偐家持が英麻呂に贈りて詠める歌 19
首及び俳句 3
句
並びに 英麻呂が詠める歌 13
首及び俳句 3
句
英麻呂が贈り来れる歌 1 首 並びに偐家持が返せる歌 1 首
造詣を 確たるものと いたし時の 今家持は 面 に笑み満つ (英麻呂)
確たるの 何とてもなき わがブログ かへり見はせじ 面 の冷や汗 (偐家持)
英麻呂が贈り来れる歌 1
首
並びに偐家持が返せる歌 1
首
齢
こと 我に詮索 かなはずも
現
の
齢
の 永きを望む (白梅爺麻呂)
うつそみの 人なるわれや ヤカモチも
今しばらくは 生きむとぞ
思
ふ (厚顔家持)
英麻呂が贈り来れる歌 2 首 並びに偐家持が返せる歌 2 首
雪は降る その雪色は 景色変え 雪の精には その意はなしで (英麻呂)
銀輪は 銀といへども 銀世界 なりては無用 無意味の輪なり (銀家持)
たんちょうは そらにとびまい ちにもえに
さすがてんねん きねんとりだよ (英麻呂)
ゆきふれば ゆきふるほどに
丹
の色の
かしらはゆなり そのたづよけれ (
鶴
家持)
(20200131阿寒国際ツルセンター、岬麻呂氏撮影)
道の辺に なにとなくある 細石 も 歌に詠みてば 記事とやならむ (偐石持)
(本歌)信濃なる 筑摩の川の 細石も 君しふみてば 玉と拾はむ (万葉集巻 14-3400 )
英麻呂が贈り来れる歌 1 首 並びに偐家持が返せる歌 1 首
われ行かぬ
出雲井於神社
反り橋を
見て思ひ出す 多賀の大社よ (英麻呂)
大阪の 人なるわれや 反り橋と いひて思ふは 住吉のそれ (反家持)
英麻呂が贈り来れる歌 1 首
何処かへの GoTo プラン よそ事で 行く意も金も 絵そら事なり (英麻呂)
偐家持が返せる歌 1
首
GoTo
の ことはさて置き 秋たけば そぞろ歩きも ネタとやならむ (偐家持)
英麻呂が贈り来れる歌 1 首
コロナ禍に いつまで悩む やるせなや
身のおきどころ なきぞかなしき (英麻呂)
偐家持が返せる歌 2
首
よきにつけ あしきにつけて それなりに
なれてしまへば なにごともなし (偐家持)
春さりて 夏さるほどに コロナ禍も 今は昔と ともにぞ語らむ (偐家持)
偐万葉 歌集のアクセス いたづらに
つづき増えるか 見る人なしに (偐金村)
(本歌)高円の 野辺の秋萩 いたづらに
咲きか散るらむ 見る人無しに
(笠金村 万葉集巻 2-231
)
英麻呂が贈り来れる歌 1 首 併せ偐家持が追和せる歌 1 首
この雪で 功徳を分けた 損と得 損は渋滞 得はスキー場 (英麻呂)
いかにかも 雪ならずとも 世の中は 損得表裏 背中合はせに (雪家持)
おゝ新年 時こそ今は やすき日々 コロナ禍祓ひ 取り返さなむ (対策本部)
いらいらに 降れる大雪 ずんずんに 積 り恨めし 道 塞 きたれば (越家持)
(本歌)うらうらに 照れる 春日
に 雲雀あがり
情
悲しも 独
しおもへば (大伴家持 万葉集巻 19-4292
)
英麻呂が贈り来れる歌 並びに偐家持が追和せる歌各 1 首
奈良大和 幾度道行 その度に 古きを偲び 新 しを知り (英麻呂)
いにしへに 恋ふらむ鳥の ごとなりて
今日
は走りぬ 飛鳥
川
の
辺
(鳥家持)
英麻呂が贈り来れる句 に偐家持がつけたる脇句
かねとひま あれどじゃまする ころなかな (英麻呂)
ワクチンまたるる はつなつのころ (偐家持)
英麻呂が贈り来れる句 に偐家持がつけたる脇句
これからも 行くことも無し 天理詣 (英麻呂)
布留の高橋 いたづらに待つ (偐家持)
(本歌) 石上
布留
の高橋 高々に
妹が待つらむ 夜ぞ更けにける (万葉集巻12-2997
)
(20210618天理教教祖・中山みきの生家)
英麻呂が贈り来れる歌 1
首
並びに偐家持が返せる歌
1
首
栗拾い 木を仰ぎ見て 木をゆする
落ちまいとする 実の対峙かな (英麻呂)
実は落ちて こそとは言へど 木をゆすり
無理強ひなさば 実とてあらがふ (実尊心)
英麻呂が贈り来れる歌 1
首
並びに偐家持が追和せる歌 1
首
宇克蘭
天地荒廃 桜木も 人影もなし いと哀れかな (英麻呂)
いささかの 金の支援の ほか何を
我ウクライナに なすべきなるや (宇家持)
英麻呂が贈り来れる歌 2 首 並びに偐家持が返せる歌 2 首
行かずとも 載りの知識で 志氣得るも
故事探求の 仕儀なき悲し (英麻呂)
偐万葉 それことごとく 戯れ事や
言はずもがなの 私議にありける (偐家持)
この齢い 真偽の髄は 根拠何処 知りたくありで 教えてたもれ (英麻呂)
今もなほ 生きてぞあらば この歳と 言へる歳なり 深き意味なし (偐家持)
英麻呂が贈り来れる句
に偐家持がつけたる脇句
並びに偐家持が追和せる歌 1
首
煩悩を 砂で蹴散らし 鮮飛行 (英麻呂)
群れて遊びつ 遊びつ飛んで (偐家持)
さてもさて 雀もすなる 砂遊び われもせむとや しばしぞ眺め (花園日記)
<参考>男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり (紀貫之「土佐日記」)
(20220618雀の砂風呂)
<参考>過去の英坊篇は
コチラ
からどうぞ。
英坊3氏のブログは コチラ
からどうぞ
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