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2015年11月08日

いまさらUVERworldにハマった自分と、気が付かないうちにかけている色眼鏡の恐ろしさ


実は何か新しいアーティストにハマるというのはかなり久し振りの経験で、自分では驚きなことです。

割と音楽っていうのは不思議なもので、中学生〜大学生くらいまでは新しい曲やアーティストをどんどん聞いていくのですが、大人になってからはそのペースががっくんと落ち、 気が付けば昔聞いていた曲ばかりを聞く・・・ということになりがちではないでしょうか。


私もずーーーっと長年、 TMNだとか、B'zだとか、BONJOVIだとか中高生の頃に聞いていたアーティストを聴き続けていたような気がします。
(年齢がバレますね、、、)

そんなのは嫌だ!と意識的に最近の曲を聞くようにしたこともありましたが、これが耳に入ってこない・・・まあ、無理をして聞いているくらいだから興味がないんでしょうね。ハマることはありませんでした。

そんな中、偶然にもハマったアーティストがいました。
それが UVERworld です。
というか既に滅茶苦茶有名なバンドで、 「えっ、知らなかったの?」って言われそうな感じですけどね。。。

出会いは移動中の車の中で聞いたラジオでした。
どこかの女の子がリクエストした 「7th triger」 が流れ出したとき、自分の中に衝撃が走りました。
何だこの音は・・・!
ギターサウンド、炸裂するドラム、抜けるようでいて多様に響かせるヴォーカル、最初から最後まで「カッコいい・・・」の連続に完全に圧倒されました。
アーティスト名は?と思ったけど、曲が終わると同時にCMに入ってしまい何の説明もなし。

すかさずスマホを取り出して「セブンストリガー」で検索して、出てきたのが「UVERworld」というバンドでした。
家に帰ってからユーチューブで再度検索すると、PVがアップされていて、これまたカッコいい。

すぐにこうやって見られるんですからいい時代になりましたよね。
それでツタヤにCDを借りに行って聞いてみたら、同じアルバムに入っている曲もこれまたカッコいい。しかもカッコいいだけじゃなく、感情に訴えかけてくる歌もある。「The over」を聞いた時にはなぜか涙まで流れてしまった・・・。

こうして気が付けばあっというまにハマっていました。

UVERworldの魅力はまた書くことにするとして、「新しいアーティストにハマる」という事に関して、大事なことは「意識せずに聴く」という事なんだなあということを実感しました。
いや、大人になるとですね、色々あるんですよ。
こだわりだとか、経験だとか、曲の好みとかで、どうしても色眼鏡で見てしまうんです。だから新しいものを聞いても、自分の中にある既存のフレームワークに入らないから、音楽も自分の芯には入ってこないんでしょうね。
「新しい音楽がどんなもんか聞いてみるか。どれどれ・・・」
なんて感じで聴いちゃうと尚更駄目なんでしょうね。

最近他のアーティストにも実はハマった経験があって、それは「ONE OK ROCK」なんですが、ハマったきっかけは映画「るろうに剣心」なんですよね。映画館に観に行って、佐藤健良かったな〜とか思いながら予備知識なしにエンディングを聞いたときに「あ、この洋楽格好良い!誰だろう?」とか言ってたらそれが洋楽ではなくワンオクの「the beggining」だったんですけども、これもやっぱり何の先入観もなく聴けたのが良かっんだと思います。
UVERworldもラジオで不意に聞いたことがきっかけでした。

もし先にヴィジュアルから入っていたら、「最近のバンド」という色眼鏡で見ていたら、ハマることはなかったかもしれません。そう考えた時、少し恐ろしい気がしました。

ちょっと物の見方を変えるだけで、こういう素敵なものをみすみす見逃してしまうことがどれだけ多いんだろうということを考えたからです。

UVERworldを好きになったことで受け取った感動を、もしも知らないまま人生を終えることとなっていたら・・・。今の自分には、恐ろしく残酷な事であり、寂しいことであり、想像することすら辛いことです。

本当に出会えて良かったと思っています。
受け取ることが出来た自分自身にも感謝しています。

これからは、出来るだけいつも新鮮な気持ちで物事には接して、出来るだけクリアな見方をするように心がけたいです。
posted by 霧島もとみ at 2015年11月08日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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霧島もとみ
他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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