2013年09月29日
ノチーノ行方不明、捜索願を出してはいますが...
ご無沙汰しております。
しばらくご無沙汰したのには少々ワケが...。
まだブログでも公表していないチコの事といい、今年はどうもワンコに関して悲しいニュースばかりなのが残念でなりません。
と言うのも、ご覧のとおり、うちの新しい家族、"ノチーノ"の事をブログで紹介したわけですが、なんとそのわずか2日後、ノチーノが忽然と姿を消してしまったのです。
幸い、ノチーノの家族であるハナちゃん(仔犬の女の子)はうちにいますが、ノチーノが行方不明になると同時に、ハナちゃんにつけていた可愛い首輪も一緒に消えたのです。
あちこち探しましたが、ノチーノも、ハナちゃんの首輪もまったく見つからないところをみると、もしかして連れ去られてしまったのでは、と疑わざるを得ません。何しろ、この地はまだまだ犬は食用にもなりますし、大きい犬なら、自慢用ペットとして高く売れるからです。本島メナドの街中では犬が盗まれる事はまだまだよくある事、市場でも食用犬は檻に入って売られている、という地なのです。
いなくなったのが日曜日の夜遅くから月曜日の明け方くらい、月曜日に村人に聞いて回っても見つからず、という状況から判断すると、月曜日の早朝にはボートでメナドに持って行かれ売られてしまった可能性大...。
スタッフ全員に探して貰うようお願いし、前足が異様に大きく、顔にシワが寄る、このへんの犬にしてはかなり特徴のあるタイプの仔犬のこと、2日もすれば見つかるだろうとたかをくくっていたんですが、犯人探しの手がかりにもなるかと、賞金オファーすら出しましたが、2週間近くなる今も消息がつかめないままです。売るより提示した賞金の方が大きい金額なはずなのに、それでも戻って来ないところをみると、すでに本島のほうで売りさばかれてしまったから、という気がしてなりません(。>0<。)
前足の大きさから、ノチーノはかなりの大型犬になることが予想され、驚いた事に、ローカルスタッフでもそのことに気づいていた人は多かった。こういう話は村で結構早く広まっちゃうんですねえ。ムムム…最悪、一生会えなくても、せめて食用で市場行きではなく、ペットとして誰かの家でスクスク育ってくれている事を祈るばかり。
心配している当方にむかって、スタッフ君ときたら実にアッケラカンと、
盗られたとは限らないし、もしノチーノがその辺で死んだのなら、そのうち臭ってくるから、そうなれば見つけられるでしょう。子犬だからちょっとした事でも死に至る事もあるし。臭ってくるまで待つしかないね。
だって。
........ (口がきけず呆然とする当方)
あのネ~、それはToo much information...
君にはデリカシーってのは微塵もないのかい??さすが、犬は単に食用であるカルチャーの人たち.....
とはいえ、もしこれが彼ら所有の家畜だったら、こんな悠長には構えていません。すぐに犯人探しか、賠償金問題に発展。"文化の違いのドロップオフ"であります。
とにかく、あまりに悲しく、バカバカしくもなり、あれ以来ブログから遠ざかっていた次第です。 ネット掲載からわずか二日で、でしたから...。
ハナちゃんの着けていた、本来抜けにくい筈の首輪まで紛失、というのは不可解ですが、ノチーノ行方不明事件が100%人為的である証拠はなく、謎ばかりが残ります。 いずれにしても、ノチーノは依然として帰って来ていないため、日々悲しい夢を見てしまい、旅行先でも寝不足ぎみじゃ〜。
う〜む...ノチーノ、会いたくて会いたくて仕方ないよ。君の可愛いショートムービー、この間撮ったばかりなのに。何とかうちの匂いを思い出して帰って来てよ〜(泣)ハナちゃんとうちで待ってるからさあ〜(大泣)
2013年09月14日
遂に”ノチーノ”と命名しました〜。どーじょヨロチク〜ッ!
遂に、うちの茶色の”名無し君”の子犬を命名しました。
その名は、
ノチーノ !!! ( NOCINO )
ショートの場合は、ノッチと呼ばず、”チーノ”と読んで下さいね〜。それには理由が....
覚えてる方がいるかどうかわかりませんが、下手するともう10年くらい前になるかもしれませんし、まだデジカメも無かった頃で、フィルム写真もほとんど紛失?状態ですが、
うちに以前
”
カプチーノ
”
というそれはまた可愛い男の子犬がいたのです。
彼は、チンちゃんのお母さんで、今年4月末に亡くなってしまったチロの、そのまたお母さんにあたる、”クマ(熊)”ちゃんと一緒に、ブナケンの村からスタッフが貰って来てくれた犬なのです。
当時”キューちゃん”(キュートだからキューちゃん)という嫁入り前の、私がたいへん可愛がって育てていた女の子犬が、なんと、ウェディングの御馳走の為に、一攫千金狙いをたくらんだらしい村人に殺されてしまい、落ち込みから病気になり寝込んでいたワタシを可哀想に思ったのか、スタッフが生後数ヶ月くらいかの子犬を2匹、村から持ち帰って来てくれたのでした。それが、”カプチーノ”と”クマ”でした。
カプチーノ色して、とても愛くるしい雄犬君であった”カプチーノ”の思い出に因み、そして北イタリア、特にラフの故郷モデナで作られている、私達の大好きな”くるみのお酒”の名前でもある ”ノチーノ” と名付けることにしたのです。
日本の醤油に近い色をした、手に付くと若干べたつく、甘で強烈に強い”ノチーノ”というお酒については、日本でも”鬼胡桃未熟果”(和グルミ)が手に入れば、ノチーノのお酒がつくれるみたいです。でも人様のサイトにはこんなアドバイスも↓
【ご注意】
皮に含まれるタンニンは空気に触れると黒く変色します。手に付くと石鹸などでは落ちません。カットの際は手袋の使用をお奨め致します。
↑ということですので、皆様も作る時はぜひ手袋使用を!
