ライフラインとは、「市民生活の基盤となる生命線。電気,ガス,上下水道,電話,交通,通信などの都市生活を支えるシステム」のことを言うようです。
どれが欠けても、身近な普通の生活に支障がでてきます。
東日本大震災2011.3.11の時は、電気は4日目くらいに通電し、都市ガスの復旧は一月ほどかかったと記憶しています。
水道も一月以上かかったような気がします。
出典:アラジン
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災害による停電では、温まれるのが一番ほっとできるひと時です。
東日本大震災時の停電で我が家には暖房器具が無かった。
2011.3.11の午後、会社のビルを飛び出したままで、履物や着るものも通勤時の服装ではない人もいたようです。
自分は、社外にいましたので、一応外出時の服装だったので幸いでした。
かろうじて、携帯のメールが届き、会社には入れず、近くの公園に集合となり、数キロほど時折雪のみぞれの中を徒歩で帰宅しました。
東日本大震災時の停電時でも使える暖房器具がありませんでした。
夕方に築1年マイホーム到着、耐震対策をしていたのでさほど被害はありませんでした。
しかし、電気・ガス・水道が使えません。
マイホームの被害があまり無いことを確認し、暗くなってきました。
困ったのは、暖房、いつもはファンヒーターを使っていたのですが、すべて電気を消費する家電です。
電気があれば、ファンヒーターかエアコンが使えますが、使えません。
我が家には電気が不要な暖房器具はなかったのです。
一日程度なら、着込んで多少暖まっているでしょうが、煮炊きや暖房をしない室内は、日を追うごとに寒くなっていきます。
部屋の間仕切り扉をしめ切って、人肌であたたまっていた記憶があります。
カセットコンロでも暖はとれる。
夜近くになって、冷蔵庫も冷えなくなってくるので、在りもので食事。
幸いカセットガスのコンロがあるのでので、お湯を沸かしたり、ちょっとした料理なら作れます。
マイホームの地域は、ポンプで揚水しているので断水のようで、街中の公園に汲みに行きました。
換気は気をつけなければなりませんが、カセットコンロもけっこう温まるものです。
毎年、冬になってくると、灯油の反射式ストーブを買おうか迷っています。
災害時に備えておきたいお勧め暖房器具。
あれから数年経っていますが、電気を使わないストーブを用意していません。
お勧めは石油を燃料とした暖房器具です。
東日本大震災は、東北地方の被害が特に多かったため、季節の関係もあり、石油ストーブが見直されたくさん売れたという話もあります。
しかし、災害時だけのために石油を用意しておく場合は、石油が酸化するため、屋内の温度変化の少ない場所など注意が必要です。
よって、電気で使用する、石油ファンヒーターを使っている場合は、石油ストーブは有用かと思います。
反射式石油ストーブ
暖かさに方向性があるため、比較的部屋の端に置くことができます。
出典:?潟gヨトミ
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対流式石油ストーブ
火力も大きいものが多く、大きな部屋も暖まります。
コロナ対流式石油ストーブ
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石油コンロ
大きな火力はありませんが、いざという時には、鍋もかけられ煮炊きもできます。
コロナ石油こんろ サロンヒーター
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狭い部屋や短時間ならカセットガスボンベを燃料にしたストーブ。
電気以外を燃料としたストーブとしては、カセットガスを燃料としたストーブもあります。
長時間の連続暖房はできませんが、カセットガスの入手や保管も簡単で、都会や少人数で暖をとるならお勧めです。
さらに、高断熱の住宅なら部屋を開放しなければ暖まる性能をもってます。
イワタニ カセットガスストーブ の記事