貫法」と「メートル法」の関係を公布したのは、1891年、明治末です。尺貫法だのメートル法だのいろいろある中に「インチ」がでてきた日にゃ、製造者のおっちゃんたちだって困ったことでしょう。どうも戦後まもなくあたりまで、「六切」といえば、20×25cm(あるいは20×25.5cm)という大雑把な変換をしていたのではないでしょうか。だって、ビューカメラを作ろうったって、インチをそろばんはじいて小数点2桁まで算出して、「メートル法」かもしかしたら「尺貫法」の定規(墨壺か?)で材木を切り出そうったって、無理がありますもん。戦後、外国産フィルムと言えばコダック。国産といえば、小西六、オリエンタル、富士写真フイルムあたりを指していたのでしょうか?フィルムメーカーが作るサイズに合わせてカメラ機材屋だって作っていたはずです。ここに実はサイズの落とし穴というおもしろいエピソードが生まれてしまいます。つーことで、あいかわらず、話があっちこっち。「ちなみ」が多い文章です(滝汗)。渡辺先生の話は明日へつづく・・・
2005.09.22
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マミヤ7の横長というか、縦長というか、フィルムのシェイプがきになったので、アスペクト比を調べてみることにしました。普通に1つ調べてもアレなので、いろいろと調べてみました。何かにお役に立つことがあるでしょうか?カメラアスペクト比APS-C(16.7×23.4mm)1:1.4APS-H(16.7×30.2mm)1:1.81APS-P(9.6×30.2mm)1:1:3.15135(24×36mm)1:1.5135フルサイズパノラマ(24×65mm)1:2.71135マスク式パノラマ(13×36mm)1:2.776×4.5(41.5×56mm)1:1.356×6(56×56mm)1:16×7(56×69.5mm)1:1.246×8(56×76mm)1:1.366×9(56×82.6mm)1:1.486×17(56×168mm)1:34×5(101.6×127mm)1:1.255×7(127×177.8mm)1:1.48×10(203.2×254mm)1:1.25映像系アスペクト比ビデオ、テレビ(NTSC4:3)1:1.33ハイビジョン(16:9)1:1.77映画(スタンダード)1:1.37映画(アメリカン・ビスタ)1:1.85映画(シネマスコープ)1:2.35プリント系アスペクト比L判(89×127mm)1:1.432L判(127×178mm)1:1.4六切(203.2×254mm)1:1.25四切(254×304.8mm)1:1.2A4(210×297mm)1:1.41絵画(F号)1:1.24絵画(P号)1:1.45絵画(M号)1:1.67ということで、僕たちの周りにはいろいろな四角形があります。見慣れていると思っていた形も微妙に違うんですね。つか、銀治の計算が間違っている可能性もありますが(笑)←笑っている場合じゃないだろ銀治的に好きなシェイプは、4×5の形なんです。生理的に好きというか、むかーしからすり込まれているゆーか。んで、よく考えると、絵画に多く使われている形なんですよ。いわゆる「F号」という一般的な形です。縦で使ってよし、横で使ってよし。どちらもすっきり決まる形だと思っています。あるとき朝から晩まで。一日100枚以上白黒のプリントをしていた頃がありました。眼に入っている形はネガの4×5や8×10で、ペーパーも8×10や16×20といったサイズでした。紙という形がずっーと1:1.25ですから、ふっとA4を見たときに「うわぁぁ。中途半端に長いなぁ」感じたもんです。それにしても、135フルサイズパノラマは、やっぱり横長です。
2005.09.21
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さて、またまたマミヤ7の135フルサイズパノラマについてでございます。はっきり言って135フルサイズパノラマって不思議な魅力を持っていると感じています。横に使えば、人間の視界に近いような広がりを感じる写真にしてくれます。人間の眼の視野角度ですが、理論的に水平で110度程度あるそうです。ちなみにふわーっと見ているのが90度で、平常時が50度で、集中すると25度らしいです。(記憶なのでいずれ眼科の先生に聞いてみます)よーするに人間の見た目という水平方向に長い視野で標準レンズ程度のパースペクティブを持った映像を表現できるカメラが、135フルサイズパノラマといえるのではないでしょうか。というわけで、135フォーマットレンズの水平線画角つまり長辺画角を計算してみることにしました。12mmレンズは112.6度15mmレンズは100.4度21mmレンズは81.2度25mmレンズは71.5度28mmレンズは65.5度35mmレンズは54.3度40mmレンズは48.5度50mmレンズは39.6度これらの角度から考えると、ぶわーっとした大雑把な人間的視野というものは、画角で考えると15mmレンズぐらいが同様に見えているのかもしれません。しかし15mmともなるとパースペクティブが極端に強調されてしまうため、人間の視野っぽくないなーってなっちゃいます。そこでパノラマの登場!つーことで、マミヤ7による135フルサイズパノラマの画角を調べてみました。撮影画像サイズが異なるので、括弧内は6×7の場合です。43mmレンズは74.2度(77.9度)50mmレンズは66度(69.6度)65mmレンズは53.1度(56.3度)80mmレンズは44.2度(47度)ちなみにTX-2(XPan2)の場合30mmレンズは94.6度45mmレンズは71.7度90mmレンズは39.7度つーことで、135フルサイズパノラマというのは、135で言うところの約23mmレンズを使って上下を切った画角に近いということがわかりました。しかし前述の通り、23mmなんてーと結構パースペクティブの強調が激しいです。レンズに近いモノはより大きく、遠いモノはより小さくなります。これは人間の視野とはちょっと違うということが言えます。ということで、パースペクティブ等モノの見え方が人間の眼に近いという、135でいうところの標準レンズ域である、43mmと50mmを使ってパノラマにすると見た目が気持ちいいんじゃないかと思います。しかし、銀治的にはこの135フルサイズパノラマを縦に使うつもりマンマンですから、先日アップした写真もちょっと不思議な感覚があるのかもしれません。ますますTX-2、いやちょぉっとミーハーというか権威主義になびくといか、XPan2に魅力を感じてしまいます。いや、もっと突き詰めればやっぱり大型フィルム大好きな人間としてはPANORAMA GX617 Professionalが欲しいと思ってしまう。めざせ!年末ジャンボ宝くじ1等!>そんなオチかよ
2005.09.20
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やり方次第でゴールデンウィーク並の大型連休とも言える週ですね。土日休みの人で20~22日に休みを取れば、9日連休にもなってしまいます。そーじゃなくても普通に3連休がつづけて2回あります。土日働くサービス業界にとっては、まったくもって忙しい日々を過ごすのみです。写真というのは、撮影した時点で仕事の半分が終わっただけに過ぎません。作業はその後プリントやその仕上げまでやって初めて納品できます。いや、製造業系が商品を納品して、あるいはその他サービス業の人がサービスをその場で提供してやりとりがおしまいという部分がうらやましいって訳じゃありません。んが、商品が完成したという達成感を味合うには相当時間がかかる、ってゆーか、クライアント様と二度三度顔を合わせてやっとこさ、って感じです。やり方次第でやる気を出せばすぐその場でサービス完了なんて技もある程度不可能ではないでしょうが、莫大な資本とマンパワーが必要になります。クライアントにとっても写真を撮っている最中にはこちらのサービスを感じていただいたとしても、「では納品まで○日かかります」みたいな時間が経過することによって熱くなった情熱はクールダウンしかねない。で、挙げ句の果てには、「もっと安く」じゃやりきれません(~_~;)サービスを受ける側も提供する側も、お互いの気持ちをちょっぴり考えていただける、そんな世の中になってほしい・・・
2005.09.19
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人に何かをやってもらうって難しいですね。。。それだけです。。。凹んでます。。。
2005.09.18
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6時間撮影してみました。ついでに1人撮影教えながら。ということで、レスダクで堪忍してぇ!
