おはようございます。あるへです。
本日はこちら「シャンティ :ハーフジーニーヒーロー」のレビューです。
2Dドットにはドットの良さがありましたが、こちらも最高にキュートですね。あ〜、やっぱり可愛いよシャンティちゃん……(*´Д`)ハァハァ
パイレーツカーズとは絵師が異なるようで、若干猿っぽい(笑)
絵柄はもちろんのこと動きも大変に生き生きしてて、被弾時の一瞬のモーションにも非常に手が込んでいます。
また本作は、まぁ、上のSSにあるようにリメイクなのかなんなのかわからないんですけど、たぶんGBC版を意識してるとは思います。
それが如実に現れているのが拠点となる街の描写と変身システムじゃないでしょうか。
ちょっとうろ覚えですけどGBC版では「パイレーツカーズ」のような左右で入り口を選びつつ、本作のようにぐるっと街を半周するような形態でした。
変身が復活したのはすっごく嬉しいですね!
全8種+αある変身がどれもホントに可愛くて、しかも作り込まれています。毎回新しい変身を身に着けるとしばらく鑑賞していました(笑)
何度でも言います。すごく可愛い。
そしてシャンティを語る上で欠かせないのがやはりゲーム性です。メトロイドヴァニア系で、この変身を駆使することで世界が広がっていくのですが、この塩梅がすごく気持ちよくのめり込んでしまいます。
リコだかリアだったかコアだったかのだだっ広い世界じゃなく、ぎゅぎゅっと詰まってます。
もうね、なんらかの賞を受賞してもまったくおかしくない出来ですよ。
本作にも前作同様タイムアタック実績が課されていて、コンプには数周を要しますが、まったく苦になりませんでした。
私は本作が配信された直後に購入して温めておいたのですが、いつだったかアップデートが入り、「オールドスクールモード」が追加されていました。
無料アップデートのくせに追加実績100までついてるんですから太っ腹ですよね。
調べたところによると本作はクラウドファンディングを経てファンの力で実現した作品だそうで、無料アプデも感謝の意を表しているのでしょう。
どれだけ人気があり、続編を切望されたかはスタッフロールを見れば一目瞭然です。
さてこのオールドスクールモード、本編よりもはるかに難しい骨のあるモードなのですが、この味付けもやはり一味違いました!
高難易度化といえば被ダメの増加が一番ですが、本モードはその被ダメが馬鹿にならないくらい高いです。
序盤のカニに触れただけでハート二つが吹っ飛びます。体力強化をしてなければオワタ式です。
加えて敵の体力増加、配置ががらりと変わり、終盤の敵が序盤から出現したり、配置される数が増えたりしてかなり手強くなっています。
そして一番驚いたのが、なんとボスのパターンまでもが変わっているのです。
パーパーティンカースラグでしたっけ? 最初のボスと舐めてかかって見事に返り討ちを食らいました(笑)
やっつけじゃない、しっかりと練られた素晴らしい追加要素だと思います。それでもって、何かが制限されているわけではないので本編で通じた攻略がこちらでも通じるのがいいですよね。
本編に比べて制限されていることと言ったら、最終盤で手に入る魔力無限アイテムが消費した魔力を徐々に回復させる効果になっていること、持てる消費アイテムの数が9から6に減っていることくらいでしょうか。
与ダメが減ったり、アイテムの効果が半減したり、魔力消費が多くなったりしないので、「在ったモノが無いストレス」を抱えることなく没頭できるのは本当に良い難易度調整だと思いました。
とりあえずハードコアの攻略で必要になるのは被ダメを半減するビキニの鎧、それからボス戦でのごり押しに半月刀なのは相変わらずですが、道中を安全に通過するために無敵も必要になってくると思います。火と雷の魔法は買わないか、レリックの効果を切っておくと切り替えが楽になります。
