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2016年06月12日

224.Hard Corps :Uprising

 おはようございます。あるへです。
 本日はこちら「ハードコア:アップライジング」のレビューです。
 単語を知らなければ確実にコープスと呼んでしまうであろう、このタイトルですが、辞書を引くと発音記号はきちんと「 ーァ」になっており、造語でもなんでもないことがわかります。
 ちなみに意味は、(専門技術を持った)兵団、特殊部隊、軍団などを表すようです。あんまり馴染みがないね。

 さて、本作は曰く「魂斗羅」の血を引く硬派2Dベルトスクロールシューティングです。
 硬派の名に恥じぬ鬼畜バランスなのですが、操作性は非常に良く、慣れれば慣れるほど爽快感が増していく作りになっていて、結局コンプは諦めましたが非常に面白かったです。

公式サイト

 本作はかつてGwGで無料配信されました。こういったパターン化を必要とし、プレイヤースキルに全てを委ねるような100%アクションゲームが苦手な私はあまり興味を持っていなかったのですが、作り込まれたムービーや緻密なドット絵に惹かれ、とりあえずコンプは諦めても触ってみようと思ったわけです。

 もちろん初見はズタボロになりながらライジングモード(ステージクリア時にお金がもらえ、そのお金で武器の強化やクレジットの追加などが出来、プレイヤーキャラを強化していくことでクリアまでのハードルを下げられるモード)に挑戦していました。

 ライジングモードで強化した状態でラスボスまでなんとかかんとかたどり着けるようになった頃、ちょっと気晴らしにオンに繋いでみたんですね。
 そしたらちょうど私と同じくらいの腕の人がいまして、ライジングモードの協力プレイで一周回りました。
 その時ですよ。私がこのゲームの魅力に気づいたのは(笑)

 二人ともある程度のステージ構成とボス攻略の知識を持っていたので、双方何度か死につつも、特にぐだることなくスルスルとラスボスまでたどり着き、クリアしてしまったんですね。
 この時の協力具合、ステージの攻略感が本当に気持ちよく、その後フレンド申請をしてアーケードモード(最初から武器レベル3なんてチートはない、本作の標準モード)も通しでクリアしました。
 すっごく楽しい!

 本作は初見殺しや1ミスのデメリットが直接(ダメージを受けると手持ちの武器を手放す)、間接(パターン化前提だとリズムが崩れる)的に非常に大きいので、立ち回りのパターンを構築し、何度も反復練習するのが前提の作りなのですが、慣れてくるとボスを秒殺したり、初見殺しに惑わされずに華麗に避けたり、隠し部屋を開けたり、はたまた本作の特徴である「弾き」や「ダッシュ」でスピーディーかつスタイリッシュに立ち回れたりと、初見時には想像もできなかった立ち回りが行えるようになり、これが達成感や共闘感に繋がっていくんですよね。
 このあたりのパターン化は下記個人サイトの動画がとても参考になり、これをトレースすることで、本作がとても楽しくなったのを覚えています。
 ダッシュは便利ですが、デメリットもあり、ダッシュ中に被弾すると通常より多くのダメージを受けてしまいます。
 しかし、一歩一歩敵を潰しながら地道に歩を進めるよりも、駆け抜けてしまった方が安全、安定化する場面も多々あり、かといってその逆でも、慣れれば無理ゲーには見えなくなる辺り、本作は「ゲームしていて楽しい」をコンセプトに、非常に良くバランスが取れていると思います。

 硬派なベルトスクロールシューティングといえばスーファミなどで、ガチムチな男臭い世界観が当たり前で、本作のスタイリッシュでカジュアルな見た目は違和感を感じるかもしれません。
 幸い(?)私はこのようなタイプ、ジャンルのゲームが昔から苦手で触れてこなかったため、すんなりと本作を受け入れることが出来ました。

 本作の攻略は決して一筋縄ではいかず、私も頑張っては見たのですが、ノーデスなど一部の実績には手が届きませんでした。
 しかし、パターンを組み、それを正確になぞり、時に針の穴に糸を通すような難所を潜り抜け、最後の最後まで気を抜かず(笑……いごとではありませんよ! 決して気を緩めぬよう……)クリアに至れば、これほど「ゲームしてる」と感じることはないでしょう。
 実績文にもありますが、頑張れば頑張った分だけ達成感を味わえると思います。
 ソロだけでなく、是非協力プレイも楽しんでください。

攻略サイト(wiki)

攻略サイト(個人)


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