やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2020/10/04
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カテゴリ: 沢登り
天候 曇り一時雨


4:30 起床。裸足でも熟睡できた。
なぜか足元側のテント地が水浸しで、
傾斜地の下方だったDさんは寒かった
ようだ。

外に出て焚き火を復活させる。夜景の
直線状の明かりは41号線か?という
T中さんの質問。立山町の処理場が
見える方角だが。

着ていたものは上下とも焚火によって

快適さに大きな影響がある。

また、濡れや寒さに対して、予備の
着替えがあることは心理的安心感から
安全登山につながると考える。


朝食は昨晩と同じメニュー。T中さんは、
いなばの赤ワインカレー(缶詰)を焚火に
かける。クツクツと美味しそうな音がする。


素敵過ぎる幕営地。焚き火から離れたく
ないので、出発はのんびりモード。



6:58 1616m 滑滝上部。


潅木2本を支点にして50mロープ
ダブルで懸垂下降する。


7:51 1584m 下降終了(二又)。


8:02 1539m 高巻き地点で休憩。


釜谷の名前の由来となった釜(ポットホール)
を見物する。釜を見ていたら爆笑の滝下まで、
50mの懸垂下降を2回で下れるのではと思って
きた。


8:30 荷物を取りに戻り下降開始。
ダケカンバの木にロープを直に巻いて
スリングを節約する。

Dさん、T中さんがシングルロープで
釜まで下ったので、その先を偵察してもらう。
結果、下降不可能の判断。2人は登り返す。
予定通り高巻きしよう。


9:07 ロープを回収して高巻き開始。
草付き斜面の中の潅木をつかみながら
ガンガン標高を上げる。恐怖感はないが、
トラバースでスリップするとかなりまずい
高度である。

9:23 1568m 小尾根に乗る。尾根通しは
ヤブがひどいので右に進路を振り、昨日
通ったバンドから登り返す。


9:36 1588m 尾根の乗り越し地点に
至る、休憩。曇天、支沢の音だけが山中に
響く。

今回の高巻きルートは割とシンプルで登下降
しやすいような気がする(初日でロープは
出したが)。


ここからの懸垂下降はヤブが濃いので、
50mロープでは途中で引っ掛かると思い、
25mを2ピッチ出すことにした(写真は
2ピッチ目)。50mでも行けたな。

10:30 1567m 懸垂下降2ピッチ終了。
涸れ沢を下る。


強めの雨脚。


10:46 1467m 「爆笑の滝」下を通過。


10:57 1422m スライダー滝の上部。


25mシングルロープでの懸垂下降。


11:20 1410m 懸垂下降終了。
雨は小降りとなる。


岩の下にサンショウウオを見つける。

11:50 1320m 谷が右へカーブするところ。


11:57 1300m 谷が左へカーブする
ところで休憩。日差しが出て暖かくなる。


12:20 出発。あと1ピッチだ!
美しい滝を撮影しながら、どんどん下る。


様々な模様の岩と美しい水流の
組み合わせをお楽しみください。


ゴルジュ帯から下で岩の種類が豊富。


右岸の支沢から岩が供給されている
ようだ。


滝だけで電子書籍の写真集になりそう。


13:14 1136m 釜谷と猫又谷の出合い。
猫又谷は右岸通しで歩かないと、水量の
多い箇所で徒渉することになるので注意。


13:27 1109m 堰堤上部に到着。
ハーネスを外してザックに収納する。

13:48 出発。廃道歩きではクマを
警戒して絶えず笛を吹いて歩く。


昨日目を付けておいたヤマブドウを採ってみる。
1箇所で3人全員が十分な量を確保できた。
大粒の実は甘酸っぱい。自宅でジャムになった。


15:03 1000m クルマデポ地に到着。

15:54 会館到着、解散。





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Last updated  2020/10/10 11:20:35 AM


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