と言いたいところですが、キャンプには雨風もあり、お空の下で食べたり休んだりは、直射日光や夜露でとても長時間は過ごせません。
やっぱり、タープは必需品なんです。
手前、中古で買ったワンタッチスクリーンタープ3M×3M、後方30年前のダンロップダルセット670、国設釜房湖畔公園にて。
タープの種類ってどんなものがあるの?
ヘキサタープ
六角形、二本ポールで立てるのがヘキサタープ、慣れれば1人でも設営できます。
ソロキャンパーからファミリーキャンパーまで多くの方々に使用され、自然の空気や景色を感じて空気感を楽しむにはもってこいのタープです。
タープ本体やポール等が少なく、大きい場合は特に張り綱を増やすなどの必要があります。
収納性、設営の手軽さが魅力です。
出典:Coleman
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スクエアタープ
幕体が四角形のタープで、大きさにより5本・6本・7本のポールで立てます。
ヘキサと異なる点は、四角形の端にもポールを立てるため空間が広く取れます。
ポール数がヘキサに比べて多いため設営には若干手間がかかりますが、基本二人で立てられますが慣れれば一人でも建てられます。
屋根の形、片流れや合掌など、目的に合わせ様々な張り方ができます。
ヘキサタープなどに比べると風に弱くと思われますが、タープの幕体がの質やポールや張り綱をきちんとすれば逆に風に強いと言えます。
snow peak
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自立式タープ
ワンタッチで簡単に設置できるのが魅力の自立式タープ。
屋外イベントやフリーマーケット等でよく見かけますが、キャンプには重く大きく、大人数大型車での場合のみでしょうか。
キャンプのほか庭などでのBBQなど日常的にも使いやすいことが特徴です。
スクリーンタープ
自立式や家形タープの四方をスクリーンで覆い地面部分が無いタープです。
空間を囲えることで居住性も良く夏は虫除け、秋冬は防寒対策も可能!タープでありながらプライベート空間も確保でき安心感抜群です。
またメッシュとなっているものが多いので防虫性能も高いです。虫の多い夏場は役に立ちますし、コットがあればスクリーンタープ内で寝る事もできます。
ただし、居住空間が大きいため、ポール等も太く多くなり、重さ容量とも大きくなります。
軽カーキャンプ向けのタープはヘキサかスクエアタープがおすすめ
大型の車でのキャンプなら色んなタープが選べますが、軽カーやコンパクトカーとなれば、チョイスは必然的に限られ、お勧めはヘキサタープかスクエアタープになると思います。
さらにどちらと言えば、ヘキサゴン型、(六角形)のタイプがベターじゃないかと思います。
大きさは、最低でも4M四方以上をお勧めします。
ヘキサタープの利点は、軽く、コンパクトたがら、運搬や積載、片づけが簡単なだけではありません。
・使用後、キャンプ場や、自宅で乾かすのが簡単
・設営も慣れれば一人でできます。
・軽く点数も少ないので撤収に時間がかからない。
・小雨等でも最後に片づけるスペースにできる。
・BBQのコンロや火を使いやすい。
と、こんな利点があります。
良いことだけ書きましたが、デメリットもあります。
それは、開放的であるがゆえに、夜は寒いことです。
しかが、風向きによってタープの片方を地面近くまで下げて風を防いだり、小さなタープを組み合わせたりして楽しむこともできます。
ヘキサタープやスクエアタープの買い方・選び方。
選ぶ時の1番のポイントは大きさです。
それより大事なのは、価格です。
何故なら、価格が高いほど、タープ幕体の厚みもあり、グロメットの数の多さ、そしてグロメット部分の生地の補強などしっかりした作りになっているからです。
平原や沿岸などでの風雨に対抗するため、しっかり張る必要もあり、本体の強度がとても大事です。
ホームセンターの安価なタープは、日陰を作る程度ならいいですが、風雨には耐えられません。
きつく晴れないため、雨がたまったり、飛んだり、裂けたのを何度か見てきました。
ヘキサタープやスクエアタープの張り方のポイント。
2本または、6本のポールと張り綱で立てる関係上、スペース十分確保する必要があります。
スペースを確保し、しっかり友綱を張って設営しないと風や雨で裂けたりするので注意が必要です。
基本的には、雨や裏地に着く露が、タープの端から流れるように傾斜を作り張ることが肝要です。
スクエアタープかたるみ、雨水がたまる場合は、ボール間のグロメットから、自転車の荷物縛りゴムのようなロープで、雨水が溜まらないようにペグダウンしてください。
この事により、タープ内側についた露もタープの端に伝わり落ちします。
とにかく、軽カーやコンパクトカーでのキャンプは、いざという時に、すぐに車に全て撤収することは困難です。
テントとタープはキャンパーを守る大事なアイティムですから、それなりに作りのしっかりしたものを選びましょう。
一度買ってしまえば一生使えます。