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『超・起業思考』の著者、船ヶ山哲さんのインタビューが、30周年を迎えた雑誌「BOSS」6月号に載っている。私はこの本は最近のビジネス書の中では、群を抜いた内容だと自信をもっている。というのは、単に成功した起業体験を書いているのではなく、企業のルールを教えてくれているものだからだ。マーケティングを易しく理解できるように書いており、ふつうの人でも起業はできる、という内容に仕上げているからだ。いまの私たちは、昔と違って、いつなんどき世の中にほうり投げ出されるかもしれない。いわゆる終身雇用制度を継続している企業は、そう多くはないし、一般的にはある年代から収入の上限は決まってしまう。働く楽しみが失われてしまうのだ。それだけに実際、起業するかどうかは二の次にして、思考だけはもっているほうが危なくない。私はこの本だけでなく『稼ぎたければ、捨てなさい。』(2著ともきずな出版)も、ぜひ読んでほしいと思っているが、テレビ神奈川でも「船ヶ山哲の超・起業思考」という番組が、日曜日の午前10:15から始まっている。読んでから聴くか、聴きつつ読むかでもいいが、春は新しい考え方を勉強したほうがいいと思う。サラリーマンとしての稼ぎ方しか知らない人が、その仕事以外の稼ぎ方があることを知ることは、人生において相当重要なことだけに、できるだけ早く、この本の存在に気づいてほしいのだ。もちろん「BOSS」のインタビューをしっかり読んでから『超・起業思考』をじっくり読むのもいいだろう。ゴールデンウィークの楽しみがふえるかもしれない。船ヶ山哲 著 『超・起業思考』船ヶ山哲 著 『稼ぎたければ、捨てなさい。』男と女の深層心理学講座<週末書斎勉強会> リーダーになるための「着眼と発想力」早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2017/04/26
心学という言葉は、ある年齢以上の人でないと知らないだろう。江戸中期に起った庶民の道徳だが、もとはといえば中国から入った学問だった。心をもっとも重視するもので、心の持ち方、動かし方によって、修養を積むことができる。これを現代の世の中にもってきたのが円(えん)純庵先生だ。私たちは学校を卒えると、誰でも実社会に飛び出す。人によってはそのまま学びの心をもちつづけることもできるが、多くの人たちは、仕事にまぎれて勉強はおろか、心の修養など、とてもできない。しかし若いうちから心の修養を怠っていると中年以降になると、顔が悪くなってくる危険性があるという。女性でいえば若い頃の美人が中年以降も美人でありつづけるかといえば、そう簡単ではない。端正な場合では、教養の低い仲間や男たちとつき合っていると、顔が卑しくなるのだ。これは私がわざわざそんなことをいわないでも、女性自身がよく知っている。目がきつくなる。笑い顔が貧相になる。タテじわが多くなる。若白髪がふえてくる・・・・それだけでなく、声や言葉遣いも下品になってくる。男のレベルが低いと、そういう顔になることは誰でも知っている。しかしこれは、世の中に出て人生行路を誤れば、誰にでも起こる現象だ。今回きずな出版から『天命』を出版した円純庵先生は、日々の心の持ち方を含めて「自分という人間をどう生かすか」について、講演することになった。もし自分自身の人生をどう運んでいったらいいのかを知りたい人は、ぜひ参加してみてください。*きずな倶楽部スペシャル講演会*「天命」とは何か―自分のステータスを上げていく力を養う円純庵 著 『天命』<週末書斎勉強会> リーダーになるための「着眼と発想力」男と女の深層心理学講座早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2017/04/21
浅田真央が引退した。オリンピック金メダルを目指したが、遂に叶わなかった。素人の目からすると、真央の絶頂期は10代にあったように思われる。そうなると、彼女の競技人生の最大の不運は、その誕生日にあったといってもいいだろう。トリノ五輪は2006年2月10日から開催された。この前年の浅田は14歳だったが、このときが絶頂期だった。このままオリンピックに出場できたら、金メダルを獲得できたかもしれない。ところがオリンピックの決定は「五輪前年の6月30日時点で15歳以上」というもので、1996年9月25日生まれの浅田は87日、生まれるのが遅かったのだ。この最初のつまずきで、2010年のオリンピックでは韓国のキム・ヨナに破れて銀。つづく14年では6位と惨敗し、遂に来年の平昌五輪を断念して引退となった。この引退記者会見は本人も涙したが、日本人全員が同情の涙を流した、といってもいいだろう。この記者会見では、ちょっとしたハプニングがあったようだ。NHKの女子アナが「トリプルアクセルに声をかけるとしたら?」という質問を投げかけたのだ。「人間でない技に声をかける」という難問に浅田は考え込んでしまったが、その答えがすばらしかった。「なんでもっと簡単に跳ばせてくれないの?っていう感じです」これには会見場がどよめいたというが、まさにそうだったろう。浅田の競技人生は、トリプルアクセルとの闘いだったからだ。それにしても浅田ほど全国民から愛された選手はいなかった。もうこれからは、ゆっくりプロの滑りを見せてくれればいい。男と女の深層心理学講座<週末書斎勉強会> リーダーになるための「着眼と発想力」早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2017/04/14
別々の2冊でありながらセットになっているという、新しい方式の新刊が発売になった。大森健巳『なぜあの人が話すと納得してしまうのか?』と遠藤K.貴則『売れるまでの時間―残り39秒』がそれだ!2冊ともDVD付で1500円(税別)という安さだが、TSUTAYAビジネスカレッジがきずな出版と共に、この2冊を広めてくれる態勢となっている。この大森、遠藤のお2人は、ふだんからご一緒にセミナーを開いている人気の講師だが、その説得性は群を抜いている。ぜひDVDを聴いてほしいのだが、ここには「奇跡の売り上げを叩き出した14人の男たちの4日間の真剣勝負」が生ま生ましく記録されている。これを聴けば「誰でも39秒でものは売れるのだ」と確信できるだろう。「絶対失敗しない!」と自信をもって、自分が売るものに価値を生み出し、交渉をスタートするのだ。「人生とは交渉だ」という大森さんの言葉には深みがある。単にビジネスの問題ではなく、人生全般にかかる生き方だからだ。そこには相手に対する頷き方も大切だし、笑顔も必要だ。譲ることも重要だろう。こちらが負けることも大事だ。特に男女の間では、男が相手に負けないとうまくいかない。それも不承不承負けるのではなく、明るく負けることが前提となる。この2冊は、ふだんからのんびり生きてきた人たちに、思いがけない強い衝撃を与えるだろう。頭から冷水をぶっかけられるほどの驚きをもつかもしれない。しかし人生で勝者になるには、この科学的で理論的な方法をマスターすることが断然有利だし、早道になる。ただし、どちらか1冊ではムリだ。必ず2冊を併読してほしい。大森健巳 著 『なぜあの人が話すと納得してしまうのか?』遠藤K.貴則 著 『売れるまでの時間―残り39秒』男と女の深層心理学講座<週末書斎勉強会> リーダーになるための「着眼と発想力」早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2017/04/07
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