本日はこちら「サブマージド:ヒドゥン デプス」のレビューです。
昔、世界観が気になってプレイした作品の続編ですね。前作は大けがを負った弟を助けるために、水没した廃墟都市を探索し、医薬品などを探す物語でした。
ネタバレになりますが、なんやかんやあって今回は弟と二人で別の水没都市を探索します。お腹の傷が痛々しいけど、すごく元気そうでなによりです。お姉ちゃんの方は……なんかブサくなった? プレイする度に思いました。絶妙に可愛くないって。
あと個人的に大事なことかもしれないので言っておきますが、傍から見ると綺麗ですが、体からたくさんの花が咲くってよく考えるとめちゃくちゃキモイですよね。前作の影響からお姉ちゃんの腕は不思議な蔓に浸食されていて、今作のキーアイテムに近づくと腕から無数の花が咲きます。真面目に考えると「うっ」って感じなので、深く考えないように。
ストーリーは前作から続き物、雰囲気なども変わらないので、気になるなら前作からのプレイをお勧めします。とはいっても前後の繋がりがわかるだけで、正直ストーリーについてはちんぷんかんぷん。常にふわっとしていて、ぼんやりとわかるようでやっぱわからない。
今回もまた注意すべき点は前作と同じです。きつい言い方をすれば、進化していません。せっかくのリラックス探索ゲームで、廃墟感やその中を探索するときの臨場感、高高度にて綱渡りする玉ひゅん感(ゲームオーバーはありません)、海の表情等、たしかにリラックスできる要素満載で、その点だけは評価したいのですが、いかんせん開発チームの技術力が足りておらず、低いフレームレート、オープンワールド内のマップの切れ目で細かく挟まるプチフリーズ(ロード)などが足を引っ張ります。カメラを動かせばなんかカクツクし、特に海を渡るためにボートを漕いでいると頻繁に画面が止まり一瞬のロードが入ります。
これがね、結構3D酔いを加速させるんですよね。
私も歳なんですかねぇ。前作も3D酔いに悩まされた記憶だけが残っていたのですが、今回もまた耐え切れなくなって横になりました。
カフェインの摂取は控えめに、こまめな休憩をとって、特に目を労わるのが大事ですね(笑)
総合的には雰囲気ゲーとしてインディーの枠を出ない微妙なラインですが、持ち味である雰囲気、水没した都市の探索と言うマニアな需要、高〜〜〜〜いビルをよじ登って上から見下ろすドキワク感、そんなコンセプトは素晴らしいので、私は満足しています。
集め物は見落としがあると沼にはまる可能性があります。そんな時はネットではなくSteamのコミュニティページを探してみてください。英語ですが完璧なウォークスルー記事になっていて、レア生物探しではお世話になりました。
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