どうせ風呂屋で宝石増殖するからと序盤をけちると、インチキ蛇屋さんにたどり着けなくて苦労しますよ(体験者は語る)。
実績ついでに付け加えておくと、一周する中で取り逃す恐れのある実績は二つです。
まず最後の四つの手がかりを全て集める実績。幾つか集まった段階でおじさんと話してしまうと選択肢が出ずに渡してしまうので話しかけないこと。
それからリスキー・ブーツをネズミ齧りで止めを刺すってやつです。ボスとは再戦できないのでこの二つはいつかどこかのタイミングで狙って解除しましょう(タイムアタックから察せますが効率よくやれば一周二時間ほどでクリアできるので取り逃しても特に問題にはならない)。
他ジェットコースターノーミス突破とか、砂漠の塔駆け上がりタイムアタックとか、工場ノーアラート突破とかは、実は初回訪問時でなくとも条件を満たせばいつでも解除できます。
ジェットコースターは魔力無限アイテム装備で火か雷の最終魔法をぶっぱ。ノーアラートは最後のワニ二匹が難しいのですが、蜘蛛ちゃんで頭上スレスレを渡り歩けば難なく素通りできますb そこまでの道中もハーピーでスイスイ。
前作パイレーツカーズと比べると、若干難易度下がっているかなとは思いますが、前作を遊んでいてコツを心得ているからとも取れます。ステージ数もちょっと少な目かなぁとも思いますが、ハードコアモードの追加で前作より一周多く回りますし、やはり誤差の範囲ですね。ボリュームは変わらずともボスノーミス撃破などシビアな要求が無い分実績的にはやっぱり楽にはなっているのでしょうか。
初見はじっくり見物しながら、タイムアタックはそれぞれに一周ずつ割いて、最後にハードコアをアイテムコンプ100%でクリア、こんな感じで15時間ほどでしたが、非常に濃密で非常に楽しい時間を過ごせました。
ホントお勧め。
もっともっと知名度があがって欲しいですね!
欲を言えば変身モーションも作って欲しかったです。
GBC版の変身はテンポが悪くなりがちでしたけど、それぞれの動物への変身に専用の振付が備わっていたのです。
本作にもそんなダンスシーンがオプションなりレリックなりで切り替えできるようになっていれば良かったのですが。
まずはストアで本作のPVをご覧ください。最高にワクワクさせてくれます。
↓貴重な寝起きのシャンティちゃん。まずは動きや操作感のチェック。溜め息でるくらい作り込まれてますねー><
↓最序盤のステージ。テーマソングと共に駆け抜けろ! ……駆け抜けろって言ってんの! 実はどのステージも初回に訪れた時と次回以降訪れた時とでステージの様子、昼夜、敵配置等がらりと変わっていて、この手の込みようはただただ脱帽です。
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シャンティの一番の武器はこの剛毛です(笑) 他にも鉄の錠を叩き壊したり、前作では砲弾を弾き返したりもします。
本作は日向さんにもすごくオススメですよ!
日記がシャンティだらけになること間違いなしです。
歌がBGMとして流れるのは残念ながらこのシーンだけで後に戻ってきたときは別の曲に差し替えられるのですが、シャンティシリーズは全てのBGMが非常にセンスのいい曲で纏まっていて聞き飽きません。
隠れたご褒美として実績イラストもホーム画面の背景にしたくなるようなものばかりです。
惜しむらくはローカライズですが機械翻訳すぎて電波な感じが逆にじわじわきます。
べた褒めして見苦しいでしょうが是非一度プレイしてみてもらいたいものです。
いかがお過ごしでしょうか?
へぇ〜、髪の毛で攻撃するのですね。
途中、箱まで髪の毛でブッ叩いて動かしていて、
思わず噴き出してしまいましたよ(笑)。
どんだけ硬いんだ……髪の毛……。
BGMがスゴく良いですね!
ステージ中に『歌』が流れるのは最高ですよね。
普通の曲だけのBGMよりも、はるかにヤル気が出ます。
また遊びに来ますね♪