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2016年02月27日

今週の全力!脱力タイムズ


※岡田圭右さんの「すけ」は「右」だったんですね。今日気づきました。


どこかなごんだ雰囲気がするのは、”すべりキャラ”の岡田さんならではですね。

有田さんが「岡田さんはギャグが得意ということで、研究してまいりました。シャッターをガラガラとするやつですよね」と話を振り、スタッフに「準備してください」と指示して出てきたのは 本物のシャッター付きのプレハブ倉庫


本物のシャッターを、岡田さんがシャッターのギャグを言いながら、実際に締めるというシュールな絵の完成です。
「シャッターガラガラ」の「ガラガラ」あたりはシャッター音に掻き消されて聞こえないし、シャッターを締めるわけですから当然岡田さんの姿もシャッターの向こうに・・・。
シャッターを開けて再び出てくるときの 「普通の親父!」 というツッコミが秀逸でした。


今回はまたまた挑戦的な放送内容でした。


犯罪心理学者の出口さんが 「2年間ほどコメントが編集でカットされている」「もう耐えられないので、BSで新しい番組をやろうと思っている」 などと言い出し、有田さんが 「忘年会でも雰囲気悪かったですよね」 的なコメントを添える、という、最近話題になったブラックな話の模倣ネタ。
ここでそれを入れてくるか!と全く予想外の展開です。


ちなみにこの前フリとして、侵入生物専門家の五箇さんが「おかげさまで、学会でも大変好評を得ている。これからも頑張らせて欲しい」と真っ当なコメントを言っていました。
「あ、ちょっと真っ当なことを言うこともあるんだ」と見ているこちらは迂闊にも油断してしまいました。
この直後にさっきの話ですよ。
落差の演出が凄い!


この他に、覚醒剤の話、不倫(大学の”高い授業料”という言葉を引っ掛けて矢口真里さんがVTRで登場)の話と、話題の危険な話のエピソードをちょいちょい投げ込んできます。
更にはゲストの佐野ひなこさんが「北関東の方で買ってました」とぶっこんでくる。
この危険なシュールさを受け止めきれるのは画面に岡田さんがいるからでしょうね。全体のバランスがしっかりと保たれています。


そんなこんなで、今週も大満足の面白い回でした!


「フジテレビの視聴率が低迷している」
「フジテレビはもうつまらない」
「そもそもテレビの時代は終わった。これからはネットだ」
という声があります。
確かに、いわゆる看板番組的なものは、王道で安心して楽しめる一方、娯楽が多様化した現在の状況下では「つまらない」と感じられる部分があるのかもしれません。
しかし一方で、この 「全力!脱力タイムズ」 「人生のパイセンTV」 など、刺激的で面白い番組が生み出されているのも、今のフジテレビです。
つまり、まだまだ新しい面白さを作り出せる優秀なスタッフがいるってことですよ。全然死んでなんかいません。


フジテレビのブームはまた来るぞ!・・・という予感が与えられた、今回の全力!脱力タイムズでした。
posted by 霧島もとみ at 2016年02月27日 | Comment(0) | TrackBack(0) | そこはかなきこと
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霧島もとみ
他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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