2005.09.17
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ブックマークをぼちぼち追加しています。だいたいは日記に関係した企業なりを随時追加している状態です。んで、そのブックマークを眺めていたら、あ!? ライカのリンクを忘れているわ(汗)と思ってパソコンのブックマークからライカのサイトへ行ってみました。するとどうでしょう。見慣れないカメラの映像が踊っています。電池が半分終わりかけている状態の液晶画面を広告に使うのも珍しい(笑)↑のアニメじゃありませんが、トップページに「新しいファームウエアができました。ダウンロードできます」みたいに書いてあります。ん?Digital-Module-Rって発売していたの(疑)ええ。発売していたようです。し、知らなかった・・・(滝汗)長かったですねぇ。この道のり。2003年の6月にアナウンスされて、いつでるのか、フォトキナか、それでもまだか、をひをひ倒産か、エルメス頼むよ。なんて自分勝手に騒いでいたら、既に発売していたなんて・・・しかも国際デジタル機材賞(ってのがあるんだね)も既に受賞済みときたもんだ。ライカのサイトによると、2005年6月15日にデリバリーを始めたらしいですね。日本では9月から発売するようです。予定価格が70万円ナリだそうです。>誰が最初のヒトバシラー?Digital-Module-Rっていうのは、既存の一眼レフであるLeica R8およびR9のフィルム室裏蓋をCCD付き裏蓋に取り替える「デジタルカメラバック」タイプです。したがって新設計専用ボディじゃなくていけます。まぁ銀治はR8もR9も持っていませんからDigital-Module-Rを買わなくてすみます(無茶論)。したがって、現場にて、こっちはフィルムで撮影して、これはデジタルで撮影して、またフィルムで・・・なんて複合技が可能になります。技あり取ってそのまま押さえ込み合わせ技一本って感じです(意味不明)。イメージセンサーであるCCDは、Kodakのチップをイマコンというデジタル機材開発屋さんの力を借りて開発したようです。サイズは26.4×17.6mmの約1000万画素です。20Dよりは大きいですが、1Dマーク2よりは若干小さいです。焦点距離拡大率は1.37倍です。丁度35mmが48mm程度になる変換サイズです。もうひとつセンサーの特徴といえば、ピントが若干甘くなる原因でもあるし、モアレや偽色を防止するローパスフィルターを搭載していないことです。んじゃ発生しまくるじゃん。となるところですが、どうやらソフトウェア的に除去するそうです。CCDの前に画像を弱める可能性があるモノは装着しないという思想なんでしょうか。これまたライカ伝説ではありませんが、ライカのレンズのイメージサークルが135フォーマットよりかなり大きいと言われています。要するにレンズの中心部分のおいしい所をふんだんに使ってイメージをフィルムに定着させるというものです。その思想がライカRにもあるのであれば、135フルサイズでもいいんでしょうが、APSクラスの素子であればなおさらCCDへ綺麗な光を導いてくれることでしょう。かなり良いかもしれません。ま、つかってみないとわかりませんが。しかしどうかなぁ。使える映像が得られるといっても、かわないだろうなー。それだったらEOS 5Dにアダプターリングを取り付けて、Rレンズを使った方が気持ちいいんじゃないかなぁ。ポートレートなら開放撮影がほとんどだし(笑)。「ぐおぉぉぉぉ。このモデルさんを5分で10パターン撮らないとスケジュールこなせねーよぉぉぉ」ってな撮影も無いですし(微妙に涙)。最近の状態で考えれば、やっぱりフルサイズっていいなぁと思っちゃいますし。むしろMライカのモジュールが欲しいなぁ、と思う今日この頃。エプソンのR-D1がフルサイズになるのにはあと数年かかるかもしれないし(笑)。つーことで、びっくりしたってことで、おしまい。
2005.09.16
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ということで、マミヤ7の135パノラマです。銀治的には今「こんな写真撮りたい」、「あんなテーマもいいなぁ」とすっかり行き先を見失って外海に出ずにひっそりと湾に残っている鮭(ときしらず)のように、手つかずの行き場のないコンセプトを多く浅く抱えては時間が無いと言い訳して写真を撮っていなかったりしています。をひをひ、自分の時間は有限なんだぞ!>俺そんなダメ写真人間の銀治ですが、一貫して好きなテーマがあります。ソレは風景写真。と言っても大家のみなさまのような「自然賛歌」的美しい原風景みたいなのに興味はありません。自然といっても動植物が生きている「空間」としての自然を指します。そして人間はその自然を使いたいだけ使って生きています。人間は「自然」の中に「人工物」を植え付けて文化を発展させてきました。そんな「自然と人工物」のコントラストというコンセプトが好きで、いろいろと写真を撮っています。川と橋、山と電線、谷とダムみたいな。アンセル・アダムスは撮影する際、構図を決める前に人工物体、特に電線を嫌ってよけていたそうです。そして撮影前に双眼鏡で5km先程まで双眼鏡で空き缶などのゴミを探して、発見したら写るか写らないか不明でも片づけに行ったそうです。自分の写真はその反対みたいな所です。目の前に電線があるから構図に取り入れて写真を撮る。といった感じです。風景写真をやり始めてからというもの、別にアンセル・アダムスの影響じゃありませんが、機動性が極めて悪い8×10を主に使っています。使うフィルムは白黒です。主題を考え、構図を考えると9割は横位置写真になります。ま、人間の視界は横広がりだからというのもあると思います。しかし、ポートレートをよく撮るようになってから、縦位置という「かたち」も好きになりました。そして風景写真からしばらく遠ざかっていたら、ある時ある場所で、神が降臨してきました。「縦長風景もおもしろいぞ」と大脳新皮質の右側側面にてささやきが聞こえました。銀治、まずは形から入る人です(笑)。パノラマ写真を効率よく撮るためにはどうしたらよいのか考えました。ふっと頭を8×20インチカメラが横切りましたが、ひとまず打ち消しました。次に4×5で使う120フィルムホルダーには6×12cmが撮れるタイプがあります。しかし、ビューカメラってところが機動性薄いのでやめました。次に、カンボというメーカーのWIDEというカメラがあります。4×5をスナップ感覚で扱えるカメラです。これも6×12cmホルダーがつけられますし、4×5にはなかなか無い38mmなんて超広角レンズもあります。しかし、馬鹿高いお値段いたします。よく考えると、6×12cmってパノラマとして考えたらちょっと寸足らずって感じがします。却下。次に自分にとって最適なカメラを思いつきました。ソレはPANORAMA GX617 Professionalといいます。これならブローニーフィルムが使えて、6×17cmですからかなりパノラマ感があります。交換レンズも4本あるし。こりゃーえぇ。と小躍りしました。しかーし。こいつもたっっっっかいんですよねぇ。システム揃えるとかるーく150万円を超えます。ははは。笑うしかないですよね。ということで、自分が印税生活できるようになったら買うことにしましょう、とあきらめました。そんなときフジフイルムのサイトをチェックしていると、出てきました。TX-1。現TX-2。いやいや、135フォーマットで結構なお値段にはかわりありませんが。かなり欲しい度が高いカメラとなってしまいました。ということは、前回お伝えしたとおり。そして最終的にマミヤ7のカタログを見ていたら、パノラマアダプターって方法があるということを知ってしまったんですね。これなら24×65mmですから、フジの617にかなり近いフォーマットです。まずはマミヤ7 with アダプターで行こうと落ち着きました。そー言えば同じコンセプトといえば、2眼レフで有名なローライフレックスにも135フィルムを使うアダプターがありますね。「ローライキン」といいます。6×6を縦にフィルムが走ります。縦位置は楽に構えられますね。24×56mmのコマサイズでプラナー80mmのパノラマ。ふーむ。ちょっと良いかも(笑)さてさて。戯言はこれぐらいにして、写真を貼ります。「河川」Mamiya7 II43mm with 135 Panorama Adptar Kitフジクローム プロビア100FCopyright (C) 2005 GINJI. All Rights Reserved.「河川」Mamiya7 II43mm with 135 Panorama Adptar Kitフジクローム プロビア100FCopyright (C) 2005 GINJI. All Rights Reserved.「河川」Mamiya7 II43mm with 135 Panorama Adptar Kitフジクローム プロビア100FCopyright (C) 2005 GINJI. All Rights Reserved. うーん。願わくばもうすこし空が濃く落ちて欲しいな。ハーフNDかPLフィルターをつかってみようかな・・・
2005.09.15
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昨日はリコーの新製品GR DIGITALの発表会日でした。ホントは昨日のブログで追加記入しようかと思いましたが、自分的にふーんな結果に終わったので速報感想をやめました。で、リコーさんとのトラックバックもしない(笑)。銀治的にはバーチャル会議をアップした通り、「漢」なデジカメを期待しちゃいましたが、予想というか期待の点の内あっていたのは「28mm相当高性能単焦点レンズ搭載」って部分のみでした。(´へ`;)ふぅ。とはいえ、感心できる点も多い仕上がりになっているようです。例えば処理コンピュータの向上によってノイズを減らしていること。長時間露光をした場合に出てくる熱や光の発生原色極力停止することで、熱ノイズの発生を抑えることをしていること。それらが総合して最大3分間の露出が可能という所はスゴイです。ダーク画像演算を本当にする必要が無いのであれば、夜景や天体に強いでしょう。7枚羽根絞りを贅沢というのかはわかりませんが、NDフィルターを内蔵しているデジカメってゆーのは、初めて聞きました。ISO感度設定はISO64、100、200、400、800、1600の切り替えが可能です。日中であっても絞り値開放で1/2000secのシャッター以上が欲しい時とか、スローシャッターを使いたい時なんかに低感度設定と内蔵NDフィルターの能力が発揮されるのでしょう。F7.1以上F11までをNDフィルターで制御するようです。ま、焦点距離が短いですからあまり絞り込まなくてもパンフォーカスは得られるでしょうし、小さい穴になると回折現象も押さえる必要があるでしょうし、短いレンズを使用するにあたって必要にして搭載した機能のような気がします。んでも、スゴイ。露出の制御についても、プログラムAEは普通として、絞り優先AE、マニュアル露出が可能です。レンズにこだわっているだけあって、絞り優先AEは嬉しい限りと言えます。