↑探してみたらPS3でも遊べるようです。ただし海外版のみなので、一応タグには記載しません。
おはようございます。あるへです。
本日はこちら「ビジュエルド3」のレビューです。
まったりじっくり、何かパズル系のゲームがやりたかった私は本作がセール販売された際に体験版を遊び、「やっぱビジュ面白いなぁ」と改めて感じ、購入しました。
以前に紹介した「ポップキャップアーケード」を持っており、ビジュエルド2は遊ぶことが出来たのですが、鬼のように間口の狭い実績や、インストールできないことから必ず爆音とセットになることが許容できずお蔵入りとなっていましたので、実はじっくりとビジュエルドを遊びたい気持ちもありました。
本作は基本となる3マッチ式のビジュエルドのルールはそのままに、たくさんの目新しいモード、というか遊び方が豊富なことがポイントですね。
順に説明しますと、
・いつものビジュエルド。詰みがあり、少しだけ運を要する「クラシック」。ただし、前作よりもアシストが利いており、実績解除だけならそこまで苦労しません。
・好きなだけ遊んでいられる「禅」。どんなに無様な消し方をしたとしても詰みになることがありません。前作エンドレスモードのようなタイプですが、このモードに関する実績はないので安心して遊ぶことができます。効果があるのか不明ですが、背景やBGMにリラックスを促進するような素材が使われているのもポイントです。とりあえずまったりしたい時に(笑)。
・出題される様々な試練をこなしていく「クエスト」。前作のパズルモードに似ていますが、今回搭載された新しいモードでお題をこなすため、なかなかレパートリーに富んでいると思います。若干難しいかもしれませんが、そこまで鬼畜ではないと思います。
・タイムアタックの「電光石火」。非常に短い時間でどれだけコンボを繋ぎ、高得点を採れるかを競うモードです。まるで別作「ビジュエルド ブリッツ」のような感覚ですね。コンボを繋ぎ、エフェクトがバシバシ決まっていくのが気持ちいいスピーディーなモードです。実績解除は若干難しいですが、十分に手の届く範囲です。
・「ポーカー」。こちらはビジュエルドのルールを使いつつ、ポーカーの役を作って点数を稼ぐモードです。電光石火とは趣向を変えて、作りたい役を考えながらじっくりとプレイできるモードです。ゲームオーバーがあるので、そうならないように計算しながらジェムを動かす必要があります。
・「アイスストーム」。こちらは若干、電光石火に似ていますが、戦術は大分異なります。どんどん凍り付いていくジェムの柱に圧倒されながら、絶えず消し続けるモードです。ジェムが消える方向(縦か横か)によって効率が段違いなので、いかに効率よく消すかが問われます。
実績解除はなかなか難しいですが、消し方で効率が変わる、一風変わったモードですのではまる人もいるのではないでしょうか。
・「ダイヤモンドマイン」。こちらはすばやくジェムを消して制限時間を足していきながら、地中に埋まったお宝を求めて下へ下へと掘り進んでいくモードです。各特殊ジェムの使い方がキモとなります。
・「バタフライ」。こちらは盤面に散らばったジェムと同じ色の蝶を、ジェムに巻き込んでどれだけ消せるか(解放し、救助できるか)というモードです。
蝶は盤面最下部から出現し、こちらの一手が終わると一段上に上ります。盤面のいずれかの蝶が盤面最上部に達すると蜘蛛に捕らわれてゲームオーバーです。
こちらは「ポーカー」と同じように時間制限がなく、計画的に蝶を消していく頭を使うモードです。
以上、8つのモードがあり、一つのモードに飽きても気分を一新して別のモード、とはしごしていると意外と時間を潰してしまう曲者タイトルに仕上がっています。
操作性は2より上がっており、ブリッツで搭載された効率的な移動方法も搭載されていますのですごくスムーズです。
今回はいくつかの実績がやや時間がかかるものの、まったりできるゲーム性や、難易度もやや難しい程度の程よい歯ごたえなので、2よりも断然お勧めできます。
個人的に好きなモードは意外にも「電光石火」と「バタフライ」でしたね。
電光石火はとにかくバリンバリンコンボが繋がっていくのが気持ち良いです。バタフライはモードとしての縛りが緩めで、心理的圧迫(時間制限など早くしないと! という焦る気持ち)がほとんどないのでまったり楽しめました。
本作の8つのモードは、そのどれもが明確に方向性が違い、各モードにおいて戦略が違ってきます。同じルールのパズルですが、この戦略、戦術の違いのおかげでとことん楽しめました。
名作だと思います。
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