「完全否定」
といいます。?@、?Aの文は完全否定の文です。
?@は私が、?A、?Bは生徒全員が英語を読めない
と言っています。ところが?Cは”全員が読めないとは
限らない”、すなわち”何人かは読める生徒がいる”
ということを意味しています。
全員が読めないと言っているわけではないのです。
こういう否定文を ”部分否定” といいます。
考え方としては "not"が何を否定しているのか を
注意しましょう。
?Aの"not"は"any"を否定して「not 〜any」という
熟語「どんな〜もない」を作っています。
"not 〜any"の熟語はご存じのとおりです。
"not any" = "no" の関係を使って書き換えたのが
?Bの英文です。
同様に ?Cの英文は"not"が"every"を否定しています。
つまり ”everyではない” と言っているのです。
?@I can notread English.
私は英語を読むことはできません。
?A Anystudent can notread English.
どの生徒も英語を読めません。
?B Nostudent can read English.
どの生徒も英語を読めません。
?C Every student can not read English.
すべての 生徒が英語を読めない とは限らない 。
"all" も"every" と同様に使うことができます。
次回は"always" の部分否定を考えてみます(同じ考え方です)。
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