そして制御しやすいようにボディ前面と背面に絞りとシャッター速度設定用のダイヤルを装備しているそうです。スゴイ。1台ずつレンズとCCDの光軸をミクロン単位で調整するって技もやっています。確かにここまで良いレンズを付けて、工業製品的に設計図通りに組み立てればOK、ということをせずに手間をかけている所がスゴイ。専用バッテリー以外に単四型電池が使えるというんです。撮影枚数は劇的に下がりますが、本当に専用電池が死んでしまってもコンビニで手に入る機材で動くってことは重要です。これもスゴイ。レリーズボタンのタイミング調整や2台持つ人のためのAEやAWBの個体差調整を行うこともするらしいです。あ、レンズ名の印刷は通常白ですが、黒仕上げに交換もできるそうです。1.5cmまで寄れるマクロ機能があって、その際にネームが白だと写り込みする可能性があるからだそうです。スゴイ。などなど。。。では気になった所を考察してみます。果たして1/1.8型原色CCDでリコーさんの言う所の「絞り開放時の良好なボケ味」ってどぉなんでしょうか?確かにすっごいがんばって開発したレンズで、収差についても周辺光量や歪曲や球面収差にこだわっていますってことはわかります。焦点距離が5.9mmでF2.4を5群6枚にて設計したということです。これで計算上どの程度のボケが得られるかは、きっとひでゾさんが計算してくれるでしょう(笑)。ひとまず言えるであろうことは、135判の28mmのF2.8と同様なボケは期待できないということでしたよね?>ひでゾさんオプションがまたスゴイ。「あえて外部ファインダーにしました」とありますが、外部ファインダーに本体と接点があって、情報表示するんでしょうかねぇ。ピントが合焦したのか外部ファインダーでわからなかったら、液晶を見直して確認せぃというんでしょうか。フレーミング変わるんじゃない。ブレるんじゃない。ピント位置だってずれるじゃない。デジタルの良さ的にピパピパ撮れるのが良いのに、インフォメーションがファインダーで得られないと生かし切れないような気がします。それにせっかく外部ストロボを装着できるシューが付いているのに、外部ファインダーと両立しないでしょう。21mm相当になる0.75倍ワイドコンバージョンレンズ。え?徹底的にレンズの特性という部分にこだわったのでは?コンバージョンレンズを装着してもその特性に変化はないのでしょうか?光学について不勉強なので、銀治には答えがわからないです。普通に考えれば性能落ちますよね。ま、便利でしょうが写真を見る限りかなりデカイです(笑)。などなど。ということで、このレンズに対して予価8万円らしいです。総合的に考えて、銀治的には食指が動かないかなぁ。残念ながら。でもいぢってみたり、画像見たりしないとわかりませんが(笑)。きっと誰か人柱となって、同じリコーデジタルカメラとしてGR DIGITALとGX8と写りの違いなんてのが出てくる様な気がします。追記日を同じくして注目のアイテムの発表がありました。1030万画素APSサイズCMOSセンサー搭載のソニーのスゴイデジカメが正式に日本でも発表になりました。11月18日発売で、推定価格が12万円ときたもんだ。完全に年末ボーナスを狙っていますね。キヤノンの注目新レンズのEF24-105mm F4L USMの発売日が決定しました。9月28日で定価が145000円だそうです。エンゾ~さんどうしますか?(笑)
2005.09.14
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エンゾ~さんはいはいはい、先生しつもーん! エンゾーの寝言リストにも入っているX-PAN2ですが、スキャナでどうやって読み込むかを考えると欝なので、いまだに買えないでいます。 やっぱ、ブローニーまで読めるスキャナを買って、フォルダを自分で改造して読み込むしかないんでしょうか。 (2005.09.13 14:04:52)はい。エンゾ~君良いところに気が付きましたね。それでは無茶九先生に聞いてみましょう。XPan等に見られる2コマサイズフィルムのスキャン問題ですね。フィルムフォーマットとしては極めて特殊なサイズですから、自分で処理を行いたいユーザーさんにとって難しい問題ですね。対処方法として3つあげられます。1.透過原稿対応のフラットベッドスキャナ2.デジタルラボ機のフィルムスキャナ3.ブローニー対応コンシューマフィルムスキャナのプチ改造でしょう。1の場合、コンシューマ機とプロ機の違いもあるんです。コンシューマ機は、原稿のスキャンをする際に割り当てられるCCDの数でクオリティが決定します。ほとんどのコンシューマ機はCCD前のレンズによって原稿台(A4)の横サイズめいっぱいに焦点が来るようになっています。つまり主走査が短辺に対して4800dpiと副走査はそのCCDが動くわけです。したがって原稿が小さいフィルムの場合、CCDの1部しか使うことができません。ヒントとして、パノラマですから、主走査にフィルムの長辺を合わせた方が多少クオリティーが高いということですね。また原稿台にはガラスがあるため、ニュートンリング(干渉縞)と戦う必要が出るかも知れません。プロ用フラットベッドはそれらを解消してくれますが、非常に高価で大きいです。とはいえ他にできない芸当として、フィルムの隅々までケラレることなくフルサイズでスキャンできる部分は大きいかも知れません。2を自分でやることは難しいと思います。よって外注ってことです。フジフイルムは自分で出したフォーマットの責任を感じているのか、フロンティアであれば2コマスキャンに対応しています。ノーリツ系も昨年のバージョンアップでできるようになりました。ただしオペレーターがその機能があることを知らないケースがあるので、親しいラボで確認してください。クオリティとスピードは1番良いと思います。3はコニカミノルタ、エプソン、ニコンのブローニー対応のフィルムスキャナを使います。ガラスでサンドイッチするタイプのホルダーがあれば、ソレを使います。ポイントとして、回折現象を押さえるためにフィルムの両サイドは黒く遮光したほうがよいでしょう。自分のパノラマフィルムは通常のスリーブに3コマずつカットしていますが、フォルダーのタイプによってはそれを1コマずつにカットしないと入らないかも知れません。横幅が65mmなので、6×7と同じ長さに当たります。ということで、年間のスキャン頻度が少ないのであれば、フロンティアかノーリツのデジタル機を持っているDP屋さんを口説いて安く外注するのが良いと思います。スキャンデータの最終的な使い道をどうするか。ネットにアップすることが目的であれば、フラットベッドでも十分だと思います。A3程度まで引き延ばす可能性があるのであれば、2か3の方法が有利だと考えます。「エンゾ~おぼっちゃまが本気モードになったらどーするのですか!」と爺に怒られそうだ・・・(笑)
2005.09.13
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さて、ローライプレゴをいぢることで、忘れかけていたパノラマというフォーマットについて考えるようになった。銀治の良い悪い所と言えば、ひとつ何か疑問に思ったり気になることがあると、その件についてテンション高い内であればあるほどとてつもなく時間を費やしてしまうことであるのだ。例えばM3について調べちゃおっかなぁと思い出したら最後、納得するまで調べてしまったりするのだ。しかも締切時刻が迫っているときに限って興味心がわいてくる。調べたり実験してみたりしないと気が済まないのである。ローライプレゴのパノラマというか、一時流行ったパノラマ写真というのは、135フィルムの1コマの上下を隠して撮影し、89mm×254mmにプリントする方式である。大きく横長(ほとんどの場合)な写真は迫力があり、とても楽しいと思う。♯ 記憶が確かなら、最初の頃このパノラマが有名になったのは、コダックの使い切りカメラだった。黄色いパッケージに女の子が5人一列にながーいフランスパンのサンドイッチを持っている写真が印刷されていた。このカメラに付いていたレンズは、非球面の25mmでかなり優秀だと教授が話していた。しかし、実にもったいない使い方である。せっかくの縦24mmある露光エリアの内、上下4mm程度遮光して無駄にしているからだ。無駄にしないようにするにはどうしたらよいのか?その答えは135のパノラマが一般化した後数年経ってから、フジフイルムが出してきた。それがTX-1である(リンク先は第二世代のTX-2)。なんと135のコマを2コマ続けて撮影してしまおう。というコンセプトのパノラマレンジファインダーカメラである。2コマ程度なので、24mm×65mmというパノラマ写真が撮れる。なんてすばらしいのか、このカメラ。さらに凄いことにこのカメラは、ハッセルブラッドからOEM発売もしているのだ!その名も「XPan」である(現在はXPan2)。ちゃんとボディには「Hasselblad」の名前がある。残念ながらレンズはカール・ツァイスではない。しかしこのOEMは物欲を見事にくすぐる要素が満載である。超満載である。極満載である!と、ここまで書いたら「感染ルンです。。。」を読んでいただいている方であれば、特に慈恩さんから叫びが聞こえてきそうである。「あ~ぁ。XPan2いっちゃったですか?銀治さん買いすぎだってば・・・」と言われそうだ。ふむむ。。。そ、そぉ?(かなり汗)欲しいけど、そんなに続かないですよぉぉぉ(叫)ホントーはめちゃめちゃ欲しいんですがしかし「俺は撮りてーんだ。パノラマ写真を撮りてーぇんだよぉぉぉ!という欲求だけ先行し、悶々悶々・・・とした日々を過ごしていた。そんなときひょこっとマミヤの営業が顔を出した。「カメラの調子どうですか?修理ありますか?今度645AFも新しくなりましたし、どうですか?」なんて言ってきやがる(笑)「いらないですよぉ。ちなみにZDもいりませんからね(苦笑)」と答えた瞬間、あることが頭に浮かんだ。そして0.05秒後ハヤブサが獲物を見つけて上空より急降下するスピードより早く口が動いてしまった。「あ、そうだ。マミヤ7の135パノラマアダプターください」そう。銀治をレンジファインダーの世界へ引きずり込んだ「マミヤ7 ||」には、135フィルムを使って24mm×65mmのパノラマ写真を撮ることができるアダプターがあることを瞬間にして思い出してしまったのだ。うんうん。これならそれほど高価な投資をしなくても、今までの資産を使ってフルサイズパノラマの世界を楽しむことができる。我ながら良いアイデアだ。冷静沈着。財布は堅く、MPの支払いは確実に、ご利用は計画的に・・・である。ということで、手に入れたのはマミヤ7の135パノラマアダプターなのです。>なーんだ結局買ってんじゃん>慈恩さんの声が聞こえそうちなみにマミヤの営業さんは、「今時なかなか注文ないですよ、そんなの」とおっしゃっておられました(笑)詳しい操作方法とかは、後日。ひとまずこんなのが撮りたかったという写真を貼って、今日はおしまい!「河川」Mamiya7 II43mm with 135 Panorama Adptar Kitフジクローム プロビア100FCopyright (C) 2005 GINJI. All Rights Reserved.
