「montbellムーンライトテント3型」を撥水処理前に洗濯
撥水処理をする前に、防水や撥水にはどんな方法があるのかもう少し掘り下げてみたいと思います。
テントの防水・撥水処理の方法や種類。
フッ素コートによる撥水処理メリット
今回用意しておいた撥水剤は「TEMPO Para-Wet」で、フッ素が主成分の撥水剤です。
容器には「強力防水液」と表記してありますが、フッ素コートは撥水することにより色々な機能を発生させますが、水分を通す生地の隙間を塞いでしまうわけではなく耐久性もあまりありません。
ただし、撥水の外、撥水することによる防汚や、その都度何度も塗り重ね(スプレー)することで持続させることができます。
シリコン系防水のメリット
シリコン系防水の最大のメリットは、シリコンゴムの被膜が作られるため、防水撥水性が高く、フッ素コートより耐久性があることです。
ただし、通気も無くなるため、結露が発生しやすくなると思います。
タープや、テントのフライシートやボトムの防水に良いと思います。
フッ素コート「TEMPO Para-Wet」で撥水処理
強力防水とは言うものの、表目にフッ素の幕をつくるという点では撥水です。
「TEMPO Para-Wet」の缶の裏の説明書きには、刷毛塗りが良いと書いてあったので、刷毛も用意していました。
物干し竿にテントを吊り下げ実際刷毛で塗ってみると、とても刷毛で全体を塗るのは大変です。
「montbell ムーンライトテント3型」と言えど、フライとボトムを処理するとなれば、6?u以上あります。
そこで使ったのは、100円ショップで売っている、ペットボトル装着用スプレーです。
とっても楽! 比較的均一に、一気に広範囲にスプレーできます。
フライシートは外側にスプレー、テント本体のボトムは一応両面吹付けた後乾燥させました。
生地の縫い目や端のテンションのかかる部分は特に多目にスプレーしておきました。
フッ素コートで、モサモサだった生地がツルツルシャリシャリ滑り、特に匂いもありません。
ちなみに、フライは、2m×2mと全室、ボトムは立ち上がりも含め2.5m四方、それに前後サイド、よってボトムの両面等塗布して、だいたい10?uくらいは塗ったでしょうか。
その他、縫い目やハトメ周り、コーナーなどけっこう多めに塗ったと思います。
テントの撥水処理費用はどのくらいだったか。
用意しておいた、「TEMPO Para-Wet」は、3.5Lの缶です。最終的に若干余り3L弱ぐらい使ったでしょうか。
「TEMPO Para-Wet」3.5Lで、8,000円前後なので、使用量からして、5〜6千円程度でしょうか。
愛着があり機能的に回復するのであれば、費用的にはけっこうかかりますが、これで継続で利用できるならいいですよね。
霧吹きのようなきめ細かなスプレーならもっと少量で済んだかも知れません。
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