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えー、昨晩ぶっ飛ばしてしまった「梅佳代論」テキストを思い出しながら書こうと思います。ふぅーっ・・・(ーoー;)
さて、みなさまは「情熱大陸」をご覧になりましたよね。良かったでつ。関心することあり、感激することあり、涙することあり、なにより笑いがありってゆう、梅佳代サイコー!(笑)
ドキュメンタリーとして撮影の時間軸が正しいならば、秋頃から正月ぐらいまでロケをしていたのでしょうか。以前より注目あった写真家とはいえ、撮影が始まった段階では「うめめ」発売後であり、編集段階までに3万部以上売ったとあれば、プロデューサーはウハウハ(死語)な対象を選んだとほくそ笑んでいると思われます。
「梅佳代を知る」というタッチでは非常に面白かったです。ただドキュメンタリー番組としては王道すぎるぐらい王道な進行でしたね。
■ 番組進行
(順番間違ったらゴメン)
1.本人紹介(宮沢りえが出るとは思わなんだ)
2.撮影手法(「うめめ」はこうして生まれた)
3.プライベート面(自宅訪問)
4.写真家としての真剣なまなざし(展覧会セットアップ)
5.学生時代を振り返る(下宿来訪)
6.写真家ではない影(生活のためのアルバイト)
7.未来を語る(結局語らないが優香を撮ってみたい)
8.自分のルーツ(実家帰省とおじいさん)
9.仕事で写真を撮る新しい自分(優香撮影雑誌タイアップ企画)
とゆー感じでしょうか。んー。繰り返して見ています(笑)
ありふれた言い方ですが、亥年の年初の番組として猪突猛進な感じに編集されていたと思います。猫まっしぐら、じゃなくて、被写体まっしぐら、ってスピード感がありました。しかもその猫が大好きな餌を食べるがごとく、大好きな、自分がオモロイと思う被写体へどん欲に向かっていく姿が強調されていました。
数々のインタビューを読むと梅佳代自身は積極性が高い恥ずかしがり屋で、写真を撮ることにはめっぽう強いが、撮られる側にはめっぽう弱いように思います。まぁ、よくドキュメンタリーのビデオカメラ視線に耐えていたなーと関心しました。
というのは、僕自身、スポット的扱いですが、地元のドキュメンタリー番組に出演したことがあります。もち、写真家として。中心人物はミュージシャンで、彼の生き様と同じような僕を、二人の人生が平行線から交差させてみる。というような形で、彼の写真を撮ってみたりしました。もち、 絵的なことを考えて
使ったカメラはローライフレックスで白黒です(笑)
自分的にも、撮影は得意ですが、被写体は不得意ですから、そりゃー緊張しましたし、フルパワー出せませんでしたよ。ふんとに。ドキュメンタリーなので、リテイク無しですし、ディレクターも「地でいっちゃってください」ってなもんで、自分自身の扱いに自分が困るという不思議な体験でした。
それだけに、今回の梅佳代ドキュメンタリーを見て感じたことは、かなり多くの「梅佳代本質」を引き出していたと思いますが、いやいや、もっと何か彼女自身には秘められたパワーがあるように思います。今後も注目していきたい写真家ですし、 HIROMIXより数億倍
興味と研究の対象になっていきそうです。
梅佳代はつづく・・・
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