2005.09.13
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昼はまだまだ暑いですが、夜はめっきり涼しくなってきました。夜外に出ると「りりりぃ」と虫の音がします。>田舎銀治にとって夏終わりから秋初めは一番やばい時期であります。なにが?体重増加ですよ↓(T▽T)/夏になると、暑くてビールが旨くてガブガブと、飲みまくり。夏バテしちゃいかんと、喰いまくり。秋になると、「これ出荷できないから・・・」とさまざまな果物をいただくことが多いです。桃、葡萄、メロン、林檎、梨、柿、いろいろと。新米、新そば、秋刀魚、キノコ、海の幸山の幸がバンバン出てきます。こりゃー旨いと、喰いまくり。間違いなく体重増加予報発令!間違いなく今のままでは手持ちの秋冬モノの服が着られなくなる! \(>_< ;)イテテッでも。ビールも果物は旨い。糖分取りすぎです!>俺ダイエットは明日から・・・(無理)
2005.09.12
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大学に入るとすぐ実技の授業が始まります。別に高校時代に写真部でもなかった銀治は、キャノンNewF-1を入学祝いに買ってもらい(それまでA-1を使っていた)、当時大口径レンズはやりだったこともあり、付けたレンズはFD85mmのF1.2レンズでした。つか、微妙に親父の陰謀だったのかも(笑)。交換レンズとしてそれまで使っていた100mmのF2.8しかありませんでした。同級生の男子のほとんどは既に写真ぉたくが入っており、そりゃースゴイカメラとレンズのラインナップを持っていましたよ。で、授業の始まりに先生が言いました。「今年一年は50mmレンズしか使いません。フィルムは白黒のみ」はぁぁ?85mmを入学前から使いまくり、「俺の視点は85mmだ」なんて息巻いていた(あほ)所に衝撃的な宣告を受けたのでした。すぐに親父に連絡を取りその件を伝えました。すると、「しょうがない俺のコンタックスなら50mmがあるから、それを貸してやる」ということを伝達されて、コンタックスRTS2とプラナー50mmのF1.4を譲り受けました。課題がいろいろと出されます。それをこなして最初のプリント批評の時、当然コンタックスで撮影した課題を提出しました。すると、「んー。これはプラナーか?」と言いあてられました。実際自分が何を持っているか先生は知らない状態だったので、その衝撃は、隠れて交際していた彼女を友人に見つかった時のような衝撃がありました。彼もコンタックスしか使わない人で、描写を知っていたということもあったようです。授業終了後、どうしても気になった銀治は先生に問いただしました。なぜコンタックスだとわかったのかと。するとプリントを見ながら、「鮮鋭度は国産に比べて良くないのに、この辺りの描写に立体感を感じるからだ」と言い切りました。スゲー。さすが先生じゃん。見たいな洗礼を受けたのでした。それからというもの、コンタックスはNo.1であるという方程式が大脳にざっくりと刻み込まれたので、コンタックスというか、カール・ツァイスにはまりまくりました。持ってはいても135フォーマットに対して使用頻度が極端に低い親父から、一通りコンタックスのレンズを奪ったのは、それらかしばらくしてからのことです。といっても28mmのF2、60mmのF2.8マクロ、85mmのF1.4、135mmのF2、そして180mmのF2.8の合計6本でした。おいしい所の35mmのF1.4とか25mmのF2.8は持っていなかったようです。つか、今考えると結構な金額のレンズを略奪したんですわ(汗)。ま、コンタックスを奪われた代わりに自分はライカRに手を出したようですから、血は争えないってゆーか(笑)。あれから10数年経ってそのライカを手にするようになっているのですから、ホント、良いモノは時代、世代を超えるってもんです(ちょっと論点がずれている)。で、研究調査好きなので、撮り比べとかもしましたよ。同級生みんなは、自分のカメラ、レンズが最高であると思いこんでいる状態です。戦争を起こすつもりはなかったです。んが、実験は執り行いました。その時集まったのは、自分のコンタックス、同級生のキヤノン、ニコン、オリンパス、ペンタックス、ミノルタでした。残念ながらなのか良かったのか、ライカはいませんでした。全部50mmのF1.4レンズです。みんな自分のレンズを贔屓しますから、先の通りどれが良いとかの決定はしないことにして、侃々諤々楽しみました。もちろん最終的には先生の所に「どれがどのメーカーの撮影でしょう(にやり)」みたいないやぁな質問をしてみたりもしましたよ(笑)。それでも自分の目にはプラナー50mmの創り出す世界が一番自分の眼に近く気に入りました。その後しばらくはAFが台頭するようになってもずーっと使い続けていました。親父から略奪した6本の内でも7割の撮影はプラナー50mmのF1.4と28mmのF2ばかりでしたが、ツァイスを自分の好みにするようにバンバン撮りまくって基礎を構築したんだと思います。ま、ツァイスの持つ、まぁるく見えるところ、立体感を表現するところ、ねぇ。
2005.09.11
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今回「RLFC」さんのリンクを追加しました。有名サイトなので説明もいらないでしょうが、Rライカに取り憑かれていることがビンビンと伝わってきます。ほとんど全てのRボディとRレンズを網羅しているのではないかと思います。銀治もふむふむなるほどと勉強させてもらっています。最初「ROM」ってなんぞや?と悩んでいたのですが、すっきり理解することができました。ただ、サイトにあるレンズをほぉーっと眺めているだけでウィルスに感染しちゃうんじゃないかって思う、危険なサイトでもあります(笑)。ということで、Rライカで撮影した写真をアップします。今回のレンズはズミクロン90mm F2です。以前も書きましたが、ズミクロン90mmは他の中望遠大口径レンズの中でも近接撮影ができるところが特徴でもあります。コンタックスのプラナー85mm F1.4の1メートルに比べて、70cmまで寄れますから、ポートレートレンズとして非常に使いやすいし、優れていると思います。レンズを手のひらに乗せた瞬間にずっしりと重みを感じます。その重みというのは、4群5枚で構成するレンズが目の前に展開する光を確実に集光してフィルムまで導いてくれる安心の重さでもあります。このレンズを表現する際に必ず付いてくる枕詞は、「柔らかい描写」だと思います。開放で撮影した時、正確に合っているピントの位置はカミソリのように鋭く芯があり、少しでもはずれるとふわっと優しくボケて行きます。この人間の眼のような自然なボケ具合が被写体とぴったりはまったポジやプリントを見ると、「あー。このレンズを選択して正解だったなぁ」と思い、被写体になった人は、「こんな写真見たこと無い」と引き込まれて行くことでしょう。「ポートレート」Leica R5Summicron-R 90mm F2.0Velvia 100FCopyright (C) 2005 GINJI, All Rights Reserved.F2開放です。撮影はストロボを使いました。ですがストロボのバンクにフィルターを使って色温度を4200ケルビンまで下げています。タングステンっぽい雰囲気を出しながら、露出を明るめに設定することで、暖かい雰囲気を出しています。優しい質感で女性の優しさを表現しています。見つめる先には何が見えるのか?もしかしたら自分の夢について考えているのかもしれません。「ポートレート」Leica R5Summicron-R 90mm F2.0Velvia 100FCopyright (C) 2005 GINJI, All Rights Reserved.これもF2開放です。撮影方法は全く一緒です。が、こちらはPhotoshopで白黒にしました。というのは、先ほどの説明の通り色温度を下げて全体的にイエローに撮影しています。白黒でコントラストをあげるために使うフィルターとして、イエローやレッドがあります。肌を綺麗に見せるテクニックのひとつですが、それをイメージしてみました。理論的には若干違いますが、リバーサル上にイエローとレッドの成分が強く焼き付いていますから、それを白黒にすると昼光色で撮影したよりも綺麗に変換できるかと考えました。肌も赤い唇も丁度良いグレーに変換されて笑顔にアクセントがあります。ということでライカR5とズミクロン90mmの写真でした。今最もお気に入りの組み合わせです。
2005.09.10
