
常識の先を歩く“発想力”と“実行力”で芸人の枠を超え、天才クリエイター・絵本作家としても大活躍の著者。型破りな手法で30万冊の大ベストセラーとなった「えんとつ町のプペル」は映画化もされ、大ヒット上映中。ビジネスのヒントが満載の一冊!
★向かい風はボーナスステージ
人生を賭けるほどの「問い」を見つけるには、居心地の悪い場所に立つ必要がある。言い換えると、居心地の悪い場所にいた方が、「問い」を見つけやすい 。
とにもかくにも、「問い」を持つ。問いが落ちている場所に行く。皆がいるような整地された場所にはあまり落ちていないから、居心地の悪い場所を選ぶ。
★実は情報そのものに価値は無く、お金を払う事に価値がある
お金を払う事のメリットは、「失敗の買い物にしたくないから、お金を払ったものの良い部分を必死に探そうとする」ということ 。本にしても、会食にしても、身銭を切ることでそこから何かを学ぼうとする。
★ネタバレと確認作業
人は未体験のものに出会えた瞬間に感動するけど、そのくせ、未体験のも野には、あまりお金や時間を割こうとはしない。お金や時間を割いて、その場所に足を運ぶ同期はいつだって確認作業で、つまりネタバレしているものにしか反応していない 。
そもそも旅行も確認作業である。ネットや旅行のパンフレットで見た美しい景色を確認しているに過ぎない。確かにネタバレは感動を削ぐ要素が含まれているけど、どうやら厄介なことに人はネタバレしているものにしか反応しない。人は冒険しないのだ。
★戦争がなくならない理由
戦争がなくならない理由。それは人間の中に「好き」という感情があるから 。そんなものがあるから、好きなものを他人から奪ってしまう。好きなものを奪ったものを憎んでしまう。好きな人を戦争で亡くしたら、それを奪った相手、国を憎み、負の連鎖は続いていく。だから戦争はなくならない。
★セカンドクリエイターに求められるのは、待ち合わせ場所
全国各地にある寂れた商店街で、一番最後まで生き残るのはスナックで、理由は魚屋さんや肉屋さんのようにコンテンツを売っているのではなく、そこで過ごす時間や体験を売っているから 。
スナックの強みは待ち合わせ場所であることで、国民全員が情報発信できるようになったセカンドクリエイター時代に求められるのは、間違いなく待ち合わせ場所だ。
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