<個人的な評価: 10点中7点
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下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
アップされる前から宣伝の段階ですごく気になってたドラマ、ようやくシーズン1、全部観た。
宣伝の段階では、バミューダトライアングルの秘密に迫る謎解きサスペンスかなと思ってたが、予想とかなり違った。バミューダトライアングルは関係ないかもね。
それより、とても SF的な作品だった。
前半は何度か寝落ちしたし、中盤からも寝落ちしてしまうが、面白い作品だった。
疲れている時に観ると頭に入らないかもしれない、かなり難解なドラマ。
舞台は1899年だが、 近未来SFに出てくるような高度すぎる技術が、出てくるので、リアルの世界は近未来なのではないかと予想したが、やはり リアルの世界は近未来だった...
まず、最後まで観たので、まとめると...
最初に出てくる1899年の蒸気船の舞台は、仮想現実(シミュレーションの世界)。
実際の世界は、2099年の近未来で、宇宙船の中。
主人公は、Maura Henriette。
彼女の父親が、マッドサイエンティストのような奴で、こいつが黒幕かと思ったが、どうやら 黒幕は兄の Ciaran らしい...
Ciaranの目的はなんなのか?なんで登場人物たちをシミュレーションの中に閉じ込めているのか。
このシーズン1では、最後まで謎だった。
Maura の夫と息子は、既に死んでいるのかな?
それとも夫の方は生きていて、息子は死んでいるのかな?
そもそも、本当に夫なの?息子なの?それも作られた記憶じゃないのか?と疑おうと思えば、全てが怪しい。
登場人物たちの記憶は本当の記憶なのか。植え付けられた記憶なのか。
とこどどころ、登場人物たちの過去ストーリーが出てくるけど、それは本当の過去なのかどうかも怪しい。
全ての登場人物が、ただの駒で、神のような存在(この場合は、Ciaran)によって、記憶を植え付けられている可能性もある。
最後まで、謎だらけのドラマだったな。
船長もなんなのか。他の登場人物とまた違って、今後も何か、特別な役割がありそうだけど。
★登場人物に関しての感想★
Maura Henriette Franklin: 女医。一人でイギリスからアメリカを目指して船に乗る。記憶喪失だったが、実は夫と息子がいたと後から判明される。
Daniel Solace:Kerberos号に乗ってきた怪しい男性。だが、実は主人公Mauraの夫と判明。
Eyk Larsen:Kerberos号の船長。過去に妻と3人の娘を家事で亡くしているトラウマがある。
Ángel:裕福なスペイン人。同性愛者。ドラマ・ELITEに出てた人だ。あのドラマでも酷い浮気男だったけど、このドラマでも浮気者だな。
Ramiro:心優しい神父で、Angelと一緒に旅をしている。神父のふりをしているが実は同性愛者。Angelを心から愛している。
Ling Yi:芸者の見た目だが、実は日本人のふりをしているだけで実際は香港人の娼婦。芸者のメイクが個人的にホラーっぽくて怖いので見た目は苦手。あとからメイクがとれて結構普通になった。意外と勇敢で力がある。過去に妹を間違って死なせてしまった事がある。本当は妹が渡米するはずだった。
Yuk Je:地味な見た目の中年女性だが、元娼婦で、Ling Yi の母。
Jérôme:フランスの黒人男性。Lucienに裏切られた過去がある。
Lucien:上流階級の男性で元中尉。妻とは政略結婚で、愛していないようにみえたが、実は不治の病でもうすぐ死ぬ運命だった。妻の事は、それなりに大切に想ってたようだ。Jerome とは過去に因縁がある。
Clémence:Lucienの妻で今回の旅はハニームーン。上流階級出身。夫とは政略結婚?意外と勇敢で力があり良識もある。
Virginia Wilson:上流階級のイギリス人中年女性。 実は売春の斡旋業もしていて、Ling Yi 母子と繋がりがある。
Olek:Ling Yi と恋仲になる下級階級出身の青年。兄がアメリカにいる。
Tove:下層乗客の妊婦で、宗教的な父母、同性愛者の兄、賢い妹と乗船。妊婦なのに以外と勇敢で力持ちで行動力がとてもある。
Krester:Tove の兄で同性愛者。
Iben:Tove & Krester の母で、盲目的な教信者。全ては神のお導き...と信じている。
Anker:Tove & Krester の父。妻ほど狂信的ではない。実は神を信じていない。妻をとても愛している。
Elliot a.k.a. "the boy":謎の少年。見た目からしてヤバそうだし、映画オーメンのDamienのような感じがしたが、実際は可哀想な少年で、Mauraの息子。
Henry Singleton:主人公Mauraの父。裕福な老人でマッドサイエンティストっぽい感じ。