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RolleiのPregoというコンパクトカメラについて書きました。その画像をアップします。といっても空とかをざっくり撮っただけです。ゆるしてぇぇぇ!>誰に?こちら30mmの写真です。無限遠ロックの設定にしました。測光場所は左上の空のあたりです。そこでシャッターを一段押してAEロックをかけてからカメラを動かしてフレーミングしました。中心の空の色と比べると周辺は2段ぐらい違うような気がします。このレンズの特徴もあるでしょうが、普通にスナップするとなんとなく露出不足な上がり方をします。同様に無限遠ロックの設定です。樹の辺りを狙ったつもりですが、雲に引っ張られたのかもしれません。アンダー目です。左が30mmレンズで、右がパノラマの24mmです。中心の露出がほぼ同じに感じます。そー考えると24mmの周辺光量の落ち方はスゴイですね。どーんと落ちています。広さにしてこれだけ違うことと周辺減光がこの有様ですから、こりゃまたスゴイレンズですね。このカメラの改造点として、24mmに切り替えたときにレンズ後ろへ出現するパノラマ羽を取り払うか固定する、というモノがあります。そうすることで24mmでもフルサイズで撮影が可能になります。なんとなく今まで手を付けなかった改造ですが、おもしろいレンズなのでやっぱりやってみようかと思います。もうひとつ改造というか手間をかけてあげれば、このカメラをきっちり使えるような気がします。カメラの特徴として露出補正の設定ができないのに、レンズの効果もあってかアンダー目に撮れることが多いです。したがって強制的に露出補正をしてしまえ。と考えました。ま、オーバーになる分にはよかろうと思うので、一本撮りきり型露出補正方法です。それはフィルムのDXコードをだます。です。ご存じDXコードとは、フィルムのパトローネに通電する銀色と絶縁する黒をチェッカー状に並べて、電気接点を使って読み取り、カメラに挿入したフィルムがどんな感度を持っているか、枚数は何枚か、ラチチュードはどれだけあるのか、ということを自動的に伝える役目をします。パトローネの出っ張りを左にしてDXコードを眺めたときの説明です。上下2段各6コマあります。一番左の上下一コマはグランドになっています。上の段の残り5コマが感度設定を示しています。ISO100が「黒銀黒銀黒」、ISO200が「銀銀黒銀黒」、ISO400が「黒黒銀銀黒」、ISO800が「銀黒銀銀黒」です。ちなみにローライプレゴの場合、DXコードを調べる電気接点が左から4つしかありません。EOS-1だと1段目はグランド接点が無く5つ全部と2段目はEV値とグランドの所に端子があります。Tvsには感度設定分6コマ全部ありました。果たしてどれが良いのかわかりませんが、少なくとも4つの電気接点しかないプレゴが曖昧であることに間違いないでしょう。ま、通常一般に手に入るフィルムをコンパクトカメラ入れると想定した場合、1/3刻みなんて必要ないですからね。するってーと、グランドと3コマの信号を制御すれば、ま、きっちり6コマ分やれば露出補正が可能ということです。ISO400の常用フィルムから1段オーバーに持って行くなら、左から「銀銀銀黒銀黒」にしてあげればISO200だと思ってくれることでしょう。さて、また実験課題が増えました。ははは(力ない笑い)
2005.09.09
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いやぁ。リコーさんが来週発表するGRを目指したデジタルカメラのスペック仮想会議を書きました。この中で強調しているのは、「世界初APSクラスサイズ搭載コンパクト系デジタルカメラ」と「大口径広角レンズ」というところです。とはいえあくまで予想であります。GRのデジタルカメラの発表が終わっていませんから、どんな状態で出てくるのか全くわかりません。リコーさんは「ブログ」と一般公募の発表会いう方法で周知を考えています。そんなことをしている間にソニーさんが発表しちゃいました!アメリカ合衆国とドイツにて先行発表した模様です。これ、すごいですよ。もしかしたらリコーさんは悔しがっているかもしれません。なんと、21.5×14.4mmとというAPSサイズクラスの1,030万画素CMOSセンサーを搭載しているとのことです。すっごいですねぇ。。。とうとうハイスペックデジタルカメラにデジタル一眼レフのパフォーマンスが入ってきました!これでますますデジタルカメラの家電化が進みますね。英文ニュースリリースはここ搭載レンズもこれまたスゴイ。カール・ツァイス バリオゾナーT* 14.3~71.5mmF2.4~4.8という5倍ズームを搭載しています。35mm判換算すると、24~120mm相当にあたります。今はやりだした28mmよりも広角である24mmを搭載しているということろがスゴイです。大口径といえるでしょう、F2.4から始まる明るさにも感心してしまいます。ただし、ISO感度設定がISO160~3200です。そしてシャッター速度が1/2000~30秒という設定です。これではせっかくの大口径を生かし切れないような気がします。ISO160というのはプロフェッショナル用ポートレート系フィルムでよく使われる感度です。ハイパフォーマンスとはいえコンシューマー向けであることに代わりは無い訳で、なんで一般的でわかりやすいISO100にしなかったのか疑問に思います。まさかISO160ですがたいていの場合プラス2/3の露出補正をかけなきゃだめなんでしょうか(笑)11月に欧米で発売のようです。価格についてですが約1000ドルですから、日本円での定価は120000円ぐらいで出てくるかもしれません。非常に興味深いデジタルカメラが発表になったものです。リコーさんはどうかな?
2005.09.08
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最近文章が多いので、この辺で写真を・・・>ネタ切れではないよカメラはCONTAX Tvsです。こいつを握ってサファリパークへ行ってきた時の写真です。さすがカール・ツァイス バリオゾナー 28-56mm F3.5-6.5 Tスターコーティング。ずっしりと濃厚な写りになりました。動物の野生味ある色が表現できるかなぁと、という選択設定でした。「朝焼けの高速道路パーキングエリアから山を望む」CONTAX Tvs コニカミノルタ400ネガカラーCopyright (C) 2005 GINJI, All Rights Reserved.周辺光量の低下が見られますが、それがいい雰囲気を出していると思います。本当は駐車車両を入れるつもりがなかったのですが、ファインダーが正確じゃないので失敗しました。あぅ。 「休むライオン」CONTAX Tvs コニカミノルタ400ネガカラーCopyright (C) 2005 GINJI, All Rights Reserved. スキャンして画面に出たときに思わず叫びそうになりました。非常にコンタックスらしい発色だなぁと。全体的に濃い雰囲気が百獣の王の力強さを出しています。が、暑さでだらりんとしているところがアンバランスで良いです。「ダチョウの叫び」CONTAX Tvs コニカミノルタ400ネガカラーCopyright (C) 2005 GINJI, All Rights Reserved. 柵近くにダチョウが寄ってきたのでカメラを構てチャンスを狙っていました。なんということでしょう。それに答えるように鳴いてくれました(笑)。青い空浮かぶ雲がダチョウの吐息のようになりました。また首の長い状況と、ダチョウの奥にある鉄塔が生体と人工物のコントラストになっています。ピントはずれなくて良かった(笑)。全体を通してですが、やっぱりピンボケを作りました。コンタックス高級コンパクトカメラの初代ズーム機はやはりピントの合焦能力に欠けています。あと液晶が入るファインダーはよく見えません。レンズはいいんだけどなぁ。。。露出補正もダイアルがあったりして好きなんですが。まぁ、それぞれに一長一短ありますから。そんなにきっちりやりたきゃ一眼レフを持って行けってことですから(笑)。
2005.09.07
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銀治は長い間Macを使っております。♯ どーもライカ使っているとブログなどで明言している人にMac使いって多い気がします。10数年の間にHDDが読み込み不可能になったことって1回、間違って削除したことが数回あります。読み込み不可能になったのは、HDD本体の不具合が発生しました。どうも生産工程に問題があるらしく、某巨大掲示板で「買っては行けない」ロットにずぱり当たっていたようです。HDDも動けばなんとか救出できるのですが、この場合は回転すらしないので半分あきらめました。20GBだったので、救済業者の見積もりを取ると200万円!やってらんねー。ですよね。ということで、情報を仕入れまくってひとつの結論を導きました。基板そのものを取り替えるです。同世代の「動く」同じHDDをヤフオクで入手して、基板を取り替えました。見事復活です。すぐにデータを吸い出して、その20GBHDDは物理損傷を与えて(ひらったく言うとハンマーで殴って)破棄しました。誤って削除の場合ですが、ある程度だと有名な「ノートン」先生が動きます。これでほぼいけるのですが、いけなかったこともあります。それはOS9からOS Xに替えたときです。クリーンインストールすりゃいいのに、追加したのがいけなかったようです。OS Xしか動かないし、ノートンもきかないので、まぢめにあせりました。んで、予想した英単語で全世界から情報を集めて、Windowsに比べたら圧倒的に少ないハッキングアプリケーションを探し出して、みごと救済に成功しました。さて、今回はマイクロドライブです。はて、困った。HDDなら内蔵させることが簡単なので割と簡単に救済できるのですが、カードはなんとも・・・しかし今回はメディアということもあって、Windowsが使えます。またまた、世界中検索しまくりました。といっても英語圏のみですが(笑)。HDDの中身を直接みるアプリケーションはありますがカード系はどうかな、と思ったらありました。あっさり発見(笑)。早速ダウンロードしてチェックすると、これまたあっさり救出できました。よかったよかった。ま、今回は論理障害でも軽度だったと思われるので簡単に救済できましたが、毎回うまくいくとは限りません。バックアップを取って・・・なんていっても、撮影途中のメディアじゃなんとも不可避です。ちょっと前ならメディアの許容量が少なかったので、カードを2枚挿せるデジタルカメラもありましたが、現在の主流は1枚です。今後のフラッグシップ機にはぜひともメディア2枚同時書き込みが可能なバックアップを考えたデジタルカメラを作ってもらいたいものです。
2005.09.06
