おはようございます。あるへです。
本日はこちら「ファー:ローンセイル」のレビューです。
最近、モンハン攻略中のおやつ代わりにと、サックリ終わりそうなゲームばっかりやってます。ポコンポコン実績が解除されるのはやっぱり気持ちいい(笑)。
あと三本ほどコンプすれば総実績も30万に届きますしね。
さてこのゲーム。私のツボにがっつりハマりましたよ! こんなゲームを遊んでみたかったです。マジで。
本作は言葉もなく、NPCもおらず、ひたすら遠くを目指して愛車とともに旅をするゲームです。ただ走らせる、たったそれだけなのに、道中には様々な障害があり、非常にドラマチックです。
風とエンジンの音を聴きながら、のんびりと旅をする、ただそれだけなのに、ただそれだけだからこそ、すごく癒されつつ、この先に何が待ち受けるのか、冒険心をくすぐられ、非常に面白かったです。
本作はやはり雰囲気ゲーに属するので、ぶっちゃけ難易度は低いです。きちんと終わりもあるゲームなので、切り詰めてるとかなり備蓄の燃料が余ります。
個人的には、もうちょっと長く自然の脅威を感じたり、もうちょっと長く大自然の中を闊歩してみたり、燃料が枯渇してどうにもならなくなって、人力で車を引きながら次のウェイポイントを目指したりしてみたかったです。
所詮はアドベンチャーゲームであり、プレイヤーを飽きさせないようインターバルは短めで、簡単に詰ませないよう燃料も豊富なのが、このゲームの良いところでもあり、物足りないところでもありました。
実績の中には9000キロを踏破する項目もあるので、どんな長旅が待っているのだろうか、ゴールにたどり着いたらその先はローグライクな、「どこまでいけるだろうか」みたいなものに切り替わるのかな、とか妄想してましたが、そうではありませんでした。
旅、と来れば出会いと別れはセットなので、ある意味予定調和なのかもしれませんが、涙を禁じ得ませんね。お前とともに、どこまでも行けると信じてたのに><
私には、このゲームが悲劇に見えてしかたありません。
ゲームと値段のコスパ、ボリューム的には決して良くはないのですが、他のゲームでは味わえない、素晴らしい体験が待っていることは保証します。
↓エンジン音が良いんですよね。ゾンビのいない終末の世界。荒涼とした人のいない世界。
・追記
エンディングのシーン。きっと終末の世界で助けやコミュニティを求めた人々は、主人公と同じような車を駆り、孤独な旅を経てあそこに辿り着くのでしょう。だから、「Lone Sail"s"」なんだと思いました。
ぶっちゃけると一周およそ2500kmほどで、9000kmのためには4周必要なんですが、意外と4周目の最後までしんみり楽しめました。
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