シラデンでこんな小さい、ヘンなものを見つけてしまった．．．

え？

何、見えないって？　その変なものは、上の画面中央にいるんですが．．．正体は続きをご覧下さい

ホホスジモチノウオ

ダイビングをしていると、時々海のストーカー君に会う事があります。このホホスジ君もその一人、いや一匹。しばらくの間、さり気ないフリをしてしばらくついてきて、周りをチョロチョロしてくれます。フラッシュたいた写真で見ると、いや、こんなに鮮やかな体色だったんですねー。

先日、メナド本島のポイントで、仲睦まじい カミソリウオ 2匹発見。

懸命に寄り添う2匹の姿を見て感動！　
ダブダブゴレン夫婦も一生このようでありたいッ[E:sign02]....
（て思うのは甘い夢か．．．）

スレッドフィンドティーバック

ニセスズメの仲間とかだそうで、見つけようとするとお留守ですが、ウォールにごく稀にひょっこりチラリホラリと泳ぎ出ている事があります。　

水中では地味なメギスの仲間、おまけにとても警戒心が強いため、なかなかダイバーの目に止まることはないタイプの魚かもしれませんが、先日ついに全身を写真に納めることに成功したので、勝手にエキサイトして紹介しちゃいます。

フラッシュたいて撮影すると、実はかなりキレイ色ボディなんですよ、これが。

スレッドというのは英語だと「ソリ」って意味になるのかな。　
根元がキイロとかオレンジがかっている胸びれが、２本に分かれてすらりと伸びているからでしょうか。目はアクアブルーリング色だし、なかなかクールな魚でっしょ(o^-^o)

サツマカサゴ 　（カサゴ目フサカサゴ科）
浅場の珊瑚礁の中にポコッと岩のフリして潜んでいたりする、愛嬌のある顔をしたこのカサゴ。ガレ場なんかにいたら、指をさしてゲストに見せても、その姿を確認してもらうまで数秒要するほどのカモフラージュぶり。セムシカサゴともそっくりですが、背中の盛り上がり具合は比較的穏やかなので、サツマカサゴ、ということになりましょうか。

写真撮影していると、邪魔されて困惑したのか、サツマカサゴくん、ぴょこん、ぴょこんと重たそうに体を動かして移動。　緊急時にはもっと早く泳げるのかどうか...(ﾟｰﾟ;
日本では美味として知られちゃってるようですが、棘には毒があるので、じっとしていてても触ったりしないようにしましょーね[E:cat]

紅の豚？じゃなくて海中に住む豚？？

海の中は不思議がいっぱい....これ、どーみても.......　ブヒブヒッ...　って感じですよね。　実は英語で”スポンジ”と呼ばれる「海綿」の一種です。

皆さんコンニチハ！この生物、何だかわかりますか？

これ、 スケルトンシュリンプ っていうんです。
カマキリのように見えますが、海に住む甲殻類です。上部にエビらしく？ハサミのような部分がついてますよね。ボディは頭、胸郭、足の部分と３カ所にわかれていて、育児嚢があるところをみると、どうやら雌？ということになるのかな。

スケルトンシュリンプの後ろに、マーカーブイの袋をかざして撮影。

なにせ、このスケルトンシュリンプ、大きいものでも、体長わずか １センチ あるかないか…..の面白い、透明な宇宙人にも見えるようなエビなのでした。映画 Men in Black に出て来る宇宙人たち（左写真）そっくり、って思うのは管理人だけでしょうか？？　

インドネシア・メナド（マナド）
ブナケン国立海洋公園ブナケン島内にある
ブナケン・チャチャ・ネイチャー・リゾートより

トウモンウミコチョウ （Sagaminopteron psychedlicum)

学名を読むと、サガミノプテロン　サイケデリクム。さがみの（相模野？）のサイケデリッックな奴、とでもいった名前になりますか。日本人が見つけたウミウシなんすかねー。　相当小さいのですが、ハデハデなピンクの?マーク付きボティーで、やや深めのウォールで、セクシーに存在アピール。

ピントがあわねーのはやっぱりカメラのせいに違いないッ...[E:pig][E:sweat01]

インドネシア、メナド（マナド）、
ブナケン国立海洋公園ブナケン島内

ブナケン・チャチャ・ネイチャー・リゾート

スケルトンシュリンプ (Skeleton shurimp)
フトヤギ類の一面に群れているエビに見えないエビ達。オバケエビと呼ばれることもあるみたいだけれど、スケルトン（骸骨）シュリンプが一般的に知られている名前でしょうか。でも大量のオバケみたい。動きも妙です。（このオバケが見えない、と言う方、フトヤギについてる毛のようなものがそうです）　
こんなに外から見える所にたくさんで群れてても大丈夫なんでしょうか。無防備。身もなけりゃ味もないんでしょうか...？？　

外野のつぶやき：「かき集めて”熱々の オバケ掻き揚げ天ぷら ”にしたらどぉー？
売れるかな？」[E:smile]

日　時：5月4日        コメント:Emi　写真：Kob
場　所：インドネシア/  ポイント：BANGO
天　候：[E:sun]  /   風：殆ど無 /  波：無
気　温：33度ｃ/  水温：28度ｃ
透明度：（↓）20 m /  透視度：（→）20m
流　れ:　殆ど無し

キャンディクラブ、日本でいうコンペイトウガニです。ちゃんと写真が撮れていれば、とっても美しいカニですが、何しろ小さくて、寄生しているオオトゲトサカ（刺胞動物、内部に骨片がちらばるソフトコーラル）そっくりで、カニだかどうかすらわからない奴だなあ...[E:sign02]  と思っていたのですが、写真で初めて小さなハサミが見えました...　これでトサカのポリープをチョキチョキしていたわけですね[E:coldsweats01]

（コメント＆写真：Rei）