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先日の日記で「デジタルカメラの便利なところは便利に使って・・・」なんて話をしていた矢先。やっちゃいました。データ飛ばしました(号泣)今回のデジカメはCanon D60君です。原因となったメディアはIBM マイクロドライブの1GB君です。ま、デジタルカメラ業界としては既に「古い」組み合わせです。んでも立派に働いてくれるので現役です。そりゃ、EOS-1D系の方が仕事的には良いことぐらい体験済みですが、なかなか頻繁にデジタルモノに対して物欲をぶつける訳にもいきませんので(笑)状況は以下の通り。フィールドでの撮影を終えた頃、友人の地元企業の若CEOから電話がありました。急遽海外へプロフィール写真を送る必要ができたので写真を撮ってくれとのこと。つーことで、いそいそとスタジオへ戻ってセットアップをしておりました。ボラ代わりにD60で撮影してライティングチェックをすませたあたりで、彼がやってきました。時間もないので早速シュート開始。本人をホリに入れてテスト撮影。カシャ。ピピピピッ。シャッター音と同時にストロボチャージ音もスタジオの空間で鳴り響きます。自分でカメラ背面の液晶で確認して、彼に見せてイメージを確認して、OKが出ました。本番です。ポーズを作って、動きが決まる一瞬前にD60を握った右手の人差し指が鋭くシャッターボタンを押し下げます。カシャ。ピピピピッ。下げます。カシャ。ピピピピッ。下げます。ん?シャッターが切れないぞ?エラー?見慣れないエラーの文字が軍艦部のインフォメーション液晶に読んで取れます。まぢ?プリビューボタンを押しても、うんともすんともいいません。やぺっ。エラーで撮影不可能だ!瞬間的に汗が大量に噴出してきます。落ち着け。落ち着け。すぐに別のカードを手配しよう。スタジオから事務所に戻って新しいCFカードをむんずっと掴んでD60に差し込みます。なりふり構わず掴んだので、メモリー残量を見ると30カット近くは撮影できそう。笑顔でスタジオに戻って、なんとか撮影終了。終了後D60の液晶チェックをすると、問題無し。彼にメール添付でデータを送ることを告げて、笑顔で見送りしました。心中はとっても笑顔どころじゃありません!何しろスタジオへ戻ってきてから彼の撮影まで時間が取れず、フィールドでの撮影分のバックアップを取らないままポートレート撮影に突入してしまったのです。当然気がかりはフィールドでの撮影データです。マイクロドライブをアダプターに取り付けてPowerBookのカードスロットへ挿入。Untitledぎゃーぁ!通常なら「EOS_DIGITAL」とマウントされるべきアイコンタイトルには、あり得ない「Untitled」の文字が・・・それでもどうなったのかと、アイコンをダブルクリックしてみると・・・全く文字化けの書類が大量にウィンドウへ現れました。通常「DCIM」のフォルダに画像データが入っていますが、それすら見えない。どれをクリックしても反応無し。フォルダアイコンはひとつも見えない。PowerBookの動作までおかしくなってきた。やっちまったか?・・・>俺つづく
2005.09.05
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最近撮影が終わると、どーも腰がいたいんです(>_<)年か・・・(がっくり)と悲観的に思っていたのですが・・・銀治の身長は183cmぐらい(若い頃の身体測定時の記録)です。世間様的には大きめの人です。ええ。最近横にも前にも拡張が始まっています。なにしろ暑いもんだからビールが旨くてつい・・・(誰もんなこと聞いていません)。特にパーティー会場などで写真を撮影していると、2点ほど腰に関して痛みが発生します。それは撮影ポジションのことなんです。身長に起因することとしては、被写体に対して撮影しようとするときに結構カメラ位置を下げる必要があります。単純に立ち膝になって解消できればよいですが、そー簡単に立ち膝だけが良いフレーミングを取れるとは限りません。したがってどうしても中腰状態をしなければなりません。ある時はそのまま腰を落とし、またある時は足を広げ、またある時は前屈みになります。この内1番腰に負担がかかるのが「前屈み」です。カメラを1台構えて、もう1台ないし2台を肩から担いでいるためにそれらが胸元にブラーンと出てこないように気も遣います。するってーとまたまた無理な姿勢を強いられることになります。もう1点、こちらの方がより腰に悪い姿勢なんです。それは「お、このフレーミングいいな」と思ってカメラを構えたとします。1歩前に出ることもありますが、ちょっと引かないと構図が悪いあるいは画角がもう少し広く欲しいということがしばしばあります。ところが「引き」を取ろうとしても、会場にはテーブルが配置されていますから「引き」のポジションをなかなか確保できないんです。後ろに下がろうとするとおしり辺りが自分の背中方向にあるテーブルやイスに当たったりします。するとどうでしょう。立つ位置はそのままに上半身のみで「引く」ことをしちゃいます。もちろん腰から上のみを後ろに反り返ります。ボクシングで言うところの「スエー」みたいなもんです。もっと言えば「マトリックス」の弾丸よけ状態です(古)。これが特に腰によろしくないんですな。つまりここだと思ったポジションに踏ん張って、ちょっとのフレーミングの調整に上半身を前後左右と上下に動かします。つまり腰を中心に重い体と重い機材を持った上半身をXYZ軸全てを微調整するために動かしては止めます。まさしく腰のボールヘッド状態です。わかっちゃいるけど、なかなか改善できない自分の撮影スタイル。腰に負荷がかかっていることをわかっちゃいるんですよ。特にその状態でスローシャッターを切ろうと考えた時にゃ、全神経を腰と腕の筋肉に集中させて一瞬の気のゆるみもないように自分人間三脚状態になりますから、アドレナリンも乳酸も全身を駆けめぐるってもんです。本日、仲間のも同じように「スエー」してポジションを作っている姿を見て、はっとしました。かっこ悪い・・・足の裏は大地を掴むように立ちながら上半身を後ろに傾斜させるということは、加重のバランスから考えて、若干膝と腰が前に出ます。物理的ベクトルで考えれば当然の形でしょう。真横から見たらタツノオトシゴみたいに腰をぷぃーんとつきだしているのがとってもかっこ悪い形でした。替えよう自分の撮影スタイル!と思った瞬間でした。改善点:「自分が立った場所から真後ろにポジション変更できないなら、冷静になって斜め後ろとかの行ける所へ移動し、きちんとカメラを構えるようにしよう」こんな当たり前のことをすっかりわからなくなっていました。焦って、急いで、簡単にすまそうと考えちゃいけないです。どんなときでも冷静沈着。基本的に良い写真は良いカメラホールディングから生まれる。このことを、「人の振り見て我が振り直せ」という言葉通り実践したいと思いました。オチ無し
2005.09.04
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さて、最初に戻って銀塩とデジタルの比較についてです。デジタルは銀塩を凌駕したのか?うーん。どうなんでしょうか?ある意味超えた部分と追いついていない部分があるんでしょうね。例えば美しい海岸をバックに海の家の屋根の下に立っている女性を撮影したとします。恐らくフィルムであれば、ゾーンシステムの理論に基づいて露出を決定し、現像しプリントを丁寧にすれば、およそ光と影が1:10000位の輝度比すら表現することができるでしょう。いや、使い捨てカメラだとしても、プリントしたらぶっ飛んでいるであろう海岸線であってもネガ上には真っ黒かもしれませんが写っていると思います。焼き込み覆い焼きのテクニックを駆使すればプリントに自分が思ったような表現ができることでしょう。ではデジタルカメラのケースを考えてみましょう。女性が綺麗になるように露出を決定すれば、輝いている海岸線はRGB各256を確実に超えるでしょう。それではゾーンシステムよろしく海岸線をわずかに表現できそうなRGB250位になるように露出の基準を取ったなら、恐らく女性の顔はゾーン3以下の真っ黒でキャプチャーするでしょうね。いやいやそれは覚悟であって、コントロール手段としてPhotoshopのトーンカーブを使い暗部を持ち上げれば・・・きっとノイズがぼつぼつと顔を出して綺麗な表現にはならないかも知れません。それではデジタルカメラ製造メーカーが、そんな1:10000の輝度比すら取り込むことが可能なひろーいダイナミックレンジを持つセンサーを開発するまで表現することを待つのか?うーん。それも一理ありますが、もしかするとそんな技術が出現するまで使わないというのは、表現手段として損もあるかもしれません。そう。デジタルを使わないとできない損なケースだってあるじゃないですか。例えば先ほどの海岸の女性の撮影。デジタルカメラのキャプチャー能力を考えて、露出的にぎりぎり、Photoshopも駆使しなくちゃいけないかもしれませんが何とかいけそうだ。と考えて写真を撮ります。んで、女性が綺麗に写っている方の露出で撮った写真をその場で女性に、「ほら。こんな感じに撮れているよ。ねぇ。すっごいかわいいじゃん」と見せたら、もしかしたらもっとすてきな表情を撮れるかもしれません。続いてその場でプリントアウトしてあげたら、もっともっと喜んでもらえるかもしれません。素早く処理できるというデジタルの利点のひとつですよね。え?液晶画面を見せなくても言葉巧みにそういう表情を引き出すのがプロだろって?。ひゃー。こりゃ1本取られました。山田くーん。座布団1枚持ってきて。ん?ついでに銀塩で押さえれば完璧だって。ほー。それもありかも知れないね。でも決定的瞬間は2度来ないのよ。残念。山田君座布団持って帰って。ま、極端な例ですね。すみません。もう少し別の角度で銀塩とデジタルを比べて見たいと思います。確かに完成の域に達しているかも知れない銀塩と、急な発達をしているがまだまだ同等とは言えにくいデジタルという選択肢が今はあります。これからの話は、その「まだ発展途上のデジタル」という部分がキーポイントです。今日私たちは「銀塩ではこうゆう表現ができる」のにもかかわらず「デジタルでは銀塩のような表現というか再現できない」と考えてしまいます。