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2015年02月11日

突破する力 (猪瀬直樹)


この本が出版されてからしばらくして、ツイッターで勧める書評が目を引いたので買ってみたものです。

すらっと読みやすい本でした。
猪瀬さんの本は厚くてボリュームがある本が多いと思うので、ちょっと異色な感じです。
内容としてはビジネスのハウツー本に書かれていることが多いですね。
新鮮味には欠ける印象を最初は覚えましたが、そこに筆者の体験や考え方が織り交ぜられることで新しい味付けを産んでいるな、と感じました。

同じ内容や言葉でも語る人が替わり、見せ方が変わると内容ががらっと変わって感じられるのは、言葉が持つ一つの力だと思います。
また、見ているものはひとそれぞれで、感じ方も人それぞれ。
それを知ることが出来たな、とも思いました。

本の内容とは関係ないのですが、書中で「苦境時に笑う」という話が出たときに、NHKのプロフェッショナルで紹介されていた日産のテストドライバー「加藤博義さん」のことを思い出しました。にやりと笑う加藤さんの表情が頭の中で映像が浮かび、強く印象に残ったものは、記憶に残り、自分の中に生きるんだな・・・ということを体感しました。
posted by 霧島もとみ at 2015年02月11日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介—人物
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霧島もとみ
他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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