2013年09月12日
最新スノーケラーゲストのフォトギャラリー掲載しました!!
スノーケラーゲストいいぬまご家族のご主人から頂いた、スノーケリング、夕日の反射、二重にかかる虹などの写真です。
ココログでフォトギャラリーに掲載させていただきましたので、下記リンクにてご覧下さい。
http://bunakenchacha.cocolog-nifty.com/photos/iinuma_photo_garelly/index.html
写真中の青い色が非常に美しくて印象的です。
この尼の皮....じゃなくて天の川写真も凄い!!
天井から時おり降ってくるモノ
朝からMacの前に座ってたら、「カリッ」と音がして...
天井から床にこんなものが落ちて来た。
カニの爪 ですよ、皆さん。
天井からカニの爪が降ってくる家なんて、フツーありますか?
できれば サクサク衣が付いてふっくらしたカニの爪 が良かったな。
でもこれ、誰の”食べカス”なんでしょうかね。
ゲストのコテージ棟とは違い、
トロピカルフォレストと直で隣接してるうちの屋根には、
半野生猫やヤモリ、オオトカゲ、ノネズミ(目撃したことはないですが)や、
時にタルシウス(スラウェシメガネザル)が数匹、
天井に舞い降りてくることもありますので、
誰が犯人かは不明ですが...
やっぱり猫君たちの仕業ってのが優勢かな。
彼らはヤモリもバッタも食べてしまうんでっせ〜
気分転換に効く画像??
Our guests send Raf funny photographs by email sometimes.Raf send me those pictures especially when I'm in a bad mode and it's works. hahaha...
欧米人ゲストから時々ラフに面白いジョークや写真がメールで回覧のようにまわってきます。
ワタクシめがスタッフの件で不機嫌の頂点に達している時などに、ラフはそういう面白い写真をメールで送ってくるんですが、これがけっこう効くんですね〜。
ちょっと文字を追加してみたりしてるうちに、怒りムードがおさまってきます...(^-^;
2013年09月04日
2013年09月03日
スタッフとの生活 ー スタッフ観察 大ボスに昇格?!
うちのマルちゃんは、二人目のお子様が誕生ということで、2年近くの出産&子育て期間を経て舞い戻って来た、待望スタッフ。
あれほど迄に復帰を望まれ得たスタッフも珍しいのですが、ようやく復帰後、” 何か ”が変わっていました。
ダブダブゴレン妻 「30分後に”アイスコーヒー”持って来てね」
これが、”先にシャワーするから”という意味である事は、
今更言わなくてもマルちゃんなら百も承知なのですが、
本日は5分後には既にドアをノック。
シャワーしようと服を脱ぎ始めた正にその瞬間、
アイスコーヒー到着。
ダブダブゴレン妻 「30分後って言ったよね?早過ぎ。 いま何分よ?」
マルちゃん 「もう15分は経ってます。」
あれ? 即答したよ。
ちゃんと早過ぎってわかってるわけね。
まあ15分も経ってないけどさ。
あ、なるほど。
同僚スタッフ君があと5分で休憩にいってしまう前に、
彼に命令してつくらせた、ってわけでした。
どうりでマルちゃんに頼んでも、実際に持ってくるのは
同僚スタッフ君である場合が最近増えたわけだ。
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子育て休暇をとる以前は、時間があれば窓ふき掃除やら、
座っていても、テーブルで使う道具を磨いてくれていたり、
あちこち気がついては掃除してくれていて、
こちらの時間をムダにする事が殆どなく、
島では希少価値スタッフであったマルちゃん。
子育て引退する際、ボーナスを弾んで大感謝したら、
かえって感動され、大泣きされてしまった、
という逸話もあるsweetな人ですが。
現在は...アレっ??
もうランチタイムだってのに、ちりとりがバルコニーに出っぱなしだよ。
あ、あれも...... これも.... やってないよ...?
バーの後ろで外を見てるか、スタッフと床に座ってる事が多くなった。
でもさ、まだ朝食メニューボードがそのまんま。
見かねてマルちゃんに注意したら、あれ...?
同僚スタッフにそれらの仕事やらせちゃうんだ。
基本の掃き掃除もやらせちゃうんだ。
給仕が必要な時間以外はバーから外に出ず、
雨が降り始めそうになっても知らんぷり?
また注意すると、同僚スタッフを呼びつけて、
外にある軽い籐のイスを中に入れるよう命令しとる?
ご本人の日常稼働率50%ながら.....
マルちゃん、いつのまにか
大ボスに昇格 [E:coldsweats01]
他人に命令できない事で注意された場合は、
自分の非は認めない 、が原則のようですので、
注意するや否や、たちどころに言い訳を並べ、
自分に非がない事を主張してきます。
黙ってる方がマシなのに!とこちらをイラつかせる件も
増えて来ました。
とはいえ、ここでどんなアイロニー(皮肉)を書いても、
島ではマルちゃんのように仕事を続けてくれる希少価値人の存在は
文字どおりに少なく、まだ他と比べたら輝くもんがあるし、
村人にしては珍しく、こちらからお願いもお支払いもしていないのに、
バラや庭先に咲く花を少しお裾分けしてくれたりと、
先にも書いたように、ご本人はスイートな人であります。
仕事が絡まなければ、スイートなだけの関係でいられるんですけどねぇ〜(^-^;