でもそれは本当に正しいことなのでしょうか。人間の眼ってスゴイ能力を持っています。人間が認識できる「色」という数はおよそ1億色あると言われています。光は電磁波であり周波数で表すことができます。その可視光域内の周波数を細かく分割して、ある色とある色と並べると違いがあると認識できる差分を、つまりおよそ400ナノメーターの紫から700ナノメーターの赤まで全ての色相で比較した数を積算すると、約1億色らしいです。デジタルは現在どうでしょうか?ほとんどのデジタルカメラはRGB各色8bitで表現している機種がほとんどです。8bitですからそれはRが256色×Gが256色×Bが256色から創り出す数となり、画像は約1600万色で表現しています。この色を今私たちは「ミリオンカラー」とか「フルカラー」とか「トゥルーカラー」とかって言っています。1億色見分けられるのにたかだか1600万色ですよ。そりゃデジタルの表現はのっぺりしますわ。間違いないです。では1億色の表現をするにはどうしたら良いのでしょうか?各色10bitで10億になります。今RAWデータと言われるセンサーの情報そのままのデータから色を演算すると16bitを得ることができますから、デジタルはかる~く人間の能力を超えています。んがしかし、その16bitって色再現をみなさまごらんになったことありますか?恐らく無いと思います。だって16bitを再現できるデバイスが無いんですもん。モニターでは1億色程度を再現できるとか謳っている機種もありますが、多くの表現に使われるプリントなんて散々です。フルカラー出力できるインクジェットが登場して10年以上経ちますが、未だに8bitを超えるサンプリング数値でプリントができる機種なんてありません。多分開発もしていないでしょう。しているかな?(笑)。銀治は某メーカーの開発さんから「8bit以上の開発はしない」と聞いています。ということは、ある意味デジタルは色再現能力で言うと、銀塩を凌駕しているのでしょう。ただし、そのもてる能力を思う存分発揮できる出力という表現方法が今は無いんです。唐突ですが、リバーサルって綺麗ですよねぇ。あのフィルムの中にミクロンの単位でRGBの染料が無数にちりばめられていて、濃度域もD3.0を超える表現をしてくれています。きっと1億色以上再現してくれているんでしょうね。ところで、リバーサルの能力を思う存分に発揮できる簡単なプリント方法ってありますか?反射原稿の濃度域ですが、グロッシーペーパー、それもチバクロームのような鏡面グロッシーで濃度域D2.2を超えるぐらいでしょうか。きちんとトーニングまでした白黒バライタぺーバーでもD2.2に近づけるのは難しいです。ということは、銀塩だってフィルムの持つ能力を思う存分発揮できるぺーバー表現ってなかなかないんですよね。プリントすると暗部と明部には濃度域の圧縮がかかります。しかし人間はプリントの持つ豊かな連続階調を見るとフィルムに写し込んだ全てを表現しているように感じます。まぁ、16bitの能力があるのにたかだか8bitしか表現できないデジタルですから、銀塩と比べちゃ、どうやったって階調表現の豊かさは銀塩には勝てないです。それでも同じ風景同じ画角同じ映像を銀塩とデジタルで六切にプリントして、おっと、腕の良いプリンターが焼いた銀塩プリントと、きちんとカラーマネージメントによって出力したデジタルプリントって条件にしましょうか、適切な観察距離から見比べたとしたら、曖昧な人間の眼にはほとんど違いが無いように見える所までデジタルプリントは来ていると思います。でも近づくと・・・いや近づいちゃ作品全部は見えないじゃないですか(笑)。だめです。離れて見ましょう。比べて違いが見えない。そーだとしてもやっぱりデジタルは銀塩よりも表現能力的にかなり劣っているから、銀塩のような表現はできないのか。あきらめよう・・・ちょ、ちょっと待ってください。最初に書いた「表現の道具」として考えてみませんか?先ほどの通り、私たちは「銀塩ではこうゆう表現ができる」のにもかかわらず「デジタルでは銀塩のような表現というか再現できない」について再度考えてみます。私たちは「銀塩の持つ能力」を知っているから、ついミクロな部分まで比較してしまうのだ。と考えてみてはどうでしょうか。ちょっと、いや、結構昔かな。カラー写真がまだ一般的では無かった時代を想像してみてください。その時代写真をやる人たちの目にはカラーが見えているのに、ぜーんぶ白黒で表現していました。ちぇ、カラーだったらこんな表現できるのになぁ。女性を花を本物のように美しく再現できるのになぁ。。。でも今はそれが技術発達によってできるようになりました。もうちょっと昔を考えてみましょう。白黒フィルムと言ってもパンクロマチックの感色性は無く、良くてオルソ、大半はレギュラー感色だったときの白黒表現です。ちぇ、あの女性のプルプルした美しい赤い唇を柔らかそうに明るく表現したいのに、黒くなっちゃう。あ~ぁ。バンクロだったらなー。。。でも今はそれが技術発達によってできるようになりました。もっと昔の湿板写真では早いシャッターが・・・>もうええっちゅーの。という具合にその時代その時代、技術と表現、その希望と理想は開きがあり続いていました。では今のデジタルはどうでしょうか?フィルムに比べてかなり狭いダイナミックレンジ。飛んじゃったら2度と取り返せないハイエストハイライトやスペキュラーハイライトの中のディテール。をひをひ、暗部にゃノイズまで乗るんかいな。そして最後にゃ、プリントすれば1600万色での表現しかできないのかよ。。。などなど。しかし私たちにとって、今デジタルで表現できることは、ある程度のレベルまで割と簡単に手に入れることができる道具で創り出すことができます。この状況って喜んでいいんじゃないかなぁー。と思っちゃいます。いーじゃないですか。狭いダイナミックレンジでも。いーじゃないですか。ピクセル0にならないにように露出すれば。いーじゃないですか。8bit出力のプリントでも。目の前に「表現するための道具がある。でもちょっと今までの銀塩と違うかもしれない」と思想をチェンジして、その制約ある中での写真を創り出せばいーじゃないですか。理論をわかっていても、理想をわかっていても、道具が追いついてこないことなんて、どんな時代にもあったじゃないですか。便利にそして自分の表現に使えるかも知れない「道具」なら積極的に使った方が表現を考える上で選択肢が広がるってもんです。 もちろん「道具」であるわけですから、「今日はこいつで写真を撮ろう!」って愛情たっぷりな気持ちが起きなければ、いくら優れたカメラを手に入れたとしても良い写真は撮れないところが、道具の魅力とでも申しましょうか。表現者として道具の選択のひとつとして、銀塩だってデジタルだって、同様に考えてもいい時代なのかと思います。「俺はそれでもデジタルな表現は許せない」あ゛ー。はい。その通りです。がんばって銀塩で表現してみてはどうでしょうか。それだって作者の選択肢です。道具の選択と表現の方法に間違いなんてありません。銀治はデジタル写真を結構やってきた方だと自分で思っています。そのどちらかというとデジタル最高主義者である自分が「デジタルも良いけどやっぱりフィルムの持つ表現力はええなぁ」なんて思い始めちゃったりして。するってーと、使う道具はやっぱり今まで憧れていた「ライカ」か?なんて思っちゃったから、今ライカにはまっていますもん。銀塩は銀塩の表現。デジタルはデジタルの表現。それぞれの得意不得意を使い分けて両方楽しんじゃったほうがいいかなぁって。んじゃ、また。
2005.09.03
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銀治がデジタル写真を本格的に、当時まだ日本にもそれほど入っていなかった某会社の135サイズ600万画素デジタルカメラが発売されたので、なけなしお金で購入して仕事を始めた頃のことです。よく回りのデジタル未経験者から聞かれたことがあります。「デジタルは銀塩を超えましたか?」言葉の違いは多少あってもだいだい↑に類する質問でした。どうしても未デジタルな写真家はデジタルと銀塩(アナログという言い方は嫌いです)を比較したがりました。まぁ、興味はあるんだろうなという人の発言でした。この件について最後に書きたいと思います。あるいは目の前に出現し始めた「デジタル」という未知の領域に対して嫌悪感とも猜疑心とも取れる発言もありました。「デジタルなんて写真じゃない」はぁ? ┐(´へ`;)┌答えました。デジタルで創ったと言っても、し ゃ し ん ですよ。と。だって実際使っている本人としてデジタル写真が銀塩写真を超えたからデジタルで写真を撮るっとかそんなこと微塵にも思っていませんでした。特に写真じゃないなんてどんな定義から来るのか、全く意味不明でした。「写真」って英語はPhotographですよね。これはフォトンという光を表す言葉と、グラフという画くという言葉から創出されたと聞いています。日本でも古くは「光画」という表現方法がありましたが、ま、上野彦馬の時代から「寫眞」だったようですから、どんな翻訳ミスをしたのかと思います。えー、多分その辺りも勉強したはずですが、忘れました。えへっ。その名の通り「光で画いたモノ」という観点から技術を考えれば、メディアは違えど、目の前にフィルム→銀塩ペーパーの表現物であろうと、CCD→インクジェットの表現物であろうと、画かれたモノは、「写真」じゃないですか?違いますかねぇ。。。と言っていました。もうひとつ銀治がよく表現していた説明ネタがあります。光で画いた表現物を創りたいと考える。その課程が重要なのか、表現が重要なのか。例えば「手紙」を書こうと考えました。「手紙」という表現が最終目的です。そして「手紙」を書く手段はいろいろあります。鉛筆、万年筆、墨と筆、ボールペン、あるいはワープロと。それぞれがそれぞれに固有の「機能」があり、できあがりに対して「味」があることでしょう。できあがりの表現の課程を選ぶのは書き手であって、最終的にできあがったモノは「手紙」であることに間違いありません。表現する手段として書き手が選択したある「道具」を使ったにすぎません。ワープロで書いた「手紙」は「手紙」とはいわん。なんておかしくないですか。と。ある時知り合いの広告写真家が個展を開きました。それはステキな写真で、技法ももちろんこっていましたが、コンセプトと表現がぴったり息が合っている作品でした。そこへ一般と思われる見学者がやってきて彼にこう聞きました。「いやぁ。さすが先生です。いつも本で寸評を拝見していますよ。ところで今回のこの作品はやっぱりコンタックスで撮影されたんですか?プラナー85mmの開放とか?」彼は笑いながら答えました。「いやいや、そんなじゃありませんよ。某レンズ専門メーカーのズームですよ」質問者はちょっと困惑気味に聞きました。「といっても、高額の大口径レンズですか?」すると彼は、「違いますよ。一番安いの。暗い高倍率のズームですよ」念のためですが、彼は銀座の某カメラメーカーギャラリーにて、違うメーカーのレンズで創った作品を展示して、レンズに対するアンチテーゼを訴えたかったんじゃありません。表現の道具として選んだカメラとレンズで撮影して創ったという作品を展示したかっただけです。この質問に、ある意味日本の「写真好き」と言われている人種の縮図があるのかもしれません。作家に対する表現への質問よりも課程や機材が気になる人々もいらっしゃいます。しかし写真が好きで写真で何かを表現したいという欲求があって、作品があって、評価があるんだと思います。やっぱり作品を持って語りたいじゃないですか。もしかしたら「お道具にこだわる」というのは、茶道という文化が日本人の根っこにあるからなのかもしれません。いや、茶道が悪いってことじゃないですよ。純粋に道具にこだわったり愛でたりするための「カメラ本体やレンズそのもの」という気持ちもわかりますから。銀治もそういう所がありますし(笑)。話がそれました(汗)銀塩の表現であろうともデジタルカメラとコンピュータの表現であろうと、できあがった写真が勝負なのです。表現者が「これだ!」と思ったその魂の感性の固まりが重要なのではないでしょうか。勢いよく文章を書いてアップしようと思ったら、規定範囲内の10000文字を大幅に超えてしまったらしいです(大汗)。したがって、この話の続きは、明日・・・追伸文章の中で数値的とか歴史的とか元々が広く浅い知識なので、間違いがあったらごめんなさい。そーっとメールで教えてください。
2005.09.02
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某月某日。場所はリコーの企画会議室。デジタルカメラ事業部の部長は優秀な社員を会議室へ呼んだ。デジタルカメラに精通している社員とあの有名なヒット高級コンパクトカメラGRシリーズを作り出した社員とリコーGR1が自分の人生を変えることになった社員だった。「なんだか急に集まれって言われたけど、いったいなんだろうな?」「この顔ぶれだともしかするともしかする企画かもしれないね」コンコン。ガチャ。部長が入ってきた。「我が社のデジタルカメラも順調に売上を伸ばしている。ありがとう。特にCaplioシリーズはプロをはじめしてハイアマチュアのユーザーから高い評価をいただいている。そこで今日みんなに集まってもらったのは他でもない。銀塩コンパクトで一時代を築いたGRシリーズのデジタルカメラ版を作りたいと思う。みんなの忌憚ない意見をぶつけて欲しい」部長の一言ひとことに集まったスタッフは閑静の中固唾を飲んで聞いていた。そして最後の言葉からそれは歓声へと変わった。会議室に集まった誰もが心の中に望んでいたことだったからだ。部長は続けて言った。「『GRシリーズ』は、画質を追求した薄型・高画質コンパクトカメラで、1996年から計5機種のカメラを発売してきたな。そこには28mmまたは21mmの広角レンズを採用し、今までにない高級コンパクトカメラの市場を席巻した。特にレンズには力を入れて画面の隅々まで優れた画質を実現することによって、プロカメラマンをはじめ写真好きの方々から高い評価をいただいた。まさにこれから君たちで考えて欲しい製品は、『GRのデジタル版を』という数多くのユーザーの声にお応えするものなのだ」喧々囂々とした会議が始まった。「『GRシリーズ』の血を受け継ぐデジタルカメラなわけだから、まずは薄型であって、高画質を追求するべきだ」「薄型という形は現在のコンシューマー機の主流だよな。でも単なる薄型で大きい液晶画面ならスタンダードシリーズでカバーしている。このジャンルに高級をぶつけても意味無いぜ」「そうなると、多機能でしょうか?」「いやいや、多機能という考え方よりも『GRシリーズ』の名を汚さないようにするためには高画質を目指すべきなんだろうな」「高画質というと日本人はついCCDの画素数に走りがちだけど、銀塩の感覚から考えれば画面を作り出すのはやっぱりレンズということになる」「それじゃ『GRシリーズ』と同様に広角単焦点レンズを搭載すればいいのか?」「単焦点を搭載したからって即高級高画質に繋がるのかしら」「画素数だ、ズームだというならCaplioシリーズがある。これだって十分高画質でプロユースを謳っている。機能的にCaplioとぶつかるようじゃ売れないよ」「ある意味Caplioを超える高級感を打ち出すのは難しいね。なぜならCaplio GX8なんて実売40000円で盛りだくさんの機能を乗せている。これを超えるとなるとどうなんだ?」「デジタルカメラの根本から考えてみよう。本当に高級で高画質を提供するにはどうすれば良いんだ?」「やっぱり売りになる点はレンズではないでしょうか。『GRシリーズ』と言うぐらいだからレンズにはこだわりたいですわ。具体的にいえないんだけど、ユーザーがこのレンズが搭載されているなら買いたいと思うような仕様が欲しいんですけど」「コンパクトデジタルカメラで広角を作るのは難しいじゃない?ここはやっぱりきっちりとした広角、28mm相当の単焦点で行きたいね。プラスCCDが小さいことを利点と考えて明るいレンズを作ってみてはどうだろうか」「28mm相当って言ったら焦点距離5.8mmだよ。今Caplioに乗せているレンズだってF2.5のズームだよ。ということはそれ以上ってこと?」「本当に写真を好きな人がCaplioを使っているということを考えると、新開発で隅々まできっちり写る性能と、明るさがF2とかF1.4とかならおもしろいんじゃない」「レンズは単焦点、それも広角。そして明るくてシャープな解像度を持っている。という感じが望ましくないかしら」「それじゃ、受ける側であるCCDはどうするんだ?その高級レンズを積んだからと言って、ハイ高級、って訳にはいかないよ。Caplioで850万画素だからその上の1000万画素とかをいけばいいのか」「いやいや、今現在作っているCCDからすれば、1/1.8型原色CCDで850万画素って言えば十分限界行っているよ。それに流通していないCCDを開発するのは並大抵じゃできないって」「とすると今みんなの頭の中に浮かんだことを代表して言っちゃおう。いっそのことAPS-CサイズのCCDを使うっていうのはどうでしょう?」「『GRシリーズ』の28mm単焦点にしても、21mm単焦点レンズを搭載するってことにしても、本当に売れるのってぐらい不安も合ったけど、発売後はかつて見たことがないコンパクトカメラって言われるくらいインパクトが強かった。まだどこのメーカーもやっていないことでもあるし、目指す所を高く考えるならAPS-CサイズのCCDを使う意味が十分あると思うな」「今キヤノンさんのEOS Kissデジタルが60000円前後で買えるでしょ。あちらはCMOSだけど、今の値段でAPS-C素子を搭載できるなら、やっぱり世界初を考えませんか」「APS-Cサイズなら堂々と高級で高画質と言えるよな」「APS-Cを搭載するとなると、コンデジって呼ばれるようなハイアマチュア向けのハイスペックデジカメに走りがちだけど、その方向性は他社に任せればいい。我が社はニッチなパートにこだわりを持つということをベースに考えるべきだよ」「写真の基本は足で寄ること。これは『GRシリーズ』のユーザーならわかっていることでしょう。それなら最初の単焦点高級レンズを搭載する意味も、わかる人にはわかってもらえるとはずですよ」「まとめてみよう。『GRシリーズ』の基本コンセプトにのっとってデジタルも制作する。仕様としては次の通り。世界初のAPS-Cサイズセンサー搭載。画質へのこだわりとして世界初の17mmF2(35mm換算で28mm相当)で非球面レンズ・高屈折率・低分散レンズを使用して収差や周辺減光をバランス良く補正したレンズを搭載。短いレンズでありながら大口径にすることによってボケ味を感じる撮影が可能。という超高級で超高画質なデジタルカメラである。その他基本仕様は、撮影モード、測光モード、レリーズタイムラグ、起動時間、長時間駆動、ホワイトバランス、RAWデータ、液晶モニタ等をCaplioの機能を磨き上げる。」「さんせーい!」朝から始まった企画会議は、みんなの意志が統一されており短時間でまとまった。あとはこの仕様書を技術系のスタッフにプレゼンテーションするだけとなった。いやいや、そこが難関だということは全員わかっていて仕様書を組み立てたのだ。『GRシリーズ』の名にかけて、写真にこだわったデジタルカメラをきっと作ってみせる。全員の意気込みは社内を動かした。------------------------------全部フィクションですからね。銀治の妄想なデジカメを出してくれたら、買う買う。絶対買う!ということで、この文章をお読みになったコメントが欲しいです。もちろんリコーさんの社員のみなさまにも。ってそりゃ無理か(笑)
2005.09.01
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